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『異世界居酒屋「のぶ」』はひと味違って美味しい漫画だ。
2016-04-21 00:0251pt
最近、自分の家のまわりの外食に飽きて来ました。どこか美味しい店はないかな。
そう、居酒屋でいい。じっさいに行けないならおいしそうな料理を見るだけでもいいかも――ということで『異世界居酒屋「のぶ」』漫画版の第1巻を買いました。
原作小説のほうは未読なのだけれど、とりあえずとっつきやすい漫画版から読んでみることにしたわけ。
うん、面白いですね。とある異世界(という表現もなんですが)のとある街に開かれた居酒屋「のぶ」をさまざまな客たちが訪れるというお話。
物語は基本的に客の視点で綴られ、いったいこの店を経営する「ノブ・タイショー」と「しのぶちゃん」が何者であるのかはわかりません。
わかりませんが――まあ、どう考えても何かの拍子に異世界とつながった日本の居酒屋だよね、これ。
ちなみにこの作品をAmazonを見ると『テルマエ・ロマエ』の居酒屋版、というような評価が多いようです。
ぼくは「なろう」の文脈で見ているけれど、それを外すとそういうふうに見えるわけですね。なるほど。
毎回毎回、日本人の目から見ると平凡だけれどとても美味しそうな居酒屋料理が出て来て、異世界人たちがそれを「なんだこれは!」とかいいながら賞味するという話の流れになっています。
ある意味、日本の居酒屋文化自慢を日本人が読んでいる形になるわけで、ある種むずむずする感じは消せないのだけれど、まあ、そういうことを深く考えながら読む漫画でもないと思うので、素直に「美味そう!」と思って読むことにします。
ぼくもチキン南蛮、食べたいなあ。
もっともぼくはビールを飲まない人なので、冷えたビールを一気に飲み干す喜びはわからないけれど。
世界的に見てもあそこまでビールを冷やすのはめずらしいそうですね。
それにしても、こういうある種の「お国自慢漫画」を読むと、日本人が自国の何に誇りを抱いているかわかる気がします。
日本人が自分の国の文化で世界に誇れると感じているもの、それは『テルマエ・ロマエ』でもそうでしたが、やはり風呂や食事といった生活文化なのでしょう。
たしかに日本での庶民生活って快適に思えるものな。
はるかに贅沢な環境はいくらでもあるだろうけれど、日本は美味しいものを安く食べられる国なのです。
最近、セブンイレブンで出しているアップルパイ美味しいよなあ。エクレアとかショートケーキも。
たぶん、異世界コンビニというのもあるだろうな、と思ってサーチしてみたら、 -
秘密基地がほしい。
2015-05-29 03:0051pt
ふと思い立って薫製鍋を買ってみました。
いや、わざわざ専用の鍋なんて買わなくても薫製くらいできるのかもしれませんが、そこは素人、道具をそろえるところから始めたかったのですね。
Amazonから1日で届いたので、さっそくやってみることに。
あまり手間がかかるやり方は後回しにするとして、とりあえず鶏肉とチーズとほたてとししゃもを並べて燻してみる。15分ほどであっさり完成。非常にきれいに燻しあがりました。
いやー、やればできるものですね。
まあ、見た目だけきれいで味はさっぱりということもありえるのでとりあえず食べてみましたが、やっぱり美味かった。
ていうか、チーズうまー!
もともとコクがあるものを燻してスモークチーズにしたわけで、それはそれは奥深い味がいたしました。ああ幸せ。
あまりに幸せなので皆さんにおすそ分けするべくこうして記事など書いているわけです。
いまならチップも -
夢のリストの項目をひとつ実現してみた。
2015-02-23 00:1151pt
きのうのきょうですが、早速、オムライスを作ってみました。どうでしょう? そこそこ上手にできたんじゃないかと思うのですが、まだまだかなあ。
オムライスは亡くなった祖母の得意料理で、ぼくも過去何十回と作っているのですが、どうしてもチキンライスの上に卵をうまく載せられません。
ただ、たしかに少しずつ進歩はしていて、最近はだいぶうまく作れるようになったと思っているのだけれど、傍目から見てどの程度のものでしょう。
きょうは「そうか、フライパンを熱し足りなかったんだ!」と気づいたので、これでもかなりうまく卵を処理できたほうなのです。
たぶんチキンライスをペーパーで整形したらもっときれいな形になったはずだし、新鮮なパセリがなかったので緑がきれいに映えていないことなど改善点はまだまだあります。
しかし、それは次回以降直せばいいだけのこと、ぼくは自分に甘くすると決めたので、夢のリストの「上手にオムライスを作りたい。」にはこれで○を付けておこうと思います。
いや、ほんと、生きているとつくづくひとは変わるものだと痛感します。もちろん、一切変わろうとしなければ何も変わらないのかもしれないけれど、変わろうと志している限り、必ず変わっていく。
それはまあ一朝一夕に欠点を克服できるはずもありませんが、長い時間をかければ、いつかはまったく新しい自分を見つけることができるかもしれません。
ぼくはこの10年くらいで大きく変わったと思っています。良い方向へ変わったと思いたいところですが、ほんとうのところはよくわからない。ですが、とにかくだいぶ楽になったことはたしかです。
そのためには、過酷な自意識の葛藤を経なければなりませんでしたが、どうやらいま、ぼくはそれなりに幸せなようです。この幸せとは、自分の人生を屈託なく自分のものだといい切れることから来ているものだと思えます。
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