• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 17件
  • 哲学の先生と人生の話をしよう:勝手に悪人のレッテルを貼られて困っています

    2013-04-30 17:19  
    105pt
    「勝手に悪人のレッテルを貼られて困っています」相談者:イッセイのパパさん(東京都・31歳男性・会社員)Q.勝手に悪人のレッテルを貼られて困っています。ぼくは口下手なのかも知れませんが、基本お喋りで思ったことをズバズバ言うタイプです。そのためなのかも知れませんが、プライベートでも仕事でも、言ってないことを言った、やってないことをやった、思ってもいないことを思ってるなど、悪いイメージを持たれています。そのために、ことあるごとに無実の罪を証明するための弁解をする機会が非常に多く、弁解することにいいかげん疲れてしまいました。家内や友人に相談すると、口調や声のトーンや表情が強く感じて怖く高圧的に感じると言われましたが、どうにもなかなか直すのが難しいです。何かアドバイスをお願いします。A. 相談をお寄せいただきありがとうございます。 正直申しますと、全然状況がつかめません。「悪人」というのは非常に強い言葉で、その人間の性質が本質的にゆがんでいるというニュアンスがあります。だから普通「お前は悪人だ」とは言いません。イッセイのパパさんも「お前は悪人だ」と言われたことはないんですよね? だから「悪人のレッテルを貼られて」というのはよく分からないんです。 ご相談の内容を簡潔にまとめると、自分が思っていることと周囲からの反応にズレがあるってことですよね? イッセイのパパさんは文面から察するにガーガーしゃべる感じです。だから、「周囲からそんな風に思われるぐらいで、本当に悩んでるのかなぁ」って思ってしまうんです。どうなんでしょうか。  
  • PLANETS読者さまのためのニコニコ超会議2案内

    2013-04-27 16:26  
    1
    ハッピーゴールデンウィーク!PLANETS編集部です。 本日、初日に行かれている方も多いのでは?ニコニコ超会議2! 明日4/28(日)は「超ニコニコ言論コロシアム」にPLANETSが出張します。
    「面白そうだし行きたいけど情報が拡散しすぎてて、 公式サイトも何かメガだししんどい……」という方に向けて、 今年もPLANETS読者さまのための超会議☆入門をご用意しました!
    もう、この記事だけ読めばおk。 幕張メッセで宇野と握手しましょう~!
    1)チケットを入手しよう! チケットは前売1,500円、当日2,000円。 コンビニでもネットでもアニメイトでも、ニコニコ本社でも買えます。 詳しくはここのページを見て下さい。
    2)幕張メッセまで来よう! Q.幕張メッセってそもそもどこにあるの? A.海浜幕張駅っていう駅の近くにあります。 Q.どうやっていくの? A.何とか頑張って東京駅まで行く ⇒京葉線

    記事を読む»

