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記事 286件
  • (再配信)週40時間の自由を作り出すための超時間術~時間認知のゆがみを矯正して失われた時間を取り戻すには

    2020-10-07 17:00  
    306pt

    週40時間の自由を作り出すための超時間術
    ~時間認知のゆがみを矯正して失われた時間を取り戻すには
    時間を上手に使いましょうとかよく言われますが、僕たちは失われている時間には結構無頓着だったりします。
    お金の場合でも、たくさん稼ぐためや使い道を考える投資の本などはたくさんあるのに、無駄に出て行っているところへの対策をしようと考える人が少ないものです。ということを考えて出させていただいたのがこちらの本です。


    週40時間の自由をつくる 超時間術
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    みなさんのおかげで大変評判も良いということですので、この本で触れてないことも含めて紹介させていただきます。
    ▼時間がないのは時間認知のゆがみが原因!
    僕たちが時間について考える時には、余計な時間をなくしてうまく時間を使う方法を考えようとか効率よく時間を使おう、そこから時間を作り出そうとしますが、そうではなく、実は時間認知が歪んでいることによって本当は時間があるのにないように感じてしまうのではないか。
    そんなに働いていないのに、自由な時間も作れるのに、リラックスしていないせいで自由な時間も楽しむこともできず、あるのにないと感じているのではないかという疑問が生まれました。
    これは確かで、忙しい人でも時間はあるよと言いながらも誰よりも忙しかったり、とても忙しくて本当に1日に1時間ぐらいしか自由な時間がないのにその限られた時間をゆったりと過ごしている人もいます。
    逆に、自由な時間がたっぷりあるのに忙しい忙しいと何もせず言ってる人もいるわけです。
    仕事が上手だとか下手だとかいうことではありません。
    これは時間の認知、時間をどのように捉えるのかという感覚によって違いが出てきています。
    時間は皆が一率に持っているもののように見えますが、実際には感じ方が違うことで意味が変わってきます。
    これは他のことでも同様で、例えばワインのラベルを変えるだけで人間は感じる味さえも変わってきます。このような人間の認知の歪みに関しては様々なところで確認されていましたから、自然な発想としてこれは時間でも同じことが起きるのではないかということを考えたのがこの本を出すきっかけになりました。
    調べてみると、人間は認知の歪みにより正しく時間を感じることができなくなることがあるということがわかりました。
    僕たちの労働時間は実際には増えていません。現代人は忙しいと言われながらもそんなには増えていません。忙しいと思っている人も実際にはそんなに働いてはいません。にもかかわらず僕たちは週に40時間もの時間を無駄にしています。
    時間の認知が正しく行われないことによってこんなにもたくさんの時間を無駄にしているわけです。
    ですから、効率的な仕事術を手に入れる必要もないし新たに時間を生み出す必要もないしやることを減らす必要もないとなります。もちろん効率を求めることは併せてできればより良いに越したことありませんが、ただ歪みを正してあげれば週40時間の失われた時間を取り戻すことができます。
    ▼やるべきことがちっとも終わらない「時間飢饉」状態を抜け出すには
    ビジネスの時間管理において、近年社会心理学の世界でよく話題に出てくることですが「時間飢饉」とか「時間汚染」という考え方があります。
    時間がないと考え時間に対する渇望のようなものが時間飢饉です。この言葉が最初に使われたのはミシガン大学のパーロー氏の1992年の論文です。現代では働いてる人たちの多くがやることが多すぎるのに時間がなさすぎると書かれていますから、1992年段階で既にこのような考え方が生まれていたわけです。
    今ではスマホができたり新たな技術が生まれることによってこの時間がないという感覚は僕達の中にもっと強まっているという気はしますが、人間は昔から忙しさを感じている人が多かったということです。
    ミシガン大学のその後の追試(2000年と2002年の論文)によって、この時間飢饉の感覚が組織の生産性を大きく下げているのではないかということが確認されています。
    時間がないことが生産を下げるとか時間がないからやるべきことができないと考えていますが、そうではなく、やるべきことは多くあるのに時間がなさすぎると思っていることによって目の前のことに対する生産性が下がり、それによりいつまでたっても仕事が終わらないようになるし目の前のことにも手がつかなくなり仕事は終わらなくなってしまい、その結果時間が足りないという感覚がより強くなる。そして、時間が足りないというその感覚がまた生産性を下げるので仕事が終わらなくなる・・・となります。
    時間飢饉の感覚が生産性を下がるから結果がついてこなくなるということが起きます。
    もちろんやるべき事があまりにも多すぎるとか、時間があまりにも足りなさすぎるという時は別ですが、やるべきことが多すぎるわけでもないし時間が足りないというわけでもありません。
    時間飢饉の感覚によって生産性が低下していることが問題ですから、実はやるべきことはそんなにない、時間も結構あるという感覚を持つことによって、かえって仕事も進むようになるし時間も保つことができるようになるということです。
    これが今回のこの本で一番言いたかったことです。
    僕たちはもっと時間があったらいろんなことができると思いがちですが、そうではないわけです。時間はあります。この感覚を皆さんにも身につけてもらいたいと思います。
    ▼時間認知はどのようにして歪んでいくのか?
    「時間飢饉」
    2015年にデューク大学が時間飢饉の心理に関する研究を行っています。123人の男女を対象にお金や仕事に関するトラブルを想像してもらい、それにより人間の時間飢饉の感覚はどのように起きるのかということを調べたものです。 
    その結果、コンフリクト(競合する、ぶつかる、葛藤する)という概念があり、ゴールに対するコンフリクトが大きくなるほど切羽詰まった感覚や焦りが生まれてやることはたくさんあるのに時間が足りないという感覚に襲われ、その結果時間飢饉が起きるということがわかりました。
    このコンフリクトが時間飢饉の原因だということです。
    コンフリクトとは、例えば・・・

    子供との時間を過ごしたいのだけれど、自分の給料を上げるために資格の勉強したい。
    老後のために貯金をしたいけれど今欲しいものがある。
    ダイエットしたいけれど目の前に食べたいケーキがある。

