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性欲より恋を。少年漫画の描くべきロマンとは何か。

 ども。  一応、きょうでブロマガ強化週間は終わりということになります。  自分の限界を見きわめようと思って最大限の質と量の記事を書こう!と考えた一週間だったのですが、いやー、予想以上に書けなかったですねー。  ある程度のクオリティを保って継続的に書きつづけようと思うと、1日10000文字くらいが限界になるらしい。  西尾維新は1日20000文字をアベレージで上げてくるという話なので、その半分。  まあ、量だけ比較してもしかたありませんが、さすがトップに立つひとは凄いよなあ、と思います。  ぼくも1日2日なら20000文字書けると思うけれど、続かないわ。  さて、きょうは恋愛漫画の話。  少年漫画であれ少女漫画であれ、恋愛ものには夢を見せてほしいよなあ、という話題です。  青年漫画とかレディースコミックなら現実だけでもいいかもしれないけれど。  きっかけはてれびんが「戦場感覚LINE」で今週の『iショウジョ』はアウトじゃね?といいだしたこと。  何が?と思ったのですが、さっそく読んでみたところ、理解できました。  うん、これはたしかにアウトかもw おっぱい丸出しの女子中学生相手にディープキスしちゃダメだろ。少年漫画として。  いや、『マガジン』だったらわからなくもないんだけれど、『ジャンプ』系列だからなあ。  ちなみに↓から読めるので、興味がある方は読んでみてください。最新二話が該当するエピソードです。 http://plus.shonenjump.com/rensai_detail.html?item_cd=SHSA_JP01PLUS00000062_57  普段は好きな男に相手にされない年下の女の子が魔法のアイテムで大人に変身してかれの前に現れる、というよくある話なのですが、結末が性欲に堕しているようにしか見えなくて、これはきついなあ、と。  ぼくはやっぱり恋愛漫画には夢を、ロマンを見せてほしいんですよ。精神は肉体にまさる、というファンタジーを通してほしい。  でも、これは肉体の欲望が精神を圧殺しているようにしか見えないよね、と。  そういうわけで、ちょっと残念なエピソードだったのでした。  いや、もちろん、現実は肉欲が精神にまさるかもしれません。やっぱりおっぱいは大きいほうがいいよな、とかそういうことになるかも。  でも、やっぱり少年漫画はそれじゃ良くないと思うんですよね。そこでファンタジーが見せられないなら、あえて漫画を読む意味がないじゃん、とぼくなどは思ってしまう。  お色気を描くな、といいたいわけじゃなくて、そこに夢がないとダメだろう、と。  『高嶺と花』という少女漫画があります。  これもてれびんが教えてくれた作品なのですが、やっぱり女の子が年少の歳の差恋愛ものなんですね。  ここではちゃんとロマンが成立していると思うんですよ。  高校生の女の子が 

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弱いなら弱いままで。

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海燕

1978年新潟生まれ。男性。プロライター。記事執筆のお仕事依頼はkenseimaxi@mail.goo.ne.jpまで。

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