第106号 2014.10.28発行
「小林よしのりライジング」
【今週のお知らせ】
第104回「皇后陛下のお言葉がすごすぎる!」
私は、今も終戦後のある日、ラジオを通し、A級戦犯に対する判決の言い渡しを聞いた時の強い恐怖を忘れることが出来ません。まだ中学生で、戦争から敗戦に至る事情や経緯につき知るところは少なく、従ってその時の感情は、戦犯個人個人への憎しみ等であろう筈はなく、恐らくは国と国民という、個人を越えた所のものに責任を負う立場があるということに対する、身の震うような怖れであったのだと思います。
わしはいつも「いわゆるA級戦犯」と表記しているが、それはABC級の別を問わず、かつて「戦犯」とされた人々を犯罪人とする根拠は、もはや国内法にも国際法にも存在せず、日本に「戦犯」はいないという主張を込めているからである。
そして皇后陛下が当時お感じになったことは、「国と国民という,個人を越えた所のものに責任を負う立場があるということに対する、身の震うような怖れ」だったというのだ。
建造物や絵画、彫刻のように目に見える文化がある一方、ふとした折にこれは文化だ、と思わされる現象のようなものにも興味をひかれます。昭和42年の初めての訪伯の折、それより約60年前、ブラジルのサントス港に着いた日本移民の秩序ある行動と、その後に見えて来た勤勉、正直といった資質が、かの地の人々に、日本人の持つ文化の表れとし、驚きをもって受けとめられていたことを度々耳にしました。
当時、遠く海を渡ったこれらの人々への敬意と感謝を覚えるとともに、異国からの移住者を受け入れ、直ちにその資質に着目し、これを評価する文化をすでに有していた大らかなブラジル国民に対しても、深い敬愛の念を抱いたことでした。
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
時浦師範代 「ウィキ直し」お疲れ様でした。最後にとんでもない爆笑内容がウィキペディアに書かれていて、もはや辞典からかけ離れた存在となっていてあきれ返ってしまいました。
しかし、「上記参照」と言っておきながらどこにも記述がないし、リンクが張ってあってもどこにも飛ばないという珍行を読んで、久々にゴー宣ネット道場のリンクにも貼られている「女系に対する疑惑」の掲示板で度々荒しみたいな連続投稿をしてきた皇統男系固執者を思い出しました。これら掲示板に書き込む皇統男系固執者は決まって、グーグルで「新天皇論」と検索するとウィキペディアと同時に検出される皇統男系固執者で小林師範に憎悪を抱いている自称保守のHPを参考にしているのです。そのHPではHPの作成者である本人や自称保守、そしてネトウヨが雑誌やネット、で述べた小林師範への私怨と罵詈雑言を皇統男系カルトの妄言と混ぜ合わせて作成された文章がこれでもかと書き込まれています。このHPから引用、もしくは参考にして論争を吹っかけようとしても内容が自称保守やネトウヨ、ネトバカが私怨と願望で述べた珍説ばかりですので共通点もなく、要点も全くバラバラなわけですから、すこしでも矛盾と要点および共通点の欠如における支離滅裂ぶりを指摘すると全く反論が出来なくなり、「皇統は男系」などと捨て台詞を書きなぐっては掲示板から去っていきます。中にはHPを作成した本人にメールで直接助言を求めている人もいるようなのですがHP作成した本人も全く自身の発言に対して責任を取るつもりはないのかこれら助言の要求を黙殺しツイッターでも矛盾点を突きつけられては只管、黙殺をして逃げまくっている姿が確認できます。この様子は現在でもグーグルで「支離滅裂ライター」と入力して検索すればその様子を「togetter」で見ることが出来ます。
ウィキペディアの「新天皇論(ウィキペディアでは「ゴーマニズム宣言スペシャル・天皇論追撃篇」でいったい何を参考文献にしたらあんな支離滅裂な珍説を書き込めるものなのかと気になって「脚注」の箇所を確認してみましたが案の定、実に4分の1が先ほど述べた小林師範への私怨と罵詈雑言、皇統男系カルトの妄言を詰め込んだ無責任なHP、あるいはそのHPを作成した管理者の著作を参考としていました。こんないい加減なHPとそのHPの管理人の著作を参考文献としいては絶対にまともな文章など作成することはできませんし、それはこの管理者のシンパとなってネットで書き込んでいるネトウヨ、ネトバカの珍説内容を見れば明らかです。「新天皇論」で小林師範に異議を唱える人はこの管理人一人だけではないのですから少なくとも文章を作成する前に複数人の文献を調べて全体像を述べなければ絶対にちゃんと調べて文章を書いたことになりません。
ウィキペディアも結局はなにを根拠に述べているかで内容も大きく左右される場合があり、その根拠が記事や書籍などの書物である以上、結局はネットは新聞などの記事や書籍などの書物には情報量からして適わず、本気で知りたい場合は書籍や記事に目を通す以外にないことが「ウィキ直し」を通して解りました。大事な要点をウィキ直しを通して教えてくれたことに感謝します。そしてお疲れ様でした。
『皇后陛下のお言葉はがすごすぎる!』
今号のゴー宣の感想は題名通りこの言葉に尽きます。
全文も読ませていただきましたが本当にすごすぎます。
私は「一貫して平和で戦争のない世界を願って活動を続けて来たことを尊く思っています。」という部分は「集団的自衛権」に、「日本はこれまでの災害の経験一つ一つに学び,しっかりとした防災の文化を築いていかなくてはならないと思います。」は「原発再稼働」にそれぞれ警鐘を鳴らしているように思いました。
全文、本当にすごすぎます。
このような方々が日本国民を見守ってくれているということを幸せに思います。
前から気になってたんですが、Q&Aコーナーに出てくる、ちょっと破天荒ぎみの質問される女性らしき方、どなたなんでしょう??「しわぱいまん」「納豆議員」さんです(^_^;) なんかピャーポさんみたいなイメージです(笑)。門弟さんなのかな?
