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(再配信)コミュ障でもできる「5分間ネットワーキングトレーニング」 #1
2019-08-20 11:50306ptたった5分で人脈を増やす!コミュ障でもできる「5分間ネットワーキングトレーニング」
<目次>▼語尾を繰り返すミミッキング▼ポジティブゴシッピング(前向きな噂話)▼if Then プロファイル・・・以下有料枠・・・#1(前半)▼人間関係を保つために必要な接触回数
▼人脈作りに有効なのは「相手に合わせて話す」「素を出して話す」のどっち?#2(後半)
▼アダム・グラントの5分ルールで負担なく、頼れる人脈は作れる
▼会話が苦手な人ほど社交スキルが高い
まず、コミュ障という概念自体がおかしく、コミュ障の人とそうでない人に違いがあるとすると、初期のコミュニケーションだけです。
自分がコミュ障で喋るのが苦手だと思っている人と喋るのが上手いと思っている人を比べた実験があり、最初の1〜2回目までは、コミュ障の人は不利で、喋るのが上手い人の方が上手にコミュニケーションを取ることができますが、会う回数が3回以上になるとあまり差がないということが分かっています。
コミュ障だと思っている人は最初に何を喋ったらいいのかが分からないとか、初対面の人と会った時に何を話せばいいのかが分からないことが問題ということです。
自分はコミュニケーションをとるのが苦手だと思っているのをやめてもらい、最初に話すためのテクニックや話の糸口を持ち得ていないのが、問題だということを覚えておいてください。
コミュ障というものは、基本的には心理学的には存在せず、技術でなんとかなるものですから安心してください。
最初にコミュニティの中に入る時に、何と言って切り出せばいいのかがわからないということが、問題なだけです。コミュ障だと思っている人は、最初に何を喋ればいいのか?どのような話題を振ればいいのか?どうすれば人と仲良くなれるのかという方法さえ知ればなんとでもなるものです。
会う回数が、3回目以降になると、内向的な人の方が有利になる部分があります。内向的な人で、特に小説などの本をよく読む人は、相手の気持ちを察しやすく、集中力高く相手の話をしっかり聞けますので、内向的な人がコミュニケーションの技術を身につけることができれば最強です。
共感能力や相手の気持ちを察する能力というのは、なかなか練習するのは大変なものですが、しゃべる能力やコミュニケーション能力というのは簡単に高めることができます。
内向的なコミュ障だと思っている人の方が有利です。
技術を身につけて最初の壁さえ超えてしまえば、その後は内向的な人の方が有利になります。
▼語尾を繰り返すミミッキング
2010年にインシアードが話し方と親密性についての実験を行っています。
被験者に10分だけ好きなように話をしてもらい、その際に、半分のグループには相手の言葉の語尾を2〜3語繰り返してもらうように指示をしました。英語で2〜3語ということですから、日本語の場合は相手が最後に言ったことに注目するという感じでいいかと思います。
この繰り返すテクニックをミミッキングといいますが、ミミッキングを行った被験者は、相手との親密さが優位に増したという結果が出ています。相手の仕草や動作を真似するミラリングや、相手の話した言葉をそのまま繰り返すバックトラッキングや、相手の話した内容を要約して話すというテクニックもありますが、そこまでしなくても良かったわけです。この研究によると、友達になるための親密さを求めるのであれば、相手が話している最後の部分に注目して、それを繰り返すようにリアクションをとるだけでも親密さが増すということです。
相手が、仮に自分のわからない専門的な話や興味のない話をしていたとしても、ある程度会話も上手い友達になるべき価値があるような方であれば、最後にまとめや感想を言ってくれるはずなので、その部分を少し繰り返すだけでいいということです。
そのような専門的な話や自分が理解していない話を要約しようとしたり、下手に理解しているようなことを話してしまうと、相手を苛立たせることになるかもしれませんから、そのような時は相手が最後にまとめてくれた内容を少しだけ繰り返して、リアクションするだけでいいということです。
この語尾を繰り返すミミッキングをすると、嫌がられるのではないかと思う人もいるかもしれませんが、実際にはさほど気付かないものですし、実験でも嫌がられたという結果は出ていませんので、使いやすいテクニックだと思います。
