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ドイツの後方支援は安保法制の先例である
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ドイツの後方支援は安保法制の先例である

2015-07-21 13:00
     

    「報道ステーション」ですごい特集をやっていた。

    ドイツは日本と同じように憲法解釈を変えて、集団的自衛権を
    行使できるようにし、アフガニスタンで後方支援を
    やったのだ。

    その様子を流していたが、タリバンに襲撃され、
    完全な戦闘状態になっていた。

    それが後方支援の実態なのだ。

    ドイツ兵たちは、後方での治安維持や復興支援だから安全だと
    言われて派兵されたのだが、毎日のように戦闘に巻き込まれる。

    ドイツ軍の基地には1年に31本のロケット弾を受け、兵たちは
    20回も銃撃戦に巻き込まれ、55人の死者を出している。 

    そして哀れなことに、このドイツ兵の死者や犠牲者は、
    全くの無意味だった。

    アメリカの侵略戦争に加担して敗北したのだから完全に
    犬死になのである。

    自分の祖国を守るために死んだのではない。

    悪の後方支援で死ぬのだから
    無残と言うしかない!

    日本もアメリカのイラクへの侵略戦争を大いに支持して、
    日米同盟のアリバイ作りでサマワに自衛隊を出した。

    幸いにも現地では戦死者を出さなかったが、帰還した
    自衛官の中には自殺者もPTSDもたくさん出ている。

    実はその時も、日本国民には秘密裡に、米軍のために
    武器弾薬や米兵の運搬という後方支援をしていたようだ。 

    安倍首相はベトナム戦争・イラク戦争のような事態には、
    集団的自衛権は行使しないと言うが、行使しなければ

    日米同盟の危機になり、それは日本国の存立危機だという
    論法が必ず首をもたげてくるだろう。 

    自衛隊も将来はドイツのあとを追うことになる。

    軍人なのだから、祖国を守るための犠牲なら名誉であろう。

    だが、単にアメリカの侵略戦争の後方支援で死ぬのならば、
    犬死にである。

    戦死者の弔いについて考えるべきではなかろうか?

     

     

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