  • ☆ メルマガPLANETS vol.31 ☆~今週末は、幕張メッセで宇野と握手!~

    2013-04-26 07:00  
    315pt
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 ☆ メルマガPLANETS vol.31 ☆      ~今週末は、幕張メッセで宇野と握手!~           発行:PLANETS  2013.4.26 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。いよいよ今週末に迫りました!明日・明後日は幕張メッセで「ニコニコ超会議2」がありますよ~。▽ニコニコ超会議2http://www.chokaigi.jp/index.htmlあの伝説の「宇野かるた」から早くも1年……1年てあっという間ですね。弊誌は去年に引き続き、「超ニコニコ言論コロシアム」に出展します!出展は4/28(日)だけになりますのでご注意下さい。ブースではレアな「PLANETS」バックナンバーを立ち読み展示するほか、チャンネル会員の皆さまには、限定グッズの無料配布もあります!今年のグッズは、“ほぼ惑”特製缶バッジ。現在会員の方、及び当日会場で入会された方全員にお渡ししますのでぜひPLANETSブースを覗きにいらして下さいね。更に13:00~14:00は、堀潤さんをお招きして二コ生もやります。▽ほぼ日刊惑星開発委員会20130428 ニコニコ超会議2編http://live.nicovideo.jp/gate/lv13535570315:00~16:20は、二コ論壇メインステージにも宇野が登場します!共演はハフィントン・ポスト・ジャパンの松浦茂樹さん、フジテレビの福原伸治さん、朝日新聞社の赤田康和さんと、ご存知・古市憲寿さんに安藤美冬さん!司会はもちろん、堀潤さんです。▽超ニコニコ言論コロシアムhttp://www.chokaigi.jp/2013/booth/conference/genron.html現地で、二コ生で、メディアの未来について一緒に考えましょう~。あとは出演情報をもうひとつ。今夜も深夜3時からは、ニッポン放送「宇野常寛のオールナイトニッポン0[zero]」のオンエアです!http://www.allnightnippon.com/program/zero/fri/各コーナーへの応募は、メールでuno@allnightnippon.comまでお送り下さい。あるいは、https://twitter.com/ann0uno へのリプライでもOK。もちろん、宇野のツイッターへのリプライでもOKです。沢山のメッセージお待ちしております。一緒に金曜深夜を盛り上げて行きましょう!そんな感じで、今号のコンテンツはこちら↓┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.31:2013.4.26├○                                    ├○  01.【人生相談】國分功一郎├○  哲学の先生と人生の話をしよう├○  第30回 「勝手に悪人のレッテルを貼られて困っています」├○                                 ├○  02.【インタビュー】この人のこの話がききたい├○  4月のこの人:佐渡島庸平さん├○  第4回  コルクの経営思想―流動性の高い労働市場からの「切断」├○                                 ├○  03.【ルポタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第16回  チームBデビュー├○├○  04.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第4回  妻の左傾化├○├○  05.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  4/26のお蔵出し:上からマリコ├○           (初出:「サイゾー」2012年1月号)├○                                                                      ├○  06.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ四軒目:まつざか├○                                    ├○  07.【告知】今週のスケジュール      ├○                                     ├○  08. 編集後記&次回予告            ├○├○  09. 【リレー書評】『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』├○  4/26の書評:坂上秋成「誰にも真似られないパロディ」├○                                                           └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.30」からの続きとなっております。▼「vol.30」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/article/ar201205未読の方は併せてお楽しみ下さい!また、前号より巻末に村上春樹さんの話題の最新作、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』リレー書評が掲載されております!ネタバレ要素を含む可能性がありますので、OKな方だけ改行の先を読んでみて下さい。今号のレビュアーは坂上秋成さん。10点満点で11点!?という点数が出ました!↓↓↓メールの一番最後へどうぞ↓↓↓┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【人生相談】哲学の先生と人生の話をしよう      國分功一郎(哲学者)---------------------------------------------------------------「〈哲学〉とはすなわち〈人生論〉でなければならない……!」そんな確信を抱く哲学者・國分功一郎が恋愛・就職・家族・自己表現……あらゆる悩みに正面から、そして哲学的にこたえる人生相談です。---------------------------------------------------------------「勝手に悪人のレッテルを貼られて困っています」相談者:イッセイのパパさん(東京都・31歳男性・会社員)Q.勝手に悪人のレッテルを貼られて困っています。ぼくは口下手なのかも知れませんが、基本お喋りで思ったことをズバズバ言うタイプです。そのためなのかも知れませんが、プライベートでも仕事でも、言ってないことを言った、やってないことをやった、思ってもいないことを思ってるなど、悪いイメージを持たれています。そのために、ことあるごとに無実の罪を証明するための弁解をする機会が非常に多く、弁解することにいいかげん疲れてしまいました。家内や友人に相談すると、口調や声のトーンや表情が強く感じて怖く高圧的に感じると言われましたが、どうにもなかなか直すのが難しいです。何かアドバイスをお願いします。 
  • 今週の宇野コレクション:第4回 海洋堂 仮面ライダーⅡ(旧1号タイプ)1/2ソフビ

