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「アサコール」にこの国を託せるか?-安倍晋三の陥穽-
2012-09-27 14:30105pt安倍晋三は 「1日30回トイレに行ってまだおなかが痛い」 という原因不明の難病で政権を放り出した人である。 まず、この認識を軽く見てはいけない。 自民党議員たちが、この難病を「アサコール」という新薬のおかげで克服できるから 総裁にしてもいいと考えたのなら、これはもう度し難い非常識な連中が国会議員を やっているということであり、そういう国会議員は売国奴である! 安倍晋三が退陣して誰も期待しなくなっていたとき、新たな期待を盛り上げようと最初に画策したのはわしである。 その対談は 『希望の国 日本』 (飛鳥新社)に収録され、その内容は安倍晋三本人も気に入ったらしく、まとまった部数を購入して知人に配ってくれていたようだ。 もちろんそのときは「下痢気味の人」という情報はあったが、まさか「潰瘍性大腸炎」 という難病だったとは知らなかったのだ。 その上、皇位継承問題で、安倍晋三がゴリゴリの男系固執主義者であることに気付かず、もう少し柔軟な立場を取れる人間だと思っていた。 まさか女性宮家の創設まで反対するとは思っていなかった。 その後の安倍の言動を見ていると、相変わらず保守系のメディアで、いい調子でネトウヨ臭いマッチョな意見を吐き散らし、おのれの精神的な弱さを偽装するタカ派のパフォーマンスにうつつをぬかすようになった。 いつか見た光景である。総理になる前は威勢のいいことばかり主張しているが、 その座を得た途端に腰砕けになるのはもう目撃してしまったから、そう簡単に騙される わけにはいかない。 ※この記事は小林よしのり氏のブロマガから一部を抜粋したものです。
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