    このような、同時には2つの目標を達成できないような競合してしまうものがコンフリクトです。これが生まれると時間飢饉が起きます。
    やるべきことが多くても1つずつ片付けていくことができれば結構物事は終わるものです。ところがそれぞれが競合するものであったらどれから手をつけていいかが分からなくなってしまうわけです。全てが両立していないという感覚が焦りを生み、やるべきことがたくさんあるのに時間が足りないという感覚を作ってしまいます。
    この対策としては色々な方法がありますが、僕の場合は自分の目的に全てを繋げてしまうというテクニックを使っています。そうすることでたくさんのことをやっていても競合するコンフリクトを防いでいます。
    例えば、ニコニコの放送をすることは知識の定着に役立ちます。知識の定着ができると本を書くときにもとても役立ちます。いい本を書くことができればコンサルタントの仕事も入ってくるようになります。その際企業から実際にもらう悩みやビジネスを作る時には心理学の知識は役立ちます。僕の人生の目的は知識の最大化ですから、本や論文を読んでいる時は一番幸せな時です。ということは自分の自由な時間も担保することができる。というように全てが繋がっています。こうなると何も悩むことはなくなります。
    これが最も効果のあるテクニックです。
    自分の人生の目的を決めて全ての行動をそこにつなげてしまうというテクニックです。
    これはリフレーミングともいい、自分のやっている仕事や活動が自分の人生の目的にどれぐらい繋がるのか、自分のしている1日の行動のその全てが人生の目的に繋がっているということが分かるとコンフリクトはなくなり生産性は上がり新しいことも次々とできるようになります。
    ですから、僕は毎日よく働くなと言われますが、そもそも働いているという感覚がないわけです。これが僕の人生だからです。全ての行動が自分の人生につながっているからです。この感覚を持つことができるとコンフリクトはゼロになります。
    問題なのはやるべきことがたくさんあることではありません。人生の目的はこれだというやるべきことが分かっていないから矛盾する目標を自分が持っているわけです。そのコンフリクトによってやるべきことが多いという時間飢饉が生まれています。
    自分の人生の目的を考えてやるべきことを整理することから始めるべきです。1つの目標につなげていくようにすればいいということです。
    コンフリクトする目標を立ててしまうと時間飢饉の感覚は強くなっていき、時間の浪費に対する罪悪感やゴールを達成できないことの恐怖がストレスを生むようになり、その結果実際よりも時間が足りないという感覚になってしまいます。
    時間飢饉の原因はコンフリクトによるストレスです。
    ですから、ストレス対策もこの時間飢饉には効果があります。
    以前紹介しましたが、時間が足りないと感じている時には他人に親切にするといいということが分かっています。余裕があるという感覚を持つことができて実際に時間を上手に使うことができるという研究があります。他人に親切にすることによって自分が社会に必要とされているという感覚を得たり感謝されることによりストレスを発散することができます。それにより時間飢饉の感覚が下がるので生産性が上がり自分の仕事もはかどるということです。
    時間のない人ほど他人のために時間を使った方がいいということです。
    今まで計画術の話も何度かしてきましたが、この時間術と計画術の話は結構かぶっていて、計画する時にもコンフリクトが起きないような目標の立て方をすることがとても大事です。
    漫然とただやるべきことを to do リストなどに入れて行くと何が起きるかというと、コンフリクトが生まれ、いつまで経っても終わらないということが起きます。両立させるにはどうすればいいのか、あるいは、片方の目標をリフレーミングさせることによって目標を1つの行動で成り立たせることにはどうすればいいのかということを考えるのが大事です。
    目標を立てる時にはコンフリクトが起きていないかということに注意をして立てることが重要です。
    「時間汚染」
    時間飢饉の感覚をもたらす者にもう1つ時間汚染というものがあります。Contaminated Timeという概念があり、これはメリーランド大学のジョン・ロビンソン教授が提唱しているものです。
    今目の前でやっていることがあるにも関わらず、その時間の合間合間に人に話しかけられたり LINE が鳴ったりどうでもいいことを思い浮かべたりというように何度も何度も分断されることが起きます。このように分断され時間が細切れになることが時間汚染です。
    つまり、まとまって1つのことに集中できたりのんびりと1つの事を楽しむことができるはずなのにそこに余計なものが入ってきて時間が細切れになることで時間汚染が起きるわけです。
    これは、要するにマルチタスクです。色々な事を同時にしようとすると時間が分断されます。これが時間飢饉の感覚を加速させるということが分かっています。
    しかも、分断された時間は脳の前頭前野(ネガティブな感情を処理したり理性を司る)にストレスを与えてしまい、それにより扁桃体(苛立ちや恐怖といった感情を生み出す)が活性化し、時間が足りないという不安や焦りが生まれてその結果時間飢饉という感覚が起きるということです。
    ですから、時間を分断しないようにすることが大事です。
    自宅でゆっくり映画を見ているのに LINE をする人、読書している最中でもスマホの通知が鳴ったらすぐチェックする人がいますが、これは危険です。
    普段自分がプライベートでのんびりしている時間なのにわざわざ自ら時間汚染を起こしているわけです。それにより時間飢饉が起きてしまい、最近仕事が忙しくてプライベートな時間が全く取れないと言う結果を自分で引き起こしています。せめて、自分のプライベートなゆっくりする時間ぐらいは時間汚染が起きないようにした方がいいです。
    できるだけ分断されることなく一定の時間同じ行動をとることによってストレスというのは対策できるものです。
    ストレス対策の話でも紹介しましたが、ミネソタ大学の研究で本を読まない人が1日に30分ゆっくり読書する時間を作るだけで僕たちのストレスは68%も減少することが分かっています。
    この時間の分断を防いだり、すでに時間飢饉を感じてしまった時にこの時間飢饉の感覚を抑えて生産性が下がらないようにして目の前のことに集中するにはどうすればいいのか?
    簡単にわずか数分で時間飢饉の感覚から抜け出す方法があります。
    続きの内容は・・・▼わずか2分で時間飢饉の感覚を15%も減少させるテクニックとは?「時間飢饉のリフレーミング」「時間飢饉と親切」▼ある写真を見るだけで時間認知が修正される?
     
  • ノートの科学〜実はノートを取った後にアレをやると記憶に残りまくる

    2020-08-27 17:08  
    306pt
    科学的根拠をもとにしたノートの取り方の7つのポイントを紹介します。
    1. そもそもノートは取るべき?
    そもそもノートを取らない人もいます。
    これに対しては、例えば、2002年の研究や2011年の研究でも、2014年の研究でも、やはり、ノートは何もしないよりは、絶対に取ったほうがいいということが分かっています。
    講義の内容をしっかり纏めるようなノートの取り方をしても、もちろん効果はありますし、メモ程度の取り方でも結構ですし、スポーツや料理などの技術をレクチャーされる場合にも、ノートを取らないよりは取った方がいいです。
    あらゆる場面で、ノートやメモをとるということは、長期記憶への定着を促す効果があるということです。
    結論としては、まずノートは取った方ががいいということになります。
    最近はノートを取らずに、スマホの写真で撮って終わりということも多いのではないでしょうか。写真や録音をプラスαで使うのは結構ですが、長期記憶への定着を促すのであれば、ノートは取った方がいいです。一時的な試験を乗り切るということではなく、一生使えるような知識を身につけたいのであれば、尚更、どんな形式でもノートを取った方がいいです。
    デジタルとアナログでは、記憶の定着を考えるのであれば、手書きの方が絶対にいいです。ノートはアナログで取ることをお勧めします。
    写真や音声で撮るのであれば、どちらかといえば音声をお勧めします。写真でも結構ですが、写真の場合は写真を撮ればそれで十分と考えてしまい、自分なりに整理する時間が無くなってしまいます。実際に人間の記憶力は、カメラ付きの携帯が出てから驚くほど低下していると言われています。人間の脳は、写真に記録しているから覚えなくてもいいと考えてしまうわけです。
    ちなみに、電子書籍とオーディオブックでどちらの方が記憶に残るのかという研究も行われていて、記憶の定着という点では同じぐらいです。アナログの本やノートはそれらよりも記憶の定着率は高いので、やはり、ノートは手書きがお勧めです。
    授業などでは手書きのノートで記録して、それを自分なりの言葉に纏めたり、問題集化するような形でマインドマップなどに整理したりする際にデジタルにするのはいいと思います。ノートは記憶のために取りましょう。
    ここから先の、残り6つのポイントを知りたい方は続きをどうぞ↓※ブロマガは、システム上入会月以降のブログが読み放題となりますので、お早めの入会をお勧めします。
    ■記事が見れないなどの不具合についてのお問い合わせは、ニコニコヘルプまで個別にお問い合わせください。 https://bit.ly/2UXc7hT サイト内の下部にある「サポートに問い合わせする」より、お問い合わせくださいますようお願いします。 
  • (後編)科学的に証明されている効率のいい勉強法10選

