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宇野常寛氏の言う「歴史修正主義」とは?
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宇野常寛氏の言う「歴史修正主義」とは?

2015-07-11 00:30
     

    「報道ステーション」に宇野常寛氏が出ていたが、
    わしには何をしゃべっているのか理解できないのである。

    安保法制を強引に成立させようとしている安倍政権に
    対して批判的なようだが(それは良いのだが)、

    その根拠に「この人たちは歴史修正主義者だから」と
    何度も繰り返していた。 

    「歴史修正主義」とは具体的に何を指しているのだろう?

    慰安婦の「強制連行」説を唱えた朝日新聞や左翼の方が
    「歴史修正主義」なのか?

    「強制連行」は吉田清治の創作で、事実はなかったと唱えた
    産経新聞や保守系の方が「歴史修正主義」なのか? 

    あるいは朝鮮人「強制連行説」の場合は、強制連行が
    あったとする方と、なかったとする方の、どちらが

    「歴史修正主義」なのか、全然わからない。

    修正してはならない歴史の真実はこうだという意見を
    宇野氏が持っているのなら、教えてほしい。 

    さらに宇野氏は、本当は中国の脅威に備えるべきだと
    思っているのだが、今の日本人は「歴史修正主義」や

    ヘイトスピーチが跋扈する17歳の未熟な国民だから、
    安保法制は反対だと言う。

    まったく訳が分からない。 

    本当に中国の覇権が日本の存立危機を脅かす
    緊急性があるのなら、しかもその緊急性は、

    憲法改正する期間の余裕もないほどなら、
    立憲主義を壊して、解釈改憲で乗り切ることも
    仕方がないだろう。 

    だがわしは、現在の中国の脅威が、立憲主義を
    破壊せねばならぬほどの危機だとは思っていない!

    ここが大事なところだ。

    安倍晋三が目の前にいれば、ここを完全論破できるのだが。

     

     

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