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  • 一問一答「大切なあの人に何を質問したいですか?」【今すぐ連絡したくなる質問の心理学】

    2021-07-01 12:15  
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    あなたは大切なあの人に何を質問したいですか?

    今コロナの影響もありプライベートでも仕事でも、人間関係でも恋愛でも、どうしてもコミュニケーションが少なくなっているという現状もあるのではないでしょうか。
    今回は、きっと今すぐ誰かに連絡したくなる質問の心理学について紹介させてもらいます。
    質問の効果と具体的な例としての質問を紹介しますので、自分の大切な人や最近連絡を取っていないという人に電話やメッセージでもいいので、こんな記事を見たからちょっと質問してみたくて連絡してみたと使ってみていただけたらと思います。

    Q. 「「コロナの最前線で頑張っている彼女が疲弊して、最近思考がとてもネガティブで自分の価値を下げるような発言が多く不安定です。結婚する予定ですが彼氏としてどのように立ち回ればいいのでしょうか?」

    コロナの前線で極限の状態にいて、ずっと仕事を強制されているという状態になれば、忙しすぎてどうしてもメンタルは病んできます。
    このような場合には変にこちらから何かを求めるのではなく、相手の気持ちをただただ聞き出して、その感情にタイトルをつけるというテクニックがいいと思います。
    いわゆる傾聴と呼ばれるテクニックですが、これは FBI でテロリストとの交渉にも使われるようなテクニックです。
    激高しているテロリストと交渉するネゴシエーターは、交渉する時にまずは相手の話をひたすら聞きます。

    例えば、相手が今仕事が大変でこのまま仕事を続けることができるかどうかも不安だし、自分は結婚相手としてふさわしいかわからなくなってきたというようなことを話したとしたら、そんなことはないと否定するのではなく、その内容に対して同調するのでもなく、相手のその感情に寄り添って一緒に解釈するようにしてください。
    一緒になって相手が感じている感情には違う視点もあるのではないのかということを紐解いていきます。
    優しく質問しながら相手の感情を否定するのではなく、一緒になって紐解いていくというスタイルで話を聞いてあげてください。

    寄り添って相手が思っている感情を言葉にさせてあげると、人間は自分の感情を言葉にすればするほどメンタルが安定してきます。
    できるだけ細かく相手の話に対して質問して、その感情を感じた時のストーリーや理由を聞いてあげてください。

    DaiGo師匠のアドバイスは以上のような内容でした。

    質問の効果

    DaiGo師匠も紹介していたように、質問をうまく用いて傾聴のテクニックを使うことができれば、テロリストのような極限の状態にある状況でも、相手を説得することができるということが言われています。
    そんな質問には様々な効果があります。 
    傾聴により相手の心を掴むことができる
    質問により相手の行動を変えることができる
    質問により子供のやる気を出すことができる

    傾聴により相手の心を掴むことができる

    質問が上手な人は人間関係においてもかなりメリットがあります。
    人間というものは自分の思いや自分の話をたくさんした相手のことを信用するものですから、相手に信用してもらいたい、自分の事を信じてもらいたいと思うのであれば相手の話を聞く必要があります。

    傾聴のテクニックでは、まず口出しをせずに短く定期的に頷くことから始めます。
    そして、ただただそうやって聞いているだけでは、相手はちゃんと話を聞いているのだろうかと不安になってしまいます。
    ですから、相手の話に適切な切れ目があったり、3分から5分に1度ぐらいのタイミングで、相手が話している時にこちらにちゃんと話を聞いているのか伺いを立ててくるような様子を見せる時があります。

    そんな様子が見えた時には、例えば、

    「ちなみにそれは詳しく言うとどんな感じですか?」
    「それはいつ頃から始まった話ですか?」

    というような、本当に短い質問をその合間に入れるようにしてください。これによって相手はそのまま続けて喋りやすくなります。

    そして、続く第3段階では、相手がそれまで話した内容をコンパクトにまとめて、

    「それはこういう意味ですよね?」

    というような確認の質問を行います。
    ここでは相手から聞いた話に対する自分の理解が正しいのかお伺いを立てるような感じで確認を求めます。

    さらに、より強力かつ確実に相手の心や行動を変えたいとか、SNS など一体多数で同時に多くの人に対して影響を与えたいという場合には別のテクニックが必要になります。
    それについて学ぶのであれば、やはりこちらの1冊がおすすめです。


