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  • ちろうのAKB体験記:第14回 脳内パラダイス公演はじまる

    2013-08-30 20:29  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar305077第14回 脳内パラダイス公演はじまるチームKの青春ガールズ公演が千秋楽を迎えると、1ヶ月間「K1st Partyが始まるよ」リバイバル公演が行われた。その後も、次の公演の準備期間や節目の公演にサプライズ的に過去のリバイバル公演が行われることが度々あった(前述の1周年記念公演はチームAの「Partyが始まるよ」リバイバル公演だった)。そして12月17日、ついに「K3rd 脳内パラダイス公演」が封切られた。これも「青春ガールズ公演」に負けるとも劣らない神公演と評しても良いものだった。高校生の軽音楽部を彷彿とさせるバンド演奏「友よ」から始まり、表題曲「脳内パラダイス」、「気になる転校生」で一気に劇場の盛り上がりは最高潮に達する。アンコールはダンスが特徴的で男らしい振り付けでチームKらしさを存分に出した「花と散れ!」で始まり、青春ガールズ公演でも好評だった「Virgin Love」、「シンデレラは騙されない」、「転がる石になれ」のメドレー。ラストで披露される「草原の奇跡」ではメンバーと一緒に、ファン同士も肩を組んで合唱するのがお決まりとなった。「草原の奇跡」はプロデューサーである秋元康が自ら「不朽の名作」であると評するほどである。さらにはユニット曲で、大島優子がソロで歌う「泣きながら微笑んで」を与えられたのもこの公演だった。「渚のCHERRY」では前田敦子一人がマイクで歌うことが話題となったが(バックダンサーが3人いた)、「泣きながら微笑んで」は完全に一人でのパフォーマンス。後に劇場公演では高橋みなみ、秋元才加、柏木由紀、松井玲奈(SKE48)といったメンバーがソロ曲を与えられるが、その流れの始まりとも言える曲である。ユニット曲でソロを任されるのは、人気と実力を認められていることの明確な証だと言えるだろう。 
  • ☆ メルマガPLANETS vol.47 ☆ ~いよいよプレ『母性のディストピア』最終回、富野由悠季特集!~

    2013-08-30 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  ☆ メルマガPLANETS vol.47 ☆~いよいよプレ『母性のディストピア』最終回、富野由悠季特集!~           発行:PLANETS  2013.8.30 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。いよいよ8月も終わりですね。実は、本メルマガも、今年の9月で早1周年!お正月とお盆以外、毎週配信してきましたが、発足時からずーっと継続して入会して下さっている方もいらっしゃるのでは!?「小人論」を世に広めたり、『前田敦子はキリストを超えた』という奇書を生んだり、國分功一郎先生の意外な一面が見れたり……と、常に時代に問題提起し続けてきた(?)本メルマガ。これからも世界の真実を皆さまにお伝えするべく、邁進していきたいと思います。そして、早速来週もイベントあります~。好評の連続講座「プレ『母性のディストピア」も、いよいよ最終回を迎えます。押井守、高橋留美子、宮崎駿……ときて、最後に扱う作家は、もうこの方しかいないでしょう。そう、富野由悠季です!▽9/5(木)20:30~【連続講座】宇野常寛「プレ・母性のディストピア」第4回テーマ:富野由悠季@高田馬場10°CAFEhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv148453698Ζガンダム、逆襲のシャア、ガンダムF91からVガンダムまで!イデオンもダンバインもブレンパワードも!まとめて語ります。リアルイベントチケットは残席少なくなってきておりますので、ご希望の方はお早めに。★イベント詳細・チケットのご購入はこちらからどうぞ★→→→ http://wakusei2nd.cart.fc2.com ←←←そしてこの1年間配信してきたイベント動画の数も、気付けば60本を超えていました!会員の方は動画「全編・永久見放題」です。意外に知られていないのですが……。あなたのお気に入りの一本を、ぜひ探してみて下さい。今週の火曜日に開催されたばかりの「ミズタクvsリヴァイ兵長頂上決戦」も早速アップされてますよ~。