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オリバー・ストーンがトランプ大統領について
朝日新聞で面白いことを言っている。
ヒラリー・クリントンが大統領になっていたら、
米国による軍事力の介入で他国の体制を変える、
今までの米国と同じ愚挙をやっただろうと言うのだ。
わしもそう思う。
トランプはイラク戦争を膨大な資源の無駄だったと批判し、
米国第一主義を唱えているからヒラリーよりは安全と
いうのだ。
しかもイスラム国と戦うためロシアと協調するのも
良いことだとオリバー・ストーンは言う。
イラクの大量破壊兵器に関するCIAの誤情報にも
触れており、トランプがCIAを信用しないのも理はある。
オリバーはリベラルこそが「ものすごい介入主義」だと
断じている。まったく同意する。
ただし、一点、オリバーが指摘していないことがある。
トランプはエルサレムを首都と認めてアメリカ大使館を
移すという情報がある。
これをやったら、また中東情勢が悪化して、これに
日本が巻き込まれる恐れがある。
なにしろ安倍首相は「日米同盟は不変の原則」と言って
いるから、「尖閣を守ってやるから中東に自衛隊を送れ」
と言われたらやってしまうだろう。
日本は自主防衛を進め、対米自立した自主外交をやる
必要があるのだが、わしも安倍政権による憲法改正は
危ういと認めざるを得ないし、また自民党も本音は
その気もないようだ。
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小林よしのりライジング
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