• このエントリーをはてなブックマークに追加

記事 5件
  • 復活気運が出てきたIPO銘柄

    2022-04-13 15:43  

     今年になってこれまで17の銘柄がIPOしてきました。 混乱の余波はまだ続いているという印象ですが、4月になり、4日からの初の市場制度の下でIPOに至ったAI関連銘柄のセカンドサイトアナリティカ(5028)が公開価格1390円に対して初値3190円となり約2.3倍で取引が開始され、その後4750円(+48.9%)と言う高値まで上昇しました。市場改革後の第1号IPO銘柄として幸先の良いスタートとなりました。 これを受けて一連の直近IPOのAI関連銘柄も動意づくなど投資家の関心が再び高まってきたとの印象です。 参考までに以下に時価総額100億円以下銘柄のIPO後の本日までの株価変動を掲げておきます。*G=グロース S=スタンダード1.セイファート(9213・S)2月4日公開 美容サロンサポート 広告求人サービスから教育サービス 各種支援サービスへ展開。タブレット端末活用サービスに取り組む 公
  • 炎チャンネル便り

    2022-04-06 13:05  

     ~直近取り上げたセイファートが人気化~ ここに来て皆様の運用状況はいかがでしょうか? 戻り相場の中でようやく多少は明るくなってきたのかと思いますが、個人投資家の皆さんはどちかと言うと主力の値嵩銘柄というよりは低位銘柄、中小型銘柄に軸足をおかれているのかも知れません。 指数連動型の主力株よりはどちらかと言うと中小型株を運用対象にされていますと成果はなかなか上がってこなかったかと思いますが、直近の相場では、そうした時価総額の小さな中小型株が活躍しておりますのでお楽しみになっているものと思います。 YouTubeで配信中の炎チャンネルをお楽しみになっている皆様には改めて御礼申し上げます。本メルマガ及び有料メルマガの姉妹版となる炎チャンネルは既に196号まで配信させて頂いておりますが、まだ登録数、視聴数とも限定的です。この際、ぜひともご登録を賜り、ご視聴頂きましたら幸いです。 わずか5、6分の
  • 2つの直近IPOスタンダード銘柄比較

    2022-04-06 13:01  

     本日より東証市場改革で3つの市場がスタートした。プライム市場、スタンダード市場、グロース市場の3つだ。 ざっくり言うと東証1部の多くがプライムに行き、時価総額が小さい東証1部や東証2部銘柄がプライムに行くほか、マザーズ銘柄の多くがグロース市場に移行した。 もちろん例外は多少あるかも知れませんが、流通時価総額が基準に満たない場合も含めて改善期間もあって概ねこうした形でシフトしたと言って良いだろう。 厳密にはプライムに上場する基準に満たない企業もあるほかスタンダードの基準に満たない流通時価総額の企業もあり、これからの猶予期間に株価は変動しがちになるのかも知れません。 プライム銘柄にも基準の流通時価総額100億円を下回るケースも見られるが、スタンダード銘柄にも流通時価総額10億円を下回っているケースもあり、本日はそうしたスタンダード銘柄の中で直近になってIPOを果たした2銘柄に焦点を当ててお
  • 時価総額10億円割れ寸前の業績黒字銘柄

    2022-02-24 16:06  

     株下げ政権による相変わらずの異常な調整相場が続いています。 直近のIPO銘柄をチェックしていても、個別の銘柄には驚くような体たらくが見られるようになってきました。 以下、直近になってJASDAQに上場した2銘柄の事例を掲げておきます。1.セイファート(9213・JQ) 上場2月4日 美容業サポート 発行済み株式数132万株 公開価格1120円 初値1030円(▲8%) 安値808円 高値1650円 時価818円 時価総額11.5億円 本日出来高22万株 時価総額10億円=株価757円 2月14日に前12月期決算発表。推定EPS158円から161円で着地したが今期の見通しは128.9円で時価PERは6.3倍となる。今期の経常利益は2.7%減となる点がネガティブな印象となり決算発表後の株価は大きく下落してきた。 そもそもJASDAQ銘柄なので不人気なのはわかるが、ここまで商いを伴って下げる
  • 始まった令和4年のIPO相場

    2022-02-16 12:07  

     2月3日から始まった今年のIPOは公開初値が公開価格を下回ってスタートするなど波乱の船出となっています。 3日の訪問看護サービスを展開するRecovery(9214・M)が公開価格3060円に対して初値は2640円で14%下落。一旦高値2841円の高値がありましたが、その後も調整の動きとなり先週末の安値は1950円となりました。時価総額は27億円の水準となり、公開価格の時価総額42億円から大きく水準を下げてしまいました。 在宅医療・在宅介護市場の拡大とともに同社のビジネスターゲットである在宅訪問看護市場(2019年5824億円)も拡大見通し。訪問1件当たり単価は8000円前後で安定していますが、毎期訪問件数が増加傾向にある点から同社の業績も所属する看護師の数や拠点数の増加とともに業績の拡大が見込まれます(2023年12月期営業利益3億円を計画)ので株価の短期的な低迷の中ながら今後の見直