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記事 13件
  • ちろうのAKB体験記:第8回 メジャーデビュー、初めての握手会

    2013-06-28 20:57  
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    第8回  メジャーデビュー、初めての握手会新曲発売イベントはAKB48劇場があるドンキホーテの裏にある、秋葉原UDXで行われた。デビューシングルである「会いたかった」のCDをその場で買うと、CD1枚につき握手券が1枚もらえるというものだった。握手できるのは1枚につき、好きなメンバー一人だけ。その時の緊張と興奮は今でも忘れられない。アイドル現場というもの自体初めての経験で、初めての握手会。相手は小林香菜だ。ぼくが初めてAKB48劇場に訪れてから「会いたかった」発売イベントまでの時期は、インディーズシングル「スカートひらり」の発売イベントが一通り終わった時期で、握手会のなかった時期であった。だからぼくも初めてAKBにハマった7月末から、この10月25日まで実に3ヶ月の間、握手会を経験することができなかったのだ。いずれやってくるとは思っていたが、ついにこの時がやって来てしまった! という気持ちだった。公演では前述のようにはっきりとそれとわかるようなレスをもらい、この時すでに毎公演後に必ず手紙を書いてインフォ【※1】に提出するということをやっていた。しかし話したことはただの一度もない。果たして彼女はぼくのことをどの程度認識しているのだろうか?握手会が始まり、しばらく様子を伺っていた。当然の如く、ファンがたくさん並んでいるメンバーもいればそうでないメンバーもいる。初めは賑わっていた握手列も次第にまばらになり、小林香菜の列は列が出来たり途切れたり、ということを繰り返す程度になった。いよいよ決心を決めて、列に並ぶ。ついに順番が回ってきた。ぼくは高なる鼓動を抑えながら、小林香菜に初めて対峙した。手には手紙を持っていった。それは過去に4回ほどインフォを通して送った手紙と同じ封筒で、キディランドで買った「アポロチョコ」のイラストがあしらわれた封筒だった。ちろう「は、初めまして。いつもこの封筒で手紙を送っているんだけど・・・」 
  • ☆ メルマガPLANETS vol.39 ☆ ~7月は毎週イベント開催⇒東京・名古屋・関西まで!~

    2013-06-28 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 ☆ メルマガPLANETS vol.39 ☆    ~7月は毎週イベント開催⇒東京・名古屋・関西まで!~           発行:PLANETS  2013.6.28 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。『原子爆弾とジョーカーなき世界』、書店さんによっては品薄のようですが、皆さまゲットできましたでしょうか……?▽ちょっとお安いKindle版と併せて、Amazonでも引き続き発売中!来週は発売後初めての、書店さんでのイベント&サイン会もあります!中部地方の皆さ~ん!7/9(火)は、ジュンク堂書店ロフト名古屋店に行きます!しかも、次いつ見られるか分からない!?超レア&豪華ゲスト3名と一緒です!▽張イクマン×福島亮大×與那覇潤×宇野常寛「中国化するアジア文化をめぐって2」http://live.nicovideo.jp/watch/lv142939684「PLANETS vol.8」掲載の「中国化するアジア文化をめぐって」座談会メンバーが東京から、香港から、京都から……この夏、名古屋に結集!西洋化とは異なる「中国化」の潮流の中で、21世紀の日本、そして東アジア社会はどう変化していくのか?そして、そこから生まれる新しい文化の姿とは?会員の皆さまはもちろん全編無料で視聴できますが、サイン会もありますので、お近くの方はぜひ現場に足を運んで下さい!7月は、実は怒涛のイベント月なのです。生放送が決まっているものだけで、なんと上記の他に4本!!!▽7/1(月)20:00~  家入一真×濱野智史×安藤美冬×宇野常寛「男子会2.0―30代既婚男性の魂を解放するプロジェクト」@高田馬場10°CAFEhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv141152947▽7/11(木)20:30~  宇野常寛連続講座「プレ・母性のディストピア」第2回テーマ:高橋留美子@高田馬場10°CAFEhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv141865219▽7/19(金)19:00~  堀江貴文×小林よしのり×宇野常寛@ロフトプラスワンホリエモン・トークライブ「AKBはこれからどうなってしまうのか?」http://live.nicovideo.jp/watch/lv143050106▽7/20(土)19:00~  國分功一郎×宇野常寛 ニコ生PLANETS7月号「〈来るべき民主主義〉と〈手が届く民主主義〉」http://live.nicovideo.jp/watch/lv142829861更には、カメラは入りませんが、会いに来て頂けるイベントが2本!