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タグ “ウィッチャー3” を含む記事 4件

ゲーマーの心が折れるとき。

 『ウィッチャー3』を続けています。  現在、レベル7。相当プレイしたのにまだこれだけかという気もしますが、各所で時間を無駄にしているから仕方ないのかも。  ちなみにこのゲーム、フィールドエネミーを斃してもほとんど経験値は入らず、主にクエストクリアでレベルアップしていくシステムになっています。  そのクエストがまたけっこう歯ごたえがあるものだから、必然的にプレイ時間はかさむことになる。  ぼくは見つけたサブクエストを片端からやっているけれど、ほんとうはそれらは適度に放置してメインクエストに集中するのが合理的なのかもしれません。  まあ、ゲームに合理性を持ち込んでも意味がないけれど。  ちなみにサブクエストは膨大な量があり、メインクエストにも蛇のように絡んできます。  また、このゲームの特色として、なにげない選択のひとつひとつが重い意味を持って迫って来るということがあり、まったく気が抜けません。  ちょっとあまりにも内容が詰まりすぎているので、長時間だらだらとプレイするのに向かない難はありますが、まあ、傑作ですね。  恐ろしくよくできたシナリオぞろいといっていいと思う。  もう少し気を抜いてプレイできるゲームをやりたいところですが――それは『ファイナルファンタジー13』を遊んでいればいいんだろうな。  そういうことをやっているといつまで経っても進まないけれど。  ゲームの難易度というのはじっさいむずかしい問題だと思います。  あまりにやりごたえがなさすぎると退屈だし、ありすぎると辛くなる。  この『ウィッチャー3』の場合は死亡時のロード時間が長いこともあって、あまり気軽にプレイヤーキャラクターを死なせることができません。  そこがこの出色の傑作の欠点といえばいえるでしょう。  じっさい、このゲームをクリアまで持っていけるかどうかは自信がないところですね。  めちゃくちゃよくできた物語なのだけれど、いちいち内容が重たいのでちょっと疲れる。  小説だったらこれでいいのかもしれませんが、ゲームだとプレイのむずかしさと相まって心が折れてしまうのですね。  うーん、サブクエストは放っておいてメインクエストを進めようかなあ。それとも、地道にレベル上げを試みるか。  経験値だけでなくお金もなかなか手に入らないゲームなので、各種アイテムをそろえるのも大変なのですが……。  たしかに 

ゲーマーの心が折れるとき。

コンピューターゲームはどこまで現実に近づくのか。

 先日始めた『ウィッチャー3』をちょっと進めてみました。  いやー、暗い。重い。とにかく暗くて重いゲームです。  初期の『ベルセルク』みたいな暗鬱な展開が延々と続く。  主人公が屈強な剣士だけにカタルシスがないことはないのだけれど、それにしても陰惨。  リアリズムに徹しているといえばそうなのですが、長時間プレイするのはわりに辛いものがあるかも。  クリアまで100時間くらいは軽くかかりそうなんですけれどね。  というわけで、さっそく逃げることにしました。  いや、逃げるわけじゃない、一時退避するだけだ、と自分にいい訳をして『スカイリム』を始めることにしたのです。  まあ、このゲームも相当にダークな要素はあるのだけれど、『ウィッチャー3』に比べると遥かにからっとしている。普通のファンタジーという感じ。  『スカイリム』といえば天下に名のとどろいた有名作品であるわけで、これをお読みの方のなかにもお好きな方はいらっしゃるでしょう。  まず世界的に著名な傑作ゲームといっていいと思う。  この作品の魅力としてよく語られるのが、その自由度の高さです。  とにかく何をやってもいい、なんでもできるということがよくいわれます。  ゲーム中で大学に通ったり、盗賊団を撲滅したり、反対に盗賊になったり、吸血鬼になったり、結婚したり、子供を作ったり、世界を救ったりと、いろいろなことができるらしい。  その気になればこの世界で数百時間過ごすことも不可能ではないとか。  ほんとうはパソコン版のほうがさらに深淵な世界を備えているともいいますが、うちのPCだと動くものかどうかわからないのでぼくはPS3版でプレイ。  そこまで深く世界を探索する必要もないことですしね。  ほかのゲームもやりたいし、そのうちシリーズ続編が出るかもしれないし。  で、さっそく数時間プレイしてレベル6まで上げてみたのですが、さすがに面白いですね。  まだダンジョンをひとつ攻略した程度で、噂に聞く自由度はその片鱗しか味わえていないのだけれど、それでも十分に面白い。  とにかく町を歩いているとクエストが頻発する。その内容も多岐に渡っていて実に楽しい。  メインクエストはドラゴン退治が中心らしいのだけれど、べつに各地に現れるドラゴンなんて放っておいても話はどんどん進んでいくようです。  戦乱のスカイリム地方にとっては災難な話ですが……。  とにかく「これをやらなければならない」ということがないので、あっちを放浪し、こっちを旅行し、楽しく過ごしています。  あまりに膨大なクエストがありすぎて、何をしたらいいのかわからないような側面もなくはないですが、それはたぶんぼくがこの広大な世界を旅することにまだ慣れていないというだけのことなのでしょう。  まあ、山賊くらいは楽に倒せるようになり、旅していて突然死ぬことは少なくなってあちこちを行けるようになったので、もっといろいろな地方を見て回ろうかな、とは思います。  それにしても、 

