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3月の配当優待権利日あとの投資戦略
2016-03-31 15:023月28日が3月の優待と配当の権利最終日でした。 果たして権利落ち後の株価の動きはどうなるのでしょうか。 私もドキドキしながら3月29日の株式市場のスタートを待っています。 今年の3月までは日本株式市場は大嵐が吹き荒れて、優待のある銘柄ばかりではなく、非優待の銘柄のなかにも配当利回りが5%以上になるまで売り込まれたものがありました。企業の業績などとは関係なく投資家の都合による、需給によって大きく下げた株が大量に発生しました。 もしニュースで騒がれているように消費税の10%への増税の時期が延期されることが本決まりになれば、日本株のリバウンド相場が始まると期待しています。 需給で大きく売られて安くなり、配当利回りや配当優待利回りが5%を超えるような状況になっていた日本の企業の株も3月に配当や優待のある銘柄は、それなりにリバウンドしてくれたような感じです。 今年の2月の時点では、3月 -
高値圏に来たマザーズ指数とIPO銘柄
2016-03-31 00:01日経平均が17000円前後でうろうろしている間にマザーズ指数が1000ポイントを目前とするまで上昇。 2014年、2015年とマザーズ指数は1000ポイント台乗せで跳ね返されて下落しただけに注目の動きです。 全体相場が停滞する中で投資家が中小型株を指向していることが如実に表れています。中小型株の中でもとりわけマザーズ市場に直近上場したIPO銘柄が変化に富んで面白い。 今年も2月24日の「はてな(3930)」を皮切りに既に21銘柄が新規上場。この中でマザーズ市場に上場した銘柄は11銘柄となっています。 JASDAQ上場銘柄まで含めると17銘柄が新興市場へ上場していることになります。 東証2部、1部に上場する銘柄が比較的安定した値動きなのに対して新興市場銘柄は変動のレンジが激しく、その分うまくすれば大きな成果が生まれる一方で値下がりのリスクも大きいのが特徴です。 昨年7月からのIP -
桜咲く季節の到来
2016-03-31 00:00今年も各地で桜咲く季節が到来しています。桜が開花して心も浮き浮きとなり、株価上昇と行きたいところですが、まだ投資家心理は慎重なようです。 日経平均は戻り相場の過程にはありますが、17000円を挟んで小動きの展開。目の前に果実(配当)が得られる機会があってもそれを取ろうとしない投資家の慎重姿勢が感じられる昨今の株式相場です。 とは言え、徐々にではありますが、下値を固めつつ上値に挑戦しようとする動きも感じられ、春の訪れを実感させてくれる展開となりそうな状況です。 本日は3月決算の配当権利付きの最後の日となりましたが、明日の配当落ちから春相場本番。桜の開花とともに入学式に入社式と春のイベントが伝えられ、投資家心理も新たな決算に向けて始動する企業動向に関心が向かいます。 為替が円高傾向となる中で、輸出関連企業の決算は多少伸び悩み傾向となっています。そのため当面は内需関連銘柄を指向しているよ -
■上場以来赤字決算や無配は一度もない、ほぼ独占事業を行う安定株主&顧客を持つ内需企業を研究!! 石川臨太郎の有料メルマガ、好評配信中!!■
2016-03-29 17:28銘柄研究に最適な有料メルマガです!クオリティをぜひ体感してください。 今週配信の有料メルマガでは、ほぼ独占的な事業を行っている内需企業で、安定的な株主と主要顧客を持ち、好業績で、上場以来赤字決算や無配は一度もなく、新規事業も積極的に行っている企業を、研究銘柄として掲載しています。 また、コラムでは、「優待の権利が12ヶ月のうちで一番大きい3月の配当優待最終権利日が3月28日で終了しました。配当優待権利落ちで配当や優待の合 計額より株価が下落する企業の中から、本当に強い事業を展開している企業を選んで投資していきたいと考えています。」と題し、3月の配当優待権利落ち後の 各銘柄の値動きをチェックしながら、好業績の裏付けがある企業への投資戦略を提案しています。 さらに、リバウンドが開始されたと思われる非優待銘柄を3銘柄取り上げ、分析しています。 加えて、今年の株価下落から学んだ教訓と、それ -
【お知らせ】炎のファンドマネージャー有料メルマガ第86号配信中!!
