「男女平等原理主義と不寛容」小林よしのりライジング Vol.286

第286号　2018.9.25発行

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「小林よしのりライジング」

『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。

毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ！」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう！「御意見拝聴・よいしょでいこう！」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしの人たち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。（毎週火曜日発行）

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【今週のお知らせ】

※「泉美木蘭のトンデモ見聞録」…前回、国家理念として「男女平等・人権尊重・個人尊重」を掲げるイデオロギー国家・スウェーデンについて書いた。今回はその第二弾。スウェーデンでは、《宗教》と《男女平等》の対立が何度も繰り返されている。スウェーデンだけではなく「男女平等」を掲げるヨーロッパ各地で、まさに「原理主義の対立」が起き、日本人の想像をはるかに超えた「不寛容さ」がまかり通っているのだ。これでも「外国はすごい！」と言えるだろうか？

※「ゴーマニズム宣言」…「コンテンツ」という言葉が当たり前に使われるようになったのは、いつ頃からのことだろうか。はっきり覚えてはいないが、ネットメディアが普及してからであることは間違いない。そもそもクリエイターが心血を注いだ「作品」をただの「コンテンツ」と言って良いのだろうか？そして“日本のコンテンツを海外展開する”クールジャパン機構の実態とは？

※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」！木戸孝允をどう評価している？国産車の中で乗ってみたい車はある？屋外全面禁煙を求める動きは行き過ぎでは？先生はいつ頃までLGBTに偏見があった？「文藝評論家」って偉いの？美空ひばりの死は「昭和の終わりの象徴」といわれるけど、平成はどうなる？…等々、よしりんの回答や如何に！？

【今週の目次】

1.　泉美木蘭のトンデモ見聞録・第98回「男女平等原理主義と不寛容」

2.　ゴーマニズム宣言・第294回「コンテンツは作品じゃない」

3.　しゃべらせてクリ！・第243回「ぽっくん、貝になりましゅたの巻〈後編〉」

4.　Q&Aコーナー

5.　新刊案内&メディア情報（連載、インタビューなど）

6.　編集後記

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第98回「男女平等原理主義と不寛容」

　前回、国家理念として「男女平等・人権尊重・個人尊重」を掲げるイデオロギー国家・スウェーデンについて書いた。今回はその補足的な第二弾だ。

　戦後の復興需要に乗って経済発展するために、社会民主党がその理念である「男女平等」「女性の家庭からの解放」を急激に促進させ、女性を労働力として駆り出したスウェーデン。

　それまでは夫婦分業が成立し、妻は家事と育児を担当するのが普通だったが、イデオロギー注入によって「専業主婦は家庭の奴隷」「家事労働など『生産性』がない」と解釈されるようになり、現在も専業主婦は、日本で言う「ヒモ」と同等とみなされている。

　スウェーデンのある大学生が、100歳をこえた老人に「おじいさんの一生で何がもっとも重要な変化でした？」と尋ねたところ、「家庭の崩壊だよ」と答えたという。きっと「戦争」か、テレビやパソコンなどの「技術の発展」なんかについて話してもらえるだろうと期待したのに、高度経済成長期のスウェーデン人が体験したもっとも大きな出来事は、男女平等イデオロギーによる家庭崩壊だったのだ。

＊＊＊

　さて、スウェーデンの「女性の地位の向上」の歴史を並べてみると、日本が江戸幕府第12代将軍・徳川家慶の時代にはもう「財産相続権の男女平等」が認められていたのだから、「日本は遅れてる。外国はすごい！」と言いたい人にとっては好材料となりそうだ。

●スウェーデンの《男女平等》の歴史●

1845年　財産相続権の男女平等

1846年　女性に一定の分野で就労が認められる

1864年　男性が妻に体罰を加える権利を失う

1873年　大学への入学自由（神学、法学を除く）

1919年　女性選挙権および被選挙権

1921年　女性議員の誕生

1935年　男女平等の国民年金導入

1947年　女性閣僚の誕生

1958年　女性牧師の誕生

1974年　7カ月間の育児休暇を両親に付与

1975年　女性の自由意思による堕胎

1980年　男女平等法成立、職場での性差別は違法に

1982年　私的場所での女性虐待がすべて起訴の対象に

1992年　雇用機会均等法

2009年　男女平等オンブズマン制定

　最後の「男女平等オンブズマン」とは、職場や学校などで差別を受けた際に駆け込むところで、代わりに是正勧告をしたり、裁判の補助をしてくれる監視機関のようなものだ。日本でいう労働基準監督署の役割に近い。

　日本にも市民オンブズマン組織が行政の不正を監視しているが、「オンブズマン」は「代理人」という意味のスウェーデン語である。男女平等のほかにも、人種差別、障害者、性的指向などの差別オンブズマンが存在する。

●男女平等イデオロギーとイスラム教

　スウェーデンでは、《宗教》と《男女平等》の対立が何度も繰り返されている。

　「人権尊重」の国家理念上、スウェーデン政府は移民を積極的に受け入れ、差別なく国民と同等の福祉と社会保障を適用するべく支援を行ってきたが、財政的にかなりの無理があるようだ。また、一般のスウェーデン国民のなかには、自分たちと同じゲルマン民族ならまだしも、まったく異文化の移民までなぜ「国民の家」（詳細は前号を参照のこと）に入れなければならないのかという感情があるという。

　最近も「女性蔑視のイスラム圏からの移民を、男女平等の我が国スウェーデンに受け入れていいのか？」というジレンマが新聞で報じられていた。

　今年は、こんな裁判もあった。　

[Rashid（ID：30912088）]

水木イチ郎Z〜っ

配信ありがとうございます！
季節の変わり目です。
皆さま健康にはくれぐれもご留意ください。

[urikani（ID：59119230）]

ニャー

[urikani（ID：59119230）]

達夫と恐るべき計画！？
気になる気になる木～～♪
（~▽~＠）♪♪♪

[皿うどんボンバー（ID：13120218）]

4ばん

[hiro（ID：22907892）]

５番！

[monmon（ID：26428742）]

実は僕も最近、作品の事を「コンテンツ」と呼びがちでした。
今回のゴー宣や時浦さんのブログを読んで、言葉はちゃんと正確な意味を調べて使わなければ駄目だと、反省しました。

[ねこまる（ID：56322300）]

オワコン、とかネット用語は色んな意味では酷いですよね。
8番かな？

[くりんぐ（ID：19289646）]

おう。

[akimasanatsuken（ID：12780952）]

今週も配信有難うございますm(_ _)m
そもそも安倍の知的レベルでは原理主義と言われても何のことか理解できないだろうと思われます。
同様に意味もわからずカタカナコトバを使えばひとを煙に巻けるとも思っているのだと思います。
でも自分が煙に巻かれて税金の無駄遣いをして何の責任も取らないどころか権力を欲しいままに売国に励んでいるのだから許せません。

[叢叡世（ID：8854511）]

11PM

怖賀リータって、オカマとかオネエとかLGBTとかよりもお助け軍団なんじゃないんですかね？

[goburin（ID：10025763）]

立憲民主党に個人募金をしようか思案していたのだが、最近の枝野さんの態度を見ていると、募金しなくて正解だったかもしれない。

[希蝶（ID：22136524）]

十二指腸。
少し休むつもりでしたが…。
「オカマ」って、使用禁止語だったんですね（私は全然そんなふうには感じられない。よくいわれていたし）。やはり舶来語を使うと恰好よいという風潮がこの国にはあるように感じられます。

コンテンツというのも、その延長なんでしょうか。
ゲゲゲの鬼太郎やルパン三世やサザエさんのことをこの言葉で評しているのを、人づてに聞いたことがありましたが、何か違和感を覚えました。猫娘がかわいかろうと、ルパン三世の顔が変わろうとも、作者を特徴づける何かがあれば、それは鬼太郎やルパンなのだと思います。

ちなみに、私は「おそ松さん」はあまり好きではないです。今となっては幻となった第一話は笑えましたが

あと少し知ったかぶりをしますが、スウェーデンって、フランスから王様を迎えていますよね。革新政策の背景には、そのこともあるのでしょうか。
四言語国家・カントン自治のスイスが、他民族にそこまで不寛容だとは知りませんでした（やはりキリスト教価値観が第一なのでしょうか）

