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記事 16件
  • 中川大地の現代ゲーム全史[日本編]:第5回 国産テレビゲームを準備した玩具メーカーたちの文化素性

    2013-07-29 19:19  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar295688第5回 国産テレビゲームを準備した玩具メーカーたちの文化素性(前回までのあらすじ)高度経済成長期、アメリカ進駐軍カルチャーと戦前からの遊戯場文化の混淆の中で発展したセガ、タイトー、ナムコの3社は、1970年代後半には米アタリ社の『ポン』や『ブレイクアウト』を輸入・模倣しながら国産アーケードビデオゲームを創始する。同時に、アメリカでの世界初の家庭用テレビゲーム機「ODYSSAY」の登場からほどなく、エポック社の「テレビテニス」を皮切りに、任天堂やバンダイなどの玩具メーカーがテレビ受像機の電波チャンネルをジャックするかのように、新手のエレクトロニクス玩具として各種の「パドルとボール」式ゲームを遊べるテレビゲーム機を相次いで発売。日本にも最初のテレビゲームブームを巻き起こすに至った。■任天堂の大博打――上方アレアの殿堂として こうしてテレビゲームに参入した国内玩具企業のルーツは、アーケードゲーム業者のそれよりもさらに古い。 最も創業時期が早いのは任天堂の明治22年(1889年)で、工芸家の山内房冶郎が京都の空き家で「任天堂骨牌」の店名で伝統的な木版技法を用いた花札の制作・販売を開始したことに遡る。「大統領」印を押したその高品質な札が縁起をかつぐ博徒たちの気性に合致し、京都や大阪の賭博場を中心に大きく伸びたことから、このゲーム史における最重要プレイヤーの歴史は始まっている。さらに明治40年(1907年)には国内で初めて西洋式トランプの製造を開始し、煙草の国営専売公社の流通網に乗せることに成功したことで、全国的な企業へと発展。日本最大のカードゲームのメーカーとして、何度かの社名変更を行いながら、昭和の敗戦までは手堅くブランドを守ってゆく。 これが1949年に房次郎の曾孫にあたる3代目社長・山内溥の代には、まさに「運(アレア)を天に任せる」の社名通り、浮き沈みの激しい変革期に入る。1953年に初めてプラスチック製のトランプを製造し、1959年に米ウォルト・ディズニー社との困難な版権交渉を成立させてディズニーのキャラクタートランプをヒットさせるまでは「家業の延長」で良かった。しかし、1962年に証券取引市場に上場したのを機に、需要が頭打ちになり始めていたカードゲーム以外の分野での成長を余儀なくされる。そのため、翌63年には社名から「骨牌」を外して、当時流行していたインスタント食品やタクシー、果てはラブホテル経営といった異業種事業で一発当てて高度経済成長の波に乗ろうという博打に乗り出すが、ことごとく失敗に終わった。 そこで改めて伝統的なゲームの会社たる自社の強みを見直し、任天堂は進出先を、より一般的な玩具の事業に切り替えることになる。その立役者となったのが、花札の製造ラインで設備保守の業務にあたっていた横井軍平であった。彼がたわむれに会社の機械で簡単な玩具を作っていたことに目をつけ、山内は本格的な商品開発を命ずる。横井はその期待に応え、1966年には伸び縮み式の「ウルトラハンド」を開発して140万個の大ヒットを記録。68年には電動でピンポン球を打ち出す「ウルトラマシン」、70年には太陽電池を応用した「光線銃SP」と、徐々に高度な電子技術を導入しながら新製品を次々とヒットさせ、任天堂を玩具業界の有力メーカーへと押し上げたのである。■バンダイとエポック社が担った戦後ゲーム玩具の近代化 ここで任天堂の挑戦を受けたのが、バンダイやエポック社といった戦後創業の玩具メーカー群であった。 
  • ちろうのAKB体験記:第12回 チームC、Cヲタについて

    2013-07-26 19:02  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar293001第12回  チームC、Cヲタについて前述の篠田麻里子にも関連することであるが、やはりこのことは語っておきたいと思う。AKBヲタの中でそれほど存在を認知されることはなかったが、しかし確実にそこに存在していたムーブメントについて。それはチームC、Cヲタの存在についてだ。Cとはもちろんカフェのこと。AKB48劇場に併設していたカフェ(48'cafe)で、劇場がOPENしている間、ジュースやアイス、軽食を注文しテーブルで食べたりすることができた。そこで篠田麻里子が働いていたことは有名な話であるが、チームKの大堀恵、また4期研究生としてデビューする小原春香もそこで働いていた経験がある。