コンピューターゲームはどこまで現実に近づくのか。

大作RPGにひたるだらけた生活。

 プレイステーション4版の『ウィッチャー3 ワイルドハント』を始めました。  ポルトガルの会社が制作したダークファンタジーで、きわめて壮大。  ポルトガルってこんなものすごいゲームを作れる国だったんだ、という驚きがありますね。ひょっとしたら国はあまり関係ないのかもしれませんが。  何がすごいって、世界が広い。  いわゆるオープンワールド系のRPGなのだけれど、それはそれは果てしなく世界が続いています。  ただ広漠としているだけだったら日本のゲームにもあるかもしれないけれど、フィールドはきわめて詳細に設計されており、どうやったらこんな世界をひとつまるごと作れてしまうのだろうと驚嘆するばかり。  まあ、日本のゲームも日本のゲームなりに進歩しているのでしょうが、世界のスピードは恐ろしいことになっているということを実感させられます。  グロテスク表現も満載で、これがもう一段階グラフィックがレベルアップしたら、さすがに気持ち悪くて見ていられないと思う。  どこまでリアリズムに徹するべきなのか、判断はむずかしいでしょうね。  ちなみに主人公は異世界のモンスターハンター「ウィッチャー」の戦士で、かれは戦乱の世界を旅しながら求めるものを探しつづけます。  いまのところ、まだグランドストーリーは始まってもいないようなのだけれど、この時点ですでに世界の作り込みの凄まじさはよくわかります。  戦乱の世界とひとことでいってしまいましたが、戦争状況下の世界の様子は徹底してリアル。  何もここまでリアルに描き出さなくてもいいだろうと思うくらい。  人々の生活は地獄のような戦争のなかで困窮を究めています。  あしたの暮らしすらままならない上に、グリフィンやレイスといったさまざまな怪物たちが襲い掛かって来るという絶望的状況。  だがそれでもひとは生きていかなければならない。  そういう異常に辛く暗い世界を舞台に物語は進んでいきます。  当然ながら、その世界を旅する主人公も単なる善人ではいられません。  かれは(プレイヤーの選択によっては)それなりに善良になり、人助けもしますが、決してただひとが良いだけの甘ちゃんではないのです。  むしろ、かれこそはこの野蛮な世界を代表する人物だといってもいいかもしれません。  しかし、それでもかれは自分の信念を持った人物でもあり、あくまで自分なりの信条を貫こうとします。  とはいえ、超人的なヒーローではあっても決して個人の能力の限界を超えているわけではないかれは、どこかで妥協することを余儀なくされます。  その葛藤がこのゲームの見どころです。  ここまで来ると単純にゲームといっていいのか?と思うくらい素晴らしい作品といっていいでしょう。  序盤はちょっと主人公が弱い印象もあるんだけれど、後半に行くにしたがって無双もできるようなので、先が楽しみです。 

大作RPGにひたるだらけた生活。
弱いなら弱いままで。

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海燕

1978年新潟生まれ。男性。プロライター。記事執筆のお仕事依頼はkenseimaxi@mail.goo.ne.jpまで。

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