東京新聞に弁護士・太田啓子氏の憲法論が載っている。
現憲法の第13条「個人として尊重される」の「個人」が、自民党改憲草案では「個」が取れて「人として」という文面になっている。
これは「個人主義の行きすぎが社会病理を生んでいる」という発想が自民党の中にあるからだと、太田氏は指摘している。
太田氏は自民党改憲草案は「個人主義への攻撃」だと言う。
自民党の考え方はその通りだろう。
だが、よく考えて欲しい。
山尾志桜里への「魔女狩り」バッシングの様子を見なさい。
日本人がいまだに因習が支配する、古い村社会の住民だということが、よくわかる。
日本人のほとんどは、全体主義・同調圧力に弱く、個人主義など育っていないではないか!
誰も彼もが「魚群」のように同じ方向を見て泳いでいる。
自民党が考える「個人主義の行きすぎ」というのは、実は「利己主義の行きすぎ」の間違いである。
彼らにはこの違いが分からないのだ。
13条にある「個人として尊重される」の「個人」は削る必要もないと思うが、本来「個人」は一神教に対応する感覚である。
日本人はもっと「個人主義」の者が多くなって欲しいと思うが、残念ながら農耕民族には「個人主義」は育たない。
小林よしのりや山尾志桜里は本物の「個人主義者」である。
「利己主義者」と「個人主義者」を見分ける目も、残念ながら日本人にはなかなか育たない。
権力の暴走を恐れなければならないという考え方は大いに賛成する。
だが、現憲法では権力の暴走を縛ることが出来ない。
現在は立憲主義が崩壊しているのだ。
立憲主義を貫徹させる憲法改正が必要だと、山尾志桜里は考えている。
太田啓子さんは「ゴー宣道場」を見学に来られてはいかがだろう?
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個人主義と利己主義は全然違う。
同性婚やポリコレは利己主義に過ぎない。
フランスとかドイツは個人主義が育っていると言うがそれは嘘。
フランスやドイツの権利は利己主義(エゴイズム)で非常に出来ている。
欧州連合がある限り、個人主義なんぞ無理に過ぎない。
ロシアのプーチン大統領はそう言った利己主義を止めるためにオルガリヒ解体や同性愛宣伝禁止法を可決したから、それがどう言う意味か理解しておこう。