▽7/15(月)16:00~  富野由悠季×大平貴之×倉田光吾郎×吉崎航×宇野常寛「今、機動戦士ガンダムから贈るメッセージ」@NHKみんなの広場https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0205841/index.html▽7/22(月)19:00~  富田勲×宇野常寛@森美術館アカデミーヒルズLOVE展  関連トークセッション「初音ミクと音楽の未来を語る」http://www.mori.art.museum/contents/love/event.html#entry_3790これだけは断言しておきましょう。いま、日本一「会いに行ける評論家」は、誰が何と言おうと、宇野常寛だ、と。あと、まだ発表できないのですが……関西方面の皆さんは、7/24(水)を空けておくと、ちょっとイイコトあるかもしれません……!それでは、フル稼働のPLANETS編集部からお送りします、今号のコンテンツはこちら↓┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.39:2013.6.28├○  ├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第3回  エリーティズムとポピュリズム├○├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第8回  1980年代ナムコが先導したビデオゲームの「日本化」├○  ├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第24回  AKB48フォロワーグループ├○  ├○  04.【インタビュー】この人のこの話がききたい├○  6月のこの人:吉田浩一郎さん(クラウドワークス)├○  第4回  2016年までに、年収500万円を1万人つくる├○  ├○  05.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第12回  後悔├○  ├○  06.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  6/28のお蔵出し:電子書籍と公共性?├○           (初出:「中央公論」2013年7月号)├○├○  07.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十一軒目:旬の味  菜々せ├○                            ├○  08.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第12週  「おら、東京さ行くだ!」├○├○  09.【告知】今週のスケジュール├○                             ├○  10. 編集後記&次回予告    ├○├○                                                   └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.38」からの続きとなっております。▼「vol.38」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar266390未読の方は併せてお楽しみ下さい!    【    特    報    】「哲学の先生と人生の話をしよう」終了から、早3週間……「國分先生の連載が終わって寂しいです……」というお声が続出するのを受け、待望の  新  連  載  開  始  !装いも新たにパワーアップした人生相談、その名も……「  世  界  の  真  実  を  語  る  人  生  相  談  」開始!何と、宇野編集長が皆さまのお悩みに答えます!「國分先生の回答よりは優しくなる予定です」(本人談)、来週からの掲載に向け、相談大募集!ペンネーム・年齢・職業・都道府県をお書き添えの上、下記フォームからどしどしご応募下さい。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/letter皆さまのご相談、お待ちしております。┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar266390第3回  エリーティズムとポピュリズム宇野  じゃあ、次の話に移っていきます。雑誌はどうなるかみたいな話ですね。いま時間何分ですか。僕喋りすぎてますね。情報化の進展によって雑誌はどうなるかみたいなことを考えなくてはいけないんですが、まあ、起こっていることは書籍とほぼ一緒ですね。まず、本と同じ理由で、今の雑誌はサイズを間違えていると思う。書籍ってもともとコミュニケーション消費を拒否するようなところがあるじゃないですか。 
  • 中川大地の現代ゲーム全史[日本編]:第1回「汎ゲーム史観」の立場から

    2013-06-24 20:09  
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    ---------------------------------------------------------------〈夜の世界〉の想像力が、〈昼の世界〉の実用産業やライフスタイルをかつてない規模で変えてきた最前線の現象「ゲーム」。その技術文化の歩みを批評的な視点から丹念に検証しながら、あらたな未来像へのヒントを探る本格通史!---------------------------------------------------------------第1回  「汎ゲーム史観」の立場から■はじめに  1983年の任天堂ファミリーコンピュータ発売から30年、いまやデジタルゲームはあって当然の娯楽の一つとして、私たちの生活に違和感なく根づいています。