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俺の妹がこんなに健気なわけがない? 山本周五郎の時代小説に究極の妹萌えを発見した。(2349文字)
2012-12-07 16:5253pt大好きな作家であるところの山本周五郎の珠玉の妹萌え小説(?)『あんちゃん』について語っています。ここだけの話、山本周五郎の作品には、ふつうにラブコメとして読んで楽しめるものが少なくなく、特に「わたくしです物語」などは、「お前、わかっていてやっているだろ」といいたくなるような秀抜なラブコメとして読めると思います。いやあ、いいですよ、ほんと。 -
【有料記事】山本周五郎『日日平安』を読む。(898文字)
2012-10-24 07:4353pt山本周五郎『日日平安』のレビューです。ぼくは山本周五郎という作家は非常に好きですね。さすがにいまとなっては若い読者にはあまり読まれない作家かもしれませんが、でも、ありとあらゆる文学賞を固辞しまくったとかいう話を聞くと、親しみがわいてきます。その山本の名前をとった山本周五郎賞というものが存在することが、何とも奇妙に思えてくるわけですが……。
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