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皇統の「男系主義者」たちがよく言う「側室がなくても、
現代は医療が発達しているから大丈夫」という言葉が
さっぱり分からないのである。
「江戸時代は子供が病気になるとバタバタ死んでいたから、
側室が必要だった。現代はほとんどの病気は治せるから、
側室なしで大丈夫」と言うのだ。
この意味が全然分からない。
そもそも一夫一婦制の中で、しかも産む子供の人数が
不足しているのであって、1人か2人しか産まないのであれば、
男子が生まれる確率が減ってしまうのは当たり前である。
医療の出番は、まず子供が生まれて、育つ過程の話で
あって、1人も産まなければ、医療の出番はない。
現に皇室でも次世代の男子は悠仁さま一人になっている。
それとも医療の出番は、子供を産む前の段階からと
考えているのだろうか?
だとしたら、不妊治療や、試験管ベビーや、代理母で、
子供を産めということなのか?
だがそれでも男女の産み分けは出来ないのである。
「男系主義者」たちから、「医療の発達」とずっと聞いて
きたのだが、一体何の意味があるのだろう?
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小林よしのりライジング
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