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エマニュエル・トッドの見方が正しい
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エマニュエル・トッドの見方が正しい

2017-01-23 17:00
     

    朝日新聞と産経新聞はグローバリズムが好きだ。
    弱肉強食で格差を拡大するグローバリズムが大好きだ。
    イギリスのEU離脱にも、アメリカのTPP離脱にも、
    相当嘆いている。 

    朝日新聞も産経新聞も、グローバリズムで崩壊寸前になり、
    将来不安が増す中間層が、ネトウヨ化し、下層民や弱者や
    少数者をヘイトスピーチする状況を放置したがっている。

    中間層が崩れることは、資本主義のエンジンを失うこと
    なのだが、それに気づきもせず、グローバリズムの継続を
    願っている。 

    テレビのコメンテーターたちも、トランプ大統領誕生を嘆き、
    ボロクソに言っている。
    日曜朝の関口宏が司会の番組は、今までグローバリズムを
    批判していたはずなのに、全員でトランプ大統領を貶して
    いるから驚いた。 

    「自由」や「平等」の理念をトランプが言わなかったと
    誰もが言うが、その「自由」「平等」「民主主義」の理念を
    中東に押し付け、イラクを崩壊させ、シリアを無秩序化し、
    大量の移民を出した事実をもう忘れたのか? 

    アメリカの「理念」を世界中に押し付けることこそが
    帝国主義だったのに、なぜそれを肯定するのか?
    アメリカ帝国主義の完成を、そんなに望んでいたのか?
    誰もかれもが分裂症だ。 

    エマニュエル・トッドがこう言っている。
    「一つの国というより帝国と化した米国に主導された時代、
    グローバリゼーションが国を乗り越えるという夢が絶頂に
    達し、そして墜落していくのを見た。一つの時代の終わりと、
    別の時代の始まりを示している」
    この通りじゃないか!

     

     

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