PCの状態もあるので、この程度にします。

最後に、あの危険なネタをとりあげてくださり、ありがたまきんです。知らない人のために解説すると、「獄門島」からとっています。

[佐々木（ID：18084514）]

木蘭さんのトンデモ見聞録で紹介されたスウェーデンと
スイスの不寛容ぶりはオウムのポアと通じるものがあって、
ここまで排他的になってしまうのでは、男女平等を
そのまま受け入れるのは非常に危険であると言うしか
ありません。
イデオロギーはカルト宗教の教義と同じだと益々考えが
強くなりました。それにハマる人がいるのは何か
コンプレックスがあるんだと思うと今回のQアンドAで
よしりん先生は回答されてますが、いつか自分も
抱えるコンプレックスとマッチするイデオロギーと
出会ってしまうのではと不安になります。

コンテンツはいつの間にか定着してたという印象で、
出くわす度に「どういう意味なの？」と頭を捻りつつ、
娯楽作品全般を指すものと漠然と解釈してました。
安倍首相をはじめ、コンテンツを使う人はハリウッド映画を
思い浮かべてるんじゃないでょうか。あちらはいつも
巨額の売上を宣伝文句に使いますから、あんな風に
荒稼ぎしたいという願望が表れているのかもしれません。
最も、今のハリウッド映画は中国資本がドンドン入ってる
らしいですが。
今の日本は娯楽作品を楽しむ感性もなくなったのかなと
思わずにいられません。

[焙煎珈琲（ID：22766773）]

今週も配信ありがとうございます。

前回と今回の話で「サヨク」の思想がハッキリしました。
すっかりそのような世の中になってきたので「サヨク」に
とっては良かったのでしょうかね？
「名誉男性」には良かったのでしょうが、
普通の女性はさらに暮らしにくくなっているのでは？
ウチの妻はどんどん悪くなる、と嘆いていますが。

握手とかハグとか自分には大分抵抗があります。
転職先で初対面のある社員が握手を求めてきたので
応じましたが、それ以来特に違和感があります。
幕末のドラマで「シェイクハンド」が大概出てきますが、
あの時から日本にも普及していったのかなあ。

ですからイスラム教徒の教えの方が自分には受け入れやすい。
男女での握手といえば中学時代とかみな緊張したのでは
ないでしょうか。
思春期を迎えた男女にとって最初の性行為だとも言えるのでは。
ヨーロッパ諸国だって以前はそんな感覚だったのでは。
そういうことよりも上位で新しい価値感が「男女平等」？
ごく自然な感覚をイデオロギーで塗りつぶすのは怖いです。
スウェーデンでのおじいさんの「家庭の崩壊だよ」という
言葉の意味は重いですね。

[Rashid（ID：30912088）]

こんにチワワ！
もくれん師匠のトンデモ見聞録を読みまして。

スウェーデンといえば、今月の総選挙で極右の民主党が躍進、とのニュースがありました。

イデオロギーで設計主義的に社会変革を推し進めて行くとカウンターとしてこういった集団が台頭してくるのはある種自然なように感じますが、一旦立ち止まってこれまでの政策を見直す時期のサインなのではないか、とも思います。

移民の受け入れに寛容なのはまあ結構なことだとは思いますが、移民してきたからにはこっちのやり方をすべて受け入れろ！というのは「人権尊重、個人尊重」には反しますね。
「男女平等」だけが先鋭化しているように見えます。

スウェーデン、スイス、フランスの裁判の例はムスリムに対する差別（憎悪？）も見て取れますが、また別の話しなのでしょうか。

にしても100歳超えた爺さんにとって最も重要な変化が「家庭の崩壊」というのは庶民目線の率直な意見として秀逸です。

[焙煎珈琲（ID：22766773）]

「コンテンツ」って「中身」って意味だったんですか。
なんとなくそんなようなのかなと思って聞き流していたので
調べたことすらありませんでした。
「充実したコンテンツで月額540円」
この文ではコンテンツは「内容」と勝手に訳していました。
これもおかしな訳し方なのかもしれないのに疑問に思わなかった。
警戒しているつもりなのにダメですね。
こんなに失礼な意味だったとは。

かっこいいからとなんでも英語にしていた学生時代でしたが、
今ではカタカナ英語を意味もよく知らずに使うのは恥ずかしい。
これもゴー宣のどこかで教わったのではないかと思います。
とあるで外国人と結婚した漫画家の夫が
「テンションが上がる、はおかしい。テンションは張りだよ？」
という記述がありました。
フランス好きな妻は「セレブ」の日本での使い方がおかしいと。
そんなことが多々あって極力日本語で表現しようとしています。
珈琲の「ブレンド」を「混ぜる」というのは馴染まないので
「ブレンド」は使わざるを得ないのですが。

それにしても安倍政権の
「金、金、金になればなんでもいいんだ金持ってこい！」
という政策にはため息しかでません。
だから文化や歴史に疎く、芸術も理解できないのでしょう。
そのくせ人気者にはホイホイ近づいていく。
「エコノミックアニマル」なんてピッタリなカタカナ英語。
そんな時代はとっくに終わりを告げてます。

[anamochi（ID：4295913）]

コンテンツという言葉を自分が知ったのは90年代の末だからやっぱり最近の言葉なんでしょうね（少なくとも一般的には
自分もこの言葉の意味するところは何となくは理解できてはいたけど、正確に訳すとなんとも味気ない日本語になっちゃうのね

「作品か、コンテンツか」という目線で娯楽分野を見ると、ある作品が大ヒットからコンテンツに「成長」していったり、コンテンツの中に無数の「作品」があって、その中にメインやサブがあったり、コンテンツそのものが作品のような存在であったりで、定義も価値観もなかなか定め辛いという現状のようです

自分はホビーとブームの塊であるコロコロで「一つのジャンル（ファミコン、ビックリマン、ミニ四駆）の中で作品（原作、現物、物品）と作品（ストーリー漫画、攻略漫画）と作品（アニメ、特集記事）が鎬を削って全体を高め合う」という感覚を味わってきた育った世代だからか、
このコンテンツなる概念を妄信はしないけど全否定するのも勿体ないと思えてしまう

そこにあった確かな「熱」を振り返ると、盛り上がりそのものを「作品」と考えている所が自分にもあるので、コンテンツというのもその意味では結局単なる言葉なのかもしれませんね
ただしこれらは殆ど受け取る側の感覚なので、仕掛ける側にろくでなしがいるだろうことは今回の記事を読んで分かる通りなのですが…

是枝監督の話を聞いて、作り手には「出資者を叩く覚悟」、出資者には「自分の出す金で自分を叩く物が作られる覚悟」が求められると思えましたが、難しいだろうなあ、空気読んじゃうだろうなあ
世の中には行き詰まりが行き過ぎて「クールジャパンでも何でもいいから助けてくれ」と言い出さなければならないジャンルもあったりして、その原因はその原因は日本人の娯楽文化を一段低く見る精神性にあって、しかしその精神性があるからこそ日本の娯楽は世界標準になってるとも言えるわけで…
外国を例にしたシステマックな設計主義では解決できないという意味でスウェーデンやスイスの例に見事に繋がってるんだなあと

しゃべクリ一番手とは。しかもホビーネタは没り易いと思ってたのに採用。やったね

[Dr_mukimuki（ID：29219734）]

某文芸評論家がもしスウェーデンやスイスで痴漢をしたら「女だけではなく男も同じように触るからいいじゃないか。自分の触りたい権利を男女に対して平等に行使しているのだから。」と開き直るのでしょうか。
でも、もくれん先生に教えていただくまで北欧やスイスってなんとなくよい国のイメージがあったので気をつけようっと。

[国士無双十三面待ち（ID：30194069）]

ジャッジメント！！

[ゲスト（ID：47318413）]

