村山談話・河野談話に未来はあるか?
第8回 慰安婦強制連行・唯一の証言はウソだった!
昭和58年(1983)、吉田清治(本名・吉田雄兎)という男が書いた
『私の戦争犯罪ーー朝鮮人強制連行』という本が出版された。
これが諸悪の根源だった。
その本が、どんな内容だったか紹介しよう。
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著者の吉田は戦時中、「労務報国会」という半官半民の組織の
山口県下関支部で動員部長をしていたという。
その際に軍から「皇軍慰問・朝鮮人女子挺身隊二百名」を集めよとの
「動員命令書」を受けて朝鮮の済州島に渡り、若い女性を狩り集め、
慰安婦にしたとザンゲした。
木剣を持った隊員と、銃を持った兵隊が民家の戸を開けて
踏み込んで女を捜す。
隊員や兵隊たちは二人一組になって、泣き叫ぶ女を両側から囲んで、
腕をつかんで次々に路地に引きずり出す。
かん高い悲鳴をあげて暴れる娘たちを取り押さえ、
手をねじ上げてトラックへ引っ張って行き、幌の中へ押し込む。
兵隊たちが「役得」をあてにしているというので、
30分の小休止を与える。
兵隊たちがトラックの幌の中に乗り込んでいき、
娘たちの悲鳴と兵隊たちの笑い声が起こる。
娘たちはすぐ、兵隊たちに慰安婦にされてしまった。
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…といった話が、この本には延々と記されている。
銃剣を突き付け、抵抗するものは容赦なく殴る蹴るして、
まさしく「奴隷狩り」のごとくに強制連行したというのが
吉田証言だった。
慰安婦強制連行の証言は、これ以外は一件もない。
そして、この唯一の証言が完全なるウソだったのだ。
1992年(平成4)、現代史家の秦郁彦氏は済州島へ現地調査に向かった。
そこで判明したのは、島民が「でたらめだ」と一蹴し、
数年に渡って追跡調査した郷土史家は「事実でない」と結論付けて
「この本は日本人の悪徳ぶりを示す軽薄な商魂の産物と思われる」
と憤慨していたという事実だった。
秦氏は地元紙の記者に
「何が目的でこんな作り話を書くんでしょうか」と逆取材されて答えに窮し、
こう答えるのが精一杯だったという。
「有名な南京虐殺事件でも、この種の詐話師が何人か現われました。
彼らは土下座してザンゲするくせがあります」
吉田もパターン通り、韓国を謝罪行脚して土下座していたのだった。
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