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記事 4件
  • マンガ『メタモルフォーゼの縁側』はオタクの初心を思いださせる傑作。

    2019-01-06 00:10  
    50pt
     昨年末、『メタモルフォーゼの縁側』というマンガを読みました。Twitterにはちょっと書いたのですが、これはぼくの昨年のベストです。
     筋立てを話すと、ある老婦人がささいな偶然からボーイズ・ラブ漫画を読み、とりことなり、そのことをきっかけとして孤独な女子高生と何十歳も年の離れた友人になるというストーリー。
     女性同士の友情ものであり、BL漫画を媒介にした「腐女子仲間」ものとも読めるというなかなか興味深い題材です。
     とはいえ、じっさい読んでみるとBLだとか「腐女子」だとかいう刺激的な素材に溺れることなく、きわめてていねいに綴られた物語という印象。じつにすばらしい。これはオススメですね。未読の方はぜひ読まれてみてください。
     それでは、何がそれほど良いのか? いろいろな視点がありえると思いますが、ぼくは「物語を読むこと」の最も原初的なところを思いださせてくれるから、といいたい。
     ある物語
  • 10日間でマンガ200冊にチャレンジ。

    2018-11-29 22:06  
    50pt
     親愛なる皆さま。昨晩、「きょうもひまだー。あすもひまだー。あさってもひまだー。とにかくひまだー」と、てれびん@医者失格に電話で愚痴っていたら、きょうから10日間でマンガ200冊を読むことになりました。
     何を言っているのかわからねーと思うが(略)。まあ、ほんとに暇だからここ最近のマンガで未読のものをちょっと追いついておくかということで、良いのではないかと思います。
     最初は300冊という話だったんだけれど、さすがにそれはきついので200冊にしました。きゃつの挑発に乗ってうっかり花京院の魂を賭けてしまったので、頑張って読みます。
     ちなみにぼくが選んだラインナップはこんな感じ。

    ・『ハイキュー‼!』28冊
    ・『ちはやふる』40冊
    ・『ワールドトリガー』18冊
    ・『憂国のモリアーティ』7冊
    ・『ここはグリーン・ウッド』
    ・『魔法使いの嫁』9冊
    ・『クジラの子らは砂上に歌う』11冊
    ・『かぐ
  • 結局、『ドラゴンボール』の面白さは色あせたのか?

    2018-10-16 18:05  
    50pt
     「『ドラゴンボール』を読んだことのない僕が、先輩に反論するために全巻読了した結果」という記事を読みました。
    https://liginc.co.jp/429028
     タイトルの通り、いままで鳥山明のマンガ『ドラゴンボール』を読んだことがなかった著者が、『ドラゴンボール』を押しつけてくる先輩に反論するためにあらためて全巻を通読し、感想を述べた記事です。
     これがネットで話題を呼び、というかちょっとした炎上状態になっているため、ぼくも読んでみたわけです。
     ネットでは、この記事はいろいろな批判にされています。たとえば、「そもそも「先輩に反論する」というようなネガティヴな意図で読んだのだから面白いはずがない」という意見は大量に見つかります。
     たしかにその通り。ですが、それはこの記事そのものに対してもいえることなのではないでしょうか?
     最初から「『ドラゴンボールを』を貶してアクセスを稼ごうと
  • 『宇宙兄弟』――「シンプル」が持つ力。

    2015-09-20 20:45  
    50pt

     ふと思い立って漫画『宇宙兄弟』を読み始めました。
     『モーニング』に連載されて、アニメ化/実写映画化された有名作品ですが、いままで読んだことがなかったのですね。
     こういう読まないままに巻数が溜まってしまった作品は何か機会がないと読めないことも多いわけですが、何となく読み始めてみるとすらすら読めるのはさすがベストセラー。
     Amazonの評価を見てもおおむね好評で、なるほど、こういう作品が安定した評価を得るのだな、と感心させられます。
     読んでいて印象に残るのは、すべてが「シンプル」であるということです。
     シンプルなコマ割り、シンプルなセリフ、シンプルな展開、シンプルなキャラクター。
     すべてがシンプルに整えられていて、そのせいか非常に読みやすい。
     リーダビリティという意味ではこのレベルの漫画はなかなかないのではないでしょうか。
     読んでいて心の負担になるものがなく、すらすら読めて