第183号 2016.7.5発行
「小林よしのりライジング」
【今週のお知らせ】
第178回「EU離脱の国民投票の結果は天の配剤である」
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
「第56回ゴー宣道場 語らいタイム」にて、
関西設営隊による設営リハーサルの様子をご紹介してくださり、メンバーと共に感激しました!
この動画の編集をたった一日でされたトッキーさんのご苦労に感謝の気持ちでいっぱいです!!
どうもありがとうございました☆
設営リハーサルの後は「場外乱闘のリハーサル」をやりました(笑)
食べるリハーサルというのは何度でもやりたいものですね ^^
その後は、お店を移して、スイーツを食べながら議論や会話を続けた後、
「二次会のリハーサル」ということで居酒屋に行きました(笑)
呑むリハーサルというのは何度でもやりたいものですね ^^
関西設営隊の皆様は、本当に素晴らしい人達です。
7月3日の設営リハーサルに来れなかったメンバーも、本当に素敵な人達です。
自分の頭で考え、自分の言葉を発し、自分の現場を持ち、自分の日常を大切にしている読者同士だからこそ、いくら話しても話は尽きないですし「議論」や「ユーモア」が成立します☆
私は、こういう「設営隊」を全国で結成できたら相当面白いと思っています o(^o^)o
8月7日、第2回関西ゴー宣道場。準備万端です!!
ゴー宣道場が『道場』であること忘れず、
設営隊から率先して「君と僕」の場を創っていきたいです☆
EUは崩壊するという小林先生の予言はゴッホより普通に当たるでしょう。
そしてグローバリズムのなれの果てであるEUの崩壊によって世界中が自分の国の力で生きていくしかなくなり、それができない国は滅びはしないが極貧国として生きて行かざるを得なくなるでしょう。
その時に内需だけで完全に生きられる可能性のある唯一の国であるのが日本。
しかしその時日本が生きて行ける状態にあるかどうかは、TPPはじめグローバリズムを突き進めるグローバリスト政権をどれだけ早く倒せるかにかかっているのではないかと思います。
これって実はここ数年が勝負なのではないかと思います。
こういうことは考えるだけで恐ろしいのですが、今のまま国民が様々な危機に気付かずに愚民主主義を続ければ日本崩壊というシナリオも夢ではないかもしれません。
ゴーマニズム宣言とゴー宣道場が最後の牙城なのは間違いありません。
このような時に地方からゴー宣道場全国展開の話が盛り上がるというのも神の配剤かもしれません。
ゴー宣道場で東浩紀さんが民主主義=資本主義と言った時、最初はエッと思いましたが東京はNYに近いと言った時に確かにナショナリズムを同じ価値観とすると東京と田舎では言葉は同じ日本語ですが価値観はEU離脱したイギリスに当てはめると東京はロンドンに近く田舎は離脱派に近く同じ価値観ではなくなっていてナショナリズム=民主主義が成り立たなくなってきていると思います。
今回の参院選もアベノミクスで金儲けしたい共同体が崩壊している地域と共同体がまだ残っている地域で日本が分断されつつある(=会話が成立しない)と思いました。
ゴー宣道場、青木氏の記者クラブのくだりはあまり納得できなかったです。
記者クラブをちょっと調べれば、碌でもないカルテルだとわかると思います。記者クラブ批判は、ジャーナリスト界のタブーですよね。青木氏のポジショントークだなぁと思ってしまいました。
論理的に考えてプロ意識の欠如した既得権益の集合体としか判断できませんでした。
参院選の勝利を、憲法改正への白紙委任と見做すのが安倍政権でしょうね。
自民党の改憲草案を読みましたが、法典というより、これを作った人たちの人間観・道徳観・国家観が垣間見えて面白いですね。彼らにとって、憲法とは「選良が国を運営するためのガイドライン」なんでしょう。国家権力の暴走をあらかじめ防ぐための仕組みとは考えていないようです。ただ、現在の国民の多くはこの内容で問題がない、と判断すると思います。
防衛に関しては、自主防衛を当然とするのはもはやサヨク以外の国民の常識なので問題はない。それ以外の項目も市井の日本人の常識から外れているわけではない(法学上は非常識ですが)あっさり改憲される可能性は否定できませんね。
どこを見まわしても権力に親近感を覚える人が多すぎる。民主制と資本制が人類の歴史でこれほど発達した国なのになぜこうなるのか。いや、むしろその発達こそが・・・と昔から考えていますが、やはりそのような気がします。
不安定な状態では人は安定を望む。不安定とは自由の、安定とは隷従の別名かもしれない。若者から老人まで、この国の人々が求めるのは「安定」です。だから与党勢力は衰えない。実は不安定を作り出しているのは自民党が進めるグローバリズムなので、マッチポンプなのですが、市井の人はこれを世界的に不可逆な流れへの適応だから正しい、くらいに考えているので、不思議には思わないのです。