▽PLANETSチャンネル:動画http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/video配信環境などまだまだ課題も多いですが、スタッフも悩みながら、出来ることから徐々に改良を加えていっていますので今後とも「日本で一番会いに行ける評論家・宇野常寛」を宜しくお願いします!それでは今週も高田馬場からお送りします、今号のコンテンツはこちら↓ ┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.47:2013.8.30├○├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第11回  「切断面」にお金がつく├○├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第16回  『スターフォース』と高橋名人├○├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第32回  指原莉乃の軌跡その3~さしこ、メディアのセンターへ├○├○  04.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第20回  夫婦間SNS問題 後編├○├○  05.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  8/30のお蔵出し:解説・『評伝シャア・アズナブル』├○           (初出:『評伝シャア・アズナブル』,講談社,2009)├○├○  06.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十九軒目:焼き麺 剣├○                    ├○  07.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第21週  「おらたちの大逆転」├○├○  08.【告知】今週のスケジュール├○                     ├○  09. 編集後記&次回予告├○├○                                           └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.46」からの続きとなっております。▼「vol.46」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar322441 未読の方は併せてお楽しみ下さい!  ┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar322441 第11回 「切断面」にお金がつく嶋 この新しいホワイトカラーの総合誌可能性があるというのは、どういうことなんでしょう? 宇野 今の日本のどこに切断線があるんだということなんです。それで、切断線があるとすればここにしかないと思ったんです。これが一番でかいところなんですけどね。サブジャンルのサブジャンルのサブジャンル、というふうに細切していくのはもうどうでもよくて、むしろ、基本的な趣向の型とか生活のインフラみたいなところに一番の切断線があるんですよ。まさに、戦後的なサラリーマンとそれ以外というところに、一番の切断線がある。雑誌というものはやはり切断なので、そこに、一番雑誌を作る契機がある。そこに切断面を発見したということですね。客A 新しいホワイトカラー層をターゲッティングして雑誌を作られたそうですけども、情報の取捨選択というものがありますよね。そのロジックはございますでしょうか?宇野 それはもう、読んでください。僕はもうロジックしか無いので。例えば2万字インタビューとかもう無いんですよ。こいつのこんな自意識が凄いからこの作品もすごいんだみたいなロジックを、もういっさい使っていないんです。だから評論誌なんです。出ている人間を見てもらえれば分かると思うんですけど、二つコンセプトがあります。 
  • 中川大地の現代ゲーム全史[日本編]:第7回 インベーダーブームがもたらした〈虚構の時代〉