当時のカフェの店員はAKB48のメンバーになりたい人が働く場所、という認識であったらしい。そして、そこで働いている子をカフェっ娘と言った。つまりはその子たちをアイドルと見立て、チームA、チームKなどの呼称にちなんでチームCと名づけ、さらにはその子たちのファンのことをCヲタと半ば自嘲気味に名づけて遊んでいたのだ。AKB48劇場が始まった当初からCヲタはいたという。カフェっ子のヲタなどAKBヲタにあらずという風潮はあったが、しかし確実にAKBの歴史において無視はできない存在であると個人的には思う。今回はぼくの古くからのヲタ友であり爆笑必至な2人のCヲタを紹介したいと思う。一人目はN氏。2005年12月8日、彼は秋葉原ドン・キホーテ8階にいたのである。しかし劇場には入らなかった。得体の知れぬアイドルグループにお金を払って公演を見るほどではなかったのだろう。しかし次の日もその次の日も毎日劇場に足を運ぶことになる。何故ならそこにカフェっ子がいたからであった。 
  • ☆ メルマガPLANETS vol.43 ☆ ~来週は、徹底評論『風立ちぬ』!~

    2013-07-26 09:30  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  ☆ メルマガPLANETS vol.43 ☆            ~来週は、徹底評論『風立ちぬ』!~           発行:PLANETS  2013.7.26 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。 そろそろネットでも感想が増えてきましたね~。皆さま、ジブリ最新作『風立ちぬ』はご覧になりましたでしょうか?弊誌は宇野はもちろん、副編・中川さんも中の人・V3くんも今週観たらしいのですがA子はまだ観に行かれていません……今夜、退勤後に映画館に駆け込みたいと思います! 何かこう、難病女子っていうか、レイプファンタジーっていうか、フェミ的なアレがコレしてるとかいう噂を聞き、あと実父(57)が観てむせび泣いた、とかいう噂も聞き、嫌な予感がしつつも、がんばって観に行ってきます。 何故なら……来週木曜日には、こちらのイベントがあるからですよ。 ▽8/1(木)20:30~「プレ・母性のディストピア」テーマ:宮崎駿http://live.nicovideo.jp/watch/lv145517319 上記は生放送へのリンクですが、まだ会場での観覧もチケットあります!今回は(も?)かなり遠慮なしにぶっこんだ内容になると思うので、生観覧大推奨!です。質問なども直接できますしね。 ▽チケットの購入はこちらからhttp://wakusei2nd.com/archives/2369 夏の盛りに、挨拶がわりに「ジブリの新しいやつ見た?」ときいてくる、同僚/クラスメイトに差をつけちゃおう! ★★★ 2013年夏。冷やし中華はじめました、ならぬ、電子書籍はじめました。300円のお得な価格で、ご興味のある記事を選んでどうぞ。 ▽日本的想像力と「新しい人間性」のゆくえ井上明人×猪子寿之×宇野常寛×濱野智史 ▽いま東京と東京論を問い直す――首都機能から考える21世紀日本門脇耕三×中川大地×速水健朗×藤村龍至+宇野常寛 ▽食べログの研究――レビューサイトがもたらした「食文化」と「都市」の風景川口いしや 「これもKindle版出してよー!」というご要望も、常時募集中です。「宇野さんにこの作品について語ってほしい!」「メルマガのこの連載がKindle版でまとめられたら読む」などなど、ご要望がありましたらどしどしお便り下さい!http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/letter  それでは今週も高田馬場からお送りします、今号のコンテンツはこちら↓ ┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.43:2013.7.26├○├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第7回  太田克史と中條寿子├○├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第12回  ファミコン登場の背景――日米テレビゲーム市場の明暗├○├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第28回  初めての握手、さっしー編├○├○  04.【インタビュー】この人のこの話がききたい├○  7月のこの人:根津孝太さん(znug design)├○  第4回  ミニ四駆から考える、「かまって」あげないといけないクルマの魅力├○├○  05.