    超影響力~歴史を変えたインフルエンサーに学ぶ人の動かし方 (単行本)

    先日オーディオブック版も発売になっていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。

    質問により相手の行動を変えることができる

    人間というものは、質問に対して NO と答えたり反証するよりも、自分も確かに当てはまるかもと思う性質がもともとあります。
    人間は、自分が注目したものがあり得るもので、自分に当てはまると思いやすい生き物です。

    あなたにはこんな経験がありませんか?
    このような覚えはありませんか?
    もしかして今このようなことで悩んでいるのではないですか?

    このように言われると、みんな確かにそうかもと思ってしまうわけです。
    ですから、質問というものは、相手に何かしらの内容を尋ねるというよりは相手のマインドを特定の方向に向かせるためのものです。

    「誘導的質問」

    両面的質問というものがあり、これは例えば、皆さんが何か売り込みたい商品があったとして、相手に対して、あなたはこの商品に満足していますか?それとも、不満がありますか?と質問をすると、満足している面と不満を感じている面の両面を質問することができます。

    一方で、一面的質問というものがあり、例えば、あなたはこの商品のどんなところに満足していますか?と質問されると、自然とその商品の良いところを探すようになります。

    僕たちは、質問によって自分の頭の中や自分の経験の中を検索し始めます。
    ですから、満足していますか、それとも不満なところはありますかと質問されると、満足と不満の両面を探して天秤にかけることもできるようになるわけですが、どれぐらい満足していますかとか、どのような点に満足していますか、他の人にお勧めするとしたらどのようにお勧めしますかというように質問されると、そんな良い面ばかりを頭の中で検索し始めるので、自分のマインドはそちらの方向にセットされて自然とその商品を良い商品だと思い始めてしまいます。

    人間は周りからされる質問によって、物事に対する考え方が変わるだけでなく、自分の中のその質問された方向の思考を深めてしまうので、ダークな使い方をされると人生の満足度まで変わってしまうという研究もあるぐらいです。

    質問で説得力を2倍以上に!

    アンケートへの協力をお願いする実験があり、普通に呼び止めると29%の人しか協力してもらえなかったのに、事前にある質問を行うと77.3%もの人が協力してくれたという結果が確認されています。
    その質問とは・・・

    「あなたは人助けができるタイプですか?」

    と聞くだけです。
    それだけでなんと2倍以上もの人が協力してくれるようになったということです。

    つまり、事前にあなたは人助けができるタイプですかという質問をすることによって、人助けを普段しないようなタイプの人であっても、自分が何か人助けをした時のことを思い出したり、自分をよく見せたいので嘘でも人助けをするタイプですと答えるわけです。

    さらに、無料サンプルをもらえるという文脈で連絡先を教えてくれたのは33%だけの人達でしたが、ここでも事前にある質問を行うと、なんと75.7%もの人がメールアドレスを教えてくれたという結果が確認されています。
    ここでもその確率が倍以上に跳ね上がったわけです。
    その質問とは・・・

    「あなたは冒険心や好奇心があるタイプで、新しいことを試すのは好きですか?」

    という質問でした。
    わざわざ、自分は全く好奇心がなくてずっと保守的に生きているなんていう人はそうはいませんので、自分はそういうタイプだと思いやすくなるでしょうし、周りから見た時の印象としても好奇心があるタイプですと言った方が自分に対しての印象が良くなる気がするので、ほとんどの人がそれに対して YES と答えるようになります。

    ちなみに、この新しいことを試すのが好きなタイプですかという質問は結構万能な質問で、この新しいことを試すのが好きなタイプですか?という質問をされた人のうちおよそ97%の人が新しいことを試すのが好きだと答えています。
    実際にはそんなはずはなく、大体の人は保守的ですが、それでも新しいものを試したいし新しいものに挑戦する自分になりたいとみんな思っています。
    みんながなりたいと思っている性格を上手に使った質問だということです。