今号の「コンテンツ」についてのお話は、目からウロコというか、はっとさせられました。

わたしは仕事上、「コンテンツ」という単語をよく見聞きしますし、実際にその「コンテンツ」を取り扱うんですが、ずっと心の中にもやもやがあって、でも、それが何なのかわかりませんでしたが、今日、はっきりとわかりました。そうか、「中味」だったんだと。

たとえば、ＰＣ、スマホ、タブレット向けの動画サイト。いろんな会社のいろんなサービスがあり、それぞれ特色がありますが、共通しているのは、基本的なアピール文句が「いくらの料金でどれだけの数の“コンテンツ”を視聴可能なのか」というところであり、それはつまり「コストの良い缶詰」ということであり、「味や質は二の次」という価値観が先行しているからそうなるのかなと。

中には、「この作品が視聴できるのはウチだけです」ってのはあるんですけど、それってあくまでも商業的に既に成功している作品ということであって、決して「当社が真剣に独自にめっちゃ考えて名作と判断しました」ってことではないんですよね。

実際、作品紹介はかなり薄っぺらだし、作品評価もユーザーのレビュー頼りですしね。

「良い作品かどうかはあなた次第です。ネットとか見て、勝手に判断してください。ウチはそれを視聴できる媒体を用意するだけですから」といった感じでしょうか。

時代を考えれば当たり前なのかもですが、なんだか寂しい感じは否めないですね。豊田氏のおっしゃるとおり、創造性への価値観は変わっているんだと思います。

[M.O（ID：2345820）]

今週も配信ありがとうございます。
是枝監督に関する記事は、私も紙版の毎日新聞で読みました。
言われてみれば、「コンテンツ」などという軽い表現を何にでも用いるべきではない、とあらためて気付かされました。
是枝監督はご自身で脚本を書かれますし、『海街diary』以外は全てオリジナル作品（『誰も知らない』『万引き家族』は実際の事件をモデルにしているそうですが）ですから、それを「コンテンツ」扱いされては憤りを感じるのももっともです。
ちなみに是枝監督は、政府のクールジャパン戦略にも疑義を呈しておられました。
数千万単位の予算をかけて、プロモーション活動を行うぐらいならば（熊本地震前ですが、くまモンを海外の映画祭に派遣したこともあったそうです）、若手の監督に一千万程度の予算を配布してカンヌを狙える作品を製作させた方が、日本映画の質の向上に繋がる、とおっしゃってました。
もっともこの発言は、小説や漫画、アニメの実写化が蔓延している状況を憂うものでもありましたが。
恐らく、我々「鑑賞する側」の感性の劣化も、「コンテンツ」という表現が飛び交う状況の一因にもなっているのでしょうね。

先生が書かれた次の文章を読んで、涙が出そうになりました。
>>
新品の『おぼっちゃまくん』の本を買い与えれば、出版社の利益になるし、それで増刷されればわしにも印税が入るけれども、ずっと昔に買った本を読んでいるのだから、商業的には1円も稼ぎ出していない。
しかし、親が読んでボロボロになった本を、子供が夢中になって読んで、さらにボロボロにしているということの方が、わしにとってはずっと嬉しい。
わしが描いたものが、家族の共有体験になり、次世代の心に伝わっている。

[皿うどんボンバー（ID：13120218）]

今週も配信ありがとうございます！
お疲れ様です。

「トンデモ見聞録」読みました。

スウェーデンの100歳を越えたお年寄りのお話、刺さりますね・・・。
1世紀の歴史を見て来たお年寄りの言葉は重いです。

「オンブズマン」がスウェーデン語というのも今回初めて知りました。
日本でも耳にする言葉ですが、スウェーデン語由来だったとは・・・。

イデオロギーが「宗教」のようになっている実例も記事を通じて知って、
改めて恐ろしさを覚えます。宗教というか、カルト宗教ですかね・・・。

そもそも、イスラム国家から大量の移民が生まれて、それが欧州に流れてきているのも、
歴史を紐解けば、元は欧州の白人達が植民地に対して行った徹底的な収奪や、
様々な民族が入り乱れている土地に、手前勝手に国境線を引いたことから始まっているように思います。
つまり、そのツケが回ってきているという風にも言えるところもなくはないのですが、
不条理を感じますね。

イデオロギーが他者への徹底的な不寛容を持って欧州に広がり、根付いて行っていることは、
今、アメリカを中心としたグローバリズム、新自由主義が世界を席巻していっていることと、どこか繋がるように思えてきます。
これでは社会主義というカルトが世界中を席巻した時の歴史の繰り返しのような気がしてきます。

宗教にしても、個々の民族独自の風習・習慣にしても、長い歴史と共に根付いているものが、
近代の設計主義的な価値で強引に染められたり潰されたり縛られたりすることは、恐ろしいことです。

設計主義的な価値観が猛威を振るっていることは、現代の世界における大きな病だと感じます。
その毒牙に、日本で言えば江戸時代の頃から既に蝕まれていたスウェーデンの歴史が示しているものは、大きなことです。
「他山の石にする」という意味で、スイスやスウェーデンの社会問題を捉えるという視点も必要かなと思いました。


「ゴー宣」読みました。

コンテンツ、という言葉を最初に聞いたころは、特に嫌悪感のようなものまではなかったのですが、
博多弁っぽく言えば「ツヤつけてからに～」という感じで、
英語で言い換えればいいってもんじゃなかろう、という感覚は何となくありました。
ネットスラングで「オワコン」（終わったコンテンツ）というのがありますが、
後にこれを耳にした頃から、このネットスラングも含めて、コンテンツという言葉自体が何だか嫌いになってきました。

菅義偉官房長官の、コンテンツという呼称に込めた映画作品に対しての捉え方に、明らかに見下したような思いがあったということを、
是枝監督は見抜いてしまったということが、良く分かります。

時浦さんの無料の方のブログ（豊田有恒氏の著書を読んで）も見ましたが、
私は宇宙戦艦ヤマト大好きなので、そこでも興味を持って記事を読んだのですが、
カタカナというか和製英語というか英語というか、以前から日本で普通に浸透していた言葉を、
わざわざ言い換えて呼称する中で、何か大事な価値観が変えられてしまっているのではないかという指摘は、
業界の第一線で長らく活躍されて来た豊田氏の言葉と相俟って、響くものがありました。
さらに、今回のゴー宣の内容の中にもありますが、豊田氏が欧米SFの翻訳家で英語に精通しているということがありますので、
更にこういう風潮のいかがわしさを感じますね。

国の舵をとる政治家が、映画を単なる金儲けの「コンテンツ」としか考えていないということになると、
ひいては作り手自体のモチベーションもどんどん下がっていき、
受け手もユーチューブやらアマゾンプライムやら何やらのネットに展開するグローバル産業の影響で、
タダで見られる、という感覚が蔓延していくと、
受け手の感受性もどんどん摩耗して下がって行く一方のように思えてきます。恐ろしい事です。

商売がいけないなんていうことではなく、目先の儲けだけで、作り手が必死の思いで作ってきたものを、
ぞんざいに扱い過ぎてはいないか、と思います。
というか、長い目で見て行けば、商売としても明らかに破綻しているのではないのかなと。
感性の劣化が蔓延してしまった先には、文化の衰退だけでなく、
国力や人の活力そのものの衰退が待っているように思えてきます。

「わしにも孫が出来ている」の無料ブログを読んで、今回のゴー宣と併せて考えるのは、
次世代にまで受け継がれる名作が生まれるというのは、物凄い宝だなということです。
小林先生は、戦争論では、祖父母の世代と現在の世代を繋ぐという奇跡を起こしましたし、
今でも読み継がれているということを考えると、確実に次世代に繋がっているのだと思いますし、
凄いことだと改めて思います。
「おぼっちゃまくん」も「ゴー宣」も、次世代まで受け継がれていく名作だと思います。
一瞬一瞬で消えていく「コンテンツ」なんか、屁みたいなものです。
名作を「コンテンツ」呼ばわりしてはならないと思います。

追伸：Q&Aありがとうございました。
先生は海外のルーブル美術館のようなところでも絵画を御覧になっているように思います。
他の方々の質問では、がんTさん、anamochiさん、M.Oさんの質問が印象に残りました。
しゃべクリ、がんTさんMVPおめでとうございます！

