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嫌韓流の作者と安田浩一の対談を読んだ
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嫌韓流の作者と安田浩一の対談を読んだ

2014-04-14 12:30
     

    ジーツーという雑誌で『マンガ嫌韓流』の山野車輪と
    安田浩一の対談を読んだ。

    在日特権があるかないか」という話になれば、
    安田浩一に敵う者はいまい。

    山野車輪は徹底的に論破されている。

    在日特権はあるということにしておかねば、
    山野車輪があの漫画を描いた意味もなくなるし、
    在特会が運動する意味もなくなってしまう。

    だから安田浩一氏の「在日特権などない」という主張は、
    できるだけ普及させた方がいい。

     

    この『嫌韓流』が出たとき、『戦争論』に似ていると
    言われて不愉快でしょうがなかった。

    似ているのはナショナリズム肯定だけで、
    テーマの複雑さや意義はまったく違う。

    ネットの中の嫌韓カルト言説を集めて漫画にするって、
    作家性はどうなるんだ?

    当時、わしは「週刊金曜日」のインタビューに応えて、
    『嫌韓流』を批判した。

     

    だが山野自身がわしの影響を受けたと言っている。

    それなら言うが、『差別論』は読んだのだろうか?

    影響を受けなかったのだろうか?

    さらに『戦争論』のテーマは「個と公」であることが
    読解できたのだろうか?

    「戦争論」執筆時はまだ説明が未熟だが、342pに
    国のために部落差別なんてあっちゃいけない」と
    書いている。

    わしは『差別論』の著者だから、在日差別だって
    あっちゃいけないと考えるのは当然だ。

     

    さて、明日の「ゴー宣道場」は、どんな展開になるだろうか?

     

     

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