    2013-04-24 11:43  
    105pt
    第4回  海洋堂 仮面ライダーⅡ(旧1号タイプ)1/2ソフビ  今回紹介するのは、僕(宇野)の仮面ライダーコレクションの最高峰と言える海洋堂の「仮面ライダーⅡ(旧1号タイプ)1/2ソフビ」です。宇野事務所では「ご神体」と呼ばれているこのソフビ(ガレージキット)はなんと全高90センチ強!  スケールが1/2なので成人男性の半分のサイズ、というわけです。事務所の宇野のデスクの脇に安置していますが、ほとんど子どもが立っているような存在感です。  キット(商品)そのものはとっくに絶版になっているもので、しかもこのレベルの完成品(もとは高度な組み立て・塗装技術のいる未完成品)にはなかなかお目にかかれません。だからこの一品をヤフーオークションで見かけた時は狂喜したものです。お金に糸目をつけず(と、いってもウン万円ですが)落札しようと即時に決意したものですが、実際にはほとんど競争者もなくあっさりと(つまり思ったより低額で)落札できました。同じようなレアもので、もっと小さいサイズ(1/4くらい)が出品された時は、やっぱりウン万円レベルでの攻防になるので、僕の想像ではこの商品の人気がなかったのはおそらく日本にはこのサイズのフィギュアを飾ることのできる住環境はなかなか存在しないからだと思います。幸いにして、僕は割と広めの事務所を借りているのでこのサイズのフィギュアを飾ることができる、というわけです。(ちなみに僕は2002年頃からほぼ毎日ヤフーオークションの仮面ライダーグッズ出品状況をチェックしています。アマゾンとあみあみの新製品の予約開始もほぼ毎日チェックしているので、やろうと思えばテンバイヤーになることも可能です。いや、なりませんが……) 
  • 今週のお蔵出し:改正著作権法が見落としているもの

    2013-04-23 22:06  
    105pt
    【今週のお蔵出し】「改正著作権法が見落としているもの」(初出:週刊東洋経済「お金には(たぶん)ならない」2012年7月7日号)  今国会で、DVDのリッピング(デジタルデータを取り込んだり、ファイルにすること)を違法とすることと、音楽などの著作物のいわゆる違法ダウンロードの厳罰化を含む改正著作権法が成立した。  改正案が提出された背景の一つにはCDの売り上げ低下の原因を違法ダウンロードに求める産業界(の一部)の考えがあるとされている。真偽は定かではないが、こうした考えが送り手にも受け手にも存在感を示しているのは事実だろう。しかし、違法ダウンロードの厳罰化が、はたして問題の根本的な解決につながるのだろうか。その答えは「否」だ。  CDや漫画雑誌の売り上げ減が、小中高生のお小遣いの使途が携帯電話などの通信費に変わったためだという指摘は以前からある。だが、ここで起こっている変化はもっと本質的な何かだ。インターネットや携帯電話の普及(情報化の進行)はおそらく二つの変化をもたらしている。  一つはコンテンツをただ「受け取る」だけの快楽(映画をみる、本を読む、音楽を聴く)が中心だったポップカルチャーに、消費者の側が「打ち返す」「参加する」快楽を大きく付与したことだ。 
  • 哲学の先生と人生の話をしよう:悲観的な夫に腹が立ってしまいます

