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記事 26件
  • 3つの投資尺度から見た日本株

    2022-08-18 13:14  

     これまで急激に続いてきた米国のインフレ鈍化(消費者物価指数よりも生産者物価の低下)を背景に米国の株式相場が急上昇してきたことを背景に日経平均も2万8500円台まで戻ってきた。上げピッチからすれば3万円台乗せも近いとの観測が出てきそうだが、果たして今後の相場展開はどうなるのだろうか。 お盆休みながら株式相場は案外強いとの印象で今後の動向に関心が高まる状況なので今回は少し現状の日本株の位置づけを確認しておきたい。 日経225は現在、PER12.9倍、PBR1.17倍、配当利回り2.42%の水準にある。 これに対してプライム市場(1838銘柄)はPER13.8倍、PBR1.2倍、配当利回り2.31%でほぼ日経225と同じ水準にあると言える。 また、スタンダード市場(1451銘柄)はPER15.1倍、PBR0.93倍、配当利回り2.18%、グロース市場(482銘柄)は109.7倍、PBR3.9
  • 取り残された銘柄群

    2021-11-18 14:33  

     今年も残り1か月半となりました。皆様の運用成果はいかがでしょうか。 株価上昇銘柄をお持ちの投資家にとっては良い成果を残せたでしょうし、株価下落トレンドが続く銘柄を多く抱えておられる皆様にとっては悪い結果がもたらされたものと拝察されますが、そうした状況があっても株式投資はロングランで成果を上げていくものだと理解されれば、来年に向け希望も持てるかと思います。 問題はなぜ株高となったのか、なぜ株価が下落したのかという背景をしっかり認識しているのかということになります。 株価の上昇には市場参加である様々な投資家の評価がポジティブでないとなりませんし、業績の成長が基本的に実現しているか今後見込まれるものである必要があります。一方の株価下落に至るのはネガティブな業績結果とそれに基づく未来への不安感が背景になっていると考えられます。 全体相場はマクロ経済の影響を受けがちですが、個別銘柄の株価は企業ご
  • バリュー株の出番はいつか

    2021-11-04 22:22  

     3800余りの国内上場企業の中から選定した銘柄に投資されて成果を上げようとされておられる皆さんにとって、銘柄選択の良さが成果を高める重要なポイントになることは自明です。 株式投資の基本は成長株投資。長期的な業績向上を成果の根源とすることが基本と言えます。一方で安定した成長を得られない企業は業績(利益)の変動で時に投資家の信頼を得られずに評価を下げてしまうことになります。 IPO後に成長企業としての評価がなされてもその後の業績停滞変動によっては評価を落とすことになります。 成長の結果として内部蓄積された利益はバランスシート上に現預金や次の成長に向けた設備等の固定資産として計上されていきますがそれが利益に結びつかないのが日本の多くの企業と言えます。結果として企業のROE低下(8%以下)となり投資家の評価が大きく下がってしまいます。 欧米に比べ日本企業のROEの低さがかつてより問題になってき
  • 有料メルマガライブラリから(394)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(7)」

    2021-09-02 15:27  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(7)」= (有料メルマガ第358回・2015/12/1配信号)※2015年12月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】 本日はPBRについて考えます。 繰り返しになりますが、投資の指標はあくまでも物指しに過ぎないことを忘れないようにしたいものです。 まずは指標に対する私の考えを書きます。■私が指標を使う前にまず心に刻むようにしていること。 指標を使うときは、指標はあくまでも物指しであり、それ以上のものでないことをよく理解しておく必要があります。
  • 有料メルマガライブラリから(392)「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(5)

    2021-08-21 00:59  

     有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。=コラム「知っていたほうが役に立つ簡単な投資知識(5)」= (有料メルマガ第356回・2015/11/17配信号)※2015年11月現在の内容です。留意してお読み下さい。【前略】■投資の指標はあくまでも物指しに過ぎない。~利用するにしても指標が安いから株価が上がるのが当たり前とは考えない。~そのことを認識した上で利用すれば、けっこう役に立つことも多い。〇指標コレクションを趣味にするのはやめて、しっかり使いこなしましょう。 投資指標でもテクニカルチャートでも、指標のコレクションを趣味にしている人がいます
  • 投資のモノサシ