    2020-08-27 17:07  
    306pt
    「(前編)科学的に証明されている効率のいい勉強法10選」の続きの内容になります。前編の概要としては・・・1. 思い出す(想起する)
    2.常に細かく テスト
    3. チャンク化
    4. 反復練習(間隔練習)
    5. 複数のメソッド(解法)を使う勉強法といっても、例えば、受験勉強・本の内容を記憶に定着しやすくする・社会人のスキルアップのための勉強・・・色々違いもあると思いますが、今回の勉強法10選は、ほぼ全てのニーズに応えるものです。効率よく記憶を定着させ、使える知識を身につけるためのものです。多くの方々に使っていただけるテクニックになります。後編では、より実践的に、最適な勉強時間、問題を解く順番、モチベーションを上げる方法などを紹介します。6. 比喩と明確な解説
    10歳の子供が理解できる明確な解説を考える。
    何も考えず難しい概念に向き合うと・・・

    難解な概念を完璧に理解しようとすると難しいもの
    理解できない時:複雑なところに目が行き過ぎる時、考えすぎる時
    一瞬理解できてもすぐに忘れてしまうこともある


    難しい概念は、10歳の子供に自分が実際に話しかけるつもりで簡単な解説を考える

    ※人間の脳は、解りやすい事・思い出しやすい事を優先して記憶に残す傾向がある→難しい概念は簡単な表現に変換し、それを記憶する
    (実践)
    ×難解な概念を理解する→(理解してそのままスルーしてしまう人が多い)→必死に頭を使って理解したのに記憶に残らない
    ◯難解な概念を理解する→「もしこれを子供に説明するとしたら・・・」→解りやすくシンプルに整理でき、他人に説明できる知識に変換される→記憶に定着しやすくなる
    解りやすい説明は、相手のためではなく自分の記憶の定着のため。
    解りやすい例え話は、記憶力だけでなく、説得力も上がり新しい知識も手に入る。
    ここから先の、より実践的な内容を知りたい方は続きをどうぞ
     
  • (前編)科学的に証明されている効率のいい勉強法10選

    2020-08-27 17:05  
    306pt
    オークランド大学が発見して、学生向けに効果がある学習方法として公表している勉強法を紹介させてもらいます。
    2014年にオークランド大学のバーバラオークリー博士が過去に行われた学習法・勉強の先行研究から文献レビューを行いました。その結果、効率の良い学び方がわかっています。これ以外の勉強法が意味がないと言っているわけではなく、多くの勉強法がある中で効果的なものを調べたものです。
    学生の方にも社会人の方にも活用していただきたい内容です。勉強法は知っているだけで使わなければ意味のないものです。
    1. 思い出す(想起する)
    人間はインプットする時ではなく、忘れたことを思い出す時に記憶が深まる。

    テキストを1ページ読んだら、テキストから目を離し(あるいは、目を閉じて)、今読んだばかりの内容を思い出す

    読むたびにテストすることで記憶を深めていく。
    思い出す回数が多いほど記憶に残りやすくなる。
    マーカ
  • 1回読むだけで記憶に残る!最強の読書「メタ認知読書術」

    2020-08-27 16:59  
    306pt
    本当に理解力を高めるための読書術には、どんなものがあるのかという研究は色々と行われています。2013年にハジェテペ大学が過去に行われた様々な読書術研究の中から信頼性が高い研究を15個選び出して、本の理解力を高める方法を徹底的に調べたレビュー研究があります。
    そこから、本の理解力を高める読み方が分かっています。
    大きく分けて6つのテクニックがあり、これらを使うと理解力は高まります。
    6つの読書テクニック

    プレディクティング(Predicting):本の内容を予測する
    ビジュアライジン(Visualizing):視覚的に想像する
    コネクティング(Connecting):自分の知っていることや本の内容を結びつける
    サマライジング(Summarizing):要約する
    クエスチョニン(Questioning):自分に対して本の内容を質問する
    インフィリング(infilling):行間を読む

    1. プレディクティング(Predicting)
    その本に書いてある内容を予測する手法です。
    普段から書籍のタイトルや著者・目次・帯などから、皆さんもどんなことが書いてあるかを想像するとは思いますが、記憶に残すためのポイントとしては、自分の過去の経験や自分がすでに持っている知識を使って、その本にどのようなことが書いてあるのかを予測するということが重要になります。
    もちろん、タイトルや目次を見ながらでも結構ですので、まずは、どのようなことを書いてあるのかを予測してください。
    自分の知識と結びつけて物事を見るようになるので、予測力も鍛えられますし、自分の知識や予測とどれぐらい違っていたのかということを後からチェックできるので、意外性が記憶として残ります。
    サプライズや意外だったことは記憶に残りやすいというのは、納得できると思います。
    最初に予測があるからこそサプライズがあります。最初のプレディクティング(Predicting)がないと、予測を裏切るということは起きないので意外性はなく記憶に残りにくくなります。
    ですから、最初に予測することを行ってください。
    さらに、大切なのは、実際に読み終わった後に、自分の予測がどれぐらい正しかったのか自己採点しないといけません。それをすることなくただ目次を見て予測するだけでは意味がありません。
    こんな内容が書いてあるだろうとか予測した内容をメモしておくとか、記録しておくといいです。
    重要なところを音読すると記憶に残りやすくなるという研究もありますので、ぼくのおすすめは、この目次のこの部分はこんなことが書いているのではないかなという予測をスマホの音声認識機能でメモする方法です。記録せずに記憶だけでこの採点をしようとすると、バイアスも働いて正しく採点できませんので全部でなくとも自分が興味がありそうな一部だけでもいいので記録しておきましょう。
    ポイントとしては・・・
    自分の知識や経験に基づいて予測をする
    予測を記録しておく
    読み終わった後に予測の自己採点をする
    2. ビジュアライジン(Visualizing)
    自分が読んでいる内容を頭の中に思い浮かべてみる作業です。登場人物の行動や姿とかをイメージしたり紙に書き出してみるというのが基本です。小説であればみなさん自然としていると思います。
    実用書だと後から内容を聞かれても思い出せないという人でも、ストーリーのある小説だと説明できるものです。
    参考書や実用書で内容を思い出せないのはビジュアライジングしていないからです。
    当たり前ですが、いい小説は映画のように登場人物の姿や行動などを映像として想像しながら読みますから記憶に残るわけです。
    最近流行っている漫画でわかる◯◯シリーズはこのビジュアライジングをしやすいから手軽に読めます。
    実用書や教養書、専門書や参考書も方法が違うだけでビジュアライジングができます。
    論理構造をマインドマップのように絵でイメージをします。例えば、前提→解説→結論を絵でイメージします。
    例えば、この研究は前提がこれ、意外な実験としてこういったものがあって、結果はこうなったという論理構造を頭の中に映像で想像します。
    ガリレオのノートも絵のようになっています。検索すると出てくると思いますから見ていただくと論理構造が絵のようになっています。
    実際に学生の方達におすすめしたいのが、テスト勉強をするときにテスト範囲の内容をA4の紙一枚に纏めてみてください。
    試験前に何枚も何枚もプリントを見返したりしている人がいますが、そうすると、焦ってしまって全く記憶に残らないものです。ところが、A4用紙1枚に試験範囲の内容の用語や単語だけでいいので、ビジュアライジングして纏めておいて試験前にそれを見返すと、記憶を引き出しやすくなります。これだけでもテストの結果はよくなります。
    一度学んだことであれば、ビジュアライジングしておくことで記憶を引き出しやすくなりますから、これだけでもテストの成績はあがります。
    テストの前日にテスト範囲の内容をビジュアライジングしてまとめるというのもおすすめです。
    皆さんも覚えていたはずなのに思い出せないものも、何かヒントがあると思い出すことがあると思います。それは忘れているわけではなく思い出せないだけです。人間は本を読んだり勉強した直後はパーツ一つ一つは覚えているものですが、組み立てる設計図をビジュアライジングして、それを組み上がった状態でイメージできるようにしておかないと思い出すことができないわけです。
    残りの4つのテクニック・・・ 