    2013-08-26 19:31  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar307868第7回 インベーダーブームがもたらした〈虚構の時代〉(前回までのあらすじ)戦後のアーケードゲーム受容は、進駐軍カルチャーの延長線上にセガ、タイトー、ナムコの3社が先導するかたちで行われ、1970年代には米アタリの『ポン』や『ブレイクアウト』といった「パドルとボール」式ビデオゲームを、輸入と模倣を通じて日本にも普及させるに至った。そして、かつて満州国で行われた日本のユダヤ人保護計画で救われたミハエル・コーガンが創業したタイトーは、西門友宏らの手により『スペースインベーダー』(1978年)を生み出し、空前のヒットを記録。初めて日本産のゲームが、かつて在米ユダヤ人たちの主導した原爆開発の徒花たるコンピューター技術の援用によってアメリカを“逆侵攻”し、世界を席巻するという、奇妙な文明史的因縁が成し遂げられた。■『インベーダー』のゲーム性と文化的脈絡(承前) 『スペースインベーダー』が実現した多勢の侵略軍を撃退する宇宙戦争というモチーフは、1977年に公開されてSFブームを引き起こしていた映画『スター・ウォーズ』からの大きな触発を受けている。 前章(本連載では割愛)でも述べたように、この時期のSF/宇宙ブームは、現実の宇宙開発を機に盛り上がった1960年代のそれよりも、一種のファンタジー(自然主義的なリアリズムによって再編された創作神話)としての性格が強いものであった。『スペースインベーダー』のゲームデザインにおいても、同じく宇宙戦争をモチーフにした『Spacewar!』などとはまったく異なる発想が採られていたと言える。すなわち、物理法則のリアリスティックなシミュレーション性ではなく、あくまでも人間の側の認知や生理に即した視聴覚イメージや物語性を与えることで、ゲームとしてのルールを直感させるという方向性である。 これにより、「パドルとボール」式や各種スポーツもののように抽象的なシンボルで遂行するゲームや、せいぜい射的のマト程度の具象性しか持たなかったエレメカ翻案式ゲームに比べて、特徴的な動きで迫ってくるインベーダーたちは、格段に強いキャラクター性を獲得する。それも、人工知能が目指したようなプレイヤーと同じルールに従って思考する対等な「対戦相手」というよりは、人間とは異なる身体特性と行動原理で動く「他者」としての生命性をもった存在としてだ。このことは、ゲームプログラムにおけるコンピューターの役割の中に、それまでの「人間(知性)の代行」と「自然(物理法則)の代行」に加えて、「生命(他者の身体)の代行」という層が明確に分化して生じたのだとも言い換えられよう。かくしてコンピュータービデオゲームは、推論的な知性の持ち主同士が対称的な制約条件に基づいて勝敗を競うという伝統的な(ゲーム理論的な)意味での「ゲーム」から、さらなる逸脱発展を遂げていくのである。 
  • ☆ メルマガPLANETS vol.46 ☆ ~来週は遂に、ミズタクvsリヴァイ頂上決戦!~

    2013-08-23 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  ☆ メルマガPLANETS vol.46 ☆           ~遂に来週は、ミズタクリヴァイ頂上決戦!~           発行:PLANETS  2013.8.23 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。先週はメルマガもお盆休みを頂きました。お盆も明けて、ちょっと暑さも和らいだ気がしますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?弊誌では休み明けから、いきなりイベント2連発!水曜日はイケダハヤトさん、今野晴貴さん、高木新平さん、吉田浩一郎さんをお招きし「ノマド論争最終決戦  ――では、具体的にどう働くのか」を開催。そして来週は、PLANETS×10°CAFE史上、最高の萌えイベントが発動!▽8/27(火)20:00~  猪谷千香×金田淳子×西森路代×中川大地×宇野常寛「ミズタクvsリヴァイ兵長頂上決戦2013」@高田馬場10°CAFE一体なにが「vs」なのか?どこが頂上なのか?どうやって決戦するのか?すべての謎は、会場に来れば解ける……はず!終了後にはもちろん、懇親会も予定しております。進行中の「あまちゃん」本の話も出るかも!?▽生放送ページはこちらからどうぞhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv147977447そして好評の連続講座「プレ『母性のディストピア」も、いよいよ最終回を迎えます。押井守、高橋留美子、宮崎駿……ときて、最後に扱う作家は、もうこの方しかいないでしょう。そう、富野由悠季です!▽9/5(木)20:30~【連続講座】宇野常寛「プレ・母性のディストピア」第4回テーマ:富野由悠季@高田馬場10°CAFEhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv148453698Ζガンダム、逆襲のシャア、ガンダムF91からVガンダムまで!
