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「性奴隷」クマラスワミ報告書に登場
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「性奴隷」クマラスワミ報告書に登場

2014-05-04 13:30
     

    村山談話・河野談話に未来はあるか?
    第65回 ついに国連の文書に登場した「性奴隷」

    戸塚悦朗弁護士が「気が遠くなるほどの数」の国際会議
    出まくって、慰安婦は「性奴隷」であり、日本政府の責任追及を
    すべきだと訴え続けて2年が経った1994年、
    ついに国連人権委は「女性に対する暴力に関する
    特別報告官」としてスリランカ人女性、
    ラディカ・クマラスワミを任命、調査に当たらせた。

    クマラスワミは1995年7月、日本、北朝鮮、韓国へ
    調査旅行を行なう。

    この際、日本では日本政府の責任を追及する
    吉見義明教授と、吉田証言の虚偽を実証し、
    日本政府の責任を否定する秦郁彦教授の両方から
    聞き取りをしている。

    そしてクマラスワミは1996年に
    「戦時の軍事的性奴隷制問題に関する報告書」、
    通称「クマラスワミ報告書」を提出するのだが、
    その内容はデタラメの一語に尽きるものだった。

    何しろ、タイトルから「性奴隷」という言葉が
    使われているのだ。

    そして「第1章 定義」には「慰安婦」ではなく
    「性奴隷」という語句を使うことについて、
    こう書かれていた。

    ・・・・・・・・・・・

    特別報告者(注・クマラスワミのこと)は、「慰安婦」
    という語句が、女性被害者が戦時下に耐えなければ
    ならなかった、強制的売春ならびに性的服従および
    虐待のような、毎日行なわれる複数の強姦および過酷な
    肉体虐待の苦痛を、少しも反映していないとの、
    現代的形態の奴隷に関する作業部会委員ならびに
    非政府機関代表および学者の意見に全面的に賛同する。

    したがって、特別報告者は、「軍隊性奴隷」という語句の方が
    より正確かつ適切な用語であると確信を持って考える。

    ・・・・・・・・・・・

    この文中にある、「慰安婦」という語句は不適切で、
    「軍隊性奴隷」とすべきだと意見した
    「非政府機関(NGO)代表」とは、戸塚悦朗以外にはありえない。

    そして、同様の意見を表明したとされる
    「現代的形態の奴隷に関する作業部会」とは、
    戸塚が足繁く通っては自説を訴え続けた会議である。

    さらに、同様の意見を表明したという「学者」とは、
    日本で面談した吉見義明である可能性が
    高いのではないか。

     

    ともかくこうして日本人自身の、それもほとんど
    戸塚悦朗というたったひとりの男の働きによって、
    ついに慰安婦は「性奴隷」として国連の公的文書に
    記載されてしまったのである。

    戦争論(帯アリ)

    戦争論2(帯アリ)

    戦争論3(帯アリ)

     

     

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