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第16回  ゴーイング・マイホーム├○├○  06.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  7/19のお蔵出し:政治(戦争)と文学(一人の女)├○                (初出:「中央公論」2013年3月号)├○├○  07.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十五軒目:石庫門 高田馬場店├○                        ├○  08.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第16週  「おらのママに歴史あり2」├○├○  09.【告知】今週のスケジュール├○                         ├○  10. 編集後記&次回予告├○├○                                               └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.42」からの続きとなっております。 ▼「vol.42」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar292328 未読の方は併せてお楽しみ下さい!  ┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar292328 第7回  太田克史と中條寿子 宇野  それで、今まで話していたのは80年代90年代のいわゆる雑誌、つまり、雑誌というものが人々のライフスタイルというものを提案する力があって、こういう雑誌を買っていると私はいい文化生活を送ることができるんじゃないかという幻想を与えていた頃の雑誌の終わりというか、軟着陸とその失敗の歴史と困難を語ってきたわけです。今まで挙げてきた雑誌というのは一見専門誌のように見えて、じつはある種の総合誌、自分の文化を通じてこんなライフスタイルを取っている私達ってカッコイイでしょうという物語をちゃんと与えていた雑誌なんです。それが時代の変化に伴って難しくなっていったという話なんです。ところが、ゼロ年代に生まれて力を獲得した雑誌って違うんです。 僕はゼロ年代を代表する雑誌編集者は、太田克史と中條寿子だと思うんです。「ファウスト」っていうのは簡単に言えばライトノベル誌ですね。これは2003年とかそこら辺の創刊でしたが、これは非常に衝撃的だった。つまり、インターネットの、エヴァンゲリオンの影響を受けた純文学とライトノベルの合いの子みたいなものを好きな人達をターゲットにしているんです。講談社ノベルスっていうミステリの流れや、エヴァやエロゲーの影響を受けたセカイ系と言われるようなライトノベルなど、複雑な文脈を持った作品を特集するっていう雑誌なんです。そんなニッチな所で雑誌が成立するわけ無いだろと言われたんですけど、2万とか3万とか出てるんですよ。小説誌って実売は2,000部とか3,000部とかがざらの世界なので、「ファウスト」の登場は非常にショッキングでした。 
  • 中川大地の現代ゲーム全史:第4回 在来種たちの伸長

    2013-07-22 20:20  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar283455第4回  在来種たちの伸長(前回までのあらすじ)アメリカ進駐軍カルチャーの末裔としてのセガ・エンタープライゼスと、「満州のイスラエル」を夢見た旧日本陸軍特務機関の理想のなれの果てのタイトー。太平洋を隔てた新旧大陸のユダヤ人たちが創業に携わった両者によって、戦後日本のアーケードゲームシーンの土台は築かれたのだった。■三大アーケードゲームメーカーの成立  『スペースインベーダー』登場前夜の日本のアーケードゲーム業界の草創を語るにあたっては、もう一角のプレイヤーの存在を欠かすことができない。セガ、タイトー両社とならび、ビデオゲーム以前からのエレメカ式アミューズメント機器の最大手として業界を牽引した中村製作所。のちのナムコである。  その創業者の中村雅哉こそ、大戦による断絶を越え、遠藤嘉一が興した戦前日本の娯楽機器製作の文化に唯一接した、最も正統的な継承者であった。  1925年に神田の鉄砲鍛冶商の家に生まれた中村は、学生時代に家業を手伝いながら、日本娯楽機器の事務所をよく訪ねていた。そこで遠藤の薫陶の下に、百貨店の屋上遊戯施設経営に興味を抱くことになる。