    イデオンもダンバインもブレンパワードも!まとめて語ります。
    ▽イベント詳細・チケットのご購入はこちらからどうぞ。http://wakusei2nd.cart.fc2.com最近、PLANETS×10°イベントではチェキを導入していまして、懇親会にご参加頂いた方は、出演者とツーショット・スリーショットが撮れます。イケダさん・今野さん・高木さん・吉田さんにも、もちろん撮って頂きました!▽タイムシフト視聴:「ノマド論争最終決戦 ――では、具体的にどう働くのか」http://live.nicovideo.jp/watch/lv146897466そんな現場の雰囲気を、イベントに参加しなかった皆さまにもお裾分け。このイベントから、会員の皆さま向けにプレゼントをご用意しました!ここでしか手に入らない超レアアイテム。それは……イケダハヤト×今野晴貴×高木新平×吉田浩一郎×宇野常寛サイン入りチェキです!ご希望の方は、wakusei2nd.bizあっとまーくgmailドットコムまで、件名に「チェキプレゼント応募」とお書き添えの上、メールをお送り下さい!ご希望多数の場合は抽選になりますので、予めご了承下さい。それでは今週も高田馬場からお送りします、今号のコンテンツはこちら↓ ┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.46:2013.8.23├○├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第10回  「食べログ」「ZOZOTOWN」の文化論├○├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第15回  ファミコンブームの諸相├○├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第31回  指原莉乃の軌跡その2~指原、話題のセンターへ~├○├○  04.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第19回  夫婦間SNS問題  前編├○├○  05.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  8/23のお蔵出し:「親離れ」と新しい「絆」├○           (初出:『僕たちの好きな東野圭吾』)├○├○  06.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十八軒目:讃岐うどん  蔵之介├○                     ├○  07.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第19週  「おらのハート、再点火」├○  第20週  「おらのばっぱ、恋の珍道中」├○├○  08.【告知】今週のスケジュール├○                      ├○  09. 編集後記&次回予告&★読者プレゼント★├○├○                                            └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.45」からの続きとなっております。▼「vol.45」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar310852 未読の方は併せてお楽しみ下さい!  ┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar310852 ■「食べログ」「ZOZOTOWN」の文化論宇野 僕の考えで言うと、日本の消費社会化って細分化しすぎて擦り切れてしまったと。そしてそれとは全く別に、失われた20年と言われるこの間に、新しいホワイトカラーと呼ばれる人々がどんどん出てくると。彼らは圧倒的にソーシャルメディア、インターネットの側の人間ですよ。彼らを中心として新しい政治性、新しいライフスタイルというものが出てきて、彼らをターゲッティングした総合誌というのが今もう一回できるんじゃないかというのが僕の考えで、「PLANETS vol.8」なんです。もちろん評論誌ですのでお店紹介とかは無くて、難しい話がいっぱい載っているわけなんですけど、そういったことを考えながら作っていったものです。嶋 その、「PLANETS vol.8」なんですが、「食べログ」を研究した記事がありますね。なんで、食べログを取り上げたんですか?宇野 食べログの研究というのは、僕はこう考えたんです。僕は「別冊宝島」が好きだった。ノンフィクションとかルポとかが好きなんです。でもそれが、やはり90年代にはニューアカの反動でひがみの文脈に置かれすぎていました。理論じゃなくて、体験だと。俺はお前たちの知らないような本当のマイノリティを知っているぜみたいな、くだらない自意識ゲームに回収されていってどんどん力を失っていったんです。そうこうしているうちにネットが登場して、質の低い体験レポだったら誰でも書けるようになってしまって、溢れかえって、ノンフィクションは地位を失ったわけです。 