相手の仕草などを真似るミラーリングも効果はありますが、これは相手に真似をしているということがバレると問題になります。そのようなネガティブな影響を考えたり、そこまで手間をかけることはしたくないという人には、このミミッキングというテクニックはお勧めできると思います。
▼ポジティブゴシッピング(前向きな噂話)
オハイオ州立大学の実験で分かったものですが、他人のことを積極的に褒めるような噂話を流す人ほど親密感を持たれる傾向があるということが分かっています。
逆に、第三者のネガティブな情報を流す人ほど嫌われました。
他人の悪口やよくない噂話を不用意にしてしまうと、被害を被るのは噂話をされた人ではなく、その噂話をした人本人になりますので気をつけてください。他のところでは自分の悪口も言っているのではないかと思われて、ポジティブな関係が築けなくなってしまうということです。
褒める人は好かれます。
上司や同僚や取引先から、誰かの悪口や陰口を言われる場合もあるかと思います。その発言を否定する必要はありませんが、相手の感情に共感してあげてください。相手の悪い噂話に乗っかり、自分も一緒にその噂話をした場合も自分の好感度は下がります。相手がそのような話をするということは、何かしらの被害を被っているか、嫌な思いをしたということですから、悪い噂話に共感するのではなく、相手の苦労に共感してください。
批判される人にも、良いところもあるはずなのですが、誰かのことを批判したり愚痴を言っている相手に対して、その人も色々考えてそうしているのでは?というようなことを言っても、相手は嫌な気持ちになるはずです。それは共感されていないと感じるからです。悪口に乗っかり一緒に言ってくれなかったからではなく、自分が言っていることを理解してくれていないと感じるからです。
これは、男女の場合にもよくあることで、女性が会社の不満や上司の愚痴を話している時に、男性はアドバイスをしたがりますが、男性のアドバイスが残念なのは、そこに共感が入っていないからです。
相手がつらかったり大変だったから不満や愚痴を言っているわけですから、その感情に共感するところからまずは始めましょう。
ちなみに、女性が普段仲良くしている友達で、嫌なことがあってその友達に対する愚痴を男性が言われたとします。それに対して同調してその友達を批判するようなことを言うと、なぜ私の友達を悪く言うのというようなリアクションをする女性がいます。
このような時も、基本的に女性は自分が嫌な思いをしたという感情に対して共感してもらいたいわけです。悪口や愚痴にのっかり一緒に批判してしまうと、自分の印象が悪くなってしまいます。
相手の話している内容に同意するのではなく、相手の感情に共感しましょう。
自分発信の場合にはポジティブな噂話を流しましょう。
普段から人のポジティブな面を見つけるようにすると、ポジティブゴシッピングもしやすくなりますので、誰かを褒めたり持ち上げるのと同時に、自分の評価も上がるようになります。
逆に、ネガティブな噂話をされた時には、それに同意するのではなく、その感情に共感するようにしましょう。
▼if Then プロファイル
行動の一貫性が大事です。
if Then プロファイルとは、「もし◯◯な環境・状況になったら、◯◯な行動を取る」といった一貫した行動の事です。
このような行動に一貫性がある人は、信頼性が増します。
ウィルフリッド・ローリエ大学の研究で友人たちのグループに対して、普段から一貫性のある行動をとるように指示をすると、その指示をしたグループは親密さが増し、逆に一貫性のない行動をとった場合、感情のコンフリクト(葛藤)が相手の中に生まれ、好感度が下がったということです。
一貫性がある人の方が、なぜ好かれるかというと安心だからです。
この人はこういう人だということを予測しやすいほうが、安心して接することもできるので、信頼感も増すわけです。意外性があるほうが楽しいという場合もありますが、人間関係においては、基本的に信頼感というものは、相手の行動が予測できる状況、つまり、環境が異常な状態にならなければ、自分の事を裏切ることがないという確信が信頼感につながるわけです。
この状況や環境による行動が、分かりやすければいい分かりやすいほど、信頼感は高まるということが分かっています。
何が起こるかわからない状況というのは、大きなストレスになります。
この先のより具体的な人脈作りのテクニックについては続きをどうぞ↓↓↓
続きの内容は・・・
▼人間関係を保つために必要な接触回数
▼人脈作りに有効なのは「相手に合わせて話す」「素を出して話す」のどっち?
