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昨日はBS日テレの「深層NEWS」という番組に出た。
「戦後70年・・日本が進む道は?」というテーマで、
もう一人のゲストが屋山太郎氏なのだが、慰安婦問題、
靖国神社参拝、日米同盟などについて、
親米保守派と真正面から討論したわけだ。
まず、屋山太郎氏はわしの考えとは違う部分があるが、
嫌いな人ではない。
紳士的な人物で、博識な人だが、現在の親米保守の
典型的な考えを持っている人である。
番組は1時間なのだが、実質、討論する時間は45分
くらいなので、議論を深めるには限界はあるのだが、
テレビ番組であれだけの時間話せたこともないかも
しれない。
問題はBSでやってるあの番組を見てる人が、
どれだけいるのかわからないということだ。
わしもテレビは地上波だけでもいっぱいあるので、
BSまで見たことはほとんどない。
討論した印象としては、親米保守派は
やはりアメリカを信じたいのだなということ。
わしはアメリカを全然信じていない。
同じ価値観を持っているとも思わない。
東京裁判史観を評価しないところまでは一緒なのに、
アメリカが絡むと、「信仰心」で議論は噛み合わない。
屋山氏はオバマ大統領がアホだからという理由づけで、
都合の悪い部分は切り抜けようとするが、
ブッシュはもっとアホだったし、時期大統領は
ヒラリーになる確率が高い。
ヒラリーはオバマより中国寄りだ。
アメリカの大統領任せで日本の針路を
決めるわけにはいかないのだ。
わしはやはり日米基軸、米国依存には賛成できない。
わしの考えこそが、「戦後レジームからの脱却」である。
安倍首相は「戦後レジームの完成」に他ならない。
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小林よしのりライジング
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