  • ☆ メルマガPLANETS vol.45 ☆ ~大丈夫かPLANETS!?【見えない空はいつでも青いキャンペーン】~

    2013-08-09 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  ☆ メルマガPLANETS vol.45 ☆~大丈夫かPLANETS!?【見えない空はいつでも青いキャンペーン】~           発行:PLANETS  2013.8.9 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。先週、「じぇじぇ!あまちゃんセット」のご案内をしたばかりですが…ユイちゃん役の橋本愛さん、ヤング春子役の有村架純さんが表紙の「PRELUDE 2011」「夏休みの終わりに」の2冊を通常2,800円のところ、スペシャルセット価格2,500円で買えます。今週も更にじぇじぇじぇ!な割引をご紹介!その名も【見えない空はいつでも青いキャンペーン】!!横山由依さんの調剤薬局事務合格&ご褒美センター曲発表を記念して、横山さん表紙の「PLANETS vol.8」を、1週間&数量限定の特別価格、1,000円で販売します!送料込でも1,300円!!!こちら、発売からはもう8か月経ってるし、お祝いじゃー!ということで思いつきで始めてしまったのですが、かなりの好反応を頂いており(!)、予定数終了でキャンペーンが早期に終わる可能性が高いです。気になる方はお早めにどうぞ。というか、1,800円の本を1,000円で売ってしまって、PLANETSは大丈夫なのでしょうか?いや、一週間だけなのでどうにか……この機会に、沢山の読者さんとの新しい出会いを楽しみにしております。★そして今月は『風立ちぬ』monthです!最新号のダ・ヴィンチ「THE SHOW MUST GO ON」に最新評論掲載中!タイトルは、「鳥は重力に抗って飛ぶのではない」。公開中の「プレ・『母性のディストピア』」動画と併せてご覧下さい。▽「プレ・母性のディストピア」第3回:宮崎駿(「風立ちぬ」評)http://www.nicovideo.jp/watch/1375380172そして、新しいイベントの告知もひとつ。▽8/27(火)20:00~  猪谷千香×金田淳子×西森路代×中川大地×宇野常寛「ミズタクvsリヴァイ兵長頂上決戦2013」@高田馬場10°CAFEhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv147977447何を言ってるのかわからねーと思うが・・俺も何を企画してるのか分からなかった・・静のミズタク、動のリヴァイ!この夏、誰よりも心を溶かす二人の男子について、皆で語ろう!一体どんなイベントになるのか!?その目で確かめて下さい。まじめなテーマからネタか!?と思うようなテーマまで、限界を知らないラインナップでお送りする、PLANETS×10°CAFEイベントです。▽8/21(水)20:00~  イケダハヤト×今野晴貴×高木新平×吉田浩一郎×宇野常寛「ノマド論争最終決戦  ――では、具体的にどう、働くのか」@高田馬場10°CAFEhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv146897466会場では上記の「あまちゃん割」セット本も買えますし、終了後は懇親会も予定しております。リアルイベントならではの臨場感をお楽しみ下さい。▽チケットのご購入はこちらからどうぞ。http://wakusei2nd.cart.fc2.comそれでは今週も高田馬場からお送りします、今号のコンテンツはこちら↓ ┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.45:2013.8.9├○├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第9回  夜の世界の政治性├○├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第14回  サードパーティ参入がもたらした三つのゲーム文脈の融合├○├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第30回  指原莉乃の軌跡その1~マイナスからのスタート├○├○  04.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第18回  嘘と沈黙├○├○  05.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  8/9のお蔵出し:「自由な」「あたらしい」働き方を可能にするもの├○          (初出:「中央公論」2013年8月号)├○├○  06.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十七軒目:茶々工房├○                      ├○  07.