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記事 8件
  • 「何もない自分」を競争市場で売るにはどうすればいいか。

    2016-06-13 04:40  
    51pt

     ちきりんさんの『マーケット感覚を身につけよう』を読み終えました。
     どうしても読みやすい本から読んでいくことになってしまいますね。
     積読のなかには以前述べた『権力の終焉』や、コリン・ウィルソンの『至高体験』といった、難解とはいわないまでもかなり読みづらい本も混ざっているのですが、そういう本は必然的に後回しになります。
     堅くて厚い本を読むのは、どうしたって一日がかりですからね……。
     まあ、そういうわけで、『マーケット感覚を身につけよう』の話。うん、なかなか面白い本でした。
     ちきりんさんは、まず、インターネットの発達などによってさまざまな分野で「市場化(マーケット化)」が進んでいることを指摘します。
     そもそも市場とは何でしょうか? この本によれば、それは以下のような簡潔な定義で説明できます。
    ・不特定多数の買い手(需要者)と不特定多数の売り手(供給者)が、
    ・お互いのニーズを充た
  • 学校なんて行かなくていい、とはいうものの。

    2016-06-06 11:43  
    51pt

     有名ブロガーのちきりんさんと格闘ゲーム界の「神」梅原大悟さんの対談本を読みました。
     なんでも3年にわたり、100時間以上対談しているそうで、本になったのはそのなかの精髄といえる部分なのでしょう。
     話のテーマは「学校」。
     本来、プロゲーマーのウメハラは「学校の授業はみんな寝ていた」という学校嫌いで知られた人、その人物に学校ネタを振るとは、さすがちきりん、恐ろしい子!
     まあ、こういう無茶ぶりは話が空中分解して木っ端みじんになって終わるリスクもあるわけですが、結果としてはこの本はとても面白い内容になっています。
     何が面白いかといって、冒頭から最後までちきりんさんと梅原さんの意見がまったく合わないことが素晴らしい。
     普通、対談って、相手の意見を受けて「ですよね」、「そういうことですよね」みたいな形で意見を交換していくものだと思うのですが、この対談ではふたりとも真っ向から意見を衝突さ
  • 日本は世界でも特殊な国なのだろうか?

    2014-07-06 22:43  
    51pt

    今まさにトップクラスが戦ってるワールドカップを見ていても思うけど、こんなお子ちゃまの国で育てられては、戦うってことを本能的に身ににつけた国の人に勝つのは、ホントに難しそう。
    日本がこれからもずっとお子ちゃまの国なのは、それはそれで平和でいい。国民の多くが、そういう国であってほしいと思っているからこそ、どんどんそうなってるわけで。
    ただし、こんなおこちゃまな国が世界の戦いで(なんの分野であれ、闘志や戦う気力やサバイバル能力が問われる分野で、)強くなろうなんてのは、あきらめたほうがいいと思います。
    http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20140706