そして第二次世界大戦後の1955年、リサイクルした自動木馬を松屋伊勢崎町店の屋上に納入する仕事を機に、大田区池上で中村製作所を設立。かつての遠藤の来歴をなぞるように、遊園施設の経営から各種娯楽機器のメーカーへと発展を遂げてゆく。  このようにジュークボックスやフリッパーのような進駐軍カルチャーからではなく、子供向け・家族向け施設の国産遊具の脈絡からアーケードゲーム業界に参入した中村製作所は1971年にエレメカ機のブランド「ナムコ(Nakamura Amusement Machine manufacturing COmpany)」を立ち上げる(1977年に社名化)。その創設には、貿易会社から国産メーカーへと脱皮したタイトーの社名変更とは対照的に、自社開発のゲーム機の国際展開を目指す姿勢がいち早く打ち出されていたと言えるだろう。 
  • ☆ メルマガPLANETS号外 ☆ ~【特別再録】新しい政治文化創造できるか ~

    2013-07-22 16:31  
    ネット選挙運動の解禁新しい政治文化 創造できるか(初出:宇野常寛の「新時代を読む」、毎日新聞 2013年7月17日夕刊) 今月21日の参議院選挙からインターネット上の選挙運動が解禁になる。私の正直な感想を述べれば、今回の法改正がこの選挙の趨勢を決定するような影響をもたらすことはないだろう。新しい酒は新しい革袋に、という言葉があるが逆もまたしかりだ。新しい革袋(しくみ)に注ぐべき酒(政治勢力、政治文化)がなければ世の中は変わらない。大方の予測通り、自民党が大勝すれば国民は「いつか自民党内のリベラルな改革派が台頭して政治が変わる」なんてシナリオを夢想し、そしてそれが発生しないことに失望することを繰り返す55年体制後期のような状態に陥りかねない。では、どうすればいいのか。今回の選挙には間に合わないが、私見では、以前もこの連載で主張したように旧左翼とは一線を画した新しいリベラル勢力が結集することが
  • ちろうのAKB体験記:第11回 1周年記念公演 秋葉原大運動会

    2013-07-19 19:08  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar287061第11回  1周年記念公演  秋葉原大運動会2006年12月8日はAKB48劇場が始まって1周年である。この頃は前にも触れたように初日・千秋楽といった節目の公演は混雑が予想されることから完全メール抽選となっていた。しかしこの1周年公演にはそういうアナウンスはない。それでも何かしらのサプライズはあるという予想がファンの中で共有されていたので、この日のチケット争奪戦は熾烈なものになりそうだった。それを察知した運営側は、変わった策に出る。チケット販売の10時の1時間前、午前9時にチケット販売のための整理券を配る列を作る場所を発表するというのだ。よくよく考えれば、その程度のことで混雑が解消されるわけはないと思うが、これが後に伝説となる秋葉原大運動会の始まりである。整理券配布場所を変えるといっても、ドンキホーテからそう遠くないことは予想されたから、200人ほどのファンが午前9時前にはすでにドンキホーテの裏に集結していたのだった。整理券の配布場所はトガブロで発表されるということだったので、そこにいたほぼ全員が携帯電話の画面とにらめっこをしていたが、ぼくはただ周りのファンの動きに合わせれば良いと気楽に構えていた。それはほんの一瞬だった。誰かが走り始めたのだろう。堰を切ったようにその場にいた全員が一方向に走り始めたのである!それはまさに大運動会の号砲、お祭りの始まりだった。果たして整理券のための列はドンキホーテの裏通りからさらに一本裏、万世橋消防署のある通りのJR高架のすぐ脇だった。そこに先頭のスタッフが立っていたらしく、ファンが雪崩のように突撃していく。これまで見たこともないような異様な光景だった。後に、運動会のコース上にたまたま居合わせた一般人が怪我をしたなどの情報があったし、その運動会に参加していたぼく自身、ヘタをしたら命の危険に関わるよなという恐怖に駆られた。列もあってないようなもので、徐々に先頭から整列していくわけだが、後からそこにやってきたとしても律儀に後ろの方に回り込まずに、前の方に突撃していけば列に吸収されるという無法地帯だった。しかしその光景を、目の前の万世橋消防署の人たちはどんな気持ちで見ていたのだろうか(笑)。 
  • ☆ メルマガPLANETS vol.42 ☆ ~AKBから参院選まで、新宿から心斎橋まで、今週もイベント満載~