プレイステーション3やニンテンドー3DSといった家庭用・携帯用のゲーム専用機だけでなく、近年はモバゲーやグリーといった携帯電話向けのSNSを利用したソーシャルゲームの分野が急成長し、さらに高機能化したスマートフォンではほとんどゲーム機のソフトと遜色ないほどのゲームアプリが多数登場して市場を賑わせていることは多くの方がご存じでしょう。  改めて考え直してみると、ゲームという分野が置かれている社会的な立ち位置は、きわめて特異なものです。それはまず普遍的な意味でのルールや達成評価のシステムなどを備えた遊戯形態であり、その経験をもたらす玩具やレジャーの場であり、漫画や映画、アニメ等とならぶカルチャー表現のジャンルのようでもある。さらにはテレビやインターネットといった情報メディアの形態をめぐるテクノロジーでもあり、家電製造業からFacebookやLINEのようなITサービス業にまで広がる複合産業としての側面もあります。  こうしたハードとソフトが交錯する鵺のようなハイブリッド性をもつ領域であるために、ゲームに関する批評や研究は、どうしても一定世代の感性と密着したカルチャー論に限定されたり、作り手や受け手の体験性は切り捨てたビジネス論に特化したりと、ひとつの側面にのみクローズアップするスタイルのものにならざるをえませんでした。その範疇があまりにも広漠であることに加え、本気で全容を捉えるためには、情報技術に関する理工学的な知見や、作品の遊戯性や文芸性を読み解くための人文学的なセンス、さらには制作と消費の環境となる業界や市場の構造とそれを取りまく時代条件を把握するための社会科学的な視点など、非常に多岐にわたるアプローチが必要だったためです。  そして、ごく一部のマニアや業界関係者の好事家的な興味を除いて、そうまでして「たかがゲーム」にそれだけの知性と労力を費やす意義が、これまではほとんど見出されなかったからでもあるでしょう。  しかしながら、社会の隅々にまで情報技術が進展し、あたかもゲーム機をいじるような感覚で人々の暮らしが営まれるようになった21世紀社会の情報環境は、まさに日本が先導したデジタルゲーム産業の発展を重要な駆動源にして築かれたと言っても過言ではない側面を有しています。  そして、政治の未成熟による不公正や経済政策の不具合による相対的な貧困危機や社会不安、環境や災害のリスクなど変わらぬ問題は多々あれど、20世紀社会に比べれば、少なくとも先進国における基本的な衣食住といった物質次元の資源の生産分配体制は、相対的に大きく改善されました。その上で、いかに情報的・精神的な次元で人間の生物学的特性に適合したクオリティの高い生存を提供するかというかたちにシフトしたのが私たちの社会の課題ですが、それは本質的にはまさに人生サイズのゲーム体験をデザインするということに他なりません。  別の言い方をすれば、20世紀文明においては生存に必要不可欠な実用物資の生産労働と消費を担う産業が〈昼の社会〉で、実用性の低い余暇を蕩尽するための文化が優先度の低い〈夜の世界〉として劣位に置かれていたのに対し、21世紀文明においては、それまでの〈夜の世界〉こそが基幹産業に移行する。そのシフト現象が最もわかりやすく起きている産業分野であり、技術的・文化的な原動力ともなっているのが、ゲームだということなのです。  こうした「汎ゲーム史観」とも呼びうる立場で21世紀文明の原理的特質を明らかにするという目的意識のもと、本連載では技術と文化と社会にまたがる極力総合的な観点から、第二次世界大戦後の日本ゲームの勃興以来の通史の展開を試みます。  もちろん、デジタルゲームそのものの発祥は戦勝国アメリカに由来しており、これが日本に上陸して1978年の『スペースインベーダー』のブームに結実する以前の時代として全3章にわたる議論をすでに展開してあるのですが、一般的な日本読者にはいささか馴染みのない話題が長く続くことになるため、本連載での掲載は見合わせることにしました。したがって、次節より始まる叙述は「第4章」にあたり、本稿でもその前提の表記のままで連載を進めていきたいと思います。  本連載が読者諸兄にとって、積み重ねられてきた現在までの軌跡の中に、望ましい未来をデザインするための何かしらの具体的な補助線を提供できるものとなれば幸いです。■日本ゲームの揺籃~インベーダーブームへの道程を語るために  『スペースインベーダー』。  それは事実上、日本発のゲームタイトルが本場アメリカをはじめとする世界市場で覇権を握り、最終的に産業全体を一変させた初の事例であった。ここでは、その登場までに至る日本ゲームの技術文化の脈絡を遡ってみたい。 
  • ちろうのAKB体験記:第7回 チームA3rd『誰かのために公演』始まる

    2013-06-21 18:06  
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    第7回  チームA3rd『誰かのために公演』始まるチームKの「青春ガールズ公演」が盛り上がり始めると、間もなくA2nd「会いたかった公演」は千秋楽を迎えることとなった。結局会いたかった公演が上演されたのは4ヶ月ほど。この頃はだいたい4ヶ月、早ければ3ヶ月といったペースで新公演が発表された。後に「A6th 目撃者公演」であれば2年以上、「S3rd制服の芽公演」であれば3年以上も同じ公演をすることになること等からも考えれば、驚くべきペースだが、こんなに素晴らしいセットリストが過去のものとなっていくことがとてももったいないと感じた(後に姉妹グループや新チームの登場によって再演【※1】される未来が待っているわけだが)。