     んー。ちきりんさんのブログは好きでいつも読んでいるんだけれど、この記事は論理的飛躍が大きいかな、と。この記事の主張を簡単にまとめると、

    1.日本は色々と余計な規制がある。
    2.そういう日本は「おこちゃまの国」である。
    3.だから世界の戦いで強くなるのはあきらめたほうがいい。

     ということになるんだけれど、「1」には賛成できても、その先は納得が行かない。
     さまざまな規制がきびしくて国民が危険なことに直接ふれる機会が少ないのはたしかかもしれないが、だから「おこちゃまの国」なのだ、ということにはならないと思う。
     まして、「こんなおこちゃまな国が世界の戦いで(なんの分野であれ、闘志や戦う気力やサバイバル能力が問われる分野で、)強くなろうなんてのは、あきらめたほうがいいと思います」とはいえないよね、と。
     この理屈でいうと、治安が悪くて危険に晒される機会が多い国のほうがより「闘志や戦う気力やサバイバル能力」が身についてあらゆる戦いにおいて強くなる、という理屈になってしまうけれど、現実にはまったくそんなことはないわけです。
     というか、いろんな「戦い」を平均的に見ていけば日本はあきらかに世界的に見ても上位に入る「強い国」だと思うんだけれどね。まあ、これからはわからないにしろ、少なくとも現時点では。
     今回のワールドカップの惨敗で「世界はまだまだ遠い」、「日本は世界の国々には勝てない」という印象を受けた人たちも多いでしょう。
     しかし、それはウソではないにしろ、一面的な真実だと思うのですよ。たしかにサッカーではそうかもしれないけれど、日本が世界でいちばん強かったり優れていたりするというジャンルもたくさんあるわけなのです。
     話をスポーツだけに限っても、日本は先のロンドンオリンピックにおいて、世界6位のメダル獲得数を記録しています(38個。アメリカ、中国、ロシア、イギリス、ドイツの次)。
     イギリスは開催国ですから除外して考えるとすると、ヨーロッパで日本よりメダルを取っている国はドイツしかないということになってしまう。
     そして日本は世界でもほぼ五本の指に入るくらいスポーツが強い国だといういい方もできなくはないわけです(もちろん、これもまた一面的な見方であるわけですが)。
     たまたまサッカーはそれほど強くないかもしれないけれど、日本人は「戦い」に向いていないとはとてもいえないと思う。少なくとも「おこちゃまの国」にしては十分強いといっていいのではありませんか?
     今回、ぼくがこういうことを書くのは、べつだん、ちきりんさんの意見にケチをつけて満足しようというのではなく、なぜ、 
  • 金持ちのイケメンほど大変な人生はないかもしれない。

    2014-05-24 17:22  
    51pt


     ASKAが覚醒剤の違法所持で逮捕されたことについては過去の記事でもふれましたが、この事件とは無関係に最近、たまたま読んだのがちきりんさんのこの記事。
    http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20071218
     ここには「金づる」になる人について、こう書かれています。

     売人側は、一度こういう人を見つけたら“決して離さない”し、最初から積極的に“アプローチして”きます。たとえば最初は合コンで、かわいい女の子があなたに目線を送ってくるんです。
     で「あれ? えっ? そういうこと?」とか言って、いい感じになったら、ベッドの中でさあこれから!って感じのタイミングで彼女は言い出します。「ねえ、コレ使おうよ」と。
     彼らはどうやれば男性側が最も断りにくいか、熟知してます。ちなみに、この女性もかるーくジャンキーです。こういう役目を担うことにより、彼女は自分の薬代を一ヶ月分タダで手に入れられる。そう言われれば、この役目を(喜んで)引き受けます。
     つまり、あなたが「超有名人の、お金持ちの、息子、娘」であったなら、こういうことの誘惑は、普通の人であるあなた、私より、圧倒的に大きいんです。
     有名な芸能人、スポーツ選手、政治家などの息子、娘であって、一度こういうものが手に入ってしまうと・・・相手が離してくれなくなるんです。

