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ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』と依存症の闇(その1)。

 げふげふ。早くも今日も終わろうとしています。さっさと今日の分の記事を更新しておかないといけないのだけれど、何を書いたら良いものやら。とりあえず、『クイーンズ・ギャンビット』を見始めたので、その話でも。  『クイーンズ・ギャンビット』はNetflixで観れるアメリカのドラマシリーズで、全7話と比較的コンパクトにまとまっています。アメリカや韓国、あるいは中国のドラマはもうとんでもなく長いものが多いので、わりあい見やすいほうだといえるでしょう。  内容的にも密度濃くギュッとまとまっているので、Netflixに入っている人にはオススメの作品のひとつです。どうも世界的に大ヒットしているらしいのだけれど、それはよくわからない。  ただ、まだ見始めたばかりではあるものの、非常に面白い作品だとは感じているので、最後まで見終えたらまた記事を書きたいと考えています。  で、この作品の主人公にして不世出の天才チェス少女である「ベス」ことエリザベス・ハーモンは、その稀有な才能の代償というべきか、ある種の精神安定剤の依存症になっているという設定なのですね。  この物語はベスがその才能で「無双」する展開でもあるのだけれど、同時に彼女と緑色の錠剤への依存との戦いのプロセスでもある。いかにして依存を克服するのか、それともどうしようもなく破滅していってしまうのか、その戦いはある種、チェス以上にスリリングです。  ぼくは昔から依存症という現象に興味があります。人はなぜアルコールやギャンブルやドラッグやセックスの依存症になってしまうのか? そこにはどのような問題が関わっているのか? 非常につよい関心を持っているのです。  というのも、ぼく自身はドラッグはもちろん、アルコールにも性的乱行にもほとんど関心がないからで、特に依存症になるほどの執着がないからなのですね。  ぼく自身が「それなしでは生きていけない」というほどつよく執着するものをほとんど持っていないから、そういうものを必要とする人とは何が違うのだろうと考えるわけです。  いったい「執着」とか「依存」という現象の裏にあるものは何なのか? フィクションであれノンフィクションであれ、非常に気になるところです。  で、結論からいてしまうと、その答えはおそらく 

ドラマ『クイーンズ・ギャンビット』と依存症の闇(その1)。
弱いなら弱いままで。

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海燕

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