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記事 2件
  • 『フルバ』にも『カレカノ』にも罪はない。少女漫画と「真実の愛」幻想。

    2016-09-20 07:55  
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     恋愛工学に始まった「ナルシシズム/エロティシズム」の話は前回で一応完結しているのですが、今回はおまけ篇として宿題になっていた少女漫画の話を書いておこうと思います。
     まずは、「『彼氏彼女の事情』『フルーツバスケット』がアラサー女子の恋愛観にもたらした闇」という記事を引用しましょう。
    http://papuriko.hatenablog.com/entry/2016/09/13/184709
     タイトル通り、少女漫画往年の名作『彼氏彼女の事情』と『フルーツバスケット』を扱った記事です。この記事によると、両作品には以下のような共通点があるとされています。

    ・女子(主人公)が努力家、優等生、いい子
    ・男子(恋の相手)が特別な存在(人気者、特殊能力あり)
    ・でも男子は「過去のトラウマ」を抱え、心の闇を持っている
    ・男子、トラウマが爆発した時、女子を傷つけて避ける
    ・女子、そんな男子を偉大なる
  • 教養主義が崩壊した時代における教養とは。

    2016-06-13 01:28  
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     積読の夏です。
     いやー、目の前に読みたい本が溜まって溜まって、くらくらします。
     少なく数えても十数冊は積読していて、しかもそのほとんどがお堅いハードカバーと来る。
     いったいどこから崩したらいいものだと迷いますが、『フルーツバスケット』でこういうときは目の前の作業に集中することと語られていたので、とりあえず一冊ずつ消化していくことにしましょう。
     並行して消化するべき映画やアニメや漫画やゲームもたくさんあり、また基礎勉強もしたいし、色々大変です。
     この状況はひょっとしたら「忙しい」といってもいいのではないかと思いますが、まあ、ほんとうに忙しい人と比べたらやっぱり十分暇があるほうなのだろうなあ。
     そもそも締め切りがあるわけではないので、いくら時間をかけてもいいのだけれど、そういうこといっていると短い人生があっというまに終わってしまいそうな気がする。
     さて、きょうはそういうプロ