-
ツイフェミと表現規制を巡る問題のまとめ本を作りたいです。
2019-02-25 01:5551ptあいかわらず並行して色々と仕事をしています。ひとつは『マインドマップで語る物語の物語』シリーズの作業。それに、「Azukiarai Academia Archives」と題するブログの過去記事のまとめ。もうひとつは、自分個人の同人誌の作業ですね。
これらをどこまでが仕事といえるのか微妙なところですが、まあ、「未来を切り開く仕事」ということはできるのではないかと。
で、今回の記事のテーマは「まったく未来の可能性が見えないときに、人はどのように行動するべきか」ということです。それはいまのぼくのことであるわけですが、そのようなときにどうすればいいのか、という話。
結論からいうと、何でもいいからとにかく動いてみるということしかないと思うのです。これ、てれびんとかとよく話すのだけれど、未来にまったく希望が見えないときには、とにかく動くしかないよなと。
動きさえすれば、状況は変わるかもしれな -
記憶のなかの膨大なアーカイヴスを振り返る。
2019-02-23 03:0051ptペトロニウスさんが『ブレイキング・バッド』のひとりラジオをアップしていますね。
https://www.youtube.com/watch?v=0tOW_nfFLI4
『ゲーム・オブ・スローンズ』や『ウォーキング・デッド』と並んで人気がある(らしい)ドラマの話です。ぼくはまだ見ていないのですが、いずれ見ておきたいですね。
いやまあ、「いずれ」とか「いつか」などといっていると永遠にその日は来ないという法則もありますが、テン年代以降、海外ドラマはめちゃくちゃ面白くなっているようなので、気になります。
いま日本で放送されている『グッド・ワイフ』なども原作はアメリカのドラマですね。
このラジオの放送は20分ほどで短く終わっているので聴きやすいかと思います。ちなみに、ぼくもてれびんといっしょに『私に天使が舞い降りた!』のラジオを放送していたりします。
驚異的に面白くないことで有名なぼくと -
黄金時代は続かない。
2019-02-21 17:4951pt近々、ペトロニウスさんと成田美名子『CIPHER』のラジオを行います。な、何となつかしい。実に30年前の少女漫画の名作ですね。いまとなっては知らない人も多いでしょう。
2019年にもなってこの漫画をラジオで取りあげようという人は、ほかにまずいないに違いありません。需要もどれだけあるのかわからない。しかし、それでも、ぼく(たち)はやるのだ! なぜなら、とても面白い漫画だから。
新しかろうが古かろうが、名作は名作だし、読むに値するものはある。この作品もそのなかのひとつで、とてもとても深淵な物語なのです。
くわしいことはラジオで話しますが、いや、ほんと、いい漫画なのよ。30年前の作品ながら、まあ、一般的には成田美奈子の最高傑作といって良いでしょう。ぼくは『NATURAL』も好きなのですが。
電子書籍で全巻をそろえると6000円オーバーになってしまいますが、古本なら数百円で買えるので、も -
「物語のトンネル」に耐えられない人は増えているのか?
2019-02-19 15:3351ptこういう記事を読んだ。
https://www.jigowatt121.com/entry/2019/02/17/233313
ストレスやサスペンスのみなもとである物語の「トンネル」を通りたくない人がいる、それも意外とたくさんいるのかもしれない、という内容で、非常に興味深い。
暗かったりしんどかったりする展開のことを「トンネル」と称しているあたりのわかりやすさが素晴らしいと思う。
で、この記事に出て来る書き手の方の奥さんは典型的な「トンネル嫌い派」で、書き手自身は「トンネル好き派」なのだが、実はぼくはどちらの気持ちもよくわかるのだ。
以前にも書いた通り、エンターテインメントはポルノ性(予定調和)とアート性(自由奔放)のバランスで成り立っているところがある。そのどちらが欠けても大人気を博すことはむずかしい。人間の心理とはそういうものだと思うのである。
先の展開がまったくわからない -
『アンサー』。同人誌の構想を考えつづけるよ。
2019-02-18 15:0951pt夏コミで出したいと考えている同人誌の構想を色々色々と考えています。上下巻でフェミニズムと非モテ(恋愛)について考えるというアイディアは変わっていませんが、そこにコンテンツ批評を加えようかと思いつきました。タイトルは『アンサー』。具体的な内容は、こんな感じでどうだろうかと。
・「アンサー(上)-オタクが問うフェミニズム-」
前書き
第一章「『カルバニア物語』で問うフェミニズム」
第二章「『スター・ウォーズ』で問うポリティカル・コレクトネス」
第三章「『新世紀エヴァンゲリオン』で問う組織と女性」
第四章「『アナと雪の女王』で問うアダルト・チルドレン」
第五章「『Fate/stay night』で問うパターナリズム」
第六章「「キズナアイ」で問う表現規制」
第七章「『風立ちぬ』で問う男性学」
第八章「『万引き家族』で問う政治」
後書き
・参考資料
『戦う姫、働く少女』
『ヒーローと正義』