    そのようなみんながなりたいと思っている性格を表すような質問を第一段階で上手に使い、それに対してまずは YES と答えさせた上で、それにまつわる質問でお願いをすると相手が応じてくれる可能性が高くなるわけです。
    これを滑り台効果と言います。
    つまり、最初の質問で滑り台を滑り始め自分の狙っているところまで相手の心理を滑らせてくれます。

    同じように、性格的なタイプだけでなく、人が他人によく思われたいという欲求が誰しもありますので、そんな欲求を刺激する質問も効果的です。
    人に良く思われたいという欲求を刺激するために、相手にとって欲しい行動のサンプルになるような特徴を作り、それを質問として投げて、相手はそれに YES と答えることで気分が良くなり、次のお願い事も聞いてくれる確率が高くなるということです。

    相手の態度や行動を変えたいと言うのであれば、要望をそのまま言うのではなく、質問の中に紛れ込ませながら伝えることによって相手の態度を変えていくという方法が効果的です。

    質問により自分や子供のやる気を出すことができる

    質問するだけで、子供のやる気を引き出したり自分の集中力を高めたりする方法があります。
    子供に対しても、自分に対してもですが、自制心を発揮して勉強したりやらないといけないことに集中力を発揮するのは難しい場合が多いかと思いますが、質問のしかたをちょっと変えるだけで、これが可能になります。

    誘惑に負けそうになった時に、そこで負けなかったらどうなるかというようなイメージを思い出すだけでは、70%の確率で人は誘惑に負けてしまうということが分かっています。
    誘惑に負けなかった自分について考えると、今回ぐらいは怠けてもいいかと考えてしまいます。

    そこで使える質問があります。

    「あの時なぜ誘惑に負けなかったのか?」

    この質問を自分や子供に投げかけてみてください。
    やる気を出したり集中力を発揮したいという場合には、この誘惑に打ち勝った時の質問を投げかけることにより、人は誘惑に打ち勝った時の理由を考えるようになります。

    お子さんのやる気を引き出したいのであれば、

    「あの時はなんでうまくいったのかな?」
    「あの時は何でがんばれたのかな?」

    と理由を尋ねてあげてください。やる気を引き出すことが出来ます。

    自分や他人のモチベーションについて学ぶのであれば、やはりこちらの本がおすすめです。


    マネジャーの最も大切な仕事――95%の人が見過ごす「小さな進捗」の力

    相手の意見を変える質問の使い分け

    人間関係でも恋愛でも仕事でも、相手の意見を変えたいので必死に説得したり合理的に説明しても、どうしても相手は意見を変えてくれないという時もあると思います。
    そんな時は質問をうまく使い分ける必要があります。

    Whyで質問をすると、相手は自分の意見を正当化する理由を探そうとする
    Whatで質問をすると、相手は目的について考えるので、他の選択肢も考える余地が生まれる

    例えば、恋人が別れ話をしてきたとします。
    その時に、なぜそんなことを言うのかとWhyで質問をすると、人は今自分が考えていることを正当化する理由を探そうとするので、自分の別れたいという考えにより固執するようになってしまいます。
    ですから、Whatの質問でその目的を尋ねてください。
    もちろん、男女関係の場合にはすでにどうしようもない場合もあるでしょうが、そのような場合でなければ、その目的が関係を続けてもできるものではないかということに相手に気付かせることができれば、意見を変えてくれる可能性もあります。

    バイアスにハマりやすいか見抜く質問

    ここからは、皆さんが実際に誰かに質問したくなるような具体例をいくつか紹介していきます。
    まずは、皆さんがバイアスにハマって思い込みのせいで人生で損をしないかということを見抜く質問をさせてもらいます。
    皆さんが、Dラボで学んでいることが実践できているかということをチェックするために試してみてください。

    ふたつの質問で皆さんがこのようなバイアスに引っかかりやすいかどうかをテストします。直感で答えて下さい。

    質問①あなたはどちらでしょう?