    2013-07-19 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 ☆ メルマガPLANETS vol.42 ☆ ~AKBから参院選まで、新宿から心斎橋まで、今週もイベント満載~           発行:PLANETS  2013.7.19 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。今週、号外でも告知させて頂きました「PLANETS SELECTION for Kindle」、お陰さまで、すべての記事が各ジャンルの1位になっておりました……!再録にも関わらず、ダウンロードして下さった皆さま、ありがとうございます。▽日本的想像力と「新しい人間性」のゆくえ井上明人×猪子寿之×宇野常寛×濱野智史▽いま東京と東京論を問い直す――首都機能から考える21世紀日本門脇耕三×中川大地×速水健朗×藤村龍至+宇野常寛▽食べログの研究――レビューサイトがもたらした「食文化」と「都市」の風景川口いしやそして、これはあくまで「第1弾」に過ぎません!「だったらこれも電子書籍にしてよ!」というご要望も、常時募集中です。テレビドラマ特集・お笑い特集・ゲーム特集などなど……既に品切れのバックナンバーたちも、目次は下記ページから閲覧可能なのでご参考までに眺めてみて下さい。http://wakusei2nd.cart.fc2.com/?page=1もちろん、内容は再録だけに限定されるわけではありません。「宇野さんにこの作品について語ってほしい!」「メルマガのこの連載がKindle版でまとめられたら読む」などなど、ご要望がありましたらどしどしお便り下さい!http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/letter★★★そして今週末はイベント2連続!今夜は、久しぶりに新宿ロフトプラスワンに宇野が登場します。ぜひタイムシフト予約して下さい。▽7/19(金)19:00 堀江貴文×小林よしのり×宇野常寛ホリエモン・トークライブ SESSION2 vol.2 「AKBはこれからどうなってしまうのか?」http://live.nicovideo.jp/watch/lv143050106その翌日=参議院選の前日には、國分功一郎さんとの二コ生も。▽7/20(土)19:00~ 國分功一郎×宇野常寛ニコ生PLANETS7月号「〈来るべき民主主義〉と〈手が届く民主主義〉」http://live.nicovideo.jp/watch/lv142829861そして、来週明けには、暑~い大阪は心斎橋にも行きます。こちらは生放送無し、リアルイベントのみの開催になります。▽宇野常寛×関口靖彦『原子爆弾とジョーカーなき世界』刊行記念トークショーhttp://www.standardbookstore.com/archives/66114603.html今号の「本と雑誌と本屋の未来」でも触れられている、「ダ・ヴィンチ」現役編集長・関口靖彦さんがゲストですので、嶋浩一郎さんと語りあった雑誌/メディアの未来についてもお話ししたいと思います。▽『原子爆弾とジョーカーなき世界』はKindle版と併せて、Amazonで発売中!引き続き、感想も募集しております。▽『原子爆弾とジョーカーなき世界』感想まとめhttp://togetter.com/li/528218それでは今週も高田馬場からお送りします、今号のコンテンツはこちら↓┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.42:2013.7.19├○├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第6回  雑誌にはロジックが必要だ├○├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第11回  『ゼビウス』の神話├○├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第27回  研究生について├○├○  04.【インタビュー】この人のこの話がききたい├○  7月のこの人:根津孝太さん(znug design)├○  第3回  ニッポンのモノづくりのこれから├○├○  05.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第15回  賢者モード突入├○├○  06.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  7/19のお蔵出し:歴史の「終わった」あとにコントのように世界と遊ぶ├○                (初出:「シアターカルチャーマガジンT.【ティー.】」No.9)├○├○  07.