     なるほどなあ。それは断れないよなあ。はっきり覚醒剤だとわかっていたらそれでも断るかもしれないけれど、「ちょっと気持ちよくなるお薬」とか云われたらちょっとこれは断りづらい。
     そして一回使ってしまったらあとは泥沼。つまりは金持ちや金持ちの家族は、こういうことに対して一般人の何倍ものリスクを抱えて生活しているということなんでしょうね。そしてまた、一般人の何倍かの自制心を求められていると。
     かれらがしばしば薬物絡みの事件を起こすのは、必ずしもひとよりだらしない性格だったり、また「甘やかされてダメに育った」からではなく、そもそもリスクが高いところで暮らしているからなんだというお話。うーん、恐ろしい。
     莫大な資産を築きながら一朝にすべてを失った小室哲哉などを見てもわかる通り、成功者のもとにはそのお金を狙う人々が集まって来る。だから成功者はだまされることを警戒しなければならない。
     そうかといって「人間なんて誰も信じられない」とか云い出してしまうと、今度は人間不信の猜疑地獄に落ちるだけだし、ほんとうにここらへんのバランスはむずかしい。いちばんのディフェンスは「経済的に成功しないこと」なのではないかと思うくらい。
     まあ、もちろんそれでもなおすべては自分の自制心の問題なのであり、ひとに責任を仮託する訳にはいかないということも真実ではあるけれど、それはいかにもきびしすぎる正論だよなあ、とも思う。
     正論であることは間違いないけれど、そこには「正しさより大切なものが欠けている」のではないか。ドラッグの使用に対して寛大になれというつもりはない。そうではなく、平均的な人より遥かにリスキーな状況にある人々に対して優しい視線があってもいいのではないか、ということだ。
     あなただって、ようやくベッドに連れ込んだ可愛い女の子に、「ね、ちょっとこのビタミン剤(でも媚薬でも)使ってみない?」と云われたら断りきれないと思いませんか。まさかその子がバイニンの手先だろうとは思いもしないのが普通だろうと思う。
     じっさい、そういうことがあったのかどうかはわからないけれど、そういうような手管が使われたのだとしたら、ぼくはドラッグ中毒者に少々同情してしまう。もちろん決して「仕方ない」わけではないにせよ、だ。
     まあ、日本は世界的に見ても相当ドラッグに対してきびしい国民感情を持っている国で、何年も前から近いうちにドラッグが蔓延するだろうと予言されているにもかかわらず、そういう事態にはなっていない。
     たとえば、いまから9年前の2005年に発売された『こどものためのドラッグ大全』という本では、こう書かれていた。 
  • トップブロガー「ちきりん」の創造の秘密を盗め!

    2014-03-26 22:09  
    53pt

     昨年は電子書籍元年とさわがれた年でした。そのわりに日本の電子書籍はいまひとつ普及し切っていない印象がありますが、個人的には電子書籍の時代はとっくに訪れていて、同じ本が紙と電子で存在していたらまず電子のほうを買います。だって、わざわざ書店へ行かなくても瞬間的に入手できるんだもん。  で、まあ、基本的にはKindleで買ったものをiPhoneで読んでいるのだけれど、この便利さ、この手軽さはたまりませんね。病みつきになります。
     最近はペトロニウスさんと話していて、「あの本は読んでおいたほうがいいよー」などと云われたら、その場で1クリック購入したりしています。
     この『「Chikirinの日記」の育て方』もそうやって購入した一冊。云わずとしれたトップブロガーのちきりんさんが、そのブログ運営術の一端を明かした本です。
     ぼくのような泡沫ブロガーからしたら参考になることが書かれているのではないかと気になるところで、さっそく読んでみました。
     まあ、ぼくも一時期は月間100万ヒット近いアクセスを稼いでいたんだけれどね……。いまはもうあの狂熱の季節は永遠に過ぎ去って、二度と、戻らない。ああ無情。
     えっと、ちきりんさんの話。まあ、ちきりんと云えば、いまではネットでも一、二を争うスーパーブロガーであるわけですが、もともとはぼくやあなたと同じ、ごく普通の一般人としてスタートしています。
     その彼女がいかにしていまの地位にのし上がったのか? そのトップシークレットがこの「本」にはセキララに記されているわけです! すばらしい。
     もちろん、それを読めば即座に人気ブロガーになれるというわけではないのだけれど、ヒントは盛りだくさんなのですね。いや、ほんと、よく書いてくれたものだと思います。偉い、偉い。
     個人的に、ちきりんさんのストロングポイントはその文章と論旨の圧倒的なわかりやすさにあると思います。ちきりんさんの「日記」は、とにかく圧倒的にわかりやすい。
     だれが読んでも理解できるレベルで、さまざまな事象がなで斬りにされている。その凄さは、じっさいにブログを運営してみた者にしかわからないかもしれません。
     「だれでも理解できる」って、ほんとうに凄いことなんですよ。もちろん、「いやいや、世の中にはムツカシイことがあふれていて、わかりやすく書き記すことなどできないのだ。単純明快な論旨では、ものごとの本質を捉えきれないのだ」と考えるひともいるでしょう。
     それはそれで、一理ある考え方ではある。しかし、じっさいにはごくシンプルであるにすぎないことを、わざわざ小むずかしくことは、ある種の中二病以上のものではありません。
     もしくはそのものごとをほんとうの意味で理解しきれていないのかも。ものごとの単純な本質を平明な文章で書くことができるということは、そのひとの本質把握力がきわめて高いことを意味しています。
     ちきりんさんの凄いところは、じっさいにその問題の本質がどこにあって、何を語れば語ったことになるのか、そのポイントを外さないところにあると思う。
     だからこそ、彼女は戦国乱世のはてなダイアリーにおいて、ナンバー1ブロガーになることができたのです。まあ、ある種の才能ですよね。ぼくはとても尊敬しています。
     それにしても、ブログというメディアはほんとうに自由で、素晴らしい。よく「人気が出ると書きづらいことも多くなったでしょう」と云われるのですが、じっさいには書きづらいことなんて何もありません。
     もともと 
  • 【Q&A】才能があるから行動できるのではなく、行動しているから才能があるように見える。(3054文字)