▼アダム・グラントの5分ルールで負担なく、頼れる人脈は作れる
▼会話が苦手な人ほど社交スキルが高い
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やる気の出る職場選びと部下をやる気にさせる方法【40年の研究成果】
2019-08-19 11:50306ptやる気の出る職場選びと、部下をやる気にさせる方法を紹介させてもらいます。
基本的にはこの2つは同じです。やる気の出る職場とはどういう職場なのかということを考えれば、部下をやる気にさせる方法も分かります。やる気が出ないというのは自分のせいだけでもなく、組織としては、働きやすくやる気の出る環境を整えることが大事です。
後輩や部下がいる人も多いと思いますが、人のやる気をあげるのは難しいという人も結構いるのではないでしょうか。年齢や世代が違うと特にモチベーションの理由も変わってきます。自分たちが若い時にそれでモチベーションを感じてからといって、それを部下たちに強制しても誰もついてきません。
モチベーションというものは湧かせるものではなく、環境を整えると勝手に湧いてくるものです。
部下のいる人は、部下をやる気にさせるための方法として、逆に、これから仕事を選んだり転職をする人は、どんな職場であれば自分のやる気が高まるのかとして考えていただけたらと思います。
2014年のロンドン大学の研究で、能力をあまり発揮してくれない部下や、サボったりする倫理観の低い部下をうまく使うにはどうすればいいのかという先行研究をレビューしてくれたものがあります。
ここでいう倫理観の低い部下とは、規則違反やズルをする、出世するために同僚を陥れるとか上司を引きずりおろそうとする、不正をしたり上司の目の届かない所では仕事をしないというような、雇う側からしてあまり雇いたくない人達です。
部下のいない人でも、このような人たちが皆さんの周りにいると、結局、皆さんに仕事が回ってきて負担が増えてしまいます。そういう意味では、同僚の立場であっても、仕事をしない人を今回の知識で少しは仕事をするようにして、自分が楽になるためにも使えます。
この研究は、過去40年間の経営心理学の研究を調査して、そのような倫理観の低い組織にとって有害な社員に対して、どのように対処すればいいのかということを6つのポイントにまとめてくれています。
1. 組み合わせが大事
2013年の研究によると、従業員の生産性や有害な行動というものは、他の従業員に対しても波及してしまいます。
ズルをしたりやる気がない生産性の低い社員は、生産性の高い社員の隣に座らせるようにしてください。あるいは、組ませてください。
ペアプレッシャーといって、一緒に組まされることで比べられることを意識するので、やる気が戻ってきます。
ただし、組ませる場合には、どちらが行った仕事なのかということをはっきりわかるようにしておいてください。日本の企業では連帯責任という言葉がよく使われますが、サボった場合にそれが誰の仕事かはっきりわかるようにしておかないと、ズルをするような人は、誰の成果や仕事量なのか分からないようにあやふやにしてしまいます。そうなると、当然、組まされた生産性の高い人もやる気がなくなってしまいます。
これが最も簡単な方法です。皆さんも無理に頑張ることなく仕事を早く終わらせたいのであれば、仕事ができる人の近くで仕事をした方がいいです。
2. エンゲージメント
▼エンゲージメントの高め方
2006年の研究で、従業員の生産的な行動や非生産的な行動や、従業員の倫理観というものは、エンゲージメントと強く相関しているということが分かっています。
このエンゲージメントを高めてあげれば、生まれつきズルをしやすい人や、裏切ったり騙したりしやすい人であっても、有害な行動が減るということも分かっています。
この大切なエンゲージメントとはなんなのか、エンゲージメントを高めるにはどうすればいいのか、ということを知りたい方は続きをどうぞ↓
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来週の配信予定
2019-08-18 17:00来週の配信予定です。変更や追加がある場合もあります。
8/19(月)やる気の出る職場選びと部下をやる気にさせる方法【40年の研究成果】
8/20(火)(再配信)コミュ障でもできる「5分間ネットワーキングトレーニング」 #1
(再配信)コミュ障でもできる「5分間ネットワーキングトレーニング」 #2
8/21(水)「買いたい気分にさせる【意外な売り方】」イラストレーター南姫のマインドマップ
8/22(木)【性格が変わる】セカンドネイチャーの身に着け方
8/23(金)週刊YouTubeチャンネル
ご意見ご感想など▶︎ブロマガ担当こばやしまでhttps://twitter.com/mentalblog5884
弟子のみなさんの記事化希望やみなさん自身の知識の実践方法や活用方法なども合わせて、リプライかDMで受付中です(=^x^=)
みなさん自身がどのように人生を変えたり日々挑戦し前に進 -
週刊「YouTubeチャンネルまとめ」
2019-08-16 17:00306pt毎週金曜配信★YouTubeチャンネル分のまとめ。
成功しても自信を持てない【自己批判グセの治し方】
帰属エラー:失敗したら自分のせい、成功したら運が良かっただけ、他の人が助けてくれただけで自分の力ではないというように考え
・成功した原因→自分の外側に向ける
・失敗した原因→自分の内側に向ける
・・・対策しないといくら成功体験を積んでも無駄になってしまう!