そして2週間程度のレッスン期間を終えて、ついにA3rd公演「誰かのために公演」が幕を開けることとなった。これも後にリクエストアワーでは定番となる、高橋みなみがセンターを務めるユニット曲「Bird」や、東日本大震災を受けて立ち上げたプロジェクトでも取り上げられる「誰かのために」等が名を連ねる神公演だった。季節は夏真っ盛り。しかしセットリスト終盤には「夏がいっちゃった」があり、このあと夏から秋にかけて季節が移り変わって行くことを予感させた。「小池」は篠田麻里子のセリフが印象的だった。篠田麻里子は滑舌が悪いので聴く度に失敗しないかとドキドキした。この頃には既に初日・千秋楽といった節目の公演は人気が集中していたことから(青春ガールズ公演初日にはすでに徹夜でなければチケットが取れなかった)、完全メール抽選という形をとっていた。それでぼくはチケットを取ることができず、カフェ観(当時の呼称、現在はロビ観【※2】という)していたのだが、驚くべきというか、印象的な光景を目の当たりにする。前田敦子がいない。それは当時すでに前田敦子をはじめチームAの主要メンバーは、映画やバラエティの撮影など外の仕事をしているようだったから、なにか他の仕事が重なったからだろうと思ったのだが、驚いたのはその前田敦子のポジションにチームKの河西智美が入っていたことだった。河西智美はその時すでにチームKのエースとなっていたが、選抜メンバー同士がレギュラーとアンダーを務めるというのは、現在ではほとんど見ることのない光景である(この時点ではまだ選抜と言う概念はなかったが)。 
  • ☆ メルマガPLANETS vol.38 ☆ ~書籍版・Kindle版本日同時発売!『原子爆弾とジョーカーなき世界』~

    2013-06-21 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 ☆ メルマガPLANETS vol.38 ☆~書籍版・Kindle版本日同時発売!『原子爆弾とジョーカーなき世界』~           発行:PLANETS  2013.6.21 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。いよいよ本日発売です!既に各地からフライングゲットの報告をちらほら頂いております、『原子爆弾とジョーカーなき世界』。Kindle版を予約購入された方も、配信されたでしょうか?コンテンツ評論で単行本がまとまるのは久しぶりなので、読了後の感想、楽しみにお待ちしております。twitterでつぶやかれる場合は、ハッシュタグ #genshijoker をつけて下さると嬉しいです!書店の入荷情報・売り切れ情報も引き続きお待ちしておりますよ。▼Amazonリンクはこちらからhttp://www.amazon.co.jp/dp/484015211X今週末は台風+梅雨で各地荒れ模様ですが、こちらも嵐のような生放送です!「ニコニコ超会議2」で偶然立ち上がった奇跡の組み合わせが、まさかの続編で「ニコ生PLANETS」に登場。そのメンバーとは、夏野剛×福島みずほ×堀潤×宇野常寛!▼6/25(火)19:00~ニコ生PLANETS 6月号「リベラル再生会議2」http://live.nicovideo.jp/watch/lv141037863都議選が始まり、夏の参院選に向けて緊張が高まる中、改めて問う20~30代をはじめ「夜の世界の住人」が共感できる、この国のあたらしい形とは?もちろん台本・仕込み一切無し。ニコ生ならではの本気の激論をお届けします。予習には、下記の動画をご覧下さい。▼夏野剛×福島みずほ×堀潤×宇野常寛「新しいリベラル再生会議」@ニコニコ超会議2http://www.nicovideo.jp/watch/1367915603あと、会員の皆さま向けに、先週のイベント動画もアップされております。▼【前編】プレ・母性のディストピア 第1回 押井守[連続講義]http://www.nicovideo.jp/watch/1371646005「プレ『母性のディストピア』」連続講義、第2回は7/11(木)の開催。次のテーマは、高橋留美子作品です!平日ですが20:30スタートなので、お時間ある方はぜひ予約を。参考図書もご紹介しております。詳細は下記エントリからどうぞ。http://wakusei2nd.com/archives/2276以上、告知でした。それでは、今号のコンテンツはこちら↓┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.38:2013.6.21├○ ├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第2回  人間と言葉との新しい関係├○ ├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第7回  インベーダーブームがもたらした〈虚構の時代〉├○ ├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第23回  疑問、葛藤、推し変へ├○ ├○  04.【インタビュー】この人のこの話がききたい├○  6月のこの人:吉田浩一郎さん(クラウドワークス)├○  第3回 日本でクラウドソーシングを根付かせるには├○ ├○  05.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第11回  子供どうするか問題【後編】├○ ├○  06.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  6/21のお蔵出し:異形の花々、その後├○       (初出:「中央公論」2013年4月号)├○├○  07.