    2013-09-17 13:40  
    53pt




     でぃびさんからメールをいただきました。

    いつも楽しく読ませてもらっています。 
    『「黙れ小僧! お前におれの不幸が癒やせるか!」にどう答えるか。』の記事 
    について私見を述べたいと思います。 
    まず、ちきりんさんについてですが 
    私はちきりんさんの著作を読んだことがないので 
    ネット上での印象で言ってしまうことになりますがご容赦ください。 
    私はちきりんさんは世の中に存在している「面白がり屋」の一人だと感じています。 
    面白がり屋とは「黙れ小僧! お前におれの不幸が癒やせるか!」と言う人とは正反対の人たちです。 
    ちきりんさんの他に、ひろゆきさん、ドワンゴ会長川上さん、ホリエモンさん等が挙げられます。 
    この人たちの価値基準はたった一つ「自分が愉しめるか、もしくは面白がれるか」です。 
    ですので、自分が愉しめないと感じたらわりとすぐに手を引いたりするし 
    自分に不意な不幸が訪れたとしても、その中で愉しんでしまおうとします。 
    この面白がり屋たちには、多くの賛同者と同時に批判者が存在します 
    賛同者は面白がり屋に憧れを抱いています。 
    自分たちには出来ないことを平然とやってのけるから 
    そこにしびれてあこがれるわけです。 
    ですが、この人たちには多くの批判者たちから批判を受けます。 
    何故なら、面白がり屋は大体の場面において「不真面目」に見えるからです。 
    不真面目に見える人たちは誠実さに欠けるように見えるので 
    批判の対象になりやすいのでしょう。 
    話を戻しますが 
    ちきりんさんの「40代で二度目の人生を歩む」というのは 
    面白がり屋の発想だと思います。 
    「人生をより面白がるなら、別の環境に変えるのは一つの手じゃない?」と主張する事は 
    悪魔のささやきをしているように「良識的な」人たちは感じると思います。 
    だから、「その生き方はリスクが大きい」と考えるのです。 
    多くの人たちは「安定」という名の答えを求めます。 
    彼らはなぜ安定を求めるのか 
    私は確信をもって言うことは出来ませんが 
    一つ考えられることは、肉体、もしくは遺伝子のレベルで 
    「安定を求めることが自己の生存を高める方法」だと 
    刷り込まれている可能性です。 
    安定を求めない、逆に世界の不安定さを愉しんでしまう面白がり屋は 
    イレギュラーな存在なのかもしれません。 
    ですので面白がり屋は憧れと不信の両方の視線で見られるのでしょう。 
    しかしながら、そういったイレギュラーな存在が生物の進化を促していったことも 
    一つの事実だと思います。 
    また一方で、安定を求める多くの人たちに必要とされるのが 
    「宗教」であり、「伝統」や「歴史」なのだと思います。 
    それらは「指針」や「示唆」を与える存在ですが 
    「唯一無二で完全無欠な答え」と取る人も少なくないでしょう。 
    私も日頃の生活で「前例」に囚われたりするので 
    多くの人は生きていく中での「答え」を求めてしまうのかもしれません。 
    「黙れ小僧!〜」と言う人はその中でも特に完璧な答えを求めてしまう傾向が 
    もしかしたらあるのかもしれません。 
    長々と書いてしまい申し訳ありません。 
    結論として 
    ・ちきりんさんは面白がり屋の視点で物事を主張することが多い。 
    ・安定的な答えを求める人にとってはそれが不快であり苦痛。 
    ・「黙れ小僧! お前におれの不幸が癒やせるか!」と言ってしまう人は 
    常に完璧な答えを求めている可能性がある 
    ということが言えるかと思います。 
    私の拙い考えが海燕さんの思考の一助になれたら幸いです。 