『 -
同人誌『ふぇみにずむ・イズ・デッド?』と『あいされたい。』の構想。
2019-02-15 00:0551ptぼんやりぼやぼや。ども、きょうもぼんやりしている海燕です。きのうに続いて同人誌の作業を行っています。
うーん、これ、ほんとに夏コミまでに終わるのだろうか。まあ、本気で頑張れば終わるだろうけれど、「ただ終わらせるだけ」では意味ないよね。なるべくハイクオリティな本を作らなくては。いや、そんなに力んでもしかたないけれど。
きのう書いた通り、夏コミでは上下巻、ないし前後編にあたる2冊の本を出すつもりです。在庫を抱えたくないので、それぞれ100冊くらいしか刷らない予定。タイトルと内容はこんな感じで考えています。ていうか、いま考えた。
・『ふぇみにずむ・イズ・デッド? -自由と寛容のパラドクス-』
第一章「キャラクター・ポリティクスの現在」(キャラ萌え化する政治)
第二章「Twitterに見るふぇみにずむの惨状」(ふぇみにずむの現在)
第三章「「正しいエロス」は存在するのか?」(欲望とエロス -
『宇宙よりも遠い場所』を見返す。すばら。
2019-02-14 16:4751ptBOOTHの同人誌の発送が遅延しているようです。「お知らせ」によると、どうも一気に本が集まりすぎてキャパシティをオーバーしてしまったようなのですね。
ぼくたちも非常に困っているのですが、何しろBOOTHの問題であり、こちらではコントロールできません。同人誌を依頼された方はもう少々お待ちいただければと思います。
お買い求めになってから随分と時間が経っている方もいらっしゃるはずで、あらかじめ多少の時間がかかることは述べていたとはいえ、ほんとうに申し訳ない限りです。商品はかならず届くはずですので、どうかそのままお待ちください。
さて、ぼくはあいかわらず同人誌や電子書籍の作業を続けています。わりと膨大な量を書いているのですが、一向に終わりません。また、その文章が表に出るのはまだ先のことになります。あきらめることなくコツコツ続けなければ……。
で、そのうちのひとつである「Azukiarai -
夏コミで同人誌を2冊出したい。
2019-02-13 14:2851pt以前、このブログで『あいされたい。』という電子書籍を作りたいという話をしました。非モテの話ですね。というか、実は非モテを題材にして「愛と差別」について語りたいと思っているのですが、何しろテーマがむずかしく、なかなか書き進められません。
そこで、これを同人誌にして夏コミで出そうかななどと考えています。まだ確認していないけれど、たぶん〈アズキアライアカデミア〉のサークルスペースに置いてもらえるでしょう。
在庫を作りたくないので、限定100冊か120冊くらいでどうかな。100ページくらいの薄い本にしたいところ。となると、40000文字か50000文字くらいかなーとか考えています。
で、これは「裏」で、もう一冊、「表」の本も出したいと思っている。昨今、SNSで散見されるようになった「正義の暴走」についての本ですね。
これは『あいされたい。』と内容的に同じことになるはずなのですが、ただ、そ -
過去は現在を決定するのか?
2019-02-10 13:4851pt自己言及シリーズ第四弾です。いいかげんにしろ、アニメとか漫画の話を書け、という声が聴こえてくるようですが、このブログは基本的にぼくが書きたいことしか書かないのだ。わはは。どうも申し訳ない。
で、今回は前回の続きで、「人の性格はどのようにして構築されるか?」という話をしたいと思います。
これはもう、うちの甥っ子と姪っ子とか、そういうまわりの子供たちを見ていると、生まれつきの違いは大きいなと感じます。ごくあたりまえのことですが、遺伝子がすべてを決定するとはいわないにしても、生まれながらの個性の違いは大きくあるようです。
でも、その一方で育ちの差は人に大きな影響を与える。ここでよく出て来るのが「両親の影響によって子供の性格が決定する」という話です。
さらによく語られるのは母親の影響ですね。母親がまるで愛情を注がなかったり、その反対に溺愛しすぎたりすると、子供はアダルトチルドレンに育って -
なぜ海燕は沈黙するのか。
2019-02-10 13:4751pt自己言及シリーズ、第三弾。というわけでもないですが、ちょっと自分とまわりの関係性のオリジナルさに目が行ったので、その話を続けたいと思います。
第一弾(?)では、ぼくたち何か仲いいよなーという話をしました。で、第二弾ではそれは個々が自立していて依存しあわないからなんだ、ということを書きましたね。
この記事ではコミュニケーションについて記したいと思います。「良いコミュニケーション」とは何だろう?ということですね。
結論から書いてしまうと、萌え系といわれる四コマ漫画でよく描かれているキャッキャウフフな関係、あれが「良いコミュニケーション」だと思うのです。ある種、友達関係の理想みたいなところありますよね。
特に『宇宙よりも遠い場所』あたりの人間関係は、ほんとうに素晴らしいと思うし、自分もああありたいところです。
もちろん、現実にはなかなかそういうわけにはいかない――はずなのですが、じっ
1 / 2