民進党の枝野幸男氏から電話があって、代表選の結果報告と推薦文を書いたお礼があった。
枝野氏は予想以上の善戦をしたのではないか?
わしは枝野氏を幹事長にして、挙党体制を作ってもらいたい。
前原氏と枝野氏の間で、そんなに距離があるとは、わしは思えず、自民党との対立軸を明確にしなければ、民進党の存在意味はなくなってしまう。
民進党内の「保守」という勢力はよく考えて欲しい。
第二自民党や第三自民党を作るのが「保守」ではない!
弱肉強食の新自由主義(自民党)か、将来不安を軽減する再分配型(民進党)かという対立軸は、前原氏でも枝野氏でも同じだ。
強者に儲けさせればトリクルダウンで庶民に富が滴り落ちて来るという政策は、もうとっくに破綻している。
民進党の掲げるボトムアップ型は、単なる社会主義ではなく、それこそが将来不安のない環境で、民間の活力を生み出して、資本主義を活性化させる政策になるだろう。
それが資本主義を「保守」する方法論なのだ。
一般国民は、安倍政権と民進党の政策の差がまだ分かっていない。
ていねいに説明すれば分かるのだ。
テレビの司会者が、「自民党は強い、民進党は弱い」というイメージを植え付けるから、一般人は「勝ち馬」に乗ろうとする。
民進党が悪いわけじゃなくて、マスコミが自民党との政策の差を説明する能力がなく、国民が政策の差で選ぶことができないのである。
弱肉強食か?将来不安の除去か?
国民はこの差で選べばいいだけなのだが、テレビがこれを伝えない。
民進党も、もっと一般国民向けに、超分かりやすく違いを訴えれば勝てるはずだ。
資本主義を「保守」する政党はどこか?
わしはこの観点から、民進党を応援しているのである。
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前原氏は小沢一郎に近く、他の政党との協力を進めてくると思う。
安倍内閣を降ろすには小沢一郎率いる自由党との連携が最重要であり、枝野氏は幹事長に起用すれば安倍内閣は終わります。
週刊現代は反小沢の新自由主義雑誌だし、講談社は三菱財閥と関係が深い。
講談社がネトウヨ漫画を大量量産しているから非難されて文句は言えまい。