ということで、これを止めようと思ったら、そっちでなく「こっち」が正しい、と説得力を持って言うほかない。だから野党は改憲草案を出すべきですが、最初から穴だらけのユートピア思想で我が国の大勢を占めた時代の味が忘れられないでいる。衰退産業の担い手たちが若者を使って村おこししたが、先がないのが露呈してすっころんだ。とまあそんな感じですね。それが嫌でとりあえず都会に出ると言った世間知らずを搾取するのが安倍政権で、そのまま衰退産業と没するのが野党だとすると、人は前者を選ぶでしょう。まだしも勝ち抜いて生き残れる可能性があるからです。特に「若い人」は。何も知らない人たちのビジョンはそんなだと思います。
ここでもう一つ「手さぐりで暗夜を往く」という選択肢があるのですが、人は怖いことはしないものです。明治の若い人は違ったのでしょうが。
民主主義=資本主義、で頷く人は実は多いと思います。おそらく日本で知識として一般的になったのが同じく戦後だからではないでしょうか?高度経済成長期、ですね。高森先生のブログにあった、小林先生と東氏の説の齟齬は、私個人の考えでは、新自由主義による日本の資本主義の変質、のためではないかと思います。違うかもしれませんが。
もっとも、グローバリズムの親玉たる米国の意向が最優先されるのが我が国ですから、結局は現状維持でずるずる解釈改憲でGOというのが、現実的な落としどころになる可能性が一番高いのでしょうが・・・。米国は日本にフリーハンドを与えたくないでしょうし。
軍事的な独立だけで、近代的価値観からの独立が達せられるわけではないですし、前途多難ですね。
配信、ありがとうございます。
ゴー宣の単行本から、戦争論から、脱原発論からここまで事実と知識の裏付け、理屈を押さえて解りやすく読者に知らせてくれるのは先生だけだと思います。
そして、EUの事もすごく勉強させてもらいました。
自分はEUの実態どころか、加盟国があれだけ多かったのも知らず恥じ入るばかりです。
今回、日本でイギリスのEU離脱について突然、大ニュースになりました。
自分は参院選の取り扱いが大きくなると思っていたので、まさに突然でした。
意外だと思ったのはアメリカならともかく、イギリスの事で日本に強い影響をもたらすというのが???になっていました。
もう一つがドイツのメルケル首相が『イギリスは速やかに離脱を』と強い言い方をし後日、イギリスを除くEU会議でEU側は『イギリスのいいとこ取りを許してはいけない』とし、けん制の様な言い方まで行っています。
EU、ドイツもそこまでイギリスに離脱してほしくないのなら、イギリスの選挙前に残留派が優位を保つように何か強い言及しておいてもいいと思うのですが…。
イギリス国内では離脱と残留、そこまでの大差をつけた訳でもなくEUに残っておきたかったと思う人も多いのです。
それを、ドイツが突き放した言い方をしているので自分としては驚きました。
自分はEU、ヨーロッパ連合は助け合う仲間でいてほしいし、仲違いをしてしまったらアメリカ、ロシア、中国辺りに上図られそうで危ないのでは?と思ったりします。
山火事は小火程度なら踏んだりして消しようはありますが、山火事になってしまったら手の付けようがありません。
イギリスとEU、ヨーロッパ連合が山火事の様な手の付けようがない状態の前に、間柄を改善してほしいです。
今の日韓関係、もしかしたら手の付けようがない山火事の間柄かもですね。特に慰安婦問題においては。
猛暑の方は大丈夫でしょうか?
あの暑さは水分補給では限界があります。
厚生労働省が、外へ行く仕事には休憩時間を多めに取らせる様に行政指導してもいいと思います。
現に、今年に入り熱中症で約3週間も寝込むほどの重症判定を受けた人は106人です。
あの暑さの中での土木、建築。冷房の効かない工場など考えた事がないのでしょう。
水分補給で足りると考えているのだから、バタバタ倒れてしまっています。
これからも倒れる人の事を考えれば、休憩時間を多めに取らせた方が仕事は効率的です。
3週間も寝込めば、その間仕事はならないでしょう。代わりをすぐに雇える訳でもないのですから。
先生も十分に気を付けて下さいね。でわでわ。
たった1回の敗戦で、こうも卑屈になってしまう日本人って、何でしょう。潔いのかな。潔癖で正直だから、負けた者は負けたなりの態度を示さないといけない、と思ってしまうのでしょうか。戦国時代などでは、相手も同胞だったから、勝った者もそれなりの態度をとっていたでしょうけど、世界が相手だと、もっと醜く図太くしぶとくならなきゃナメられるばかりですよね。