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深層ニュースで西尾幹二氏と議論
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深層ニュースで西尾幹二氏と議論

2015-04-09 16:30
     

    昨夜はBS日テレの「深層ニュース」で西尾幹二氏と、
    主に対米関係について議論した。

    西尾氏との再会は十数年ぶり、もともとハゲてたから
    風貌は変わらないような気がする。

    向こうもわしを変わらないと言うので、いや、
    白髪だらけになったと言うと、
    「白髪は誰でもだろうがカツラじゃないか?」
    と言う。

    カツラなんかするくらいなら人前に出ないわい。 

    最初は西尾氏、安倍政権をよくやっていると
    評価していたが、わしが「戦後レジームの
    完成」だと言い、一つ一つ否定していくと、
    すべてに賛成してきた。

    西尾氏は普段、自称保守論壇村
    (=安倍政権応援村)で暮らしているから、
    無意識のうちに頽落してしまう。

    だが本来の西尾幹二はそんな集団主義の
    人間ではないはずだ。

    二人で話すと本来の西尾幹二が戻って来る。

    わしの言わんとするところを、瞬間的に掴む
    頭の良さはやはり凄い。

    わしが中東で戦争するのは反対だが、
    北朝鮮とだったら賛成すると言ったら、
    司会者や周囲の人たちが慌てていたが、
    あれは何だ?

    よっぽど過激に聞こえたのか? 

    核心だけ突いていく議論になったので、
    視聴者を置き去りにしてないか心配だったが、
    終わった途端に時浦くんから、
    「今回は面白かった」というメール。

    番組を見たわしの周囲の反応は大変良い。

    面白かったそうだ。 

    西尾氏は皇室や皇統の考え方が全然合わないが、
    歴史認識や国防の考え方なら意気投合できる。

    自称保守論壇村の「空気」に感染すると、
    安倍政権を肯定するようになってしまうが、
    それは「戦後レジームの完成」に手を
    貸しているだけなのだ。

    「つくる会」は自虐史観を克服することには役立った。

    ただし、恐米奴隷保守が混じってたことが
    失敗だった。

     

     

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