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十四軒目:チャイカ├○                         ├○  08.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第15週  「おらの仁義なき戦い」├○├○  09.【告知】今週のスケジュール├○                          ├○  10. 編集後記&次回予告 ├○├○                                                └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.41」からの続きとなっております。▼「vol.41」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar286453未読の方は併せてお楽しみ下さい!┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar286453第6回  雑誌にはロジックが必要だ■「総合カルチャー誌」のゆくえ:クイック・ジャパン、スタジオボイス宇野 まずは「クイック・ジャパン」からいきましょうか。僕はこの雑誌を某早稲田文学のシンポジウムで超ディスったせいで、太田出版と4年くらい出入り禁止レベルで断交していました。それが電撃的な和解を遂げることによって、某自民党幹部との対談本が出る事になったんです。嶋 あれは売れているんですか?宇野 お陰様で売れているんですが、『AKB48白熱論争』の方が二倍くらい売れている。これが世界の真実ですよ。自民党よりもAKBですよ(笑)。話は戻って、僕は赤田さんが作っていた頃の「クイック・ジャパン」は結構立ち読みしていました。1996、1997年くらいの頃、高校を出るか出ないかくらいのことですね。まだ椎名林檎がデビューしてなかったくらいかな。僕の世代のサブカル好きにとっては赤田さんは非常に大きな存在なんですよね。あの時に赤田さんがやったことって、今考えれば、サブカルチャーのカウンターカルチャー化だったんです。80年代のサブカルチャーって、そこまで対抗文化っていうニュアンスが強くなかったと思うんです。中森明夫が80年代安保と呼ぶような意味での、ポップカルチャーの量的な増大ですね。アニメとか大衆文化も含んだ増大です。どちらかというとあれっていうのは、80年代のイケイケドンドンな空気とか、都会に行けば楽しいことがあるという文脈に対して、すごく親和的だったと思うんです。 でも90年代に入るとサブカルチャーが一気に貧乏になるんですよ。 
  • ☆ メルマガPLANETS 号外 ☆ ~「PLANETS SELECTION」発売開始!~

    2013-07-16 12:25  
    先週のメルマガでもお伝えしましたが、 「PLANETS vol.8」、ついにKindle版も発売されました! その名も、 「PLANETS SELECTION」 for Kindle! Kindleをお持ちの方はもちろん、iPadやiPhoneからもアプリで購読可能です。 記念すべき第1弾に選ばれた、幸福な記事3本は……
  • ちろうのAKB体験記:第10回 初めての2ショットポラ

    2013-07-12 19:36  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar138335第10回  初めての2ショットポラ人の欲というものは止まらないもので、ぼくも「2ショットポラ」というものを撮りたくなってきた。2ショットポラは基本的に劇場公演のあとに劇場内に呼び出され、指定のメンバーと2ショット写真を撮れるというものだ。その写真にはサインとメッセージを書いてもらい、当日あるいは後日に受け取るのだが、何といっても好きなメンバーと3~5分直接しゃべることができるということが魅力だった。(補足だが、通称「ポラ」は商品名(ポラロイド)で、後に生産中止になり現在は存在していない。今あるのは一回り小さな「チェキ」、あるいはポラロイドと同程度の大きさの「ワイドチェキ」である)【※1】2ショットポラの始まりはインディーズシングル「桜の花びらたち」。1期生20人、それぞれのジャケットのCDがセットになった20枚入りのBOXを購入すると、その購入特典として与えられる権利であった。その価格が2万円である。もちろんそれはあくまでも「おまけ」であるのだが、今現在個別握手券が「1枚1,000円(正しくはCDが1,000円であり握手券はおまけだが)」と換算されるように、「2ショットポラは2万円」という暗黙の基準が制定されたのであった(後にあくまでもファン同士の中で5万円、3万円、10万円以上と変動する)。