[がんＴ（ID：29256478）]

配信ありがとうございます。
祝っていただけるとは、ありがとうございます。私の記憶が確かならば、およそ３年ぶりのＭＶＰです。石の上にも三年（岩の上なら１年ｂｙ厳格和尚）です。

[私はグレートタコ社長（ID：18215915）]

アタックチャーンス！

[shiro（ID：19522841）]

配信お疲れ様です。新潮45の件はいろいろと残念でしたね。高森さんも書いておられましたが、編集者の役割はとても大事ですね。商売第一で阿ってはいけないと思いました。

もくれんさんの「男女平等原理と不寛容」の感想です。年表を見て、スウェーデンは筋金入りの男女平等実践の国なのだと思い知りました。原理主義というとすぐにイスラム教を思い浮かべますが、ある意味それ以上ですね。自由と平等は親和的であると「のほほん」としている日本人では、到底理解が及ばない世界です。

私見としては、出羽の守は確信犯だと思っています。海外という「世間の外」からの意見なら保守的な日本人でも耳を傾けることが多い。コンサルが横文字で人を煙に巻くのと同じですね。それを知った上で、「国際社会という世間」ではこうだよ、あなた方は時代遅れだよ、おかしいよ、と言いたいのでしょう。知らんがな、という話です。

[しおひょろ（ID：32205530）]

木蘭師範、ラトビアの男女人口比率の補足、ありがとうございました。
10月のゴー宣道場には参加出来ませんが、講師を頑張って下さい。

感想は、
宗教にしても、男女平等にしても、原理主義とは、まさに｢陥る｣ものですね。
多少フワフワしていても、情があった方がいいなぁ。

｢ほら、金出すからいいコンテンツ作れよ｣って無理ですね。
よいコンテンツを創ろうと思っても、名作にはならない(なりづらい)。
名作に出会ってもコンテンツ(札束)にしか見えないような感性にはなりたくありませんね。

[謎の中国人（ID：1473758）]

コンテンツって『中身』って意味にしては、中身の無い
言葉として使われているから、なんだか可哀そうですね。

[hiro（ID：22907892）]

スウエーデンやスイスの男女平等原理主義、びっくりしました。

コンテンツはカタカナ語への言い換えが氾濫していますが、
「感性の劣化」なるほどです。
また先生の作品へのこだわりも感じました。
今のジャンプの漫画がだらだらと長く、読んでも意味が分からない、
単行本でも意味が分からないとおっしゃってました。
安倍政権の言葉の軽さとかも、
様々なことがつながっている感じがしました。

[トロツキスト？（ID：35864008）]

お邪魔します。

「ゴー宣」拝読。
「コンテンツ」は、「中味」と言う意味だとは、恥ずかしながら知りませんでした。
政府が、「クールジャパンの海外展開」とかの文脈で良く用いるので、カネの臭いがする、胡散臭い否定的な印象を持っていました。「商品」の意味なら納得です。

ところで、映画・『カメラを止めるな！』を、ようやく観て来ました。
この映画は事前情報を入れない方が良いとのネット上の情報を入手。しかし、ＷＥＢ動画か別の映画で、予告編は見てしまっていました。
そこで、１・２館で上映開始が今や全国展開に。予算は３００万円とか。等。自分としては（笑）最小限の情報入手で観ました。

感想は、反応を文字には出来ません（笑）。なかなか良い作品だと思いました。お金と時間を使ったかいが有りました。
そして、この作品には、監督の映画への愛があふれている様に思えました。やりたいから創作しているのだなと。

エンドロールを見ていると、監督は脚本・編集も自らやっているようですね。自分は、シロートのくせに、見た映画の脚本や編集を、こうしたらより良いのにと考える悪い癖が有ります。しかし、この監督にはしてやられた！と思いました。（＜失礼）
これを「コンテンツ」と言われたら、監督もスタッフも立腹すると思います。

しかし、監督の次回作はハードルが上がりますね。商業作品ですから、興行的な成功もより期待されるでしょう。でも、創作する側としては、それもまた遣り甲斐があるのだと思います。そして、この映画愛が有れば、また面白い映画を届けてくれると期待しています。

[尻毛屋（ID：975653）]

配信お疲れ様です。
木蘭さんの記事からスウェーデンやスイスの男女平等の現状を知りましたが、「気持ち悪いなあ」と感じるばかりです。男女平等とは言いますが、やってることはグローバリズム同様、価値観の均一化を押し付けているだけです。
どうも、平等とか人権とか、西洋の思想というのはどこか合理主義を含んだイデオロギーじみていますね。

思うに、イデオロギーで纏めたほうが、国家管理にコストが掛からないのでしょう。戦時中の日本もそうでしたから。杉田水脈の「LGBTは生産性がない」という発言もコストを抑えるという意味合いだったのかもしれません。

[皿うどんボンバー（ID：13120218）]

生放送お疲れ様でした。
楽しかったです。
以前の道場の話とか、知らなかった話がいろいろ聞けてよかったです。
そして、みなぼんさんに改めてお疲れ様と感謝の思いですね。

[anamochi（ID：4295913）]

今更だけどオンブズマンてお助け軍団にいそうな名前ですな
茶魔ちゃまをおんぶして15年、おんぶの達人オンブズマンとか

生放送お疲れ様です
道場の歴史を振り返れば8年というとてつもない時間が流れていたのか。80年が88年になる時間と考えるとその膨大さが分かり易い、と思ったけど最近の8年はどうもその頃より密度も代り映えもしないように思えるのは自分が歳取ったからか、人類が歳をとったからなのか
よしりんや師範方に見る目が無かったんじゃない。見られた側が期待に沿えなかったのだと前向きに考えたいものですね

そして承認欲求を満たされない人らは何でもいいから始めなさい
シールやカードを集めるとか、プラモデルを作るとか、美味しいものを食べるとか
何だっていいぞ。世の中は小林よしのりだけじゃないんだから

[カレーせんべい（ID：13193453）]

生放送、面白かったです！！
私はタイトルの過激さにひかれたので、絶対に生で見ようと思っていましたo(^o^)

『公にとって、最も良い意見を求める姿勢』こそがゴー宣道場の核だと思いました。
私は自分に「承認欲求」があることを否定しないです。
むしろ行動の原動力になっていると自覚しています。
だからと言って、『人に認めてもらいたい』あるいは『自分の意見を否定されたくない』という感情が、『公論を希求すること』よりも上位に来てしまった時点で、ゴー宣道場で学ぶ意味がなくなってしまうと思います。

もし自分の意見が間違っていると気づけば訂正し、その後は『ちゃっかり居て楽しめばいい』というのは、なんだか気が楽になりました♪
誤りや失敗を恐れず、他者への礼節は忘れずに、公論を目指そうと思いました。

それから、ゴー宣道場の歴史に『地方ゴー宣道場』が連なっていることには感動しました！
笹師範に「師範一同、地方にもゴー宣ファンがいて、ゴー宣道場の開催を望む声が多くあることを知る。」とまとめて頂き、すごく嬉しかったです☆
地方在住の門下生の多くは、東京で開催される道場には参加ができないです。私もその一人でした。
ゴー宣道場が地元で開催されることになって「自分もゴー宣道場に参加してもいいんだ」と当事者意識を持つことができました☆
だからこそ、ゴー宣道場を日本全国に広げたいなぁ、と、いつも考えています。

そして『門下生チャンネル』について触れてくださったことも感激でした！
「フランスのカフェ文化」のように、門下生同士が集まってお茶を飲みながら議論する。
現代日本に「議論を楽しむ文化」を創りたいです☆

『分派活動を警戒しながら同志を選別する』というのは正しいやり方の一つだと思います。
だけど私には『議論ができる仲間を増やし、毎日どこかで議論し、切磋琢磨できる状況をつくる』というビジョンがあります！
これからも門下生を募集し、礼節を弁えた者同士による議論を続けていきたいと考えています☆