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十軒目:凸凹キッチン├○                             ├○  08.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第11週 「おら、アイドルになりてぇ!」├○├○  09.【告知】今週のスケジュール├○                              ├○  10. 編集後記&次回予告     ├○├○                                                    └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.37」からの続きとなっております。▼「vol.37」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar258375未読の方は併せてお楽しみ下さい!  【  特  報  】「哲学の先生と人生の話をしよう」終了から、早3週間……「國分先生の連載が終わって寂しいです……」というお声が続出するのを受け、待望の 新 連 載 開 始 !装いも新たにパワーアップした人生相談、その名も……「 世 界 の 真 実 を 語 る 人 生 相 談 」開始!何と、宇野編集長が皆さまのお悩みに答えます!「國分先生の回答よりは優しくなる予定です」(本人談)、来週からの掲載に向け、相談大募集!ペンネーム・年齢・職業・都道府県をお書き添えの上、下記フォームからどしどしご応募下さい。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/letter皆さまのご相談、お待ちしております。┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar258375第2回 人間と言葉との新しい関係宇野 じゃあ、双方向性の快楽を発生させやすいテキストって一体なにか、ということを考えます。まずみんな考えるのは、ノベルゲームみたいなものですよね。ストーリーの展開を選択できるようなものを、ノベルゲームという形でやってみたらいいんじゃないかと。でもこれは、実際には最初からプログラマーが組んだシナリオをなぞっているだけなので、擬似的な双方向性的システムにとどまっています。むしろ、ノベルゲーム的なものは近代小説の枠内にあるものだと思います。実際に双方向性の快楽を発生させているのは、メールやソーシャルネットワーキングサービスへの投稿や引用や編集が可能になるということなんです。我々が今、最も頻繁に接しているテキストがこのような、ローカルなコミュニケーションです。顔見知りの人間との慣れ合いの言葉っていうのが、今や書き言葉のメインになっているんです。これまで我々が接してきた書き言葉で、最も大衆化されたメジャーなものって、おそらく自らの専門領域での、仕事上の文章のやり取りです。あとは、漫画の台詞や、新聞記事などのメディアの言葉ですね。それが今や、一番接している活字は、直接の知り合いとのやり取りなんです。これは大きな変化で、これからの言葉というものを考える時、すごく大きな意味を持っていると思います。三つめは……これがいちばん大きな変化なのですが、現代において言葉とは原則的にネットワークで検索されえるものになった、ということです。例えば『もしドラ(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)』と『拝金』という二つの作品があります。それぞれ岩崎夏海と堀江貴文が書いていて、僕はこの二つがヒットしたことを出版業界はもっと重く受け止めるべきだと思うんです。ちなみに、僕は『もしドラ』や『拝金』みたいなものをもっと作れと言いたいのではなく、この二つの作品がヒットしたことが、出版業界と本のこれからを考える際の示唆に富んでいるのだという話をしたいんです。 
  • 今週のお蔵出し:社会学とノンフィクションのあいだで

    2013-06-18 18:39  
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    【今週のお蔵出し】社会学とノンフィクションのあいだで              (初出:「星星峡」2012年9月号)  僕は今、いわゆる「反原発運動」というものから距離を置いている。僕はあの日まで原子力発電の問題に、あまり高い関心をいだいていなかった人間のひとりだ。だからこそ、あの日以降はこれからこの国で原子力発電を続けるリスクというものが、いかに過小評価されていったかについては真剣に検討しなければならないと考えるようになった。けれど、あの日から急速にふくれあがった「フクシマ」をめぐる言説のほとんどに、僕は関心をいだけなかった。それはこれらの言説のほとんどが、ほんとうは原発のことなんてどうだっていいという本音が見え隠れするものだったからだ。グローバル資本主義批判、旧自民党的な利益誘導政治批判、「マスゴミ」批判――フクシマを口実に2011年3月11日以前から敵視していた存在を指弾したい――彼ら「知識人」の文章からは、そんな強い意志だけは嫌というほど伝わってきた。もちろん、それはそれで必要なことなのかもしれない。しかし、少なくともそれらは一読者としての僕が必要としている言葉ではなかった。そして、この違和感が今も僕を反原発運動から距離を取らせている。「気持ちはわかる、しかし……」という違和感が拭えないのだ。 