「なぜ成功したのか?」
自分が何かに成功した時は、どのように成功したのかHowを考えるのではなく、なぜ成功したのかWhayをできるだけたくさん書き出す
→成功した時には理由を考えることで自分の能力に目が向くようになる
YouTubeはこちら▶︎https://youtu.be/4oMactaj7KM
ブログはこちら▶︎https://daigoblog.jp/generalizations/
ちょっとした違いでマイナスな方向に進ませ -
無駄なプレッシャーに振り回されないための完璧主義のトリセツ
2019-08-15 11:50306pt皆さんは完璧主義ですか?
この完璧主義はメンタルにとても良くないものです。全員と仲良くしようとか、全てのことをそつなくこなそうと思うことは、メンタルを病んでしまう考え方です。
完璧主義は、ネガティブな感情に振り回されてしまったり、誠実性が失われ物事をコツコツと進めることができなくなる、さらには、人生における失敗が増える上に、自殺率まで増えてしまうということが分かっています。
このような完璧主義が現代人に増えています。90年代からこの完璧主義思考が増え始めていて、これが、不満もないし好きなこともできて生きていけるし、暇つぶしのエンターテイメントもたくさんあるけれど、なんとなくもやもやとした不安を感じる原因なのではないかと言われています。
この完璧主義の危険性と、どのようにして、それから逃れることができるのかということを紹介します。自分は完璧主義ではないという人もいると思いますが、気づかないうちに完璧主義になっている人もいます。
例えば、旅行やスポーツ、新規事業など、新しいことを始める時に、全て準備を整えないといけないとか、道具や情報が全て揃ってからでないと出来ないというような、条件が揃わないと出来ないというのも、ある種の完璧主義です。
完璧主義は、異常に失敗を恐れている状態です。極端に失敗を恐れ、新しいチャンスが恐怖でしかない状態のことです。完璧主義はいいことは何もありません。
完璧主義になればなるほど新しいチャンスをつかめないので、どんどん完璧とは程遠いような人生を歩むようになってしまいます。
では、完璧ではなく適当でいいとか、8割で満足するようにしようどうしたのでは、解決になりません。完璧主義の人がなぜ完璧主義に陥ってしまったのかという原因を理解した上で対策しないと、いつまでたっても直りません。
さらに、完璧主義は人生を狂わしてしまうものですが、完璧主義には取説があり、ある方法で完璧を追い求めると、自分が成長していくこともできることが分かっています。
▼完璧主義になると起こる恐怖
1. ネガティブな感情に振り回されやすくなる
自分の内側から湧いてくるネガティブな感情だけでなく、他人に言われたネガティブなことに対しても振り回されやすくなります。
これは、自分が他の人に嫌われたくない、自分は周りに評価される人間でなくてはならないと考えているので、誰かにちょっと何かを言われただけで、すぐ振り回されてしまうということです。
2. 誠実性が減る
誠実性とは、コツコツ物事を行ったり計画的に何かを進めることができる性格特性のことです。完璧を追い求めているにも関わらず、コツコツ物事を進めたりすることができなくなってしまいます。無計画になるのでより失敗しやすくなり、新しいことにチャレンジする事も怖くてできなくなります。
3. 人生で失敗が増える
2つの点で失敗が増えます。
<1>新しいことに対する挑戦が恐ろしくなり、時代の変化についていけなくなる。
<2>大きなことができず、手近な仕事ばかりに手をつけてしまうので、いつまでも現状が変わらず、ありもしない完璧を追い求め悶々とした人生を送ってしまう。
▼完璧主義が若者に増えている
完璧主義が危険だというデータはたくさんありますが、完璧主義な人ほど自殺率が高くなるというメタ分析があります。
完璧主義の人は、ミスがない状態を目指すがあまりプレッシャーが極端に高くなってしまいます。
適度なプレッシャーであれば、僕たちのモチベーションを上げてくれたり、緻密に細部を見る能力を高めてくれますが、あまりにもプレッシャーが高くなると、メンタルを病んでしまったり、積もり積もったストレスにより新しいことに挑戦できなくということが起こります。
