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集団的自衛権を首相一存で行使の奇怪
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集団的自衛権を首相一存で行使の奇怪

2014-05-02 11:30
     

    恐るべき事態になっているが、どうせ国民は問題が
    どこにあるのかもわからないし、無関心のままだろう。

    安倍首相は集団的自衛権の行使容認を「政府方針」にして、
    内閣の了解も得ず踏み切る構えだ。

    首相の一存で解釈改憲ができる前例を作ることになる。

    公明党が政権離脱の覚悟で反対できたら、大いに株を
    上げるだろうが、ここで妥協したら侮蔑されるだろう。

     

    問題は「立憲主義か」、「アメリカ依存か」の、
    二者択一になっている。

    二者択一に見えないように、「限定容認」とか、
    「自衛権」という言葉に集団的自衛権を内包させようと、
    公明党を騙す手口を色々工夫しているが、
    安倍首相の本心は、アメリカに「失望」されたくない
    という一点である。

    「中国が恐い!」

    「尖閣をよろしく―――――――っ!」

    これが本音だ。

     

    やはり6月8日の「ゴー宣道場」は、この国の行方を占う
    重要な議論になる。

    憲法をどう考えるかを抜きにして、集団的自衛権の問題も
    考えることはできないのだ。

    日本的立憲主義は果たしてあるか?

    根本的な命題から解き明かす。

     

    ゴー宣道場

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