    コネクティング(Connecting):自分の知っていることや本の内容を結びつける
    サマライジング(Summarizing):要約する
    クエスチョニン(Questioning):自分に対して本の内容を質問する
    インフィリング(infilling):行間を読む

    を知りたい方は続きをどうぞ。
     
  • 人生変わる読書術【探し読み】を徹底解説〜科学に基づくDaiGo愛用の読書法を初解説

    2020-08-27 16:59  
    306pt
    今回は106件の研究でわかった最強の読書スキルの高め方を紹介したいと思います。
    本を買ってもなかなか読みきれない
    時間をかければ本を読めるけれど頭に残らない
    という人が結構いると思いますが、読書スキルには基本的に3つあります。
    読書スキル

    1. 本の内容を理解する能力(インプット)
    2. 本を早く読む能力(スピード) 
    3. 本で学んだことを自分のものにする能力(アウトプット)

    これらを上げるにはどうすればいいのでしょうか。
    2010年にカーネギーコーポレーションがライティングと読書スキルに関するメタ分析を行ってくれています。
    本を読む時に人によってはマーカーで線を入れたりメモを書き入れたり、がっつりとノートをとる人もいると思います。
    より効率良くするにはどうすればいいのかということを調べてくれています。
    ライティングと読書スキルに関する106件の研究をさらにまとめて結論を導き出すとし
  • 【ゲーミィフィケーションの基本要素】その2

    2020-07-31 21:40  
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    2
    月初に募集した"リサーチメンバー"について、7月の選考では5名の一次審査通過者となりました。
    通過者の皆さんには、まずは、YouTubeチャンネルのお題のリサーチャーデビューに向けて、次の課題にチャレンジしていただきます。



    リサーチャー候補生は、引き続き募集しておりますので、我こそはという方は下記からご応募ください。

    https://peraichi.com/landing_pages/view/daigoanideshi

    お待たせしているその他の兄弟子プロジェクトも8月からついにスタートできそうです!

    パレオさん勉強会の中止や、6月、7月と"メンタルブログ"から"メントレラボ"への移行期間で予定や内容が変更になることも多々あった分、お付き合いいただいた皆様への感謝を込めて8月は動画と記事の本数倍増とあわせて、プレゼント企画をご用意しております。

    まずは、近日中に
    DaiGoの新技特訓「プランシェ練習会」の様子をお届け予定です。
    時間が確定次第、お知らせ致します。

    そして、今回の記事は、仕事と勉強をゲーム化するゲーミフィケーションの2回目になります。

    カーティン大学などの研究チームが、学習やビジネスでのゲーミフィケーションの応用について調べた先行研究をピックアップし、正しいゲーミフィケーションに共通するポイントを47のチェックリストとしてまとめてくれていて、そこから基本要素としての13種類を解説していますが、前回・・・

    ポイント1 :チュートリアル

    実際にそれをしながら覚えていく方が人間はモチベーションが上がるので、仕事に対しても勉強に対しても、最低限の内容を押さえたら実際に手をつけて、それをしながら覚えていく。

    「行動しながら学びましょう!」

    ポイント2 :スニペット または リマインダー

    迷った時に次に何をすればいいのかということをすぐにわかるようにしておく。

    対策1 :チェックリスト
    対策2 :ビジュアルリマインダー
    対策3 :if then プランニング

    「スマホと一緒に使う先を指し示すメモがとても使えます!」

    前回のゲーミィフィケーションの基本要素の続きで、
    これから始まるプロジェクトでは実施されるであろう"取り上げインセンティブ" についてです。
     

    ポイント3 :損失回避

    地位・友人・ポイント・業績・所有物・記録・自分の進歩や成長・お金・引き締まった体など、どんなものでも構いませんが、何かを失ってしまうことへの恐怖を掻き立てるというのが、ゲーミフィケーションにおいては非常に重要なポイントになります。

    ゲームとして考えると、敵を倒したらレベルアップするとか経験値がもらえるとか、ポイントがもらえたり新しい装備を買うことができるということに対して人は注目しがちですが、以前にも紹介したことがある通りで、人間というものは損失に対して強くモチベートされるということが分かっています。

    人間は失うものを意識すると行動することができるということです。
    逆に、得るものを意識してしまうと、それがわずかなものであっても安定を選んでしまうのが人間です。
     

    記事を読む»

  • 仕事と勉強をゲーム化する【ゲーミィフィケーションの基本要素】とアンチから入会へ 26kg減量の【実践報告】

    2020-07-20 22:05  
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    前回は、子育てのシチュエーションでの集中力の高め方をお伝えしましたが、

    「大事なのは、自分が面白い、楽しいと思うこと」ということで、
    そのために、夢中になれるものを見つけることも1つの方法ですが、日常の何気ないことをどう面白く、楽しくするか!ということも非常に大事な要素になるかと思います!!
    ということで、
    仕事と勉強をゲーム化していかに楽しむか!習慣化とあわせて汎用性のあるゲーミフィケーションの基本要素のうち、今回はそのいくつかを紹介させてもらいます。

    ゲーミフィケーションのテクニックとしてはいろいろとあり、全てを使う必要はありませんが、たくさん知っておくとどんな作業であってもゲーム化することができるようになります。
    それが仕事であっても勉強であっても、クライアントとの打ち合わせであっても、日常の家事やゴミ捨てであってもゲーム化することはできます。
    まずは基本から紹介して、実際に企業なども使っている応用まで紹介していけたらと思っていますが、基本要素に関して何回かに分けて解説できたらと思います。

