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才能という重荷を背負う生き方。「ギフテッド」の苦悩を乙一に見る。(1638文字)
2012-11-24 12:2653pt乙一はぼくにとってスペシャルな作家のひとりです。初めて「しあわせは子猫のかたち」を読んだ時から、その天才的としかいいようがない作品に惹かれてきました。しかし、かれはあるときから乙一名義を使うことを避け、無名の別名義で活動するようになります。なぜかれはその道を選んだのか? そこには天才といわれるひと特有の苦悩があったように思えてなりません。
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