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空気系はどこへ行く? 『よりもい』と『ゆるキャン△』で考える。
2018-08-03 12:3051pt◆変わらない空気系が変わりはじめた。
ある夏の日、吹き抜ける風がぼくに問いかけた。「空気系はどこに行くのか?」と。ぼくは答えた。「さあ、知らない」と。
しかし、「知らね」で終わらせるのも何なので、少し考えてみようと思います。空気系、あるいは萌え日常系のアニメや漫画はどこへ行くのか?
そのまえに整理しておくと、ここで「空気系」と呼んでいるのは、皆さんご存知であろう『のんのんびより』とか、『きんいろモザイク』といった美少女たちの穏やかな日常を描く作品のことです。
現在、これらの作品は1クールに1作はかならずアニメが制作されている印象で、非常に人気が高いといっても良いと思います。
ただ、この種の作品はあずまきよひこの『あずまんが大王』を嚆矢としているわけですが、未だにこの偉大な漫画を乗り越えられていない印象がなくもない。
基本的に「変化の乏しい日常生活」を淡々と(ある程度は面白おかし -
ほんとうの友達って何? 意外とシンプルなその答えが『宇宙よりも遠い場所』にある!
2018-05-06 00:4751pt
ペトロニウスさんの『ゆるキャン△』の記事がアップされていますね。
http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20180505
これは、前回の『宇宙よりも遠い場所』の記事の直接的な続編で、いわば「2018年の空気系」を考察した話の後編にあたります。
『宇宙よりも遠い場所』と『ゆるキャン△』を両方とも見て、これらの記事を読むと現時点で空気系ないし日常系と呼ばれる作品がどのようなことになっているのか、おおよそのことがわかるのではないでしょうか。
ぼくも一応、両方とも見たのですが、いや、良かったですね。どっちも。
『あずまんが大王』から『けいおん!』あたりを経て延々と続いてきた空気系の歴史が、一旦の結論というか、ひとつの曲がり角にまで到達したことがはっきりとわかる。いままで長々とこの系譜の作品を見てきた人間としては非常に感慨深いものがあります。
ペ
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