    ▼おすすめ本
    ゲームが人間の脳に与える影響について学ぶためのおすすめ




    ゲーミフィケーションをがっつりできるようになりたいという人のためのおすすめ
    ゲーミフィケーションができるようになると本当に作業がすべて楽になりますし、これが綺麗にハマると気が狂ったかのように作業効率は高まります。
    チームDaiGoでは、ゲームだと思って仕事をすることができているので、これだけ好き放題にすることができているということもあります。
    ゲーミフィケーションに関しては、いい本はそんなにはありません。
    割と人を選ぶものですから、この人のゲーミフィケーションの本は合うけれどこの人の本は合わないということもあります。

    この本が一番分かりやすいとは思います。


    今回の内容に割と近いものですが、ゲーミフィケーションを実際のビジネスで使うためのフレームワークについて解説してくれている本です。


    この本はもう少しビジネス向きの内容になっています。

    自分のお客さまにゲームを楽しむかのように商品を買ってもらいたい人へのおすすめ




    2014年にカーティン大学などの研究チームが、学習やビジネスでのゲーミフィケーションの応用について調べた先行研究をピックアップし、正しいゲーミフィケーションに共通するポイントを47のチェックリストとしてまとめてくれています。

    これは、基本としては13種類ですが、要素自体としては47の項目があるということです。
    そんな中からまずは基本の13の要素を解説させてもらい、タイミングを見て残りの項目についても解説させてもらう予定です。
    今回紹介するのはあくまで要素ですから、もちろん、具体例やDaiGoがどのように使っているのかということも紹介しますが、使い方は自分の頭で考えて使うようにしてください。
    基本要素だけでも13種類あり全てで47の項目があるわけですので、これらを覚えておくと状況に応じてどれかが使えるようになります。

    おすすめはひとつの作業に対して3つから5つぐらい取り入れるようにしてみてください。
    もちろん全てを取り入れても構いませんが、それぐらい取り入れるだけでもかなりその作業が面白くできるようになります。

    たくさんの要素を取り入れれば取り入れるほど仕事も勉強も楽しくなりますので、それは慣れてきたら徐々にしていくようにしてください。

    ポイント1 :チュートリアル

    文章で書かれたマニュアルなどを読んで行うのではなく、自分が行う勉強や仕事の中でルールを学ぶ仕組みが備わっているかどうかということです。
    つまり、実際にそれをしながら覚えていく方が人間はモチベーションが上がるということです。
    仕事に対しても勉強に対しても、それをしながら覚えていくということが大切です。

    英語を学ぶ際も、文法を頭に入れてから学んでいくべきだという人もいますが、実際にそれが効果的かということについては科学的な根拠はそんなにありません。
    その方が習得が早いのではないかという研究もあれば、あまり変わらないのではという研究もあるくらいです。
    ですから、自分が何かを身につけようと思ったら、実際にそれをしながら覚えていくためにはどうすればいいのかということを考えるようにしてください。
    もちろん、例えば、スキューバダイビングをする時にしながら覚えればいいと安易に考えて、命を守るための行動なども全て無視していきなりやればいいということではありません。
    そうではなく、最低限必要になる部分だけは学んで、一定の安全や基本は確保した上で、それ以降は実際に動きながら覚えていった方がモチベーションは高くなるということです。

    「行動が情熱につながる」
    実は、ゲーミフィケーションの面白いところでもありますが、今までにも紹介してきたような人間心理がいろいろとゲーミフィケーションには詰まっています。
    以前、人間の情熱というものがどのようにして決まるのかということについても解説させてもらったことがあります。
    情熱というものは情熱があるから行動するのではなく、自分が過去に行った行動が情熱に繋がっているということでした。
    例えば、先週どれぐらい必死になって働いたかということが、今週の情熱やモチベーションを決めるということです。
    これと同じです。
    モチベーションを高めようと思ったら最初からすべてを学ぼうとすることには無理があります。
    なぜかと言うとそこに情熱は起きないからです。

    ですから、自分で実際にそれをしながら進めば情熱が沸き起こってきて、徐々にそれが加速していくということになります。
    実際にそれをしながら覚えていくにはどうすればいいのかということに対して注目するようにしてください。

    「最低限のところだけ押さえたらすぐに手をつける」
    これは習慣化の観点から考えても大切です。
    手をつけるまでの時間が短くなればなるほど、それを習慣化しやすくなるという話を何度も紹介したこともあると思います。
    20秒ルールというものも紹介させてもらいました。
    何かを習慣化したいと考え、モチベーションに頼ることなくモチベーションが高い人のように行動したいのであれば、それを行うまでにかかる時間を20秒だけ短くするという方法を紹介したと思います。
    逆に、やるべきでないと感じることに関しては20秒だけ長くするというものでした。
    これとも全く同じです。
    皆さんが仕事や勉強に打ち込もうと思うのであれば、とにかく最低限のところだけ押さえたらすぐに手をつけるようにしてください。
    実際に手をつけて行動しながら学んでいくことが大切です。

    では、理屈としてはわかったと思いますが、実際にはどのようにすればいいのでしょうか。
    例えば、皆さんが教わる側だったとしたら、最初に説明を全て聞いてもいいでしょうが、断った上で「忘れてしまうので一度最初の部分だけ試していいでしょうか」とお願いして実際にそれをしてみるという感じです。

    以前、上達のスピードを上げるためのテクニックとして、リコンソリデーションを紹介したこともありますが、これも使えると思います。
    リコンソリデーションは、基本的なやり方は同じでも少しずつ方法を変えてみたりすることで上達するスピードが速くなるというものでした。
    何かの練習をする時には、みんな反復練習が大事だと考えただ同じことを繰り返そうとしますが、大事なのは、練習する時には10%から20%ぐらい内容を変えていくことです。
    これもまさにやりながら覚えるということと同じです。

    プログラミングの勉強をしたことがある人であればわかると思いますが、プログラミングの本を全て読んでからしようとすると絶対に挫折します。
    プログラミングも同じで、実際に手を動かしてみれば分かってくるということもかなりあると思います。
    これがゲーミフィケーションです。

    具体的には、どれぐらい素早く手をつけることができるかということと、何かを始めようと思った時にどこまで理解できたら手をつければいいのかということを考えることが大事です。

    それでは、ここで、
    アンチから入会へ、そして、行動しようとしては挫折、習慣化しようとしては挫折、、試行錯誤を繰り返しながら、
    モチベーション維持のために、ゲーミフィケーションを駆使しながら、
    転職、恋愛、ダイエットとあらゆる知識を実践活用し、今では師匠を人生のナビゲーターとしていろいろと成果を出されている【くらログさん】の実践報告をご紹介します。
     
