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天才監督の超前衛映像詩『野のなななのか』は必見だ!
2017-11-18 14:5851pt先日の合宿で大林宣彦監督の『野のなななのか』を流したところ、意外にもけっこうみんな熱心に見ていたので、きょうはこの作品の話をしようと思います。
おそらく以前にも書いたと思いますが、この映画は邦画の歴史に残る大傑作です。天才映画監督大林宣彦の長いフィルモグラフィのなかでも、最高傑作のひとつといっていいでしょう。
『ふたり』、『時をかける少女』などの傑作で知られる大林監督ですが、恐るべきは老齢になってなお新境地を更新しつづけていること。
かれにとっておそらく「最後から二番目の傑作」になると思われるこの作品は、その圧倒的な実験性と新鮮さで強く強く印象に残ります。
「なななのか」とは、七つの七日、つまり四十九日を意味しています。このタイトルが表しているように、ある老人の四十九日までの物語なのですが、いかにも地味に始まりながら、じっさい見てみるとこれがとんでもなくファンタジック。
いろい -
「1%の独創的な傑作」とはどういうものか知りたい人は映画『野のなななのか』を見よう!
2016-04-11 00:0051pt
夜中に目が覚めたので『少年メイド』を見ながらこの記事を書いています。
書き始めたはいいけれどまだなんの記事にしようか決めていないというていたらく。
少年メイド可愛いな。可愛い男の子にメイドさんのコスプレをさせると可愛いよね♪というただそれだけの作品かもしれませんが、なかなかシビアな話で面白い。
うん、それくらいしか書くことないな。
さて、何を書こう。
そうだ、大林宜彦監督の『野のなななのか』がソフト化したらしいのでそれについて書こう。
一昨年あたりに見た映画なのですが、いや、これが恐ろしいほどの傑作です。
天才の天才による天才的な最高傑作。
「天才」なんて言葉はそう安売りするものではないとわかっているけれど、大林さんにはその栄冠があまりにふさわしい。
どういう映画なのか。
簡単にまとめるなら、ある老人の葬式に親類が集まっているところに、なぞの女性がひとりあらわれて、
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