ダルハウジー大学の研究で、90年代から完璧主義者が増え始めているということが分かっています。これは、メタ分析になっていて、過去に行われた完璧主義に関する研究から77件を集めておよそ25,000人分のデータを集めたものです。被験者の年齢は15〜49歳で学生を中心としたデータセットで、その全てを分析し、過去25年間で完璧主義がどれぐらい増えたのかということを調べました。
その結果、現代の若者に完璧主義がとても増えているということです。特に1990年代からの増加率が著しく、若者たちが気づかないうちに完璧主義になっています。
その原因としては、完璧主義は、比較対象が多くなればなるほど増えてしまいます。つまり、社会の競争が激しくなってきて、昔であれば、学生の頃には競争といっても部活の中ぐらいで、大きな人生の差を決めるような競争はありませんでした。今は、フォロワーの数の差で競争が生まれたり、学生でもビジネスで成功できる時代になりました。そういう意味で、競争が激しくなったからというのがひとつの原因ではないかとされています。
SNS により、個人の生活の良し悪しやパフォーマンス見えやすくなっていることが原因だとも言われています。このように、個人の差が見えるようになったことが、完璧主義を増やす原因になっているのではないかとされています。
この研究では、そんな完璧主義の若者が歳をとるとどうなるのかという事も調べています。
結論としては、完璧主義は年齢を重ねれば重ねるほど、失敗しやすくなります。
つまり、完璧主義は若い内にちゃんと対策すれば問題ありませんが、完璧主義のまま歳をとっていくと、ただひたすらチャンスを逃し続けて、新しいことにも挑戦できません。歳をとってから新しいことに挑戦することができないと、認知症にもなりやすくなります。友達も人間関係も失ってしまいます。
この先は、更なる完璧主義の危険性と具体的な対策を紹介していきます。新しいことに挑戦するのが怖い、人に嫌われるのが怖い、準備が整わないと何もできない、というような方は、ぜひ続きをご覧いただき対策していただければと思います。
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「浜崎あゆみさんが【いまさらの暴露本の理由】を心理学的に分析してみた」イラストレーター南姫のマインドマップ
2019-08-14 11:50
イラストレーター南姫(なみ)さんによるマインドマップ・・・今回は、「いまさらの暴露本の理由を心理学的に分析してみた」です!
急速に成功した人が陥りやすい落とし穴とそれを避けるためのポイントを知るためにご活用ください〜
▼画像が拡大できない方はこちらhttps://bmimg.nicovideo.jp/image/ch2640412/667663/b605a400e5b4c181104fb2dc0b4a7f3b106e32f6.jpg<動画はこちら>▼浜崎あゆみさんが【いまさらの暴露本の理由】を心理学的に分析してみた
https://www.nicovideo.jp/watch/1564641663▼続きの動画は
お金で不幸にならないための心理学https://www.nicovideo.jp/watch/1543074963■記事が見れないなどの不具合についてのお問い合わせは、ニコニ -
(再配信)週40時間の自由を作り出すための超時間術~時間認知のゆがみを矯正して失われた時間を取り戻すには
2019-08-13 11:50306pt
週40時間の自由を作り出すための超時間術
~時間認知のゆがみを矯正して失われた時間を取り戻すには
時間を上手に使いましょうとかよく言われますが、僕たちは失われている時間には結構無頓着だったりします。
お金の場合でも、たくさん稼ぐためや使い道を考える投資の本などはたくさんあるのに、無駄に出て行っているところへの対策をしようと考える人が少ないものです。ということを考えて出させていただいたのがこちらの本です。
週40時間の自由をつくる 超時間術
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みなさんのおかげで大変評判も良いということですので、この本で触れてないことも含めて紹介させていただきます。
▼時間がないのは時間認知のゆがみが原因!