    2013-04-22 19:55  
    105pt
    「悲観的な夫に腹が立ってしまいます」相談者:くるみさん(三重県在住・53歳女性・教育関係)Q.名古屋アウトプット勉強会の『暇と退屈の倫理学』の読書会で先生にお会いして以来のファンです。先月初めに夫が2度目の脳梗塞になりました。職場復帰もしましたが、思うように仕事ができず、他の人が残業ばかりしていて疲れている、自分を見る目が冷たいと、気にしています。今日は配置換えを頼んでくると言って出社しました。「無理」「できない」が口癖のようになっています。リハビリを続けていたら、今より良くなるからといくら言っても悲観的なことばかり考えます。私自身はプラス志向なので、否定的な態度を見ると腹が立って腹が立って…どういう風に接していけばいいのか悩んでいます。彼の考え方を変えるように働きかけたほうがいいのでしょうか。私自身の受け止め方を変えたほうがいいのでしょうか。A.ご相談をお寄せいただきありがとうございます。まずは大変常識的なアドヴァイスになってしまうと思うのですが、二度の脳梗塞でご主人は精神的に相当まいっているように想像できます。「無理」「できない」が口癖になるというのは仕方のないことです。ご主人の気持ちになって理解を示すことが大切ではないかと思います。何か大きな怪我をしたり大きな病気にかかったりすると、そのことを考えるために多大なエネルギーを使わねばなりません。人間の精神エネルギーには一定の量があり、どこかが大量にエネルギーを消費すると、他の部分には多くのエネルギーを使うことはできなくなります。精神の様々な部分にエネルギーを使える状態にある人は、たとえ目の前の状況が絶望的で、悲観せざるを得ないように思われても、その状況から抜け出すための可能性を探すことにエネルギーを使えます。したがって、悲観的にはならないでしょう。しかし、新しい可能性を探し当てるためのエネルギーが精神の中に残っていなければ、そのようなことはできません。これはやる気の問題ではない。「やる気」そのものが、精神の中の限られたエネルギー資源に依存しているからです。 
  • 今週のお蔵出し:「「クール・ジャパン」の輸出法

    2013-04-19 19:36  
    105pt
    「クール・ジャパン」の輸出法                (初出:「東洋経済」2012年5月26日号) 去る4月28日、幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議」で「超クール・ジャパン作戦会議」というシンポジウムが行われた。メディアジャーナリストの津田大介氏、ニコニコ動画を運営、ニコニコ超会議を主催した株式会社ドワンゴの川上量生会長、そして枝野幸男経済産業相などが登壇し、マンガ、アニメ、ゲーム、アイドルなど日本のポップカルチャーをいかにして海外に売り込んでいくか、というテーマで議論を交わしていた……らしい。 「らしい」と書いたのはほかでもない。僕はそのとき同じ会場にはいたが、自分が主宰する雑誌『PLANETS』のブースで別のイベントに出ていたのだ。壇上での議論の内容はほぼ聞いていなかった。にもかかわらず、司会の津田氏からお呼びがかかり意見を求められた。突然のワンポイント・リリーフでびっくりしたが、僕は壇上のメンバーが指摘していないであろうことに見当をつけてざっと問題提起を試みた。 ポイントは、この種の日本のポップカルチャーについては単に作品を輸出するだけでは、おそらくその面白さが半分くらいしか伝わらない、ということだ。たとえば日本のマンガ、アニメなどの文化はコミックマーケットやインターネット上のコミュニティサイト(それこそニコニコ動画など)での二次創作文化、つまり、インディーズ市場で、ある作品の登場人物や設定を用いて消費者が別の物語を展開する文化に強く支えられている。「聴いてよい曲」とカラオケなどで「歌って楽しい曲」が違うように、日本のオタクたちは単に映像作品としてクオリティの高いアニメを評価するだけではなく、二次創作の素材として優れた作品を評価する文化を数十年かけて育てている。 
  • ☆メルマガPLANETS vol.30☆~『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』リレー書評!~

