朝日新聞によれば、2日、衆参両院の正副議長が、10の政党と会派の代表を集めた全体会議を開いたという。
そこで「女性宮家創設」を含む安定的な皇位継承について、「継続的に検討」する必要性で各党が一致したようだ。
民進党の馬淵澄夫・党皇位検討委員会事務局長は、自民党に「いつまでに解決しなければならない課題だという考えを持っているのか」と問いただした。
自民の茂木敏充政調会長は「女性皇族のご年齢からしても、女性宮家などの問題は先延ばしすることができない」と明言。
高村正彦副総裁も「遅滞なく、と考えている」と言ったという。
さらに驚いたことに、菅義偉官房長官は2日の記者会見で、女性宮家創設を視野に、「今後どのように対応するか、検討を先延ばしするべきではない」と述べた。
政府内でも検討に向けた機運が出てきているらしい。
柔軟姿勢に転じた自民党に対して、民進党の野田幹事長は、「次の臨時国会でも、その次の通常国会でも、可及的速やかに検討し、結論を得るべきではないか」と年限を区切った検討を求めたという。
ただし、野田氏は、会議後に記者団の前では、「いつまで、どこまでというのは決められないかもしれない」と漏らしたらしい。
議論の方向次第では必ずしも「期限」にこだわらない姿勢もにじませたという。
おやおやおや――――――――? 危ないぞ。
産経新聞によると、この全体会議は「典範に特例法明記」で調整となっており、わしはこのやり方ではダメだ!
これは言っておく。
あくまでも「王道」で譲位をしていただかねばならない。
つまり皇室典範の「本則」を改正して、憲法違反の疑いが一切ない譲位しか認められない!
これは難しいことではない。
民進党もそのための法案は出せるはずだ!
ここは妥協できない!
不安なのは野田幹事長が「譲位の政局化は望まない」として、対案提出は行わない方針であることだ。
だが、譲位のための典範の「本則改正案」は、自民党が作れないなら、民進党が出してやるしかなかろう。
「譲位のための3要件」は将来的に対応できる完璧なルールである!
野田氏は大島氏と「細かく連絡を取っている」らしいが、人間的な付き合いに負けて、「妥協」するようなことは、天皇の問題では許されない。
これは言っておく。
『天皇論 平成29年』の売れ行きが大変好調だ。
今朝の朝日新聞に広告が載ったが、今後も他の新聞やメディアで宣伝がされるだろう。
今からもっと売れていくはずだ。
明日、発売の「SAPIO」では民進党の戦いをしっかり描写しているぞ。
そして、4月4日発売の「SAPIO」でも、天皇譲位問題について描くことを決めた。
4月9日は「九州ゴー宣道場」からこの問題で生中継する。
さらに4月24日発売の「FLASH」でも描くことにした。
『天皇論 平成29年』を素材に、もっと若い世代に向けての天皇譲位問題を描く。
まだまだ終わらない。
皇室典範の「本則」に譲位の恒久的ルールを書き込むこと!
女性宮家創設は期限を区切って、罰則付きで、継続審議を行うこと!
これは絶対にやらねばならぬ戦いだ。
わしは徹底的に見張っているぞ!
真の尊皇派たちよ、諸君らも見張れ!監視せよ!
注目を超えて、監視する迫力でいるんだぞ!
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