今日の生放送、ゴー宣道場の歴史を振り返ることで、「公論に向き合う姿勢」と「承認欲求の落とし穴」について再確認ができました。
私は失敗や後悔が絶えませんが、公論を求める為に、ゴー宣道場に食らいついていこうと思いましたo(^o^)o

[akimasanatsuken（ID：12780952）]

笹師範、どうぞご自愛ください。

[M.O（ID：2345820）]

高森先生がブログで、現在の憲法下では同性婚は認められていない、ということを書いておられましたが、この条文について辛坊治郎が「杉田水脈擁護のため」に『FLASH』の連載コラムに触れていたのを思い出しました。
辛坊治郎は杉田水脈の「LGBTには生産性がない」発言を批判する人たち（どうも野党を念頭に置いていたようですが）に対して、彼らは日本国憲法では同性婚が認められていないということを知らないのだろうか？ 問題を解決するためには24条を改正するしかない、と書いていました。
いやいやいや、法的に結婚できない、子を授かることもできない、という行政上ないし物理学的な理由だけで「生産性がない」と断定してしまう考え方そのものが差別だ、と皆が憤っているわけですよ。
辛坊治郎は、24条が改正されて同性婚が法的に可能となれば、「やっとLGBTも生産性を有する存在になりました」と言うつもりでしょうか。
エルトン・ジョンらのように、代理出産で「子を授かった」という同性婚カップルは「生産性がある」と考えるのでしょうか。
進歩主義？ 唯物論信仰？
よく分かりませんが、辛坊治郎は極左ですね。
普段から朝日新聞をボロクソに批判していますが、そんな自分がすっかり極左になっていることに気付いていないようです。

[hiro（ID：22907892）]

道場ＰＲ動画、見ました。
泉師範の用語やご体験は私について行けるか不安です(^_^;)
その道の専門家のお話と活発な議論を楽しみにしています。
私は遠方で行けませんが。

[カレーせんべい（ID：13193453）]

《9月29日配信 門下生チャンネルの番組表》

◆【ザ談会 ー天皇と憲法ー】
・第７回「天皇はTwitterする権利ある？！」
https://www.youtube.com/watch?v=VsHHjTWP1dk&list=PLWOOmgQXPZkwTrBuMUjHMVd69D9YKbf5q&index=7

平成30年7月15日、京都にてゴー宣道場門下生が12名が集まり、「天皇と憲法」というテーマで座談会をしました！

天皇・皇族の「人権」はどこまで認めるか？「保障」できるか？
国民同様、全ての人権を保障した場合もし「暴走」する皇族がでた時、国民に受けとめる器はあるのか！？

そして、皇室に対する報道。
あまりにも酷い報道に対して、誰が、どのようにお守りするか。
何も言えないお立場は「アイドル」と一緒！？

議論は更に、天皇とSNSに広がっていきます。
天皇にTwitterする権利はあるか！？
もしも天皇陛下がつぶやかれたら…
感情として何が湧き上がる？
そこには、国民には想像出来ないような陛下の深いお考えが？

不敬ギリギリ！？でも議論は真剣です！
一緒に考えながら、そして笑いながら聴いていただけたら、より楽しんでもらえると思います。
それでは、どうぞ


・第８回（最終回）「天皇の権利を保障する憲法とは？」
https://www.youtube.com/watch?v=v3pD4JWV8jA&index=8&list=PLWOOmgQXPZkwTrBuMUjHMVd69D9YKbf5q

天皇や皇族には国民が当たり前にできる権利がほとんどない。
職業選択の自由、住居の自由、恋愛だって自由にできない。
でもそれは憲法や皇室典範に明確に書かれておらず、
天皇・皇族としてあるべき姿であるために自主規制をしている。
さらに、国のためにたくさんのご公務などがある。

ほとんどの国民は、強い自主規制をしていること、
大量のお仕事をされていることを知らない。

そんな中、天皇の人権をどうやって守る？
「天皇と憲法」座談会の最終回です。

平成30年7月15日に収録しています。
どうぞご覧ください。

◆【女子ランチ会＠大崎編 20180805】
・第３回（最終回）「東京医科大不正入試問題の初期反応」
https://www.youtube.com/watch?v=pbUSMGCOxkc&index=3&list=PLWOOmgQXPZkzWLxOgN1p2UWpc_p6ChMs7

話題の女医問題を聞いたゴー宣女子達の
初期反応はいかに？

その後、医療現場の実態を知り、
この収録後からまだまだ思考は続いていく…

大崎のお洒落なカフェで、
美味しいランチを頬張りながらの、
笑いあり、怒りあり、真面目ありの、
一筋縄ではいかない女子トークをお楽しみください！

・・・

「ゴー宣道場」を通じて公のことを考える人は全て『門下生』です。
門下生同士が集まって議論し、その様子をYouTubeに配信しているのが『門下生チャンネル』です☆

皆様からご好評いただいた【天皇と憲法】と【女子ランチ会】のシリーズは、今週で最終回を迎えました！
門下生同士の議論を聞いて、膝を交えた議論にご興味のある方は、下記の連絡先までメールをください。
[e-mail]

動画以外でも、水面下でアッと驚くような企画も始動しています♪
私達は今、『ゴー宣読者同士の連結』を望んでいます！！

そして、10月14日はゴー宣道場が開催されます♪
テーマは「男女平等とLGBTの真相」です。
応募の〆切は、10月3日（水）となっています！

動画のラストにはゴー宣女子による応募アナウンスもありますので、どうぞお聞き逃しなくo(^o^)o

[ライスバーガー（ID：16371498）]

吉岡里帆ちゃんの歌声、なんか新鮮です。阿部サダヲもいい。
ギター持って叫ぶ。歌手役も楽しみです。

https://gyao.yahoo.co.jp/player/00843/v10229/v1000000000000001839/　

https://www.youtube.com/watch?v=dSfL0WPZ5JY

[トロツキスト？（ID：35864008）]

お邪魔します。


『小説幻冬』入手。
「おぼっちゃまくん」、面白かったぜ！

初心者なので、誰が新キャラか分からなかったとー。

それは、よしりん先生のパワーが、落ちてない証明では？
と思ったとぜ。

他の読者さんは、誰が新キャラか知っとっとーー？？

[くりんぐ（ID：19289646）]

こんばんは、ライジング配信ありがとうございますvv

日本がスウェーデンを見習う点は、王位継承順位を男子のみから性別問わず長子優先にしたことぐらいなのかもしれません。
元々日本の皇位継承は皇統に連なる皇族であれば性別問わず皇位を継承することができ、その証拠に8人10代の女性天皇がいらっしゃいました。本来あるべき形に戻るだけの話です。
皇位・王位の継承者に女性が含まれていた点では日本が進んでいたと言えます。明治時代に一気に後退してしまったのが悔やまれます。
永世中立国のスイスの移民への不寛容さには悪寒が走りました。永世中立国を名乗るなら、宗教を含めあらゆる面で中立であるべきでしょう。中立にならなくてはいけないところで中立になれないのであれば、永世中立国を名乗らない方がいいんじゃないでしょうか。
スイスは日本と似て時間を正確に守る傾向があると聞いてからスイスに少し親近感があっただけに恐ろしいです。

専業主婦について、白河桃子氏の著書「専業主婦になりたい女たち」では、専業主婦はリスクが高い職業だと紹介されていました。「誰のおかげで生活できると思ってるんだ」と自分の稼ぎを盾に妻を見下す夫に不満があっても金銭面の不安から従わざるを得ない、夫がリストラなどで職を失ったり働けなくなってしまったことでいきなり経済的に窮地に陥ったり、一度離職すればその間専業主婦として働いた期間は職歴としては含まれず再就職は非正規から始めなければなりません。子供の教育費や年金の支給開始年齢が引き上げられることも考えれば、専業主婦になることはあらゆる面で危険だといえます。専業主婦をやってる間に稼げる技術を身につけたり、専業主婦としての経歴をいかに上手くアピールすることが大事になってくるように思います。

[尻毛屋（ID：975653）]