    2013-04-19 07:00  
    315pt
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 ☆ メルマガPLANETS vol.30 ☆~『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』リレー書評スタート!~           発行:PLANETS  2013.4.19 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。毎週しつこくてすみません。今夜も深夜3時からは、ニッポン放送「宇野常寛のオールナイトニッポン0[zero]」のオンエアです!http://www.allnightnippon.com/program/zero/fri/今週はスペシャルウィークとして、ジャーナリストのカリホ……もとい、堀潤さんが出演されます!堀さんが宇野と共に、AKB48を、小人論を、語ります。二人の馴れ初めから真面目な話まで、縦横無尽のトークが展開される予定なので今夜は特に必聴!ですよ。各コーナーへの応募、はメールでuno@allnightnippon.comまでお送り下さい。あるいは、https://twitter.com/ann0uno へのリプライでもOK。もちろん、宇野のツイッターへのリプライでもOKです。沢山のメッセージお待ちしております。一緒に金曜深夜を盛り上げて行きましょう!もうひとつ告知を。実は今年も、あのビッグ・イベント日程が迫っております……。▽ニコニコ超会議2http://www.chokaigi.jp/index.htmlPLANETSは去年に引き続き、「言論コロシアム」に出展&宇野がステージに登場します!ブースでは生放送があるほか、レアな「PLANETS」バックナンバーを立ち読み展示しますので、ぜひ遊びにいらして下さい。また、先着100名で、チャンネル会員の皆さんには限定オリジナルグッズの無料配布もあります!ステージもかなり豪華なメンバーと討論する予定です。詳細は本日、15時頃に発表予定ですので、下記リンクをチェックしてみて下さい。▽超ニコニコ言論コロシアムhttp://www.chokaigi.jp/2013/booth/conference/genron.html「GW暇だけど、幕張は遠いから生放送で良いや……」という方は、5/3(金)に高田馬場でもイベントがありますよ~。5/3(金)19:00~ 濱野智史×宇野常寛ポスト戦後的都市生活と「衣食住」――あたらしいホワイトカラーの誕生と情報社会内容は下記↓■はじめに「文化」が変わり、最後に「社会」が変わる。そしてその過程では僕らの「生活」が変化する!■もはや「サザエさん」も「クレヨンしんちゃん」も日本社会の「平均像」ではあり得ない―― 産業構造の変化に伴う戦後的サラリーマンの衰退と情報化の進行によるメディアの変化は、家族、産業、文化と多方面にわたってこの国の姿を変えつつある。■共働きの前提化や雇用の流動化が消費者のニーズを変化させ、「食べログ」が「Amazon」が「Homes」がそれに応えるこの21世紀日本、 僕たちは何を食べ、どこに住み、そして何をカッコイイと思うのか?■都内在住&あたらしいホワイトカラー/フリーランスの当事者といえるアラサー論客ふたりが、 新世代の生活文化の変化の最前線と、そのクリティカル・ポイントを徹底的に洗い出します。「P8」でも「最初に読んだ!」という意見が多かった3記事、「いま東京と東京論を問い直す」、「『食べログ』の研究」、「『装い』の環境分析」を中心に「衣・食・住」を語ります!3回連続講義の中では一番とっつきやすい内容だと思います。「P8買ったけど積ん読してる」方もお気軽にフラッと来てみて下さい。▽ちなみに、こちらも生放送もありますhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv134581589そんな感じで、今号のコンテンツはこちら↓┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.30:2013.4.19├○                                     ├○  01.【人生相談】國分功一郎├○  哲学の先生と人生の話をしよう├○  第29回 「悲観的な夫に腹が立ってしまいます」├○                                  ├○  02.【インタビュー】この人のこの話がききたい├○  4月のこの人:佐渡島庸平さん├○  第3回  グローバルに開くために、徹底して「切断」する├○                                  ├○  03.【ルポタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第15回  春のちょっとだけ全国ツアー├○├○  04.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第3回  スーパーでの事件├○├○  05.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  4/19のお蔵出し:百億の昼を千億の夜が飲み込む日├○           (初出:「PLANETS vol.8」,第二次惑星開発委員会,2012)├○                                                                       ├○  06.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ三軒目:カーポラヴォーロ├○                                      ├○  07.【告知】今週のスケジュール       ├○                                      ├○  08. 編集後記&次回予告             ├○├○  09. 【リレー書評】『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』├○  4/19の書評:森田真功「反ケータイ的な中年向けライトノベル」├○                                                            └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.29」からの続きとなっております。▼「vol.29」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar193475未読の方は併せてお楽しみ下さい!また、今号より巻末に村上春樹さんの話題の最新作、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』リレー書評が掲載されております!ネタバレ要素を含む可能性がありますので、OKな方だけ改行の先を読んでみて下さい。記念すべきトップレビュアーは森田真功さん。10点満点で7点をつけられています。何週か連続で掲載予定ですので、読み比べてみて下さい。┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【人生相談】哲学の先生と人生の話をしよう      國分功一郎(哲学者)---------------------------------------------------------------「〈哲学〉とはすなわち〈人生論〉でなければならない……!」そんな確信を抱く哲学者・國分功一郎が恋愛・就職・家族・自己表現……あらゆる悩みに正面から、そして哲学的にこたえる人生相談です。---------------------------------------------------------------「悲観的な夫に腹が立ってしまいます」相談者:くるみさん(三重県在住・53歳女性・教育関係) 
  • 今週のお蔵出し:「学級という『箱』を解体せよ