    みなさん、初めまして。
    弟子歴2年2ヵ月、メンタルブログのオープンチャットの管理人のうちの1人をやらせていただいてます「くらログ」と申します。
     
    今回は、DaiGoさんの動画の実践紹介の記事を書かせていただきます。
    ~前置き~
    皆さんはDaiGoさんの放送を見て実践できてますか?
    放送を見るだけで知識を知るだけになってしませんか?
    または、行動にうつしたりや習慣化しようとして挫折。挫折した自分を責めて終わってませんでしょうか?
    僕は2年間で何度も挫折した経験があります。ただその度、色んな放送を見ては試し記録しモチベーションを維持するどころかあげるために、徐々にですが行動をエスカレートさせ結果も残すことに成功しております。
    内容としては、今回の実践内容はダイエット、習慣化、転職です。
    実践や習慣化出来なくて困っている、モチベが上がらないとか、中々成果が出なくて困っている方には特に参考になるかもしれないのでお時間あるときに、本記事に目を通していただけると幸いです。
    DaiGoさんとの出会い編~アンチから入会へ~
    今でこそ僕の中では、勝手に尊敬し人生のナビゲーターとして知識を転職~恋愛まで様々な人生の経験に活用させていただいているDaiGoさんですが、正直言いまして僕はDaiGoさんに対していい印象がありませんでした。
    具体的に言うと、TVでのスプーン曲げや人の心を操るとか謎のパフォーマンスしてるし、ツイッターのRTで当たり前の事を名言っぽくことを呟いてて、「うわー胡散臭いなー」って思ってみてました。言い方は悪いかもしれませんが詐欺師のような印象です。
    ですが、あるときYouTubeでDaiGoさんの放送をたまたま見る事がありその時の放送がめちゃくちゃ面白かったので、DaiGoさんについて何をしてきた人なのかを色々調べました。
    そうしますと
    ・いじめを乗り越えた話
    小1〜中2までいじめられて何もしなかったが中2の時に、母親を馬鹿にされて初めて怒りナタを投げて反撃したらいじめがなくなった。
    自分で人生を変えるには自分で動くしかないと気づき自らの手で紙に今の自分を書き出し+正反対にした(パーマ⇄直毛、眼鏡⇄コンタクト、自分の好きな色や通学の時の乗り換える路線など)
    ・ニコニコの会員数が3人~3年間で10,000人まで超えた話
    ニコニコを始めた当初「有名人なら初動で1000人は行きますよー」ってドワンゴの人から言われて初めてみたら入会数がわずか3人だったのでそこからめちゃくちゃ試行錯誤と分析を繰り返し3年で有料会員数を1万人を超えるまでになった。
    ・20代最後の挑戦として腕立て1本も出来なかった状態から数年で腹筋を割るまで至った話(今ではセミアスリートクラスに体力あるみたいですね)
    この3つの話が僕の中に刺さりました。
    特にいじめの乗り越えた話は僕自身もいじられ乗り越えた経験がある身として強い類似性と共感を感じました。
    またDaiGoさん自信、動画内で自由を手に入れるために、信憑性高く汎用性高い科学的根拠の高い論文を元に凄まじい事を自らの行動・努力で乗り越えて成し遂げられている方という事がわかり、僕も同じような自由を手に入れたいと思い即日ニコニコに入会、知識を得たものをひたすら実践してみました。
    実践して成果が出たもの
    色々試してるおかげで幅広い事柄で大なり小なり成果が出ましたが3つに絞って書かせていただきます。
    ・ダイエット
    ・実践及び習慣化
    ・30代未経験職への転職に成功。しかし入社初日の失敗。そこから迎合成功までの道のり
    1つ1つ書いていきます。
    本気でダイエットに取り組んだら体重が30キロ以上落ち、月6500円もお得になった話
    DaiGoさんの放送内容の実践項目
    ・HIIT
    ・リバウンド回避やモチベーション維持の為のゲーミィフィケーションの損失回避
     
    まずはこちらの写真をご覧ください

     
    この通り元々すっごいデブでした。170センチで96キロあり、
    食べ物はフライドポテトやマックのハンバーガーなどのジャンクフードが大好きな上、ご飯を1日9合食べ、コンビニで買ったヴァンホーテンのあじわいココア500mlを一気飲みするのは日常茶飯事でした。好きなものを好きなだけ食べる、まるで鋼の錬金術師に出てくるグラトニーのようにジャンクフードやファミチキを貪る。それが僕でした。
     
    そんな自分が嫌だったので以下の行動を中心に自力でダイエットをしました。
    ・軽い食事制限
    ・半身浴
    ・20分~60分ほどの軽い運動。
    ただ独学でのダイエットだったので頻繁に食事制限を行ってはやめたりを繰り返し、ある一定の水準まで体重が落ちてからは停滞し続けてました。
    言葉でいうより画像で見てもらう方が分かりやすいと思いますのでこちらをご覧ください。
     

     
    ここでようやく普通体系でしょうか?70キロ(約26キロ減)ぐらいまでは落ちてる感じです。
    でもまだポチャッとしてる印象は否めません。
    え?でも自力でそこまでやれてるってことはDaiGoさんの知識いらないんじゃね?っていう疑問も出てくるかもしれません。
     
    そこで1つ僕が感覚的にやっていた中でDaiGoさんの知識に当てはまるものを1つご紹介したいと思います。
    それは
     
    ・リバウンド回避やモチベーション維持の為のゲーミィフィケーションの損失回避
    (参考放送:チュートリアル・スニペット・損失回避【ゲーミィフィケーションの基本1】です。

    <参考動画>

     
    具体的には太った写真過去の写真を常に財布に忍ばせといて、ご飯のお替りの誘惑に負けそうになったとき、運動がやる気が出ないときになどに写真を見て「これをやらないとこのデブに元通りだぞ!本当にそれでいいのか?」
    と自分自身に問いかけるのをやっておりました。
     
    つまり、今の痩せ始めてる自分を失うかもしれないぞっていうのを自分自身の損失回避に活用
    したのです。
    このような経験もあり、ゲーミィフィケーションの放送を見て「あれってそういう事だったんだ!」めちゃめちゃ納得しました。
     
    ですが、ここから続けるだけでは痩せない厳しい局面に直面します。
    更に痩せようと週5のジム通い、1時間ほどのジョギングや筋トレやウェイトトレーニングや、厳しめの食事制限などもやりました。ですがこれ以上は痩せなかったのでこれ以上痩せるのは無理なんだって半ばあきらめていました。
     
    そんな時転機が来ます。
    DaiGoさんが放送内でおっしゃってたHIITという超絶時短でき効率が出るといわれてる科学的な根拠のある運動を自身でもやってるというのを聞き、週5のジムを自宅HIITに少しづつ置き換える実験を行いました。
     
    最初は週1~2のジム+週3の1日5分ほどのHIIT、そこから徐々にエスカレートさせていき週7日1日20分のHIIT。
     
    それを数か月続けたところ色んな方から
    「痩せた!?」と言われるようになりました。
    ですのでジムをやめて週5のHIITに、そして今では毎日やるようなりました。
     
    その結果がこちらです。

     
    ご覧の通りだいぶ変わりましたね。
    社会人になってからの友人たちからは「またやせた?」と言われ続け、地元の友人からは「最初マジで誰かで分からなかった」といわれました。最初の画像からしたら最早別人になっているレベルなので今となっては初対面の人との話の掴みのネタに過去写真を使ってます。
     