次のインディーズシングル「スカート、ひらり」でも20枚セットのBOXが販売される。さらには当時劇場のカフェで販売していた「AKB浴衣(販売価格24,000円)」にも2ショットポラの権利は特典としてついてきた。そのような2ショットポラ券が乱発されていた時代を、ぼくは経験していない。正確に言うと、撮ってはみたかったがしかし、本来はおまけでしかないはずのものを2万円や3万円も出して買うことは躊躇われた。だからまあ「機会があればそのときで良いだろう」というくらいの気持ちだったのである。しかしメジャーデビューも果たした2006年11月ころ、2ショットポラを撮る権利はしばらく提供されておらず、3万円でも5万円でも出して撮りたいという人が現れ始めていた。そんな中、tgskこと劇場支配人の戸賀崎氏が平日の昼間にAKBカフェスペースに現れ、事務所から「スカートひらり」の20枚BOXセットを持ってきて、ドカドカと物販スペースに並べ始めたのである。 
  • ☆ メルマガPLANETS vol.41 ☆ ~「P8」ついにKindle版で登場!「PLANETS SELECTION」告知解禁!~

    2013-07-12 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                 ☆ メルマガPLANETS vol.41 ☆ ~「P8」ついにKindle版で登場!「PLANETS SELECTION」告知解禁!~           発行:PLANETS  2013.7.12 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。今日は何はさておき、このお知らせからさせて下さい。「PLANETS vol.8」が、ついにKindle版でも発売されます!これまでご要望を頂いた皆さま、お待たせ致しました。というか、ここをお読みの皆さんは、既に「P8」はお手元にお持ちの方がほとんどだと思いますが……一冊まるごとではなく、発売時ネット上での反響が大きかった、厳選した3つの記事を、安価で個別に販売します。その名も、「PLANETS SELECTION」for Kindle!記念すべき第1弾に選ばれた幸福な記事3本は、こちら!日本的想像力と「新しい人間性」のゆくえ井上明人×猪子寿之×宇野常寛×濱野智史■編集長・宇野の推薦コメント:基調座談会2の読みどころは、後半の猪子×宇野の日本的想像力の本質をめぐるやりとりでしょう。日本画的空間把握とキャラクター=依り代的な主体、そして性的想像力の関係について――猪子さんに「マジ」に自作を語ってもらう、という裏コンセプトがまんまと成功した座談会です(猪子さん、ゴメン!)。いま東京と東京論を問い直す――首都機能から考える21世紀日本門脇耕三×中川大地×速水健朗×藤村龍至+宇野常寛■これはとにかく話していて、取材していて楽しい記事でした。鉄道依存の街としての「昼の東京」を裏返したときに出現する自動車網で結ばれた「夜の東京」、地理と文化の関係が浮上させる「都市から建築へ」というテーゼ、そして戦後的大企業文化の衰退が産んだあたらしいホワイトカラー層の出現……今号でいちばん「未来」を感じさせる、ワクワクする記事に仕上がったと思います。食べログの研究――レビューサイトがもたらした「食文化」と「都市」の風景川口いしや■既存の紙媒体を蹴散らしたモンスター「食べログ」の研究レポートです。ライターの川口いしや君が2か月間、その足を使って調べ、体験することで、この巨大サービスから見えてくるゲーミフィケーション的なシステムの実態、都市文化の変容、世代間格差の問題などを浮き彫りにしていきます。こういう記事がやりたかった、と前から思っていた企画です。以上3本、お値段はすべて一律300円です!「『日本文化の論点』は買ったけど、「P8」も買いたいけど、やっぱり1,800円はなかなか手が出なくて……」という方も、お試し読みに、買ってみませんか価格でご提供。発売は来週明けを予定しておりますので、URLが決定次第、また号外でお知らせさせて頂きます。また、「だったらこれも電子書籍にしてよ!」というご要望も、常時募集中です。既に品切れのバックナンバーたちも、目次は下記ページから閲覧可能なのでご参考までに眺めてみて下さい。http://wakusei2nd.cart.fc2.com/?page=1テレビドラマ特集・お笑い特集・ゲーム特集などなど……気になる記事がありましたらどしどしお便り下さい!http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/letter★★★そして来週は、久しぶりに新宿ロフトプラスワンに宇野が登場します。