僕たちが時間について考える時には、余計な時間をなくしてうまく時間を使う方法を考えようとか効率よく時間を使おう、そこから時間を作り出そうとしますが、そうではなく、実は時間認知が歪んでいることによって本当は時間があるのにないように感じてしまうのではないか。
そんなに働いていないのに、自由な時間も作れるのに、リラックスしていないせいで自由な時間も楽しむこともできず、あるのにないと感じているのではないかという疑問が生まれました。
これは確かで、忙しい人でも時間はあるよと言いながらも誰よりも忙しかったり、とても忙しくて本当に1日に1時間ぐらいしか自由な時間がないのにその限られた時間をゆったりと過ごしている人もいます。
逆に、自由な時間がたっぷりあるのに忙しい忙しいと何もせず言ってる人もいるわけです。
仕事が上手だとか下手だとかいうことではありません。
これは時間の認知、時間をどのように捉えるのかという感覚によって違いが出てきています。
時間は皆が一率に持っているもののように見えますが、実際には感じ方が違うことで意味が変わってきます。
これは他のことでも同様で、例えばワインのラベルを変えるだけで人間は感じる味さえも変わってきます。このような人間の認知の歪みに関しては様々なところで確認されていましたから、自然な発想としてこれは時間でも同じことが起きるのではないかということを考えたのがこの本を出すきっかけになりました。
調べてみると、人間は認知の歪みにより正しく時間を感じることができなくなることがあるということがわかりました。
僕たちの労働時間は実際には増えていません。現代人は忙しいと言われながらもそんなには増えていません。忙しいと思っている人も実際にはそんなに働いてはいません。にもかかわらず僕たちは週に40時間もの時間を無駄にしています。
時間の認知が正しく行われないことによってこんなにもたくさんの時間を無駄にしているわけです。
ですから、効率的な仕事術を手に入れる必要もないし新たに時間を生み出す必要もないしやることを減らす必要もないとなります。もちろん効率を求めることは併せてできればより良いに越したことありませんが、ただ歪みを正してあげれば週40時間の失われた時間を取り戻すことができます。
▼やるべきことがちっとも終わらない「時間飢饉」状態を抜け出すには
ビジネスの時間管理において、近年社会心理学の世界でよく話題に出てくることですが「時間飢饉」とか「時間汚染」という考え方があります。
時間がないと考え時間に対する渇望のようなものが時間飢饉です。この言葉が最初に使われたのはミシガン大学のパーロー氏の1992年の論文です。現代では働いてる人たちの多くがやることが多すぎるのに時間がなさすぎると書かれていますから、1992年段階で既にこのような考え方が生まれていたわけです。
今ではスマホができたり新たな技術が生まれることによってこの時間がないという感覚は僕達の中にもっと強まっているという気はしますが、人間は昔から忙しさを感じている人が多かったということです。
ミシガン大学のその後の追試(2000年と2002年の論文)によって、この時間飢饉の感覚が組織の生産性を大きく下げているのではないかということが確認されています。
時間がないことが生産を下げるとか時間がないからやるべきことができないと考えていますが、そうではなく、やるべきことは多くあるのに時間がなさすぎると思っていることによって目の前のことに対する生産性が下がり、それによりいつまでたっても仕事が終わらないようになるし目の前のことにも手がつかなくなり仕事は終わらなくなってしまい、その結果時間が足りないという感覚がより強くなる。そして、時間が足りないというその感覚がまた生産性を下げるので仕事が終わらなくなる・・・となります。
時間飢饉の感覚が生産性を下がるから結果がついてこなくなるということが起きます。
もちろんやるべき事があまりにも多すぎるとか、時間があまりにも足りなさすぎるという時は別ですが、やるべきことが多すぎるわけでもないし時間が足りないというわけでもありません。
時間飢饉の感覚によって生産性が低下していることが問題ですから、実はやるべきことはそんなにない、時間も結構あるという感覚を持つことによって、かえって仕事も進むようになるし時間も保つことができるようになるということです。
これが今回のこの本で一番言いたかったことです。
僕たちはもっと時間があったらいろんなことができると思いがちですが、そうではないわけです。時間はあります。この感覚を皆さんにも身につけてもらいたいと思います。
▼時間認知はどのようにして歪んでいくのか?