  • ちろうのAKB体験記:二人だけの時間

    2013-06-14 20:32  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar253287第6回  二人だけの時間ぼくは手持ちのカバンにスケッチブックとマジックを忍ばせては劇場公演に臨み、機を伺っていた。なかなか最前に座れる機会はなかったが、ついにその時はやってきた。抽選で4巡目に入場することができたのだ。狙ったとおり、下手側最前列・柱外4つめの席に座ることができた。それはオープニング、「青春ガールズ」イントロで一気に劇場が明るくなる瞬間である。この時、本当に目と鼻の先とも言えるような距離で小林香菜と対峙するのだ。そこで前もって準備したスケッチブックを見せる。そこには「香菜ちゃん、また来ちゃった」と書いた。まあ今思えばどうしようもなく恥ずかしいが、いい加減ぼくのこと知ってるでしょ?という確認や、香菜のことが好きすぎてまたこの場所に来ちゃったよ(でもそんな自分が嫌いじゃない)というアピールとを含んだ渾身のメッセージだった。名前を書いたことも重要であった。ひと目で自分宛のメッセージだと分かるし、他の誰に見せるつもりもない、長く掲げるつもりもない。ほんの2~3秒掲げるだけの作戦だったからだ。目の前の小林香菜はそのボードに気づき視線を下げ、その文字を一瞥すると、ぼくの顔を見ながら笑顔でこくっと頷いた。初めての確信の持てるレスだった!幕が空いた瞬間からピンポイントのボードプレイである。その瞬間・その場所に小林香菜がいることを知っていての綿密な準備。彼女にとって、その目の前のファンが間違いなく自分のファンであることを、疑う道理があろうか!(いや、無い。)これでぼくはこの公演の初っ端に、香菜ヲタがここに居るという認識を与えることに成功したのだった。そこからは、それはそれは最高に興奮する2時間だった。小林香菜が近くに来れば、何度も視線をもらえた。その余裕から、小林香菜が遠くに行っているときは目の前にいる他のメンバーにも手当たり次第ガッツク【※1】という有様だった。困るのは少しラインのずれた、斜め前に小林香菜がいる時だ。目の前にいる他のメンバーを見ていれば目が合うかもしれない、しかし万が一、小林香菜が斜めからこちらを見ていたら・・・浮気を疑われる、なんて野暮なことは考えない。単純に、視線が結合するチャンスを逃してしまう。それだけは避けなければならない。こんな葛藤は、AKB48劇場以外で味わったことはなかった。この時ほど「なぜ二方向を同時に見られないんだ!」と思ったことはない【※2】。目が二つあればいいと思った。目は二つあるのだが。 
  • ☆メルマガPLANETS vol.37☆ ~いよいよ今夜!AKB48白熱論争2013総選挙編~

    2013-06-14 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 ☆ メルマガPLANETS vol.37 ☆     ~いよいよ今夜!AKB48白熱論争2013総選挙編~           発行:PLANETS  2013.6.14 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。先週末は、「テレビで宇野さん見た!」と言う人も多かったのではないでしょうか?AKB48第5回選抜総選挙、盛り上がりましたね~!一週間経って改めて、「あの結果はつまり、どういうこと……?」という方にぴったりの生放送が、今夜20時からあります!▼6/14(金)20:00~ニコ生PLANETSライジング「AKB48白熱論争2013総選挙編」宇野常寛×小林よしのり×中森明夫×濱野智史 http://live.nicovideo.jp/watch/lv141040439もうすっかりおなじみになった「白熱論争カルテット」、フジテレビの直前特番でも討論しましたがもちろん終了後は総括の感想戦をやらなければ!ということで、改めて男たちが結集致します。高みに届かなかった世代交代の波、麻里子さま卒業、シンデレラガール誕生、そして、遂にセンターに躍り出た博多の“ジョーカー”指原梨乃の今後は!?激戦必至のガチ生放送、タイムシフト推奨です!そして、今月はもう一つの激戦も予定されている高田馬場……幕張メッセでの奇跡の生放送から、早2か月。「左翼じゃないリベラル」構想は、あの一回きりではなかったのです。PLANETSチャンネル動画の中で抜群の再生数を誇る「リベラル再生会議」が帰ってきます!▼6/25(火)19:00~ニコ生PLANETS 6月号「リベラル再生会議2」夏野剛×福島みずほ×堀潤×宇野常寛http://live.nicovideo.jp/watch/lv141037863都議選が始まり、夏の参院選に向けて緊張が高まる中、改めて問う20~30代をはじめ「夜の世界の住人」が共感できる、この国のあたらしい形とは?もちろん台本・仕込み一切無し。ニコ生ならではの本気の激論をお届けします。最後に、いよいよ来週に迫った新刊のご案内!「ダ・ヴィンチ」連載中の「THE SHOW MUST GO ON」、昨年4月から1年分の連載に、書き下ろしの木皿泉論を加えた12章立ての一冊です。浅子佳英さんデザインの装丁が素敵な一冊。今週、見本が届きました!パキッとしたオレンジ色が鮮やかです。ぜひお手に取ってみて下さい。01 ファンタジーの作動する場所:『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る02 糸子のために:『カーネーション03 堀江さんとのこと:『刑務所なう。』