入場チケットがわずか3分で完売したという、超・プレミアム・チケット!ぜひタイムシフト予約して下さい。▽7/19(金)19:00 堀江貴文×小林よしのり×宇野常寛ホリエモン・トークライブ SESSION2 vol.2 「AKBはこれからどうなってしまうのか?」http://live.nicovideo.jp/watch/lv143050106その翌日=参議院選の前日には、國分功一郎さんとの二コ生も。▽7/20(土)19:00~ 國分功一郎×宇野常寛ニコ生PLANETS7月号「〈来るべき民主主義〉と〈手が届く民主主義〉」http://live.nicovideo.jp/watch/lv142829861そして、月末には、暑~い大阪は心斎橋にも行きます。こちらは生放送無し、リアルイベントのみの開催になります。▽宇野常寛×関口靖彦『原子爆弾とジョーカーなき世界』刊行記念トークショーhttp://www.standardbookstore.com/archives/66114603.html熱い読者さんとの出会いを楽しみにしてますよ。▽『原子爆弾とジョーカーなき世界』はKindle版と併せて、Amazonで発売中!引き続き、感想も募集しております。▽『原子爆弾とジョーカーなき世界』感想まとめhttp://togetter.com/li/528218それでは今週も高田馬場からお送りします、今号のコンテンツはこちら↓┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.41:2013.7.12├○├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第5回  B&BはKindleを超えた!?├○├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第10回  マイコンブームという自作文化の「エデンの園」├○├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第26回  メイド喫茶へ├○├○  04.【インタビュー】この人のこの話がききたい├○  7月のこの人:根津孝太さん(znug design)├○  第2回  新しい「カッコよさ」を打ち出したい├○├○  05.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第14回  果てしなき摩耗の果てに├○├○  06.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  7/12のお蔵出し:堀江貴文が帰ってきた日├○           (初出:「中央公論」2013年5月号)├○├○  07.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十三軒目:ミンガラバー├○                          ├○  08.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第14週  「おら、大女優の付き人になる」├○├○  09.【告知】今週のスケジュール├○                           ├○  10. 編集後記&次回予告  ├○├○                                                 └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.40」からの続きとなっております。▼「vol.40」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar279854未読の方は併せてお楽しみ下さい!┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar279854第5回  B&BはKindleを超えた!?宇野 一回目のゼミでは、僕が情報社会というものをどう捉えているか? そして、それによって本や雑誌はどう変わっていくのか? という、主に世界観の話をしました。なので、今回は自分で媒体を作っている、編集者の端くれとしてどういうことを考えているのかということを話していきたいと思っています。知っている人は知っていると思うんですが、僕はコミケの同人から出てきた人間なんですね。現在「PLANETS」を作っている編集陣の母体っていうのは、大学時代に作ったサークルなんです。そのサークルが2003年くらいに解散して、2005年くらいに再結集したものです。