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タグ “スヌーピー” を含む記事 2件

人生は配られたカードで勝負するゲーム。ないものねだりは意味がない。

 ふう。さすがに続けざまに2日で10本も更新すると疲れますね。  いくら気楽な仕事とはいえ、やっぱり書きつづけるためにはいくらか集中力を要するので、たくさん書くと疲労もそれなりです。  まあ、書くだけならそこまで時間もかからないのだけれど、紹介するコンテンツを読んだり見たりする時間も必要なわけで、ちょっと余裕がない感じ。  その前に2日も遊んできたので、特にストレスを感じることはありませんが。好きなことをやっているわけだしね。  ただ、もっと時間の使い方がうまくなりたい。いまの状態だと無駄に時間を使っている気がする。  もっとも、あまりスケジューリングにこだわって、タイトに予定を入れてしまうと、余計に疲れることにもなりかねない。  なんとか「オン」と「オフ」を明確にして、完全な自由時間を作り出したいものです。  この仕事だと、それがむずかしいのだけれど。  ここまで仕事しているのか遊んでいるのか明確でない作業というものもめずらしいのじゃないかな。ぼくがそう思うだけかもしれませんが。  一応、仮初めにもプロブロガーを名のっている以上、アニメを見るのも漫画を読むのも仕事のうちでなければならないとは思うのですが、それでは何が仕事じゃないのかというとむずかしい。  生活のあらゆることはその気になればブログに書けるわけで、仕事のうちといえなくもないわけです。  そうなってくると、一日のすべてが「オン」の状態になってしまい、気が休まる暇がなくなる。これはあきらかに良くない。  だからなんとかして「オフ」の時間を作らなければならないとは思うものの、具体的に「オフ」とはどういう時間のことかわからない。  頭を空っぽにして、何も考えない時間でしょうか? ぼく、苦手なんですよねえ、そういうの。だから発想力がないのかもしれませんが……。  あと、予定通りことを進めていくということがどうにもできない。  書くことはそれでもコントロールできるのですが、読んだり見たりすることは全然ダメですね。  そのとき、そのときで読みたい作品、見たい作品は変わってくるので、スケジューリングが利かないのです。  強い意志をもってある作品を読むと決めたらそうすればいいのかもしれません。  でも、気が進まないものを読んでも楽しくないし、そうすると仕事のクオリティにも影響する。どうしたものか。  というか、まあ、気の進むままにやっていくしかないのですけれどね。  とりあえず、見ないといけない映画や読まないといけない本はリストアップされているので、それを淡々と消化していくのがいちばんいいのだと思います。なかなかむずかしいですが。  いまだと、たとえば『キャプテン・アメリカ シビル・ウォー』を見たいと思うのですが、そのためには前のシリーズも見ておかないといけないし、『アイアンマン』や『アベンジャーズ』もチェックしておく必要があるだろうしというふうに考えると、どうしても後回しになったりします。  でも、世の中には計画的にすごい量の作品を消化していっている人がいますよね。ああいうのは偉いなあと思う。  いや、まあ、比較するようなことでもないのかもしれませんが。  とにかくもっと効率的に更新したいものです。ついでに記事の内容ももう少し面白くなるとなおいい。  ぼくはそもそも独創的なアイディアなり切り口を思いつくようなタイプではないのですよね。  そういう点ではペトロニウスさんやLDさんあたりと比べるといたって凡庸だと思います。  たぶん、ぼくの得意分野は「わかりやすくまとめること」であって、そういう意味でぼくはまとめ屋だな、と感じます。  この点だけはそこそこ能力があるんじゃないかな、と思っているんだけれど、傲慢かもしれません。  しかし、じっさいにそれしか能力がないのだから、傲慢でもなんでもそこで勝負していくよりしかたないのだけれど。  もう少し才能があったら良かったなあ、と思うこともそれはあります。  ですが、スヌーピー曰く、 

人生は配られたカードで勝負するゲーム。ないものねだりは意味がない。

何をやってもうまくいかないチャーリー・ブラウンに自分を見る。ため息。

 ども。  間違えて先週号の『マガジン』を買って来てしまいました……。そうだよ先週は合併号だったんだよ。がっかりだ。が、まあ、『サンデー』は今週号だったからまだ良いか。とほほ。  さて、それはともかく、映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』を観て来ました。  そう、スヌーピーとチャーリー・ブラウンが出て来るあの漫画のタイトルは『PEANUTS』というのですね。知っていました?  この映画はそのスヌーピーとチャーリー・ブラウンの世界をそのままに、最先端の3DCGアニメに仕上げた逸品。  あの『PEANUTS』をどうすれば映画になるの?と思われる方も納得の傑作映画に仕上がっています。  いや、じっさい、『PEANUTS』のファンなら楽しめること間違いなしのエンターテインメント・ムービー。  スヌーピー以外は何も知らない人だとちょっと苦しいかもしれないけれど、それでもどうにか味わえるであろう一作に仕上がっています。  雨の中をわざわざ見に行った甲斐があったというもの。個人的には素晴らしい出来と思えました。  もともと『PEANUTS』は新聞連載の漫画作品で、世界中で数億冊を売り上げたといわれる有名な漫画です。  シニカルなかかにも子供たちへの愛情を秘めたストーリーが売りで、一度味わったら忘れられないような癖になるテイストを持っています。  主人公は何をやっても必ず失敗する少年、チャーリー・ブラウン。  何にせようまくいかないかれの救いは愛犬のスーパービーグル、スヌーピーです。  また、チャーリーのまわりにはライナス、シュローダー、サリー、ルーシー、マーシー、ペパーミント・パティといった一風変わった子供たちがいつも遊んでいて、失敗続きのかれをときに慰め、ときにからかったりします。  今回はこの「おなじみの面々」に加えて、チャーリーの初恋の「赤毛の女の子」が転校して来るというイベントが発生し、ちょっと『小さな恋のメロディ』めいた、一方通行のラブストーリーが展開します。  一方的にほれ込んでしまった彼女のために、チャーリーはテストで満点を取ったり、ダンスの練習をしたり、トルストイの『戦争と平和』を読み込んで読書感想文を書いたりと、懸命の努力を続けますが、いつもどういうわけか最後にはうまく行きません。  まるでありとあらゆる運命がかれを失敗へと導いているかのよう。とにかく何をやっても最後にはドジで失敗してしまうのです。  そんなチャーリー・ブラウンは、はたしてあの「赤毛の女の子」に振り向いてもらうことができるのでしょうか――?というプロットはほぼ原作を踏襲したものですが、今回の映画にはもうひとつスヌーピー演じる「フライング・エース」が、宿敵レッドバロンと決死の空中戦をくり広げるというサブプロットが含まれています。  もちろん、 

何をやってもうまくいかないチャーリー・ブラウンに自分を見る。ため息。
弱いなら弱いままで。

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海燕

1978年新潟生まれ。男性。プロライター。記事執筆のお仕事依頼はkenseimaxi@mail.goo.ne.jpまで。

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