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第18週  「おら、地元に帰る!?」├○├○  08.【告知】今週のスケジュール├○                       ├○  09. 編集後記&次回予告├○├○                                             └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.44」からの続きとなっております。▼「vol.44」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar304804 未読の方は併せてお楽しみ下さい!  ┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar304804 第9回  「夜の世界」の政治性宇野  同じようなことを考えている人はたくさんいると思っていて、cakesを作った加藤さんがダイヤモンド社を退職してネットでメディアを作ったのもそうだと思うんです。でも僕がcakesを見て思ったのは、cakesは雑誌の軟着陸を考えている。つまり、中間の言葉をいかに生き延びらせるかということなんですよ。もちろんcakesにはすごく多くの友人が書いているので応援していますよ。嶋  雑誌「ケトル」も記事を提供しています。雑誌コンテンツをネットでマネタイズする大実験に自分も参加したいからなんですが、成功するかどうかは未知数。雑誌好きとしては是非成功して欲しいですが。このサイトには雑誌の記事や書き下ろしコンテンツがあって、ユーザーは課金されてこれらの記事を読みます。どの記事を読んだのかによってその収益が分配されるシステムですね。宇野  非常に面白い試みだと思いますが、僕だったらこうはしないだろうなと思ったのは、分配のシステムはいいんですが、中間の言葉の軟着陸を目的にしているところが僕の考えとは違うんです。なぜならば、そんなものに価値は無いからです。 
  • 中川大地の現代ゲーム全史[日本編]:第6回 『スペースインベーダー』という転換

    2013-08-05 18:12  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar301741第6回 『スペースインベーダー』という転換(前回までのあらすじ)かつてナチスドイツからの迫害を逃れて新旧大陸に渡った亡命ユダヤ人たちの営みは、マンハッタン計画による原爆投下後の日本に、進駐軍カルチャーの受容口としてセガやタイトーといったアーケードゲーム企業をもたらし、高度経済成長後は『ポン』や『ブレイクアウト』の模倣から自社製ビデオゲーム開発を開始した。一方、よりドメスティックな出自を持つ任天堂やバンダイ、エポック社といったタイプの異なる玩具企業たちもまた、「ODYSSAY」を参考にそれぞれ競って「パドルとボール」式のテレビゲーム機のブームを起こす。このように1970年代半ばにはアーケードと家庭用玩具の双方で、アメリカ産ビデオゲームの移入が完了し、国産化の環境が整った。■“ビッグ・ブラザー”正力松太郎と日本ゲームの特性 前田竹虎がエポック社を創設して「野球盤」を発売した1958年は、アメリカではちょうどアバロンヒル社が設立されウォーシミュレーションゲームの祖『Tactics』が発売され、さらにはウィリー・ヒギンボーサムが『Tennis for Two』を開発した年でもあった。その開発までに至る技術史的な環境を構築したビッグ・ブラザー的な人物として、マンハッタン計画以来の国家科学体制を構築したヴァネヴァー・ブッシュの存在感が際立っていたことは、第1章(※本連載では割愛)に述べた通りだ。 それでは日本の場合も、それに対比させうるような存在があるだろうか。 一人名前を挙げるとするならば、その座に納まるべきは、昭和の巨怪として各界で権勢をふるった、正力松太郎をおいて他にない。戦前は警視庁のキャリア官僚として反体制勢力を取り締まっていたが、大正13年(1924年)に発生した摂政宮(のちの昭和天皇)の暗殺未遂(虎ノ門事件)を防げなかった咎で懲戒免職。その直後に読売新聞の経営権を買収して社主となり、昭和9年(1934年)にはアメリカ大リーグ選抜チームの招聘を機に読売巨人軍を創設して「プロ野球の父」となった男である。 戦後はA級戦犯として巣鴨プリズンに収監されるも、そこでCIAの意を受け、大新聞社の主として国内世論を親米に誘導し、日本の共産化を防止するためのエージェントとなる密約を交わす。そして1947年の釈放後は、“宗主国”アメリカの思惑と日本の国益、および自らの野心とを絶妙に差配しながら、アメリカと同じNTSC方式によるテレビジョン放送網の実現に尽力。日本放送協会(NHK)に先がけて、1952年には初の民間放送局となる日本テレビを開局して「テレビ放送の父」となる。これを皮切りとして、日本の民放テレビでは大手新聞社が全国の地方局ネットを系列化する形態が一般化したのである。 さらに1955年の保守合同(いわゆる55年体制)で誕生した自由民主党のキーパーソンとして、正力は衆議院議員に当選。