何時からかネットで「面白コンテンツ満載で月○○円！」という謳い文句を目にするようになりましたが、 コンテンツという言葉に、儲け主義の意図が籠められていたと知り、軽く衝撃を受けています。しかも政府の側からコンテンツだ何だと言い続けて、国民の意思を儲け第一に仕向けるようコンセンサス（根回し）していたとか、権力というのは本気で油断なりませんね。
　もっともクールジャパンには何の期待もしてはいませんでしたが、何十億と税金が無駄遣いされている状況は、あまりにも酷すぎます。もっと問題視されるべきです。

[尻毛屋（ID：975653）]

コンテンツと作品で一つ思ったのですが、今の人達は自分が面白いと思っているもの（音楽でも映画でも）を、どうして面白いのか説明できるのでしょうか。

[ゲスト（ID：47318413）]

「コンテンツ」だけではなく、あらゆるネットサービスに存在する「タグ」っていうやつも、感性の劣化を表しているように思います。

ただでさえ便宜上のものでしかない「ジャンル」というものを、さらに細分化し、名作も駄作もいっしょくたにされてしまっていますからね。

どんな「ジャンル」にも当てはまらず、どんな「タグ」もつけられないような名作を探すのが、逆に難しい！

[M.O（ID：2345820）]

「コンテンツ」の話題で思い出したのが、大阪府知事時代の橋下徹です。
橋下は府の財政状況を改善するために、文楽や大阪フィルハーモニーに対して、客を呼べなかったら補助金を打ち切る、と通告しました。
特に文楽については、「客が入らないのであれば三谷幸喜さんに脚本を書いてもらえばいいじゃないですか」と発言していました。
伝統芸能に対して理解しようともせず、「客が入る・入らない」という尺度だけで評価しており、これはすなわち「文楽は府が補助すべき有効なコンテンツか否か」という極めて商業主義的な発想で判断しているものと思われます。

また、堺市にある百舌鳥古墳群は、以前から世界文化遺産の登録を目指していますが、橋下は「古墳は近くに行っても森があるだけ。観光地にはならない」と言って、登録に向けた活動に否定的な態度を示していました。
現在は古墳好きのマニア（古墳マニアの女性は「フン女」というらしいです）は増えていますが、それはひとまず置いておくとして、登録を目指す方々は観光地化を目的としているわけではないだろうと思います。
もちろん、地元は盛り上がるでしょうけど、それよりも日本の古代史における学術的価値が極めて高い遺跡を世界にアピールしたい、より多くの人に知ってもらいたい、という考えはお持ちだろうということは想像できます。
しかし、橋下にとっては「百舌鳥古墳群は予算をかけるほどのコンテンツではない」ということになるのでしょう。

そういえば地方創生担当相だった山本幸三は「学芸員はガン」と発言しましたが、あれは京都の二条城について「文化財のルールで火も水も使えない。花が生けられない、お茶もできない。そういうことが当然のように行われている」と言及した流れで出たものでした。
文化財保護のためには当然の規定なのですが、山本はインバウンド収入のことしか頭になく、「せっかくのコンテンツを活用できないのは何事だ」という発想だったのでしょう。
「公」の感覚がすっぽり抜け落ちた人間が、「コンテンツ至上主義」に陥っているように思います。

[hiro（ID：22907892）]

門下生チャンネル、見ました。
女子会から見ました。
東京医大の初期反応、私もこんな感じでした。
皇室の聖域性、難しいですね。
ツイッター･･････。
確かに陛下がされたら深い意味があるのかも。
車、恋愛は自主規制、皇族の方は仕事している、おっしゃるとおり。
雅子様の件、申し訳ないです。

トッキー様の
「知って変わればいいのです。ゴー宣道場門下生は、それができる人たちです！」
お忙しい中を非常にありがたいお言葉、深く胸に刻みました。
知って変われる人、知ろうとする人、議論できる人、なかなかいません。
自説に固執する人、自分が悪いと思わない人、自分の考えが至らないと思えない人、成長しない人、そんな人がほとんどです。
なのでこの道場や門下生の方々との交流は貴重だと考えています。

[ランバダ稲荷（ID：29464756）]

エビデンスって何？
以前、ググってみたら何故か「エビ伝説」というカブトエビの飼育セットが出てきました(笑)。ちなみに姉妹品に「ジュラ伝説」というホウネンエビ（小林先生が似ているという「ほよほよ虫」？）の飼育セットがありました。
コンテンツといいエビデンスといい、横文字にすれば聞いている人をけむに巻けるという、卑怯者が使う文句みたいでいやですね。いちいち「その言葉の意味は何？」とか聞いていたら議論にならないし、面倒くさいですね。出羽守にとっては「俺の方が知っている」みたいに一時、中二病気分を味わえるのかもしれませんが。
つまらないことを書いてすみません。
それにしても「えびでんす」ってなんだろう？もう一回調べてみよう。

[ランバダ稲荷（ID：29464756）]

>>59
追記：きっと何か入力を間違えたんだな、以前は。調べたら出ました。「根拠」「痕跡」という意味らしい。だったら最初からそう言えばいいのに。「エビデンス」って言うからわからん！(笑)

[ランバダ稲荷（ID：29464756）]

「コンテンツは作品じゃない」を読みました。なんでも「これはいくらになる」というカネ勘定でしか物事を考えないという発想が貧相でいやらしい発想ですね。まるで別れた女性相手に「これまでかかったデート代、プレゼント代を全部払え！」と言っている男の風上にも置けないセコイ奴を見ているようで、情けなくなります。それを現政権が国家規模でやっているのですから、日本人として恥ずかしい気持ちです。一緒にするな！と言いたいですね。

[希蝶（ID：22136524）]

修理に出していたPCが恢復したので少しだけ。

自分が働いていたところでも、領収書のことをエビデンス（evidence、証拠）と言っており、思わずエビがダンスしているのかと思いました。

生放送、タイムシフトで拝見しましたが、「道場」の歴史が分かり、面白かったです。木蘭さんが堀辺師範と交替で参加されたのは知りませなんだ。東浩紀さんのことも。カレーせんべいさんが京都漫画ミュージアムで直談判されたという話も初耳でした。自分が興味をほかへ移している間に色々なことがあったみたいです。やはり、カレーさんは偉大だと思います（自分は何事も思い附きだけで終わってしまう）。

「オワコン」という言葉があるみたいですね。｢がんばれ、ロボコン」の親戚かと思った。

原田真二のことを知らない人へ。世良公則、チャーとともにロックの御三家と呼ばれた人です。「キャンディー」以外では「タイムトラベル」・「ティーンズ・ブルース」あたりが有名（「時間旅行のツァーはいかが」とかいう歌）

こうして投稿しているのだから、私も承認願望がないかと言えば嘘になるのかも知れませんが。「人は人、自分は自分」なので、マイペースでやっています。意見の同意者を求めることは、恥づべきことだと思っています。自分の意見はこうだと言った後、相手の意見も聞いてみることが肝要なのだと（勿論、相手が意見を押しつけようとするのも警戒しないといけませんが）。

今回はライジング感想は簡単に書いたので、この程度にします。

[urikani（ID：59119230）]

ε=ε=(ノ≧∇≦）ノ
イカでんすか？タコでんすか？
(≧▽≦)
Metooでんす！わたしもキライでんす！

[希蝶（ID：22136524）]

もう少しだけ。
>>57
橋下って、バカですか。仁徳天皇陵といったら、世界一大きな墳墓で、大和朝廷の勢力の確立を現代に物語っている貴重な遺産ではないですか。「森を見て、木を見ず」、とはこういうことを言うのかと思いました。歴史にしても、文化にしても、「content」という語では現すことができないことがこの例でもわかるように思いました。

私も学芸員の科目を受けているので、学芸員蔑視発言は腹が立ちます。とりあえず、気になったので、記しました。

生放送感想で書き忘れていたことですが、「みんなが門下生」という下り、ジーンと来ました。

[ゲスト（ID：47318413）]