    ちなみに余談ですが月7000円かかっていたジムをやめて自宅でのHIITに切り替えたので、DaiGoさんのチャンネルに入っても課金したとしても月額6500円の節約+ジムに行く移動時間の短縮も出来ました。
     
    これだけでも
    ・体重が人生で一番軽くなり見た目もかなり変わり最早別人に。
    ・月額6500円近くの必要経費の削減成果が出ました。ダイエットに成功したい!とかHIITって実際効果どうなのよ?考えてる方の参考になれば幸いです。

    <参考動画>

    実践及び習慣化
    2年2ヶ月間で習慣化出来たものは以下になります
     
    ・食事管理(主に地中海式や低温調理)
    ・リーンゲインズ法(最長39時間継続
    ・朝と夜の週7のHIIT計1時間
    ・朝のルーティン(瞑想30分→HIIT20分→ローマ式入浴法→30分ほど日記を書く)
    ・定期的な動画投稿
    ・部屋の定期な掃除
    ・if thenルール
    etc…
     
    こちらの大半は僕の30年以上の人生でやろうと思って出来なかったことばかりです。
    例えば、部屋の掃除に関しては自分の部屋が汚さ過ぎてまるでナウシカの腐海の森と言われるぐらい汚かった僕の部屋は誰を家に呼んでも綺麗といわれるようになっていたり、ご飯は1日3食必須で朝ごはんは食べないと仕事や勉強の効率が下がるからと思い込んでいたのに、すんなり㏠2食のリーンゲインズ法に切り替えられたりです。
     
    どうして30年以上変えられなかったを急に習慣を変えられたのか?
    DaiGoさんの動画を見るだけでこうなるの?っていう疑問も出てくると思いますので、ここから先は僕なりのDaiGoさんの放送の使い方をご紹介します。
     
    主に5つのステップにして実践及び習慣化をしております。
    ①自分のやりたいことや人生の目的や目指していることを深く知る
    (参考放送:本当の自分がわかる!自己省察心理テスト)

     
    ②目的や目指していることに対し行動する前に習慣化の意味やメリットを知る
    (参考放送:人生の50%を占める習慣的行動を操る【5つの超習慣術】)

     
    ③やりたいことや人生の目的を細かく分解や分類し、事柄ごとに数値化して人生を変えるためのモチベーションや効率を高めるために集中力を高める。
    (参考放送:集中力を研ぎ澄ませるアウェアネス・テクニック)

     
    ④行動したことや思った事は記録する
    (参考放送:3日坊主の人でも続けられる【習慣維持の7つのルール】)

     
    ⑤マジックナンバー4を最低目標に継続。もし行動をやってみてきつかったりモチベーションが続かなかったら、目標の軽量化をしてまずは続けることを目標とする
    (参考放送:腕立て1回から始める「いい習慣を量産する技術」)

     
    ちなみにもし挫折しそうになったら前の数字に戻るか、①〜⑤どれでもいいから試してみる感じです。
    ただ注意点として⑤のステップ時によくあるのですが、気付かないうちに目的と目標が逆転してしまってモチベーションがなくなることが何度もありました。(いわゆる記録することが目的になってしまう)
    その場合は①に戻ってそもそもの実践の意味を考えると本来の目的を思い出し、前に進むことが出来ました。
     
    ここまで放送内容が多いと参考していただくのに大変かと思いますので、
    ①〜⑤番の中で最も効果のあったものを1つだけ具体例を挙げて添えてご紹介します。
     
    ⑤番にあるそれは挫折しそうになったら馬鹿馬鹿しく思えるまでの目標の軽量化するです。
     
    例えば、動画投稿で例えるなら
    ・週4で編集した動画を投稿しよう
    ダメだったら
    ・週4で編集しない動画を投稿しよう
    これもダメだったら
    ・週4で動画収録する日を作ろう
    最終的には
    ・週4で1日10分動画投稿のことを考える時間を作ろう
     
    という感じで習慣化してる項目は達成できなかったら軽量化するということを繰り返し、その度乗り越えました。しかも不思議なことにやればやるほどモチベーションあがるんですよね。
     
    元々僕は、自分の知識の範囲内では決めたことがなかなか行動出来てない人生を過ごしてたので、もしDaiGoさんの放送を見て習慣化が上手くいかないな!とか行動や実践出来てないな!って思う方は、騙されたと思って上記の手順で1度試してみてはいかがでしょうか?

    30代未経験職への転職に成功。しかし入社初日の失敗。そこから迎合成功までの道のり
     
    世間的には中々難しいとされてる30代で未経験でのWEB系の会社で希望職での正社員就職を果たしました。
    面接時や志望動機欄にDaiGoさんの放送であった面接官への類似性や実績より可能性への提示をすると効果的!という知識を活用したお陰で結果が早々に出て「世の中ちょろいな!」って思ったのを今も覚えています。
     
    ですが調子に乗った僕は入社してからミスを犯します。
    それはチーム内での自己開示に失敗です。
     
    どういうことかといいますと、入社日早々から自己紹介やチーム内での会話で、自分の話を話し過ぎてしまいました。ただこれだけだとただのおしゃべりな人です。
    決定打になったのが入社初日のとあるワンシーンです。
     
    初日の研修を終え、会議室から戻ってきた僕に対し、
    チーム内の人「くらログさん今日の研修どうでしたか?」
    僕「上長の〇〇さんに凄い丁寧に分かりやすく教えていただいたのですが、僕の頭の出来が悪すぎてまだ理解が追い付いてないです。まるで頭の中が渋谷のスクランブル交差点みたくなってます!」
    チーム内の人「唖然」
    無難に「はい。〇〇さんが分かりやすくご説明いただいたおかげで理解出来ました。明日から仕事に生かしていければと思います!」など無難に協調性を発揮し受け答えしとけばよかったのに、ウケを狙って変な表現をしたばっかりにめちゃくちゃ滑ってその場の空気が凍り付いたのを今でも覚えています。
    その一言が決定的になったみたいで、次の日からチーム内の上長やメンバーからはミーティング内でも目を合わせてくれない、会話の中にも入れてくれないと明らかに嫌われてしまいました。
    そして入社早々とある謎のレッテルを張られました。
     
    「スクランブル童貞」と。
    ※童貞は、名付け主の過去の恋愛経験から来る偏見と見た目と話し方からつけられたっぽいですが、後に迎合に成功してくるとそれが途端にコミュ力の高い経験豊富な人(?)みたいな印象に変わっていったのが面白かったです。
     
    場面は移りまして入社初日からやらかしたと感じた僕は、早速家に帰ってから、筆記開示でチーム内メンバーのキャラや性格などの分析をして、やらかした人間関係を修復するための社内での立ち振る舞い、行動指針やキャラクターを振る舞う用のif thenルールなどを作り、社内の人間関係の改善を図りました。
     
    主にルールを作る際の活用したのは以下の放送やテクニックです。
     
    ・コミュ障でもできる「5分間ネットワーキングトレーニング」より
    ミミッキング、ポジティブゴシッピング、ifthenプロファイル

     
    ・カリスマ性がある人の話題選び~第一印象がよすぎる人の話し方の極意より
    第一印象のいい人たちの話題選び(みんなが知っている話をする人のほうがカリスマ性が高くなる)

