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秘書に読ませる本
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秘書に読ませる本

2015-04-19 15:30
     

    わしは秘書岸端に流行小説を読まずに、
    古典を読むように言っている。

    流行小説は楽しいだろうが、時間つぶしにしかならない。

    以前、ハワイで某流行作家の本を読んで、
    呆れてしまった経験がある。

    教養にならないので、どうせ読むならわしが大学生の頃、
    読めなかった本を勧めている。

    岸端は素直にわしが読んでほしい本を読んでくれるので、
    ありがたい。

    先日は「二都物語」を読了したと言うので、食事しながら
    「レ・ミゼラブル」との比較を聞いた。

    フランス革命の前後の市民の感覚の違い、
    特に女性の感覚がわかって、色々腑に落ちる
    ところがあった。 

    古典小説では学術書ではわからない当時の
    庶民感覚がわかる。

    市民が愛国心に目覚めたときの挨拶の仕方など、
    岸端の読書を通じて、わしは学んでいる。

    自分で読書が出来ないもんだから、岸端に読ませて、
    報告してもらうのだ。

    本当はこんなやり方ではダメなのだ。

    自分が読みたくてたまらない。

    漫画家を引退したら猛烈に本を読もうと思っているが、
    今頃、漫画を描く面白さにも目覚めてきたから、
    いつ引退するのかもわからない。

    ちゃんと本を読める余力を残して引退しなければならない。

     

     

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