「時間飢饉」
2015年にデューク大学が時間飢饉の心理に関する研究を行っています。123人の男女を対象にお金や仕事に関するトラブルを想像してもらい、それにより人間の時間飢饉の感覚はどのように起きるのかということを調べたものです。
その結果、コンフリクト(競合する、ぶつかる、葛藤する)という概念があり、ゴールに対するコンフリクトが大きくなるほど切羽詰まった感覚や焦りが生まれてやることはたくさんあるのに時間が足りないという感覚に襲われ、その結果時間飢饉が起きるということがわかりました。
このコンフリクトが時間飢饉の原因だということです。
コンフリクトとは、例えば・・・
子供との時間を過ごしたいのだけれど、自分の給料を上げるために資格の勉強したい。
老後のために貯金をしたいけれど今欲しいものがある。
ダイエットしたいけれど目の前に食べたいケーキがある。
このような、同時には2つの目標を達成できないような競合してしまうものがコンフリクトです。これが生まれると時間飢饉が起きます。
やるべきことが多くても1つずつ片付けていくことができれば結構物事は終わるものです。ところがそれぞれが競合するものであったらどれから手をつけていいかが分からなくなってしまうわけです。全てが両立していないという感覚が焦りを生み、やるべきことがたくさんあるのに時間が足りないという感覚を作ってしまいます。
この対策としては色々な方法がありますが、僕の場合は自分の目的に全てを繋げてしまうというテクニックを使っています。そうすることでたくさんのことをやっていても競合するコンフリクトを防いでいます。
例えば、ニコニコの放送をすることは知識の定着に役立ちます。知識の定着ができると本を書くときにもとても役立ちます。いい本を書くことができればコンサルタントの仕事も入ってくるようになります。その際企業から実際にもらう悩みやビジネスを作る時には心理学の知識は役立ちます。僕の人生の目的は知識の最大化ですから、本や論文を読んでいる時は一番幸せな時です。ということは自分の自由な時間も担保することができる。というように全てが繋がっています。こうなると何も悩むことはなくなります。
これが最も効果のあるテクニックです。
自分の人生の目的を決めて全ての行動をそこにつなげてしまうというテクニックです。
これはリフレーミングともいい、自分のやっている仕事や活動が自分の人生の目的にどれぐらい繋がるのか、自分のしている1日の行動のその全てが人生の目的に繋がっているということが分かるとコンフリクトはなくなり生産性は上がり新しいことも次々とできるようになります。
ですから、僕は毎日よく働くなと言われますが、そもそも働いているという感覚がないわけです。これが僕の人生だからです。全ての行動が自分の人生につながっているからです。この感覚を持つことができるとコンフリクトはゼロになります。
問題なのはやるべきことがたくさんあることではありません。人生の目的はこれだというやるべきことが分かっていないから矛盾する目標を自分が持っているわけです。そのコンフリクトによってやるべきことが多いという時間飢饉が生まれています。
自分の人生の目的を考えてやるべきことを整理することから始めるべきです。1つの目標につなげていくようにすればいいということです。
コンフリクトする目標を立ててしまうと時間飢饉の感覚は強くなっていき、時間の浪費に対する罪悪感やゴールを達成できないことの恐怖がストレスを生むようになり、その結果実際よりも時間が足りないという感覚になってしまいます。
時間飢饉の原因はコンフリクトによるストレスです。
ですから、ストレス対策もこの時間飢饉には効果があります。
以前紹介しましたが、時間が足りないと感じている時には他人に親切にするといいということが分かっています。余裕があるという感覚を持つことができて実際に時間を上手に使うことができるという研究があります。他人に親切にすることによって自分が社会に必要とされているという感覚を得たり感謝されることによりストレスを発散することができます。それにより時間飢饉の感覚が下がるので生産性が上がり自分の仕事もはかどるということです。
時間のない人ほど他人のために時間を使った方がいいということです。
今まで計画術の話も何度かしてきましたが、この時間術と計画術の話は結構かぶっていて、計画する時にもコンフリクトが起きないような目標の立て方をすることがとても大事です。
漫然とただやるべきことを to do リストなどに入れて行くと何が起きるかというと、コンフリクトが生まれ、いつまで経っても終わらないということが起きます。両立させるにはどうすればいいのか、あるいは、片方の目標をリフレーミングさせることによって目標を1つの行動で成り立たせることにはどうすればいいのかということを考えるのが大事です。
目標を立てる時にはコンフリクトが起きていないかということに注意をして立てることが重要です。
「時間汚染」
時間飢饉の感覚をもたらす者にもう1つ時間汚染というものがあります。Contaminated Timeという概念があり、これはメリーランド大学のジョン・ロビンソン教授が提唱しているものです。
今目の前でやっていることがあるにも関わらず、その時間の合間合間に人に話しかけられたり LINE が鳴ったりどうでもいいことを思い浮かべたりというように何度も何度も分断されることが起きます。このように分断され時間が細切れになることが時間汚染です。
つまり、まとまって1つのことに集中できたりのんびりと1つの事を楽しむことができるはずなのにそこに余計なものが入ってきて時間が細切れになることで時間汚染が起きるわけです。
これは、要するにマルチタスクです。色々な事を同時にしようとすると時間が分断されます。これが時間飢饉の感覚を加速させるということが分かっています。
しかも、分断された時間は脳の前頭前野(ネガティブな感情を処理したり理性を司る)にストレスを与えてしまい、それにより扁桃体(苛立ちや恐怖といった感情を生み出す)が活性化し、時間が足りないという不安や焦りが生まれてその結果時間飢饉という感覚が起きるということです。
ですから、時間を分断しないようにすることが大事です。
自宅でゆっくり映画を見ているのに LINE をする人、読書している最中でもスマホの通知が鳴ったらすぐチェックする人がいますが、これは危険です。
普段自分がプライベートでのんびりしている時間なのにわざわざ自ら時間汚染を起こしているわけです。それにより時間飢饉が起きてしまい、最近仕事が忙しくてプライベートな時間が全く取れないと言う結果を自分で引き起こしています。せめて、自分のプライベートなゆっくりする時間ぐらいは時間汚染が起きないようにした方がいいです。
できるだけ分断されることなく一定の時間同じ行動をとることによってストレスというのは対策できるものです。
ストレス対策の話でも紹介しましたが、ミネソタ大学の研究で本を読まない人が1日に30分ゆっくり読書する時間を作るだけで僕たちのストレスは68%も減少することが分かっています。
この時間の分断を防いだり、すでに時間飢饉を感じてしまった時にこの時間飢饉の感覚を抑えて生産性が下がらないようにして目の前のことに集中するにはどうすればいいのか?