翌56年には、原子力委員長および初代科学技術庁(現:文部科学省)長官に就任し、日本における「原子力の父」の役を買って出る。その動機は、有馬哲夫の史料調査によれば、メディア王としての正力の宿願であったマイクロ波通信網の実現を目指し、自ら総理大臣に上りつめるための手段として、原発導入という実績を作ろうというものであったという。そのため、第五福竜丸被曝事件の影響で反核・反米ムードに沸いていた当時の世論を転換させるべく、読売新聞に強力な原発導入キャンペーンを張らせたりもしている。 このように正力がアメリカとの丁々発止の関係の中で輸入した原子力・テレビ・プロ野球は、いずれも日本にテレビゲームが登場する不可欠な社会的前提を提供したものだったと言える。つまり、原子力と双子の関係にあるコンピューター技術の鬼子として「パドルとボール」式ゲームが生まれ、テレビ放送を侵犯するクールなメディアとなり、プロ野球の人気が育んだエポック社が先鞭をつけて、その商品化が進んでいった。ちょうどアメリカにおけるコンピューターゲームの発展が、ブッシュの築いた技術体制を換骨奪胎し、ゲリラ的に組み換えていく歴史であったように、日本のテレビゲーム史もまた、正力が築いた戦後大衆の欲望に基づく技術体制と娯楽文化を、意図されざる方向に塗り替えていくプロセスとして描出することができるわけである。 
  • ちろうのAKB体験記:第13回 mixiについて

    2013-08-02 12:01  
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    ▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar299184第13回  mixiについてまもなくするとK2nd「青春ガールズ公演」は千秋楽を迎えることが決まり、新公演が発表された。その際に劇場支配人のtgsk氏が自身のブログで次の公演名をフライングで告知してしまい、ブログ上で土下座をしている画像をあげるということが起こった。今となってはなかなか微笑ましいエピソードである。そこで発表された公演名は「脳内パラダイス公演」だった。この「脳内」という言葉こそ、AKBヲタが好んで使っていたジャーゴンであり、それを公式の公演名に取り入れてきたのには驚いた(AKB以前にも元々アイドルファンの間では使われていたらしいが)。それこそ2ch等の匿名掲示板で頻繁に使われていた言葉で、つまりはAKB48の総合プロデューサーである秋元
  • ☆ メルマガPLANETS vol.44 ☆ ~「あまちゃん」本始動!特別割引も~

    2013-08-02 07:00  
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    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━                  ☆ メルマガPLANETS vol.44 ☆            ~「あまちゃん」本始動!特別割引も~           発行:PLANETS  2013.8.2 (毎週金曜日発行)                  http://wakusei2nd.com ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ こんにちは。PLANETS編集部・秘書A子です。今週の金曜日も、「メルマガPLANETS」をお送り致します。 イベント尽くしの7月が終わり、あっという間に昨日から8月です。最近はお天気がぐずついたり、「猛暑!」という感じでもないせいか、もう夏も半分終わり!?と、季節が過ぎるのが早く感じますね。最近のPLANETS編集部は……遂に、「あまちゃん」本の企画が正式に通り、本格的に動き始めました!単行本・雑誌問わず、出版ラッシュで特集されまくっている同番組ですが、もちろん「PLANETS」にしかできない切り口をどっさり用意して、虎視眈眈と仕込み中。秋には皆さまにお目見えできると思いますので、ご期待下さい!このメルマガでも、少しずつ取材状況など報告していきたいと思います。そして……この動き出しを記念して、PLANETSバックナンバーの限定割引も開始しますその名も「じぇじぇ!あまちゃんセット」。ユイちゃん役の橋本愛さん、ヤング春子役の有村架純さん、このお二人とも、実はPLANETSで表紙モデルを務めたことがあるのはご存知ですか?現在在庫僅少となっている「PRELUDE 2011」「夏休みの終わりに」の2冊を、通常2,800円のところ、スペシャルセット価格2,500円で販売します!更に、送料も無料!こちらは10°CAFEでのイベントと、直販サイトのみのご提供です。本来、直販サイトでは送料が300円かかりますので、合計で600円の割引です。1,300円の本を600円割引で売って大丈夫なのでしょうか……(どきどき)。どきどきしますが、秘書・兼・営業部長(←実は部長でもあった)A子は「イケます!やります!売ります!」と宇野編集長に言ってしまいましたので、まだお手元に「PRELUDE 2011」「夏休みの終わりに」をお持ちでない方は、ぜひこの機会にゲットして下さい。