2016-03-29 17:27月曜日の億の近道で、17年にわたり執筆を続けてきました、おなじみ「炎のファンドマネージャー」の有料メルマガ「炎の投資情報」最新号が3月28日に配信されました。 企業プレゼン出席や企業個別面談などのアナリスト活動を基本にした、独自の目線の投資情報を毎週1回、月曜日に皆様にお届けします。 【3/28第86号では】 ■日経平均・マザーズ指数・為替相場・原油価格動向 ■先週の企業訪問から(2銘柄) ■特別報告:マザーズ指数動向と直近のIPO銘柄動向(11銘柄) → ご案内ページ http://www.honohfm.com/ → 申し込みフォーム http://goo.gl/ikAUu3 ★創刊号から第5号まで公開しました!ぜひお読み下さい!★ 創刊号→http://okuchika.net/?eid=5177 第2号→http://okuchika.net/?eid=5362 第3号→ht -
年初来新高値銘柄に着目
2016-03-29 17:24堅調な欧米株の推移から今週の日経平均株価は1.7%の上昇。 本日発表された投資家別売買動向では外国人投資家が4580億円の売り越し。 外国人投資家の売り越しは年初から11週連続で売り越しており、売り越し額は約5兆円に迫っている。 日本株の上昇には外国人投資家が買いに転ずること、為替の円安方向への推移が不可欠だ。 来週末は雇用統計を控えているため、週後半は雇用統計を意識し小動きを予想。 売り越しが続いていても年初来高値を更新している銘柄が散見される。 年初来高値銘柄は需給面で軽く、上値を狙いやすいこと、買い需要の継続も期待できることから順張りのトレードに適している。 今週、年初来高値を取った銘柄は1日平均で30銘柄程度あり、傾向として4つに分けることができた。 CSPやALSOKなどのテーマ株、イワキポインプなどのIPO、ライトオンやトリケミカルなどの好業績銘柄、BrHDなど -
市場潮流
2016-03-29 17:19今週(3月22~25日)の国内株式相場は、日経平均株価が週間で277円94銭、率にして1.7%上昇しました。3週間ぶりの上昇です。 外為市場で円高・ドル安基調がやや一服したことに加え、3月期末の配当取りを狙った買いも株式相場を下支えしました。 個別にみると、日本オラクル(4716)、任天堂(7974)などの上昇が目立ちました。パーク24(4666)、大塚商会(4768)なども含め、海外経済情勢の影響を受けにくい内需型で好業績が見込まれる銘柄が値上がり率の上位を占めました。 先週、再生医療関連、フィンテック関連などが動意付いていることに言及いたしました。今後もこうした物色動向が続くと見込まれます。 総合商社では、三井物(8031)、三菱商(8058)が大口の減損損失が発生することを公表、16年3月期の純損益が初めて赤字に転落する見込みであ るとしました。両社とも16年3月期の配当予想 -
隣国とのお付き合い
2016-03-25 20:59今年に入って間もなくの頃、中国で仕事をしている仲間数人と呑みました。 彼らの悩みは、中国人は事業を始めた途端に早く結果を欲しがって困ること。しかも幾らかでも損が出ようものなら仲間内でさえケンカ腰で責任の擦り合い。 会社の口座に残高があれば支払より先にまず自分の取り分を確保しようとする。それに加えて、事業が始まる前に運転資金が集まった場合などは「それを先に分 配しよう」と言い出す始末。目の前にある金しか信用しておらずビジネスから上がる収益を待てない。オマケに同胞である中国人に対しては日本人以上に信用し ていないのだからやり辛い・・・等々。 余談ですが、日本に来たときに兎に角フーゾクに行きたがるのも困るのだとか(※詳しく書けませんが、余程クセが悪いそうです)。 この時とばかりに愚痴の言い合いになっていました(笑) こんな連中が隣に13億人も住んでいるのだから日本は余程注意して付き合わね -
公立中学校という選択:区立から難関大学へ
2016-03-25 20:58~我が家は中学受験をしないことを決めました 続編~ 1年前、中学受験をしないことを決めた我が家。 江戸川区で4人の男児を女房と共に育てている。通塾はむしろ子どもの好奇心の芽を摘む可能性があるし、小学生にとっては勉強よりも友達と遊ぶことが一番だ。 我が家の4人の息子たちは、全員が区立保育園、区立小学校に進んだ。そして、全員が中学受験をしないこと、塾に通わないことを決めて、区立中学校という選択をした。前回のコラムで強調したのは、子どもは親だけではなく地域社会によっても育まれることだった。区立中学が属する地域社会。地域は玉石混合、多種多様。 そこで強い心、創造性、感受性等を育む試みだ。 区立のよさは、健常者と障害者とが一緒に学び、一緒に育つこと。 いじめや不登校をクラス全体で解決していくことであった。(前回の主張)■区立中学の環境は子どもにとって悪いとは限らない 中学受験に参加し、中高一貫教育 -
資産運用をせずに、資産を増やす方法
2016-03-24 23:52昨年から、ご相談に乗っているお客様について、今回不動産ローンの借り換えをすることになりました。 このお客様の場合には、相続対策として資産管理会社を設立し、個人所有の不動産を法人所有にして 「所得税」「相続税」 を削減することが本質的な対策であったのですが、 個人所有の不動産を法人に売却する際のローンの借り換えで 現状の金利 2.5%(変動金利) が 1.5%(10年固定金利) と昨今の低金利の影響を受けて1%もの金利が下がることになりました。 試算をしてみると借入額5,000万円で、残年数15年程度の場合、金利が1%削減されると、トータルで500万円程度の金利削減効果につながることがわかりました。 今回は、ローン借り換えを主目的としてはいなかったので、想像してない部分で、大きな副次的な効果がありました。 メルマガ読者の皆さんも、資産運用も良いですが、自分が借入している額が数千万ある
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