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ネトゲの廃人は社会人失格だと思った?

 ども。ダメ人間1号です。生まれてきてすいません。  深く落ち込むことに、きょうはまだ1本も作品を消化していません。  きのうの疲れが出たのかなんなのか、ベッドに横たわってへろへろしていたりしました。  まさか映画を何本か続けて見たくらいでここまで疲れた上に翌日に持ち越すとは。  結論としては、毎日たくさんのコンテンツを消化するためには、まず体力を付けないといけないということですね。  うーん、まあ、やってみて良かった気もする。自分の限界が良くわかった。  まあ、ほぼ休みなく十数時間映像を見ていたら疲れるのもあたりまえかもしれないけれど。  でも、テレビ番組をながら見するだけならそんなに疲れないから、やっぱり映画は疲れるコンテンツなんだろうなあ。たぶん。  とりあえず〈マーベル・シネマティック・ユニバース〉だけでもこなさいといけないので、あした、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』と『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を見たいと思います。  きょうはもういいや。へろっているから。  そんな状態でも軽い本くらいは読めるわけで、西村本気『僕の見たネトゲ廃神』を読みました。  大量のエッチな漫画とともにダンボールで届いた本ですが、エッチな漫画を差し置いて読みました。偉い、ぼく(そうか?)。  結論から書くと、なかなか面白かったです。「僕の見た」というタイトルからはネトゲ廃人の著者がゲーム内で知り合った人物たちについて書いているような印象を受けるけれど、じっさいにはゲーム廃人から脱出した後にインタビューしてまわった人たちについてまとめた本です。  著者は自分自身、過去に「廃人」だった17歳(当時)で、この本の内容をほぼひとりで執筆しまとめきったそうです。  読んでいる限り、文章を書くセンスは悪くないし、ユーモアもある。自分を突き放す視点もちゃんと持っている。  これで食っていけるだけの資質を持っている人なのではないかと思います。  高校時代には生徒会にも入っていたということで、実はなかなか行動力のあるタイプなんじゃないかと思う。  ネトゲ廃人とひと言でいっても、色々な人がいるよな、とあらためて実感。  ちなみにぼくは『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』のおかげでネトゲをやると可愛い女の子と知り合いになれるという間違えた知識を手に入れたのですが、本書にも可愛い女の子は出てきます。  実際にネトゲやっている可愛い女の子もいるんだなーということがこの本を読んでわかりました。  まあ、もしそういう子と知り合いになりたかったらもっと効率的な手段があるだろうけれど。  それにしてもリアルとネトゲを両立させている人たちがたくさん出てくる一方で、「ネトゲ以外に何もない」廃神の「安藤さん」の姿は衝撃的。  私生活が完全に崩壊していて、ネトゲに依存するしかない状況なのだとか。  もしネトゲを取り上げたらアイデンティティが崩壊するだろうし、こういう人はいったいどうしたらいいのだろうなあ。  一度地獄を見て「底つき」を経験するしかないというのはほんとうなのだろうけれど、「底」を見たら回復するかというとそうとは限らないわけで、きわめてむずかしい問題だと思います。  ネトゲのほかに何か救いになるものがあればいいのだろうけれど。  こういう人を見ていると、ぼくはあらためて幸運だったなあと感じます。  運だけで生きているといってもいいくらい。もし運が悪かったらいまごろもう死んでいたでしょう。  ブログもネトゲの一種みたいなところあるから、ぼくも依存する危険性はあると思うんですよね。  幸いにもいうか、ブログはネトゲみたいに気持ちよくレベルアップできないようになっているので、そこまで依存してはいないのだけれど。  でも、 

ネトゲの廃人は社会人失格だと思った?
弱いなら弱いままで。

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海燕

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