     
    ・オネストシグナルで周りを巻き込む
    ・アドバイスシンキング
    などです。
     
    一例でif thenルールの具体例を挙げると
     
    ・会社にいるときは
    ①社内で会話するときの割合を相手が興味ありそうな話題9割、自分の話は1割、会話の割合の徹底(みんなが知っている話をする人のほうがカリスマ性が高くなるより)
    ②何をされたとしてもネガティブな事は言わずにポジティブなものにどうリフレーミングやリアプレイザルできるかを考えて発言する
    ③上司や同僚にアドバイスシンキングで仕事に関しアドバイスを貰いその通りに行動し、その結果で成果が出たら感謝を伝える。
    ④社内での噂話が好きな人や影響力を持ってる人の前で、その場にいない人を定期的に褒める(ポジティブゴシッピングやウィンザ効果)
    ⑤常に謙虚に発言。(謙虚さは自分を1.3倍有能に見せることが出来る)
    などを基に行動しました。
     
    これやると結構しんどいと思われるかもしれませんが、幸いなことに僕自身プライベートな趣味での交友関係が幅広く安定していたおかげで、会社内では上記のルールを徹底し、まるで新たな役を与えられた俳優さんのような感覚で楽しく演じる事が出来ました。
    このルールをやってもなかなか状況は変わらなかったですが、それでも3か月程行動し続けたら徐々にですが以下の変化が起きました。
     
    ①普通に目線を合わせてくれたり会話に入れてもらえるようになり個人的な事も聞かれるようになり、ご飯や飲み会などの誘いも来るようになった。
    ②自分の話をしても多少しても引かれなくなった上に童貞から何故かモテる男扱いに。
    恐らく一貫性をもってきっちり行動出来てたので印象のいい人になれてたのでしょう。
    このような変化が起きた後は、順調にいきまして仕事でも周りの皆さんのサポートもしてもらえ営業の仕事の成果もかなり出ました。
     
    またこの後、社内大異動がありカバートアグレッションが上司になった+この仕事で得たかった知識や経験を得たのでまたもや転職をするのですが、その際の僕自身の送別会でも、会社の皆さんから個別に僕の好みのオーガニック系のプレゼントを沢山貰ったり、「最初のころは仲良くなれないと思ってたけど今は話してて癖になる」「寂しい・・・」と言ってくれたり泣いてくれる人も出てくれる、貴重な成功体験になりました。
     
    今回の事でDaiGoさんが日ごろ言ってるように一旦相手から下された評価から覆すのは相当しんどいのが分かりましたが、実際試してみると不可能ではないのが証明出来ました。
    この経験はDaiGoさんの動画や放送がないと作れなかったと思うので月額550円の関係で勉強及び実践してきて本当に良かったと思います。DaiGoさんにはただただ感謝しかないです。
    現在挑戦している事
    僕自身、これまで販売→芸能マネージャー→人材派遣→イベント企画運営→トレーダー→
    ASP法人営業→WEB広告コンサルティング
    7業種の色んな職種に転職して色んな事を学びました。
    (ニートを1年ちょいやったのを入れると8業種ですね)
    そこでストレングスファインダーや自己省察などのDaiGoさんの放送で勉強させていただいて思いついた目標がこちらです。
     
    ・リモートワークが出来るWEB系の仕事をしつつ、動画投稿などで自身で発信をしフォロワーを集め、時間的かつ経済的な自由を手に入れる。
    簡単に言うとYoutuberかフリーランスですね。
     
    そのために現在DaiGoさんの放送では
    ・クリティカルシンキング
    ・大衆扇動
    のカテゴリを中心に実践及び勉強中です。
     
    自分自身で目に見える成果が出せたら友人たちに情報共有し、DaiGoさんの知識をベースにした少数精鋭の組織を作ってみんなでお仕事したいなとも考えております。
     
    長い文章になってしまいましたが最後までご覧いただいたみなさんありがとうございます。
    これからも努力し続けまた他の弟子の皆さんの実践報告を拝見させてもらいながら切磋琢磨して高めていけたらとおもっております。
    引き続きよろしくお願いします。
     
    くらログ
     

    くらログさんの具体的な調整、挑戦のプロセスとビフォーアフターの結果や成果を垣間見させていただき、自分なら、どのようなことをどれぐらい素早く手をつけることができるかということや、何かを始めようと思った時にどこまで理解できたら手をつければいいのかということを考える気づきや発見はありましたか?!

    それでは、改めてゲーミフィケーションの基本要素の続きです。自分が実践する場合は、どのような進め方がよりやりやすいのか、具体的に落とし込んでみてください。
    2. スニペット または リマインダー

    ゲーミフィケーションの研究を見てみると、ゲームの中では常に進むべき方向を指し示すキューが表示されています 。
    次に進むべきステージやするべきことがなんとなく示されています。
    そんな自分が迷った時に、次にどんな行動をとればいいのかということを教えてくれるかどうかということが大切なポイントになります。
     

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  • 7月のチャンネル内容と完璧主義チェック!!

    2020-07-01 23:59  
    6
    先月"メンタルブログ" から"メントレラボ"とチャンネル名をリニューアルして、 
    DaiGoの心理分析してみたチャンネルの会員専用アプリも"ぬこみこ動画から【Dラボ】に名称を変更↓
    iOS▷https://t.co/8kDr78i9ER
    Android▷https://t.co/pnnurzNB1Z
    いろいろと移行しております。

    今後のこちらのチャンネルの発信、運営内容としては、
    "3分で読めるメンタルブログ"のように、DaiGoチャンネルの放送内容をそのまま記事化したブログのみではなく、
    一問一答形式やブログ内容をワークシート化したり、編集をした記事の掲載をメインに、リアル勉強会の放送や兄弟子プロジェクトなどのオンラインサロンのようなコミュニティサービスを付随させた内容と運営になります。

    放送内容をそのまま記事化したブログではなくした理由としましては、
    記事の転載使用が後を経たないの

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  • いかなる状況でも生き抜く最強スキルとは?!

    2020-06-26 18:00  
    7
    つっしーとのコラボ放送から、少し間が空いてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?!
    DaiGo宅、つっしー宅、パレオ宅と家庭訪問週間だったスーパーコネクターのつばさです。

    兄弟子コミュニティ実装に向けて、絶賛ラボ中な訳ですが、予定通り進むことはほとんどないことだけが予定通りで、予想外を如何に楽しむかに挑戦、調整しながら、更なるレジリエンスを鍛えております。

    ※レジリエンス
    https://daigoblog.jp/power-confront/


    兄弟子メンバー募集は、一旦6月中で募集を締め切り、7月の1週目にチーム分け発表します!!
    【https://daigoblog.jp/recruiting-siblings/】

    近々、"松丸ブラザーズとのバイオリン体験レッスン"や"つっしー&パレオさんとの遠足"、そして"女子弟子会"なども控えているので、チームDaiGo活動報

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