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記事 7件
  • いまにも切れそうな弱いつながりを大切に生きていく。

    2018-03-29 22:58  
    51pt
     佐々木俊尚さんの新刊『広く弱くつながって生きる』を読み終えました。
     現代的な人間関係についての本で、いわゆる「弱いつながり(ウィークタイズ)」のことが書かれています。
     弱いつながりとは、人間同士の浅く遠い関係のこと。現代社会を楽しく生きるためには、この弱いつながりを積極的に作っていくことが大切だという内容でした。
     いままで、日本では会社でも家庭でも「強いつながり」を作り、そこに頼って生きていくことが大切だと考えられていたでしょう。
     しかし、まさに時代は変わり、いまは「ちょっとした友達」とか「何かの知りあい」といった弱いつながりが人生を左右するようになってきているのです。
     佐々木さんの主張には説得力があり、非常に共感できます。
     ひとつ前の記事で書いた「モバイルボヘミアン」といった生き方も、弱いつながりのネットワークを前提としているところがありますね。
     この本の内容に共感が持て
  • モバイルボヘミアン。好きな場所と職業で生きていく。

    2018-03-29 02:53  
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     本田直之&四角大輔『モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには』を読みました。
     何年か前に「ノマドワーカー」という言葉を流行らせたふたりが、「ノマド」のさらに先にあるライフスタイルを提唱する一冊です。
     いま、著者ふたりはハワイやニュージーランドを中心に世界中を飛び回る生活を送っているそうで、そういう時間にも場所にも特定の仕事にも捕らわれない生き方を「モバイルボヘミアン」と名付けているわけです。
     いやー、羨ましい。いままで日本を出たことはおろか、沖縄や北海道に行ったことすらないひきこもりニート野郎のぼくとしては、何かキラキラするものを見るような目で眺めてしまうしかない人たちです。
     しかし、そんなぼくを含む読者全員に向かって、彼らは明言します。モバイルボヘミアンはだれにでもなれるのだと。
     本書のなかにはその具体的な方法論も記されています。それを読んで自分にもできると思うかどう
  • 情熱という名の「幸せになる才能」。

    2018-03-27 00:49  
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     どもです。この記事は、iPhoneにBluetoothキーボードを繋いで書いています。このやり方だとパソコンを使う必要もなく、非常に楽ですね。
     エディタはWrixを使っているのだけれど、文字数もカウントできるし、文句なしの快適さ。iPhoneと小型キーボードだけあれば仕事できてしまうかも。
     ノートパソコンを持ち歩くのもなかなか大変なので、あしたから図書館へiPhoneを持って行ってこのスタイルで仕事をしようかな。
     家で仕事をしていると、ついついテレビを見たり本を読んだりしちゃいますからね。まあ、iPhoneをネットに繋いでいたら何も変わらないかもしれないけれど。
     このあいだ、最近はマジメに仕事をしていると書きましたが、そうはいっても実働時間はまっとうな会社員の半分もいかないものと思われるので、もうちょっと労働時間を増やしていきたいところです。
     お金が入ったら旅行でも行こうかな。
  • オタク第一世代の裏と表。

    2018-03-19 00:51  
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     ちょっと仕事の関係でオタク関連の資料を再読しているのですが、そのなかに大泉実成『オタクとは何か?』があります。
     この人は『エヴァ』が流行ったとき(もう20年くらい前)、名著『パラノ・エヴァンゲリオン』及び『スキゾ・エヴァンゲリオン』を作った人ですね。
     で、本編もなかなか面白いのだけれど、注目するべきは巻末の伊藤剛、竹熊健太郎との対談。
     ちょこちょこ岡田斗司夫さんのことがネタになっていて、なかなか興味深い。まあ、みんな、岡田さんに関しては思うところがあるんだよね。
     ぼくはずっとある種の教師として、そして反面教師として岡田さんを初めとするオタク第一世代の行動を追いかけているのですが、ずっと見ているといろいろなことがわかるようになり、思うところがあります。
     いまとなっては岡田さんを擁護する人も少ないでしょうが、ぼくとしてはただ「なんてひどい奴だ」と非難して悦に入るのではなく(それはい
  • 人は正しさの奴隷にはなれない。

    2018-03-18 20:50  
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     ちょっと暖かくなって来ましたねー。ようやくきびしかった冬も終わり、春の足音が聴こえてくるようです。
     そんななか、ぼくはNHK衛星放送で放送されている田亀源五郎のマンガ原作によるドラマ『弟の夫』を観たりしています。
     これがねー、実に面白い。きょう、最終回が放送されるのですが、非常に楽しみです。
     ゲイアートの巨匠として知られる田亀さんのマンガが元になっているわけで、当然といえば当然のことながら題材は同性愛者とそれに対するまわりの目線。
     物語は同性愛者の弟を持った「ノンケ」の主人公の目で語られます。
     その弟が留学先で同性結婚をし死亡してしまった後、かれの「夫」であるマイク・フラナガンという男が訪ねてくるところからすべてが始まるのです。
     このマイクを元力士の把瑠都が演じていて、これが実にイメージ通りのいい感じ。
     おお、把瑠都、役者としてやってけるんじゃないの?と思ってしまうくらい。
  • マネーライフバランスを考えよう。

    2018-03-12 22:11  
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     はろはろ。気づくと今月も12日になっていました。ほかの仕事が忙しいとかそういうイイワケはあるものの、更新が遅れていて申し訳ありません。
     何だかんだといってまだまだ時間はあるはずなので、更新しようと思えばできないことはないのですよね。もうちょっと気合を入れたいところ。
     ちなみに色々と映画を観たり、マンガを読んだり、ゲームをプレイしたりもしているのですが、大傑作といいたいような「大あたり」はまだないかも。即座に記事を上げたいという気持ちにはならないですね。
     なぜか新潟市を訪れているてれびんと遊んでいるせいで土日がつぶれているという事情もあったりなかったりなかったりするようですが……。
    さて、何の話をしよう。
     最近、仮想通貨とか面白いなあと思っているのですが、このブログの主旨から外れすぎている気もするし、まだ知識も足りないのでとりあえずここで話すことはやめておきましょう。
     草コイン収
  • セックスがたましいを癒やすとき。

    2018-03-05 11:45  
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     二村ヒトシ監督のレズアダルトビデオを見てみました。
     二村さんは女装美少年ものやレズビアンものばかりを撮りつづけている異端のAV監督で、以前から興味を持っていたのですが、じっさい見てみると、これはもう百合ですね、百合。
     AVを百合に含めることには異論も多々あることと思いますが、多くの百合オタが百合に求めるものはおおむね入っているのではないかと思う。
     もちろん百合とはあくまでフィクションに与えられる名称であるわけですが、それでも二村さんの作品がもつある種の雰囲気は百合そのものといっていいのではないかと思うのです。実に面白い。
     そもそもアダルトビデオとは、官能的なセックスを映像に収めるという目的をもっているものだと思うのですが、じっさいにはかなり記号化された大量生産品のビジネスという印象になっています。
     それはそれで商売として間違えてはいないのだろうけれど、40歳を控えて年々、スケベ