04 僕たちは「夜の世界」を生きている:『七夜物語』05 東京タワーとビッグサイトのあいだで:『巨神兵東京に現わる』/「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」06 原子爆弾とジョーカーなき世界:『ダークナイト ライジング』07 解放の呪文はいかにして唱えられてきたか:『すうねるところ』08 遊びをせんとや生まれけむ:大河ドラマ『平清盛』09 〈補完〉後の未来:『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』10 鎌倉にて:『最後から二番目の恋』11 [番外編]これは想像力の要らない/必要な仕事だ:2012年12月衆議院総選挙から日本を考える12 いま爆弾を、花火に変える方法は:『So long !』▼Amazon予約はこちらからhttp://www.amazon.co.jp/dp/484015211X以上、告知でした。それでは、今号のコンテンツはこちら↓┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.37:2013.6.14├○ ├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第1回  情報社会と紙媒体├○  ├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第6回  『スペースインベーダー』という転換├○ ├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第22回  ひまわり組はじまる├○ ├○  04.【インタビュー】この人のこの話がききたい├○  6月のこの人:吉田浩一郎さん(クラウドワークス)├○  第2回 クラウドソーシングは職業訓練・社会保障を代替するか!?├○ ├○  05.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第10回  子供どうするか問題【中編】├○ ├○  06.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  6/14のお蔵出し:機械の身体を得て、少年たちはどこへ行くのか├○  (初出:『ZONE OF THE ENDERS HD EDITION』プレミアムパッケージ)├○                                                              ├○  07.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ9軒目:藪そば├○                              ├○  08.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第10週 「おら、スカウトされる!?」├○├○  09.【告知】今週のスケジュール├○                               ├○  10. 編集後記&次回予告      ├○├○                                                     └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.36」からの続きとなっております。▼「vol.36」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar252280未読の方は併せてお楽しみ下さい!  【  特  報  】「哲学の先生と人生の話をしよう」終了から、早3週間……「國分先生の連載が終わって寂しいです……」というお声が続出するのを受け、待望の 新 連 載 開 始 !装いも新たにパワーアップした人生相談、その名も……「 世 界 の 真 実 を 語 る 人 生 相 談 」開始!何と、宇野編集長が皆さまのお悩みに答えます!「國分先生の回答よりは優しくなる予定です」(本人談)、来週からの掲載に向け、相談大募集!ペンネーム・年齢・職業・都道府県をお書き添えの上、下記フォームからどしどしご応募下さい。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/letter皆さまのご相談、お待ちしております。┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------2012年、冬。「PLANETS vol.8」の編集作業の合間を縫うように開講された、本屋B&B・宇野常寛ゼミ「本と雑誌と本屋の未来」。「インターネットに内容を書くことは厳禁」と言われながら27名の受講者だけが臨場した「伝説のゼミ」を、メルマガPLANETS限定で、3か月に亘り書き起こし全文公開します!第1回  情報社会と紙媒体■ワクワクできる本や雑誌宇野 僕自身はもともと会社員で、コンテンツ系の会社に勤めていたんですよ。自分で雑誌やブロマガをやっているということもあるけど、実際に使っている脳味噌の割合で言うと、プロデューサー脳が三割か四割ある人間なんです。例えば「PLANETS」という自分の雑誌を作ったりだとか、企画編集参加だったりとか、文化的なイベントや、ある種のプロジェクトに意見を言うとか、そういう感じの仕事が僕には意外と多いんです。そのプロデューサー的な部分で僕がどういうことを考えているか、ということを喋ることはあんまり無かった。