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「海燕のゆるオタ残念教養講座」質問コーナー(サンプル編)。

 前の記事で「何か質問をください。だれからも質問が来なかったら世界に絶望してベヘリットで使徒に転生します」と書いたところ(嘘)、さっそく質問をいただきました。  ありがたいですね! どうやらなめくじの化け物に生まれ変わる必要はないようです。よかった。  本来ならこういうコーナーは一週間に一度とか、ある程度量がたまってから実施するべきだと思うのですが、サンプル的に返事を書いてみます。  こういう感じでのやりとりになるという参考にしてください。そして続々と質問をお寄せください。ぼくとしては記事のネタができてありがたいです。  まずは紅蓮さんからの質問。 Q.  海燕さんがいままでもらった中で一番うれしかったプレゼントってなんですか?  A.  プレゼント――? はて、それは伴天連の風習でござるか。拙者、記憶にないでござる。  と、いきなりベタなネタに走りたくなるくらいプレゼント的なものをもらったことがありません。  ぼく、お誕生日会とかも開いたことないですからね。  クリスマス? バレンタインデー? はて、それは耶蘇の習慣で(以下略)。  こうしてみるとたしかに非モテの人生はつまらないかもしれないな。人生の記念日的なイベントが何ひとつ存在しないわけですから。  まあ、いま誕生日オフとか開いたらそこそこひとは集まるかもしれないけれど、さすがに痛すぎる(笑)。  そもそも35歳になると誕生日なんて嬉しくもなんともないですからね。  「門松は冥土の旅の一里塚 めでたくもありめでたくもなし」という一休宗純の作とされる狂歌がありますが、誕生日もまさにそういう意味を持っています。ひとは誕生日を迎えるたびに一年ぶん死へ近づいているのです。  何の話だっけ? そう、 

「海燕のゆるオタ残念教養講座」質問コーナー(サンプル編)。
弱いなら弱いままで。

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海燕

1978年新潟生まれ。男性。プロライター。記事執筆のお仕事依頼はkenseimaxi@mail.goo.ne.jpまで。

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