簡単にわずか数分で時間飢饉の感覚から抜け出す方法があります。
続きの内容は・・・▼わずか2分で時間飢饉の感覚を15%も減少させるテクニックとは?「時間飢饉のリフレーミング」「時間飢饉と親切」▼ある写真を見るだけで時間認知が修正される?
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怒りをぶつけるてくる人【ストレスコミュニケーション】対策法
2019-08-12 11:50306ptストレスコミュニケーションとは、ハーバード・ケネディ・スクールのホリー・ウィークス博士が、2001年の研究で提案したもので、相手に対して怒りや恐怖を与えるコミュニケーションのことです。要するに、皆さんを怒らせようとしたり、恐怖感を与えようとするコミュニケーションのことです。
このようなストレスコミュニケーションを仕掛けてくる人に対して、どのように対処すればいいのかということを126の先行研究をもとに纏めてくれています。
ストレスコミュニケーションを仕掛けてくる人にどのようにして対処すればいいのかということを前半で解説させてもらい、後半では、最も怒っている人に対応し、緊張感と大きな結果を伴うであろうFBI の人たちが、どのような指針で取り組んでいるのかということを参考にしつつ、怒り狂っている人を鎮めるにはどうすればいいのかということを紹介させてもらいます。
プライベートでも仕事でも、彼氏や彼女と喧嘩したという時でも、日常の中で実際に使える内容です。
ご覧になりたい方は続きをどうぞ↓ -
来週の配信予定
2019-08-11 17:00来週の配信予定です。変更や追加がある場合もあります。
8/12(月)怒りをぶつけるてくる人【ストレスコミュニケーション】対策法
8/13(火)(再配信)週40時間の自由を作り出すための超時間術~時間認知のゆがみを矯正して失われた時間を取り戻すには
8/14(水)「浜崎あゆみさんが【いまさらの暴露本の理由】を心理学的に分析してみた」イラストレーター南姫のマインドマップ
8/15(木)無駄なプレッシャーに振り回されないための完璧主義のトリセツ
8/16(金)週刊YouTubeチャンネル
ご意見ご感想など▶︎ブロマガ担当こばやしまでhttps://twitter.com/mentalblog5884
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みなさん自身がどのように人生を変えたり日々挑戦し前に進んでいる -
週刊「YouTubeチャンネルまとめ」
2019-08-09 17:00306pt毎週金曜配信★YouTubeチャンネル分のまとめ。
早寝早起き【意味ないどころか有害】
クロノタイプが朝型の人でも朝は7時より前に起きない方がいい!(ウェストミンスター大学)7時より早く起きるとコルチゾールが高止まりしてしまう→全身の炎症や老化早起きは集中力を確かに高める!しかし・・・一日のエネルギー消耗量が増える→怒りの感情が増す・ストレスが増えるYouTubeはこちら▶︎https://daigoblog.jp/earlyrisingrisk/ブログはこちら▶︎https://youtu.be/kQQWjNIhFwc
ストレスを減らしつつ集中力も高めるためのおすすめ動画メンタルを自在に操るための呼吸の科学~不安とやる気を操る7つぐらいの呼吸法▶︎https://www.nicovideo.jp/watch/1561783207
ちょっと想像するだけで【集中力を上げる方法】
考えるだけで
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