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市場潮流
2021-05-26 01:46
今週(5月17~21日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で233円36銭上昇し(率にして0.83%の上昇)、2万8317円83銭で取引を終えました。2週ぶりの上昇です。 週間で1273円下落した前週の動きを受け、2万8000円を下回る水準では値頃感から押し目買いが入りましたが、戻り待ちの売りも多く、週を通じて振幅の大きな動きとなりました。代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの価格が急落したことが重荷となる一方、事業の成長期待が続く半導体関連株の持ち直しなども目立ちました。 先週も述べましたが、今後の株式相場の動きは当面、2万9000円程度で頭を押さえられる上値の重い展開になると思います。 米国の4月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比4.2%の上昇となり、市場予想(同3.6%の上昇)を大きく上回ったことで、市場ではインフレの加速が意識されています。 来週28日(金)に発
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