今回、嶋さんからB&Bで何かしませんかと言われた時に、他ではやれないことをやったほうがいいんじゃないかと思って、こういった話をすることを考えたんです。嶋 よろしくお願いします。僕らは10歳違うんですよね。僕は68年生まれで、93年に博報堂に入ったんだけど、その頃は雑誌が物凄く元気な時代だった。93年というと宇野さんは?宇野 僕は中学三年生ですね。嶋 雑誌を好きだったんですか?宇野 いや、中学の頃は主に三国志やガンダムに興味がありましたね。あとは友達と『機動警察パトレイバー2』とかを見てました。嶋 リアル本屋の話をすると、僕はまだデジタルに対してリアル本屋にある意味で期待を込めて喋ってしまう方なんですけど、宇野さんはわりと否定的に見られていますよね。宇野 否定的、というだけの話ではないことをこれから喋っていきますが、まずは93年の話からしましょう。僕はカルチャーみたいなものに興味が出始めた頃だった。当時、僕は北海道の帯広というところに住んでいたんだけど、自分の好きなアニメや映画について情報を集めようとしても、何も買えないんですよ。情報が無かった。それから寮制の高校に入って函館に移ってからは、少しでも自分の好きなカルチャーに触れるために、函館じゅうの古本屋を駆けずり回る三年間を過ごしたんです。特に、古本屋をめぐるわけだから、自分が意図していなかったものに偶然触れて、交通事故のようにいろんなカルチャーに出会って、世界が広がるという体験をしています。そういう体験をギリギリで経験できている世代だと思うんです。 
  • 今週の宇野コレクション:【特別エッセイ】海洋堂と私――あるオタクのフィギュア収集の三十年史

    2013-06-12 17:26  
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    【特別エッセイ】海洋堂と私――あるオタクのフィギュア収集の三十年史 先日、海洋堂のアクションフィギュアシリーズ〈特撮リボルテック〉の「モスラ」を購入した。ため息の出るような、素晴らしい一品だった。まるで劇中の着ぐるみをそのまま縮小したかのような細やかな造形、大量生産品とは思えない完璧な彩色、そして半壊した東京タワーなど劇中の名シーンを再現する付録の小道具の数々……。ファンの心理を知り尽くした、まさに至れり尽くせりの商品だった。これを数千円で購入できるなんて、いい世の中になったものだ。妻は毎月何体もこの手のフィギュアを購入する私に、すっかり呆れかえっている。だが、私はこのフィギュア収集が原因で離婚になっても後悔はしないだろう。7月末に発売になった私の新著の表紙は、海洋堂がかつて発売していた「仮面ライダー」のガレージキットの写真が飾っている。おそらく、これが模型を撮影したものだとほとんどの人が気付かないだろう。私にとってフィギュアは、特に海洋堂のそれは、少年の日に出会った絶対的な憧れの対象でありそして、「美」そのものなのだから。 私が海洋堂の存在を知ったのは中学生のころだ。当時「機動戦士ガンダム」シリーズのプラモデル作りに夢中になっていた私は、その情報収集のために買い求めた模型情報誌〈ホビージャパン〉の誌上で、海洋堂と「ガレージキット」の存在を知った。ガレージキット――それは、当時のプラモデルの製造技術では再現できない造形を実現すべくオタクたちが産み出した情熱の結晶だった。大量生産を前提にした金型製作では、どうしてもアニメや特撮に登場するキャラクターをイメージ通りに再現することはできなかった。ディティールでもプロポーションでも、妥協が必要になる。そこで登場したのが「ガレージキット」だった。 
  • ちろうのAKB体験記:レスがほしくなる

    2013-06-07 13:43  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar49972第5回  レスがほしくなる青春ガールズ公演を見るのは至福の楽しみだった。自分でも香菜推しになったと自覚し、さらに数回公演に入っていると見えてくることがあった。個性豊かで、かついつも見かけるファンというのはたくさんいたが、そういう人はファン目線からも「あの人は○○推し、あの人は○○推し」、といったことが明確に分かってくるのだ。すると必然的に、メンバー側からも「その人が誰のファンか」ということは理解されているだろうということは容易に想像された。つまりは認知されているという状態である。それくらい狭い空間だったのだ。舞台に立っているアイドルが、客席にいるファンのことを認識している。これはすごいことだと思った。メンバー、つまりは小林香菜にぼくが認知されるなどということはまだ考えられなかったが、とある欲求が湧き出てくるのである。ぼくも小林香菜に対して、自分がファンであるということを認識してもらいたい。【※1】そしてそのためにも第一段階として、何らかのアクションを起こして反応を引き出す、つまりはレスをもらいたいと思い始めたのだ。レスとは、推しメンやあるいはどのメンバーでも良いのだが、自分に対して何かしらのアクション(レスポンス)をくれるということだ。目線を合わせて微笑むものから、ダンスの振り付けの流れでビシッと指を指す「指差し」や、おもに「AKB48」という楽曲の「♪明日も見に来るでしょ?必ず~」のところで人差し指を指してクルクルまわす「ybkr(ゆびくる)」など様々なパターンがあった。もしそれが自分に向けられていたら、しかも推しメンからのものであれば・・それは言葉がなくても確実にコミュニケーションが成立する至福の瞬間【※2】だ。しかし「レス」というのはまた、「脳内(=勘違い)」という言葉と常にセットにされる、危ういものだった。