エビデンスは、おそらく元はビジネス用語だと思います。どっかの頭いい外国人が、実演販売の基礎みたいのを作って、その中に「エビデンス」っていうのがあるんです。要するに、「その商品のメリットのエビデンス（根拠、証拠）を見せる」ということなんですが、日本の営業系の企業もその基礎を取り入れていて、そういうところから、様々な分野に広がったんじゃないでしょうか。

他にも、「ベネフィット」とか、「アドバンテージ」なんてのがあります。

いずれにせよ、なんかダサいですね。言葉の響きがいいし、知的な感じがするから使ってるっていう人がほとんどじゃないでしょうか。

「コラボ」「アーカイブ」「デフォルト」……ｅｔｃ

数え上げればきりがない。

確かに、英語って、単純に音楽的に響きがいいですからね。なんか憧れちゃいますけど。

[三味線弾き（ID：2593328）]

Vol.286の配信、ありがとうございました！
誰が言ったか知らないが、言われてみれば確かにカワイイもくれん先生の『トンデモ見聞録』、経験豊かな老人にとって、最も重大な変化は「男女平等イデオロギーによる家庭崩壊」だったのですね。(T_T;
スイスの例は、バランスがすごく難しい気がします。握手を免除した学校側の対応は納得できるのですが、教育委員会と司法相の見解には呆れました。ってか、怖ろしくなりました。それほど拘らなければならない「男女平等」って、一体何なんでしょう@@？
そもそも、グローバリズムなんてユートピア思想が広まらなければ、文化の衝突は起こっていないのでしょうけど、スイスで「握手＝敬意＝礼節」とされていれば、スイスでマイナーな信仰？が認められないのも、少し分かる気がします。(´・ω・｀;;
多様な個性を包含するために作られた共通のフィクションやイデオロギーが、個性を攻撃して多様性を排するとか、グローバリズムの壮大な自己矛盾だと思います。

「コンテンツ」って言葉は、目次とか、htmlタグの間に入れる本文やイラストなどの中身の意味でしか使っていませんでした。なので、「コンテンツ産業」って言葉も、初めて聞いたときも、@@？な状態でした（笑）
仕事でたまに片仮名ビジネス詐欺ワードを連発する人に会うと、つい国際政治芸人・三浦瑠麗氏を思い出してしまい、なんだか笑ってしまいます。
是枝監督のインタビュー記事は既読でした。権力，権威，利益などとの距離の保ち方などをみて、こりゃスゴイ人だなぁと思いました。(^^;
「コンテンツ」という言葉は、「『コンテンツ』の価値はどれだけ利益を生み出せるかであり、創造性・芸術性は問題としていない。」なんですね！！「生産性」とほぼほぼ同義ですかね？？そんなものが価値基準なら、「感性の劣化」の度が過ぎて、人間としての生存理由を問われそうです。(´・ω・｀;;
「クールジャパン」（笑）とか、もうこれ以上、世界中の笑いものになる恥さらしは勘弁してくれ(x_x;、と思います。ついでに、気色悪すぎる日本スゴイ系番組も、少しは恥を知って欲しいもんです。

[私はグレートタコ社長（ID：18215915）]

カニデンス

[みるみる（ID：623821）]

トッキーさんのブログ
『「公」の抜けた「コンテンツ至上主義」』
拝見しました！

橋下はトランプに似てるところがあるんですよね。

文楽は正直因習にしか見えず、変化を恐れるが故に、
本来あったエンターテイメント性を忘れてしまい、
時代に取り残され廃れた感があって、
それを無理やり税金で延命させて良いのか？
それより中学校の給食費にまわしてあげて！
と地元住民的には感じていました。

堺市の百舌鳥古墳群についても
古風な大阪人の自分としては、
何でもかんでも日本中どこでも
世界遺産の登録を目指しやがって
インバウンドという名の
移民がそんなに欲しいか！？
と思ってたので、橋下の動機はクズですが、
行動の方向性は賛成だなという感じでした。

完全無欠な政治家などいないと悟ったので
動機がクズでも行動は正しいという政治家だけでも
増えてくれないかなと思う次第です。

[私はグレートタコ社長（ID：18215915）]

このエビデンスのコンテンツをアジェンダしとくから簡潔にレジュメしといてくれ…いや、ワケワカメ。

[しおひょろ（ID：32205530）]

医療従事者ですが、これからエビデンスは使わせて貰います。
｢その方法にはエビデンスがない｣と言うとき、
｢その方法には統計的には正しいように見え、解剖生理的にも理にかなっているかも知れないが、科学的に有効な『根拠』がない｣と言うような意味です……だと思っています。
(間違っていたらどなたか指摘をお願いいたします、書き込むクセに自信はないので)

医療現場以外で使用するときも同じでしょうかね？
科学者(関係者)以外の人が使うと違和感はあります。

[しおひょろ（ID：32205530）]

>>71
訂正
医療従事者ですが、これからエビデンスは使わせて貰います。×

医療従事者ですが、これからもエビデンスは使わせて貰います。○

[尻毛屋（ID：975653）]

コンテンツでまた気になることが出てきたのですが、例えば日本の作品を輸出産業として外国に売り込むにしても、そこから生じる摩擦（経済的、感覚的）を政府はどう対処するつもりなのでしょう。
外国の価値観に合わせて、日本の作品を規制すれば良いと考えているのか。それとも今や日本のお家芸になった「日本すごい」や「感動ポルノ」を売り込めば良いと思っているのか。
　コンテンツとしてファーストフードみたく日本の作品を外国に売り込もうという考えが、作品そのものを劣化させているだけでなく、外国人の感性までも馬鹿にしているような気がします。
　何より、決まりきった内容で生産、輸出するとなれば、いずれ人口で圧倒的な差がある中国にボロ負けするのは明らかだと思います。

[しおひょろ（ID：32205530）]

>>71
師範のブログを読まないで書いたら内容が被ってしまいました。
これが脊髄反射というやつか。……違うか。

[lkfaeani（ID：63182260）]

ライジングの配信、ありがとうございます。

見聞録では、これまでに引き続き、男女平等という耳触りのよい言葉の裏に潜む、欧州の実態を暴いていただきました。
平等主義者や人権主義者が、決して他者に寛容ということではないことが明白になりました。彼らもまた、自分の考えに拘泥してしまった自己中心的な人達なのだとわかります。

ただ、イデオロギーへの盲信に対する警戒心を抜きにすれば、今回取り上げられたスウェーデンとスイスの事例は、どちらが悪いとも言い切れないようにおもいます。
スイスの場合、宗教上の理由で握手を拒否されただけで非難を浴びせる、というのは、日本人としては過剰な反応に思えます。
しかし、中立国であり、多言語・多民族国家であるスイスとしては、ただでさえ多様性に富んだ国民を1つにまとめるために、こうしたルールを厳守させることが必要不可欠だという事情も汲み取れます。

良い悪いというレベルの話でなく、現実としてどの共同体にも譲れない一線があり、それを他者が無闇に非難しても始まらない。
お互いが折り合いをつけて住み分けていくしかない。
そのためにも、自分の立場を定め、相手のことをよく知ることが必要だと思います。


ゴー宣では、「コンテンツ」と「作品」の違いを示される中で、商業主義に偏り過ぎる権力側の欺瞞をあらわにするとともに、創作者としての作品に対する熱い思いが強く伝わってきました。

「コンテンツ」という言葉に触れるとき、そこには創作者としての誇りというよりは、「売って、広める」という商売者としての誇りが感じられます。先生ご自身が仰る通り、この商売者としての誇り自体は尊重すべきものだと思います。
ただ、（おそらく特に）日本では、作品としての価値と商品としての価値は混同されやすく、しかも商品としての価値こそが至高の価値であるかのように扱われているように感じます。そこによしりん先生は忸怩たる思いを抱かれているのではないでしょうか。

作品としての価値とは、売り上げではなく、評論家による高評価でもなく、見た者のの心を掴み、人生に影響を与える力だと思います。だから作品としての価値を理解できないということは、自分の人生に対して価値を見出せないということを意味します。人生に価値を見出せないまま、金を稼ぐことだけに執心する姿は、エコノミックアニマルという以外の表現が見つかりません。

