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そういうわけで――いや、事情を知らないひとにはそういうわけも何もないのだけれど、「小説家になろう」で懲りずに新作を発表しました。既にいくつか未完で放り投げているのが心が痛いのですが、今度こそ完結させたいと思っています。
順調に行けば文庫1~2冊くらいで完結することになるはず。完結するといいな。ひたすら祈るばかりであります。いや、祈っていないで書けというのがまっとうな意見でしょうが、じっさいひとつの作品を完結させるということはむずかしい。
特に発表のあてもなく新人賞向けに書いて送りつづける人々にぼくは絶大な敬意を表すものです。まったく偉いものだなあ、と思いますね。ええ。読者がいなければ書けるものじゃないですよ、小説なんて……。
もちろん、世の中にはひたすら書くことそのものが楽しくてしょうがないという方もいらっしゃるのでしょうが、そしてそういうひとこそプロに向いているのだと思いますが、ぼくは違いますね。だれか読んでくれるひとがいて、何らかの反響があって、それで初めて書く気になる。そういうタイプ。
つまりは物書きにはまったく向いていないのかもしれないですが、まあ、べつにプロになろうと言うんじゃないんだからいいだろう。新作のタイトルは『きまじめ勇者とやさぐれ魔法使い』といいます。
http://ncode.syosetu.com/n9368bn/
いま、10人ほど読者がいるようです。まあ、読者10人というと少なく感じるけれど、じっさいに目の前で10人が読んでいたら書く気になると思うんですよね。想像上の読者10人は少ないけれど、現実の読者10人は決して少なくはない。
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