    自分は、よく先入観で物事を決めてしまったり思い込みしがちだと思う。
    自分は、いつも冷静に物事を判断していると思う。

    質問②ある31歳のリンダという人がいます。リンダは独身で非常に頭の良い女性です。わりと強気で物事ははっきり言うタイプです。大学では哲学を専攻していて、その頃から人種差別や社会正義の問題に関心を持っていて、核の使用などのデモにも参加していました。このリンダの現在の職業は次の内どちらが正しいでしょうか?

    銀行員
    銀行員で女性解放運動もしている

    ・・・

    ・・



    では、答えです。

    質問①の答え

    自分は冷静に判断していると思っている人ほど、バイアス・思い込みに引っかかりやすいということがわかっています。
    自分はよく思い込みしがちだなと考えている人は意外と大丈夫かもしれません。
    逆に、自分は冷静に判断できていると考えている人は気づかない内にバイアスにハマっている可能性が高いということです。

    質問②の答え

    ダニエル・カーネマンが行った実験で、およそ500人の参加者を集めてIQを調べた上で、質問②の文章を読んで考えてもらいました。
    この質問は冷静に考えるとおかしいです。
    「職業はどちらが正しいか?」を質問していますから、仮に2が現状だとしても回答としては1が正しいわけです。しかも「銀行員」と「女性解放運動をしている銀行員」では明らかに「銀行員」の方が分母としても多いですから銀行員と答えるのが合理的でもあるわけです。
    ところが、IQが高い人に限定した場合でも、およそ8割の人が間違ったという結果が出ています。
    IQの高い低いとは全く関係なく同じ結果でした。

    この質問にハマってしまったからアウトというわけではなく、大事なのは頭が良い人でもそうでない人でも同様にバイアスにハマりやすく、自分も同じくハマりやすいということを知ることです。

    では、バイアスにはまらないようにするにはどうすればいいかというと、答えはひとつです。
    様々な種類のバイアスを知ることです。知った上で、自分もハマりやすいから気をつけようとすることがバイアスを逃れるために必要です。
    そんなデバイアスについてはこちらの一問一答で紹介していますので参考にしてみてください。


    科学的根拠に基づいた知識の実験、実践コミュニティ!〜メントレラボ〜
    一問一答「関係が壊れるのが怖くて踏み出せない」【可能性を拡げるデバイアスガイド】


    たった2つの質問で本性がわかる!

    電話やメールでも使えるであろう簡単で面白い質問を紹介しておきます。ぜひカップルの間のコミュニケーションに役立ててみてください。

    質問1:皆さんは、誰かと話している時に、自分が話していることが多いでしょうか?それとも、相手の話を聞いている方が多いでしょうか?
    質問2:皆さんは、嬉しいとついニヤけてしまったり、感動的な映画を見ていると泣いてしまったり、感情が表面に出やすいタイプでしょうか?

    実は、この1つ目の質問と2つ目の質問の結果の組み合わせによって、皆さんのコミュニケーションタイプが判別できます。

    人間のコミュニケーションタイプは・・・

    「自分の意見を主張するのが得意」+「感情表現豊か」
    「相手の意見を聞く」+「感情表現豊か」
    「自分の意見を主張するのが得意」+『感情表現しない」
    「相手の意見を聞く」+「感情表現しない」

    組み合わせによって4つのタイプに分類することができます。
    それぞれのコミュニケーションタイプの解説と相性のいいタイプを紹介します。

    ①エクスプレッシブタイプ:社交型「自分の意見を主張するのが得意」+「感情表現豊か」

    意見を主張することが得意で感情表現が豊かな人は、エクスプレッシブタイプ、つまり、社交型です。
    特徴としては、明るくてノリがいいタイプで、新しいことが大好きでトレンドにも敏感です。細かいことにはあまりとらわれることがなく、直感で物事を決める傾向があります。

