• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 53件
  • 【無料記事】犯罪者家族を中傷する日本人、激励するアメリカ人。(2439文字)

    2012-09-22 20:39  
    何か凶悪事件が起こったり、不祥事があったりすると、インターネットではその人間を制裁するべし、という意見が盛り上がります。思うに、仮にその考えに正当性があるとしても、その加害者の家族まで攻撃しようとすることが正当だとは思えません。それは結局、自分の感情を充足させることしか考えていない態度であり、恥ずことべきであるとぼくは思う、というお話。
  • 【有料記事】もうひとりのライナス。(3127文字)

    2012-09-22 00:30  
    53pt
    スヌーピーとチャーリー・ブラウンで有名な『ピーナッツ』の主要登場人物のひとり、ライナスにかこつけて、ジョン・W・キャンベルについて語った記事。このキャンベルのことが載っている『アシモフ自伝』というのはめちゃくちゃおもしろい本なのですが、いまは古本で高値がついていて、ちょっと読めない状況のようです。試験前についつい読み耽ったことが懐かしい。
  • 【有料記事】バビロニアの女神の名を与えられた天才作家タニス・リー。(2061文字)

    2012-09-22 00:05  
    53pt
    タニス・リーはぼくが最も好きな作家のひとりです。ひたすらに美しくまた邪悪な世界を描くその技量は無二のもので、まさに「天才」という称号がふさわしい作家といえるでしょう。『悪魔の薔薇』は彼女の短篇集なのですが、いやあ、レベルが高い。それぞれに異様な作品ばかりで、読み耽るほどにその悪夢的な世界に耽溺させられます。もっと翻訳されないかな、リー。
  • 【有料記事】成功者はより成功し、失敗者はより失敗する。「マタイ効果」を学ぼう。(2049文字)

    2012-09-21 14:51  
    53pt
    社会学で「マタイ効果」と呼ばれる現象について書いています。興味深いですねえ、「マタイ効果」。それってなんじゃらほい、と思われた方はぜひ、本文を読んでみてください。まあ、有料記事ではありますが……。ぼくたちの社会システムはこのマタイ効果を内包しているのだ、ということを知った上でひとに接すると、わりとものの見え方が変わってくるかもしれません。
  • 【無料記事】ネガティヴシンキングもダメならば、ポジティヴシンキングもダメである。(2777文字)

    2012-09-21 09:19  
    無料記事が四本続きましたね。何を無料記事にして、何を有料記事にするかということは、ぼくのなかではまだ決定されていません。あまり無料記事ばかり書いていると、お金を払ってくれているひとに申し訳ないので、一定の割合で有料記事を挟み込もうとは思っているのですが。内容は人生論みたいなもので、口先でいうだけなら簡単だよね系のこと。実践あるのみです。
  • 【無料記事】少子化問題は本当に問題なのか。(2948文字)

    2012-09-21 07:10  
    少子化問題について語っています。しかし、このブログ、初めたときはゆるくオタネタについて語っていくつもりだったのですが、どうしてこんなシリアスな問題を取り上げることになってしまったんでしょうね。まあ、ぼくがそのとき読んでいる本の内容がそのままに反映されるというだけのことなんですけれど。とにかくまあ、ご一読を。意見が変わるかもしれません。
  • 【無料記事】お金と幸せのどちらを選ぶべきか、という愚問。(1881文字)

    2012-09-20 13:10  
    お金か、幸福か、これは最近、よく投げかけられる問いかけだと思います。この記事ではその問いかけそのものに疑問を投げかけてみました。まあ、あれですよね、お金は大事ですよね。人間に対して「お金なんてなくても幸せでさえあればいい」というのは、車に対して「ガソリンなんてなくても走りさえすればいい」というに等しい暴言なんではないかと思ったりします。
  • 【無料記事】「タイトルの一部をホモに変えるとこわい」とかやっている場合じゃない。(2153文字)

    2012-09-20 07:44  
    LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)にかんする記事です。かれらセクシュアルマイノリティを特別視するのではなく、たまたま性的志向が違うだけの人々として社会に受けいれていくことは、ぼくたちにとっても意味があることだと思います。結局のところ、多数派のヘテロセクシャルもまた、LGBTと同じくらいには変わった性なのです。
  • 【有料記事】2025年の世界はどうなっているのか、『ワーク・シフト』で未来を覗く。(2018文字)

    2012-09-19 20:07  
    53pt
    リンダ・グラットン『ワーク・シフト』の書評です。いやあ、この本は素晴らしかった。2025年の世界を展望する未来社会予測本なのですが、きわめてリアルな内容だと思います。じっさい、本書に書かれているとおりになるかどうかはともかく、たしかにこういう時代が訪れてもおかしくないな、と思わされます。ハードカバーで少々お高いですが、ぜひ、読んでください。
  • 【無料記事】ネット乞食は悪くない。(2248文字)

    2012-09-17 06:51  
    ネット乞食の是非について書いています。まあ、一般に乞食は立派な仕事とはいえないと思われているでしょうが、国によってはそれで生活が成り立ってしまったりもするようです。ぼくもネット乞食で暮らしていけるものならそうしたいと思います。でも、たとえば10万円もらったとしても、それに見あうことって何も出来ないよなあ。もしできたらそれは十分「労働」だし。