文化の日で以ってハロウィンは最後でしょう。
クリスマスも天皇誕生日と重なって苦々しい思いもしてましたが、イブイブだとほざく奴は非国民認定すべきだと思います。
私にとって、ハロウィンに何の意味があるのかと思ってましたが、元からの意味が完全に脱色されて全然別物になってしまっているようですね。
バレンタインデーと比べて、少し健全であるかのように思われます。
バレンタインデーは異常だったんです。
何の根拠もないチョコを贈る催しが資本主義と恋愛至上主義がタッグを組んで暴走始めて、バレンタインデーの見返りとしてのホワイトデー(これも日本独自)に男が数百万もする物品(宝石、車、ブランド品その他諸々)を贈る事に誰も「おかしい」と叫ばなかったのは変ではなかったのではないでしょうか?
バブルが崩壊して、女も数多いる男を品定めする必要がなくなりましたから、恋愛至上主義と資本主義のドッキングが最早商売として成り立たなくなってしまいましたね。
今バレンタインデーはギフトみたいなイベントと化しましたが、これも日本的な情緒に染まった感がありますよね。
しかしこのバレンタインデーもお義理で成り立つことも最早成立しなくなるのでしょう。
非正規雇用が増えてますし、お付き合いを無理して重ねる必要もなくなりましたからね。
資本主義の暴走が自らその息の根を止めたようにも思えます。
ひな祭りにケーキ屋がケーキを買わそうとするイベントも変じゃないですか?
2月の豆撒きも完全に恵方巻きに取って代わられそうですね。
豆撒き程度で経済が回るわけがないから、海苔と米と具材を拵えて買わすというスーパーマーケットやコンビニの陰謀も感じられますよね。
元々商売抜きで全員参加が出来るものが本来の年中行事だったはずなのに。
資本主義が壊したんですよ。
元々あった人の営みを壊して、一元的な消費対象として商売に食い込まそうとするから、こうなっていったんでしょう。
>>60
諫議大夫さん。
乱痴気騒ぎも人が集まるとそうなってしまうのでしょう。
普段抑圧された感情を発散するような場を行事だと言い訳して与えるからそうなるのは必然だと思います。
じゃあ規制すればいいんじゃないかと言ってしまえば話は早いですよね。
若者の情熱を殺いでしまえば情熱の枯れた老人達は安心安全に暮らしていけますからね。
私はこの「安心安全」と言う言葉が嫌いですね。
連投で非常に申し訳ないのです。
バレンタインデー及びクリスマスとそしてハロウィンの違いは結局イベントに参加する人の資格に「恋人」や「夫婦」であるかの違いですよね。
今、少子高齢晩婚非婚ですから、どうもこのバレンタインデーやクリスマスを享受できる人が少なくなってきたんじゃないかと思うんです。
実際バレンタインデーよりもハロウィンの方が経済効果を上回ってしまっているようです。
ハロウィンは別に恋人同士でなくとも参加できますからね。
バレンタインデーやクリスマスに違和感を感じないというのは、それは結局最早既に定着している(生まれる前にある)ということ他ならないからなんでしょうか。
お盆も元々外国の祭り、盂蘭盆だったのに日本国民全員が受け入れましたよね。
ルーツはイランのゾロアスター教だったはず。
てことは、死生観も外国の思想を受け入れたこと他ならないということですよね。
その時点で日本の保守とは何なのかを考えねばならないですよね。
トッキーさん、ウィキ直しお疲れ様でした。新企画も楽しみにしています。
雷神宮歌会テーマ「傘」
○いくつもの 傘が花火の ように咲き 降り始めたる 雨空の下
あっはっはっはっは。.・・゜(^□^)゜・.。今更かもしれませんが編集後期が可笑しくて思わずコメ!旦那&娘が近くで寝てるのに思わず声出ちゃいました。サイコー!!私も何か食べようかな(笑)