まんべくん×ゴールデンボンバーなんていう、二度と見られないコラボもあります。http://www.nicovideo.jp/watch/sm15184317そして、7月ほどたっぷりではないですが、今月ももちろんイベントはあります!現在チケット発売中のイベントはこちら。▽8/21(水)20:00~ イケダハヤト×今野晴貴×高木新平×吉田浩一郎×宇野常寛「ノマド論争最終決戦 ――では、具体的にどう、働くのか」@高田馬場10°CAFEhttp://live.nicovideo.jp/watch/lv146897466「不良会社員のススメ」「社会人の闘い方」と、毎回チケットが完売している、好評の「働き方」をテーマにしたイベント。今月はフリーランス・ノマドワークの未来に切り込みます!社会人はもちろん、就活中の学生さんにも、働いたら負けだと思っている二ートさんにもお薦め。会場では上記の「あまちゃん割」セット本も買えますし、終了後は懇親会も予定しております。リアルイベントならではの臨場感をお楽しみ下さい。▽チケットのご購入はこちらからどうぞ。http://wakusei2nd.cart.fc2.com/ca3/30/p-r-s/それでは今週も高田馬場からお送りします、今号のコンテンツはこちら↓ ┌───────────────────────────────┐├○    メルマガPLANETS  vol.44:2013.8.2├○├○  01.【特別掲載】嶋浩一郎×宇野常寛├○  本と雑誌と本屋の未来├○  第8回  新しいホワイトカラーのための総合誌├○├○  02.【批評】中川大地├○  中川大地の現代ゲーム全史[日本編]├○  第13回 「ファミリーコンピュータ」の思想├○├○  03.【ルポルタージュ】稲垣知郎+濱野智史├○  ちろうのAKB体験記├○  第29回  200MVP├○├○  04.【ノンフィクション】武本弦├○  震災離婚├○  第17回  家族の終わりに├○├○  05.【過去原稿】今週のお蔵出し├○  8/2のお蔵出し:母性原理の世界を泳ぐ、外部より召還される男たち。├○          (初出:BRUTUS特別編集「スタジオジブリ」)├○├○  06.【食べ歩き】├○  秘書A子の馬場ランチグルメ├○  馬場グルメ十六軒目:つけ蕎麦 安土├○                       ├○  07.【リアルタイムレビュー】中川大地├○  じぇじぇじぇ!!('jjj’)『あまちゃん』日記├○  第17週  「おら、悲しみがとまらねぇ」├○├○  08.【告知】今週のスケジュール├○                        ├○  09. 編集後記&次回予告├○├○                                              └───────────────────────────────┘※一部の連載記事については、「メルマガPLANETS vol.43」からの続きとなっております。▼「vol.43」へのリンクはこちらです。http://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar298704 未読の方は併せてお楽しみ下さい!  ┏┓----------------------------------------------------------┗■  01.【特別掲載】本と雑誌と本屋の未来      嶋浩一郎×宇野常寛--------------------------------------------------------------▼本コンテンツは連載です。前回記事はこちらhttp://ch.nicovideo.jp/wakusei2nd/blomaga/ar298704 第8回  新しいホワイトカラーのための総合誌宇野 じゃあ自分はどうするかということです。「ファウスト」や「小悪魔ageha」にならないで、雑誌を作るにはどうしたらいいのかということを7年の間ずっと考えていたんです。最初の頃は僕も2万字インタビューとかよく載せて、たっぷりと文章を読ませていたんです。でも、それがなんか違う気がしてきたんです。 この前ちょうど、GIGAZINEか何かで、イベントの内容をそのまま載せるのはどうかという問題になりましたけども、まああれは登壇者や主催者に許可を取る手続き的な問題をやるのは当然だと思いますが。でもあの騒動はすごくいい問題提起になっている。雑誌っていうのは物理的な制約で、掲載文字数に限界があるんです。例えばこのイベントの内容を記事にするとしたら、ライターが僕が喋った内容を1,500字とか2,000字に要約して、僕がチェックしてから出すことになるんです。そこではライターや編集者の腕が問われることになります。どこが要点で、どう要約するのがいいかという判断が求められる。編集知が問われるわけです。でも、今ではこの講義をUst放送しようとしたらできるし、録画で残せるし、全文書き起こしだって結構簡単にできるんですよ。その時、はたしてどちらが面白いのかというと、後者だと思うんです。編集や雑誌や出版が好きな人は、自分たちのプライドがあるから、前者の方がいいと言うんですけどね。