「コンテンツ」ととるか「作品」ととるかは、己の人生観に関わってくる問題だと思います。
文化や作品を単なる消費の対象とみなさず、自分の人生をより豊かにしてくれるものという意識を持ち続けていきたいと思います。

[武藤（ID：19723146）]

そういえば靖國神社の宮司が
皇太子、雅子妃殿下を講演会で侮辱したそうですよ。
まあ靖國もカルトに占領されて
残念です

[武藤（ID：19723146）]

先生がブログに書いていた男女平等について。
まあ社会、職場においては結局は能力、実力主義なんですよな。
能力、実力があっても「女性というだけ」で差別されるのならば大問題です。
しかし、女性だから差別されているという被害妄想を抱いている女性は女性からも差別されます。
自分の職場にもそんな人がいました。
ウルトラアンチの中にもやたら陛下を出して自分を特別視していた女性がいたらしいですが、自分の実力に自信がないのかしら？とせせら笑うしかないですね。

[カレーせんべい（ID：13193453）]

私はハゲです。
25歳から、この道15年のベテランです。
そんな当事者意識バリバリの私が、よしりん辻説法【ツルツルの一声】を読みました。

コラぁーー！よしりーん！！
ハゲいじりが面白くて、爆笑してしまったぞ、チクショー！
ハゲ・白髪からの、あのオチは意表を突かれました（笑）

以前ゴー宣の中でハゲを描いたことで、怒りの電話があったとは驚きです。
そのクレームは怒髪天を衝く勢いだったのでしょうか？髪も無いのに。
漫画の中でハゲをからかわれたって、個人的に怒るようなことではない。
男のくせに狭量すぎる。

私は、ハゲも宿命だと思います。
小林先生の言葉をそのまま借りれば、
『宿命とは「生まれつき宿っている神の命令」のこと。』
『運命は誕生後に切り拓いて運を掴むもの。』
『宿命には逆らえないが、運命は切り拓ける。』

宿命によって生きづらさの度合いは異なりますが、ハゲは病気でも無ければ、障害でも無い。
ハゲは「宿命を受け入れて運命を切り拓く準備運動」には、ちょうど良いコンプレックスだと感じています☆

だから私は『ハゲネタが許容される寛容な社会』を望みます。
そして大きな声じゃ言えませんが『ハゲネタが笑いとして成立する程度のコンプレックス』は日本の文化として残る方が面白いと考えています。
その上でギャグ漫画家や芸人はハゲをネタにして笑わせて欲しいです♪♪

さて、辻説法の中で『ハゲも頭から汗をかくからシャンプーを使う』という話がありました。
私は妻から「ボディーソープや石鹸で頭を洗っては駄目なの？」と言われたことがあります。
私は強い口調で「ハゲにも『最後のプライド』というものがある！」と言い返してしまいました。
・・・皆様からのハゲましのお便り、待っています（号泣）

いつまでもあると思うな親と髪！！

[monmon（ID：26428742）]

小林先生のスケジュール確認のブログですが、ペン入れが「ぺん入れ」となっている箇所があります。

[尻毛屋（ID：975653）]

>>80
　大丈夫だって！ハゲたらハゲたで、人一倍「雨に対する感度」が良くなるんだよ！
　これを「雨センサー」と呼ぶか「ハゲセンサー」と呼ぶかで学会が揺れている、ということに成ればいいなあ。

[カレーせんべい（ID：13193453）]

>>82 お尻氏
そんなもん、あるかぁーー！！

ただ、「酸性雨」には妙に心がざわつくのは事実。

あなたも早く『こっち側』に来なさい 　 ヘ(・ω・＃)

[hiro（ID：22907892）]

台風で今日発売の雑誌はみんな明日に･･････。

[urikani（ID：59119230）]

泣くなカレーよ～カレーよ泣くな～♪

うちの夫も小生意気にパンテーンなんか使ってます！
『石鹸で洗っとけ！』とか『今更ダメージもくそもあるか！』とかなんて言わないようにします！

残り少ない髪とプライドを守るぞ！おーっ！
(￣0￣)/

[みるみる（ID：623821）]

>>80

感動しました。
カレー助平さんなんて書いた
過去を反省するくらいに。

ハゲましカレーさんに比べたら
ワイはなんて狭量な男なんや！
齢40を超えて一本でも大切にしようと、
今日ハゲるか明日ハゲるかと怯え、
いざハゲたら整形して鼻を高くし
ピカード艦長の様にハゲが似合う
セクシーな男になろうとさえ
計画してました！！！

ワイは宿命を受け入れる事ができない
なんて戦う毛がない男だったろうか！！！

今すぐFLASH10月16・23日号を購入して
よしりん辻説法を拝読し、
宿命を受け入れ
運命を切り拓ける男になります！！！

[akimasanatsuken（ID：12780952）]

片山を入閣させるとは、呆れた人事だと思われると思わないところが権力呆けですね。

[Rashid（ID：30912088）]

こんにチワワ！
よしりん師範のゴー宣を読みまして。

コンテンツという言葉には、ワンオブゼム（ここの作品の価値の軽重を顧みず、数ある作品のうちの一つとみる）、というニュアンスを感じます。
価値ある作品もそうではない作品も一緒くた。
ブックオフの感覚。
作品あるいは作者に対する敬意は感じ取れないです。

もともと日本語に「作品」という言葉があるのに「コンテンツ」と言い換えてしまう神経が理解できません。
法律の名称まで横文字にしてしまうのは、国柄を破壊する行為であると思います。

コンテンツというワードのディフィニションについてのコンセンサスをフィックスできてないじゃん、と思ってしまいます。

[希蝶（ID：22136524）]

遅ればせながら、『辻説法』、よみました。SPA！も。
『ゴー宣』の方は内容を語ってしまってはいけないので、『辻説法』の方を。

全体的に面白かったですが、ｐ81以降でぎょっとしました。自分もそういう体だったらいいのになあ、と。
ブログをよんでいて、日々先生のお忙しさに驚嘆しています。重ね重ねお忙しい中、生放送、有難うございました（笹さんもお大事に）。

私は禿頭の人は人生経験における智者なのだと思っています。頭を可能な限り使い、その結果、そういう体になったのだろうと。
私も母方の家系は禿げが多いので、そのうち他人事ではなくなると思っています。

『辻説法』とSPA!を両方よんだような感じでした。
私はあまりユーモアのきいたようなこと書けないので、こんな感じで御勘弁を。

[希蝶（ID：22136524）]

もう少しだけ、おジャ魔女ドレミです（古い！）

朝日新聞購入しました。本庶氏のノーベル医学生理学賞の記事と、甘利の党戦隊委員長がまず目につきましたが、肝腎の耕論記事では、稲田朋美が比較的まともな正論を述べているのに感心しました。よしりん先生のおっしゃる最後の主張、もっともです。人は自分にとって心地よい意見にしか耳を傾けなくなるものなのだろうと、私も思います。今回の『ゴー宣』のテーマとも一脈通じるものがあるのだろうと感じられました。

天声人語には玉城デニー氏のことものっているので、ほかのかたも、夕刊になる前に、是非とも目を通してみて欲しいです。

ローカル記事では、県の高校が統合されるという記事などが、とても悲しく感じられました。

それでは、次号を期待します。

[クリリンがやって来た（ID：49340549）]

SPAを読みました。
息を5秒ほど止めて見ましたが、女の方が良いです。

ところで、最近は髪が薄くなってしまい、育毛剤を使っている上に、シャンプーはするけどトリートメントはしていないクリリンです。
今週のFLASHには傷つきました。傷ついた心で今日も育毛剤を頭にぬりぬりするのです。

ついでにカレーせんべい氏の（Ｎo80)、髪も無いのに怒髪天は笑った。
あんたの勝ちだ。

[カレーせんべい（ID：13193453）]

励ましのお便りを期待したのに、
そこはかとなくディスられてるのは、
気のせいだろうか？（笑）

今週発売のFLASH【よしりん辻説法】は面白くて、深い！必見です＼(^o^)／

[クリリンがやって来た（ID：49340549）]

育毛剤は心の塗り薬。