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「恋愛禁止条例」から「恋愛スルー条例」へ(その6)
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「恋愛禁止条例」から「恋愛スルー条例」へ(その6)

2014-04-18 13:00
     

    大人AKB48のセンターが372児の母に決まった。

    これは江崎グリコのキャンペーン企画だが、
    握手会、劇場公演、コンサートにも参加するらしい。

    もはやAKBは秋葉原のアイドルヲタが育てる
    マイナーなコンテンツではない。

    その時代に出来た「恋愛禁止条例」という村の掟など、
    資本主義の波に乗りまくった現在では
    邪魔な存在なのかもしれない。

     

    電通も入り込んで次から次に新たな企画が提出され、
    大企業とのタイアップが決まっていく。

    スキャンダルが出たメンバーが大企業のCM
    起用されていたら、「スルー」しておいた方がいい。

    CMはイメージが大切だから、スキャンダルは企業側が嫌う。

    メンバーが謝罪したくても、
    スキャンダルを認めることは出来ないし、
    運営側も罰なんか与えられないのである。

    これも資本主義の要請なのだから仕方がない。

     

    AKBはもうコアなファン層の愛で支えられる
    コンテンツではない。

    CDの売り上げより、企業から入ってくる収益の方が
    大きいかもしれない。

    そのせいか最近、CD/DVDのクオリティーが落ちている。

    わしは全グループの劇場盤以外のCDを、
    全タイプ購入してきたコアなファンなので、
    質の低下は気になる。

     

    こうして資本主義の要請で「恋愛禁止条例」は
    消滅したように見えるのだが、
    奇妙なことに江崎グリコの企画では、
    また「恋愛禁止条例」が復活しているのだ。

    大人AKBセンターの主婦が、報道陣から
    AKB48は恋愛禁止ですが?」と振られて、
    恋愛はしません!」と宣言した。

    もちろんシャレだが、これがYahooニュースに載っていて、
    話題作りに貢献している。

    相変わらず「恋愛禁止条例」は、
    AKBの重要な「売りもの」「セールス・ポイント」として、
    しぶとく生き残っているようである。(つづく)

     

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