    2013-04-18 12:48  
    105pt
    【今週のお蔵出し】「学級という『箱』を解体せよ」(初出:毎日新聞「月刊ネット時評」2012年8月)  大津市の中学生の自殺問題を契機に「いじめ」についての議論が沸騰している。しかし個人的にはあまり建設的な議論がなされているようには思えない。たとえば「親や教師はもっとしっかりするべき」といった主張は、まあ正しいだろう。しかし、これは「松井秀喜の魅力は何ですか」と問われ「バッティングです」と答えて満足するようなものだと思う。  もちろん、個々の現場のプレイヤーたちに注意を促し、動機づけ、啓発する言説は、決して無駄ではない。しかし、その効果には限界がある。子どもは親も教師も選べない。確率的に、この種の言説を聞いても啓発されない大人に「当たって」しまったらどうなるのか。 
  • 今週の宇野コレ:第2回 超合金魂GX-36「伝説巨神イデオン」

    2013-04-16 20:48  
    105pt
    第2回  超合金魂GX-36「伝説巨神イデオン」今回紹介するのは先日購入したバンダイの超合金魂GX-36「伝説巨神イデオン」です。30センチくらいある大きな玩具で、事務所に飾ってあります。  はっきり言って、このロボットは「ダサい」です。でも、大好きなロボットです。もちろん、デザインはお話にならない。しかし、この「イデオン」というロボットは劇中での「意味づけ」が面白い。もう30年以上前のロボットですが、その批判力は未だに衰えていません。  そもそもこの『伝説巨神イデオン』はものすごく変な、いやぶっ飛んだアニメです。『機動戦士ガンダム』の富野由悠季監督が初代「ガンダム」のすぐあとに手がけたアニメです(1980年放映開始)。  舞台は未来、とある植民星で発見された太古に滅んだ宇宙人の遺跡=イデオンをめぐって、地球人と別の宇宙人(バッフ・クラン)が全面戦争に突入していく、という物語が展開します。主人公の少年少女たちはイデオンを操縦して敵の軍隊から逃げ回るのですが、このイデオンというロボットが厄介でなかなかパイロットたちの言うことをきいてくれません。  それもそのはず、このイデオンというロボットは、かつて滅んだ宇宙人類(第六文明人)の意志の集合体(集合無意識)をエネルギーに変換する装置で、その力は理論上は無限大、惑星そのものを一撃で破壊するなんて朝飯前のものすごーく強いロボットなのですが、人間の無意識に反応して発動する性質があるため、完全にコントロールが効かないのです。  物語が進行するとどうやら第六文明人もこのイデオンをうまく制御できずに滅んでしまったことがわかっていきます。それでも、敵から逃げるためにはこの危険極まりないイデオンを使わなければならない主人公たちは戦いをつづけ、そして最後はやはりイデオンを制御できずにその力で宇宙が滅亡し、主人公たちはみんな死んでしまいます。  そして幽霊になって宇宙空間を飛び交った挙句、なんとなく悟りを開いたようなことを喋って終り、という今思うとかなり危ないアニメです。