    2020-11-04 17:37  
     多くの投資家にとってなじみのあるPER(株価/EPS)という投資のモノサシ(尺度)がある。 モノサシと言っても最近あちこちで店舗ができ始めた事務キチのような文具店で売っている訳ではない。皆さんの頭の中にある投資する際の参考となるスケールだ。 株式市場の歴史の中で多くの投資家に使われてきたこのシンプルなモノサシは壊れていて使い物にならない。企業の先行き(足下の収益、将来性、衰退か成長か)がとても不透明なためだが、投資家が発行済みの株式のうち、市場内で浮動している株式を売り買いする際にその判断材料とする場合の尺度(他にPBRや配当利回りがある)の一つであるが、コロナ禍で足下の利益が見えない時代なのであまり当てにならないモノサシとなっている。 シンプルな投資尺度であるPERが銘柄ごとに違っていることはご存知の通り。企業の収益性や成長性には違いがあるからPERも違っていて当然。 現在の市場全体の
  • 市場潮流

    2020-05-20 00:16  
     今週(5月11~15日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で141円62銭下落し(率にして0.7%の下落)、2万37円47銭で取引を終えました。3週ぶりの下落です。 週初の11日(月)は、前週からの流れを引き継ぎ、新型コロナウイルスの感染拡大ペースの鈍化に伴う経済活動再開への期待を背景に、日経平均株価は前週末比211円高と前週から3日続伸となりました。 しかし、翌12日(火)からは、新型コロナウイルスの二次感染への懸念、米中対立の再燃への警戒、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に伴う米国景気への先行き警戒感などが浮上。日経平均株価は3日続落しました。ただ、週末の15日(金)は、日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れ観測などを支えに4日ぶりに反発。前日比122円高で取引を終えました。 国内主要企業の決算発表が続いていますが、経済活動の人為的な停止などの影響で、総じて厳しく、
  • 冷静さが求められる株式運用

    2020-03-31 22:13  
     武漢ウイルスによる肺炎の感染拡大で株式市場も大混乱。日経平均もNYダウも1000円幅、2000円幅1000ドル幅、2000ドル幅が当たり前のように見られる日々の変動にも多少慣れが生じる昨今となってきた。 敢えて新型コロナウイルスとは言わずに本稿では武漢ウイルスとして発生地の名称をつけておくが、更に世界的な流行をパンデミックならぬパンダミックとも言っておきたい。パンダの国からの感染拡大だから敢えてこうした言い方が当然だろう。 素性の知れない見えない敵との戦いは今年に入ってからと考えられるのかも知れませんが、インターネットなどで言われている話では昨年9月22日に端緒があるともされており、その真相はこれから徐々に明らかになると思われる。 多くの投資家にとって年初までは楽観ムードに包まれていたせいもあって2-3月の一気の株価急落にはついていけなかったという向きも多いのかも知れません。 日経平均は
  • 市場潮流

    2020-03-12 01:04  
     今週(3月2~6日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で393円21銭下落し(率にして1.9%の下落)、2万749円75銭で取引を終えました。4週連続の下落です。 週初の2日(月)は、国際金融資本市場の動揺を受けた米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測の浮上、日銀の黒田総裁の「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく方針」との緊急談話などを受け、日経平均株価が6営業日ぶりに反発(前週末比201円高)しました。その後は、乱高下が続く米国株相場や新型コロナウイルスの感染拡大に伴う不安心理などに左右される一進一退の動きとなりました。 週末6日(金)は、米国での感染拡大などのニュースなどを受けて前日比579円安となり、19年9月4日以来約半年ぶりの水準まで下落しました。 比較的落ち着いていた為替相場も、ドル円レートが1ドル=105円台に入るなど、円高が進行しており、来週は一段の円高が警戒
  • 成長を無視して株価を予想してはならない

    2018-11-21 14:35  

    ■相川伸夫ピックアップ銘柄フォロー  ※11月16日(金)執筆時点 ・山王(3441)2016年12月19日配信  株価560円⇒913円(+63%) ・テノックス(1905)17年2月20日配信  株価815円⇒873円(+7%) ・LCホールディングス(8938)17年4月3日配信  株価894円⇒1462円(+64%) ・特殊電極(3437)17年6月12日配信  株価2922円⇒4430円(+52%) ・東北特殊鋼(5484)17年9月4日配信  株価1831円⇒1338円(-27%) ・新報国製鉄(5542)17年10月2日配信  株価1577円⇒1006円(-36%) ・パウダーテック(5695)18年2月19日配信  株価4845円⇒2583円(-47%) ・東京エレクトロンデバイス(2760)18年4月6日配信  株価1970円⇒1956円(-1%) ・アバント(383