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わしは未だに皇室典範改正で突っ張るべきだったんじゃないかという疑念が晴れない。
「朝ナマ」で特例法の意味をいくら説明しても、誰にも伝わらなくて焦る。
今日の東京新聞にも、『「一代限り」先例にも』と載っている。
「一代限りの先例」というのは、一体何なのだ?
しかも女性宮家創設の議論は「特例法の施行後」から始めるとなっている。
つまり、眞子さまのご結婚後ということだ。
こんな馬鹿な話はない。
小沢一郎氏の自由党は、
「我々は当初から皇室典範の改正を主張してきた。付帯決議案に『女性宮家』との文言が入ったが、何の法的効果も持たない」
として、特例法の採決を棄権してくれた。
わしは感謝している。
民進党の枝野幸男氏も
「退位を実現するなら皇室典範の改正が筋で、特例法では制度の恒久化はできない」
として、棄権した。
石破茂氏も、「皇室典範を改正すべき」で棄権。
なんと上西小百合議員が
「天皇陛下のお気持ちを斟酌すると、恒久法でなければいけないのではないかと考えた。また、付帯決議についても、『女性宮家』創設の検討期限が明確に示されておらず、反対に至った」
として、特例法に反対した。
この人は「維新の会」でも問題児あつかいのようだが、案外、自分の頭で考えだした議員なのではないか?
共謀罪にも反対しているし、見直した。
基本的に民進党の活躍は認めているが、もう一つの道もあったのではないかという疑念は、今も残っている。
11日(日曜)の「ゴー宣道場」では、あえてわしが異議を呈すべきかもしれない。
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小林よしのりライジング
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