     「面白がり屋」ですか。なるほど、ちょっとおもしろい捉え方です。
     でぃびさんが挙げられている方々には、たしかにある種の共通項がある気がしますね。
     それにしても、「面白がり屋」とそうでない人々の差はどこにあるのでしょう? 
  • 「黙れ小僧! お前におれの不幸が癒やせるか!」にどう答えるか。(3733文字)

    2013-09-15 15:49  
    53pt




     いま冬コミで出す予定の同人誌の企画を考えているのですが、いやあこれがむずかしいテーマで、深入りすればするほどに書くのが大変になっていくことを感じます。
     ただそれらしいことを書いてまとめるだけなら簡単なんだけれど、真剣に考え始めるとちょっと際限がない。
     たぶん自分で締め切りを設定して、どこかの時点で切り上げるしかないのでしょう。ともすると資料に溺れる快楽に浸りきってしまいそうになります。
     そのたくさんの資料のなかに、ちきりんさんの『未来の働き方を考えよう!』がありました。「40代で二度目の人生を歩む」ことを提唱したなかなかおもしろい本です。
     で、この本のAmazonレビューがまた興味深かった。たとえば以下のようなレビューが「このレビューが参考になった」という投票を集め、最前列に並んでいます。

    ちきりんさんのように40代で二度目の人生を歩めるのは、"事実上"ほんのひと握りであること、あえて歩むとなると、日本では非常に大きなリスクが伴うことを覚悟すること、あらためて警鐘を鳴らします。


    2. 結局必要なのは「リスクとエネルギー」
    第四章冒頭に生き方の3パターンが書かれており、ここだけ読むと「そうではない」解決策があるように見えます。しかし、40歳で生き方を変えるのは「自分でリスクをとり、多大なエネルギーをかける」必要があることには変わりありません。

     共通点はこの本が提案する生き方には「リスク」があると指摘していること。
     なるほど、その通りではあります。「40代で二度目の人生を歩む」ことはそう簡単ではないでしょう。ちきりんさんの書き方はあまりに甘すぎるかもしれない。
     ただ、そう思うのと同時にぼくはこれらの意見に違和を感じずにはいられません。たしかにちきりんさんの提案する生き方にはリスクがある。
     しかし、そもそも彼女は「リスクのない生き方」を提唱しなければならないのでしょうか? いや、それ以前に「リスクのない生き方」というものがありえるでしょうか?
     仮に、一生ひとつの会社に勤めようと努力すれば失職や給料が下がるリスクは避けられるとしましょう(いまどき、なかなかそういうわけにはいかないとは思いますが)。
     ですが、 
  • メルマガ購読料はお布施? ファンクラブ商法でどこまで稼げるか。(2031文字)

    2012-11-15 12:31  
    53pt
    メルマガはファンクラブで購読料は「お布施」だ、という話を皮切りに、それではどうやってファンクラブを維持していくのが最も良いのかという話をしています。ぼくは「ファンクラブ商法」に未来を感じているのですが、良いファンクラブを作るためにはどうすればいいのかということはまだはっきりとは見えてきていません。この記事はそれを考えるワンステップです。