    恋愛では、自分の話を聞いてくれたりリアクションしてくれて、趣味を一緒に楽しんでくれるような相手を求める傾向があります。
    ですから、相性のいい相手としては、聞き上手で癒し系のタイプです。つまり、次に紹介するエミアブルタイプ:友好型の人です。

    ②エミアブルタイプ:友好型「相手の意見を聞く」+「感情表現豊か」

    次は、相手の意見を聞くことが得意で感情表現が豊かな人で、エミアブルタイプ、すなわち、友好型です。
    特徴としては、人の気持ちや全体の調和を大切にする平和主義者で、穏やかな雰囲気で聞き上手です。やや優柔不断なところもあるので、1人で決断することが苦手な傾向があります。

    優柔不断な一面があるので、恋愛では共感力とリーダーシップを併せ持った相手に惹かれる傾向があります。
    ですから、相性のいい相手としては、明るくておしゃべりが好きなエクスプレッシブタイプ:社交型です。

    ③ドライバータイプ:行動型「自分の意見を主張するのが得意」+『感情表現しない」

    自分の意見を主張することが得意で感情表現をあまりしない人は、ドライバータイプ、すなわち、行動型です。
    その特徴としては、議論やデータを重視して合理的で冷静なタイプで、決断も早いためリーダー的な存在になることが多い傾向があります。

    恋愛では、主導権を自分が握っていたいと思っています。また、だらだらとした会話が苦手なため、感情的になることがなく順序立てて話をすることができる相手を求める傾向があります。
    相性のいい相手としては、感情に振り回されない人で、次に紹介するアナリティカルタイプ:理論型です。

    ④アナリティカルタイプ:理論型「相手の意見を聞く」+「感情表現しない」

    最後ですが、相手の意見を聞くことが得意で感情表現はあまりしない人は、アナリティカルタイプ、すなわち、理論型です。
    その特徴としては、考え深く何事もじっくり取り組む慎重な性格で、観察して分析することを好んで、独特の見解を持つことが多いです。口数は少なめですが、得意分野になると積極的に話すこともあります。

    恋愛では、自分から話すことが苦手なので、積極的に話しかけてくれる相手を好む傾向があります。また、感情よりもデータを重視する性格なので、理論的かつ冷静に話をすることができる人を求める傾向があります。
    相性のいい相手としては、冷静で行動力のあるドライバータイプ:行動型になります。

    相手の将来性を見抜く質問

    収入面を中心に相手の将来性を見極めるふたつの質問を紹介しておきます。

    質問その1「子供の頃、学校以外で何冊ぐらいの本を読んだ?」

    この質問は、イタリアのパドヴァ大学の研究をもとにしており、研究チームは、フランス・ドイツ・イタリアなど全9カ国から5280人の男性のデータを集め、家に置いてあった本の量と収入の関係性を調べました。
    その結果、子供の頃に学校以外で最低10冊以上の本を読んだ人は、読まなかった人に比べて、将来の年収が21%もアップするということが分かっています。

    質問その2 以下の質問に、YES/NOで答えてください
    1. 「世の中には漠然として人生を送っている人もいるが、自分は違うと思う」
    2. 「私はその時々の人生を生きており、未来についてあまり考えたことがない」
    3. 「人生でやるべきことをすべてやり終えたような感覚になる時がある」

    コーネル大学の研究から、人生に長期的な目標や目的を持っている人は収入が高いという結果が出ています。
    しかも、寿命まで伸びるということです。その研究で、被験者たちにぶつけられたのがこの質問です。

    この3つの質問に対して、

    1:YES、2:NO、3:NOと答えた人が人生の目的レベルが高い人と分類され、年収と貯金額が最も高いということが分かっています。
    ちなみに、人生の目的レベルが標準的な数値よりも1上がるごとに、貯金額が244万円ずつ上がっていくという結果も出ています。

    ここから先は、大切な人との関係を終わらせないための質問や対人関係における回避型の傾向を改善する質問、人生に行き詰まったりつらい状況に陥った時に他人に対しても自分に対しても使うことができる質問、そして、勉強でも仕事でも効率よく成果を出すための質問について解説していきます。
    知りたい方は続きをどうぞ。